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| 官位 = [[従五位|従五位下]]・[[遠江国|遠江守]]

| 幕府 =

| 主君 = [[細川昭元]]→[[三好義継]]→[[三淵藤英]]→[[足利義昭]]→[[明智光秀]]→[[豊臣秀吉]]→[[豊臣秀次|秀次]]→[[前田利長]]→[[前田利常|利常]]→[[前田光高|光高]]

| 藩 = [[加賀藩]]

| 氏族 = [[津田氏]]

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[[天文 (元号)|天文]]18年（[[1549年]]）、[[山城国]]伏見（現在の[[京都府]][[京都市]][[伏見区]]）にて[[津田高重]]の次男として誕生。[[津田氏]]は[[平清盛]]の末裔と称する一族で、祖父・元重と父・高重は[[管領]]細川氏（[[細川氏#京兆家|細川京兆家]]）に属して活躍した<ref name=":0">{{Cite book|和書 |title=戦国の強者 津田遠江守重久 |date=2015-10-03 |publisher=[[富山市郷土博物館]]}}</ref>。

[[永禄]]以降、重久は細川氏・[[三好氏]]・[[三淵氏]]に<ref name=":0" />、[[天正]]の初め[[足利義昭]]に仕えた後、天正5年（[[1577年]]）に[[明智光秀]]の家臣となるが、既に一騎当千の剛の者として知られていた<ref name=":1">{{Cite book|和書 |title=三百藩家臣人名事典 第3巻 |date=1988-04-10 |publisher=[[新人物往来社]] |page=227 |isbn=9784404015037 |editor=家臣人名事典編纂委員会}}</ref>。

天正10年（[[1582年]]）の[[本能寺の変]]では明智軍の先鋒となって[[本能寺]]を襲撃し、光秀に従って[[安土城]]に乗り込んだ。その際、光秀より[[織田信長]]が蒐集していた[[津田遠江長光|長光]]の太刀を与えられている。[[山崎の戦い]]では左備えの大将として2,000人を率いて戦うが、光秀が敗れると[[高野山]]に逃れた。その後[[羽柴秀吉]]に召し出され、天正11年（[[1583年]]）4月の[[賤ヶ岳の戦い]]で武功を挙げて1,200石を与えられた<ref name=":0" />。