「氷と炎の歌の世界」の版間の差分

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:しばしば“影に触れるアッシャイ”(“影のほとりのアッシャイ”)と呼ばれ、エッソス大陸のはるか東、[[#ドスラクの海|ドスラクの海]]の南にある港湾都市。アッシャイに行くことは“影の下を通る”と表現されることもある。アッシャイは翡翠海に面して賑わう交易地であり、黒アメジスト、琥珀、黒曜石(ドラゴングラス)を輸出する。当地には多くの秘密の知識が蓄えられている。他のどの地よりも、[[#ドラゴン|ドラゴン]]に関する伝承を伝えているらしい。アッシャイには [[#ウェスタロス|ウェスタロス]]のメイスターも住む。また、アッシャイの古代の書には、[[#ル=ロール|ル=ロール]]( ルラー)の教団が信じる、“アゾル・アハイ”(“エイゾール・アハイ”)の予言が記録されている。アッシャイとそこに住む人々は、他の土地では不吉な評判を立てられている。アッシャイ人は、青白い肌で、多くは赤い髪であり、暗く重々しい表情を浮かべがちである。[[#ドスラクの海|ドスラク]]人は、アッシャイ人は〈影の卵〉であると信じている。[[#影の土地|〈影の土地〉]]とアッシャイを含む地域は、単に〈影〉と呼ばれることがある。
;{{Anchors|イ・ティ}}イ・ティ
:クァースから山脈と海峡を隔てた東にある地。南東部が影の地に接していた温暖な領域で黄金帝国とも呼ばれる。ウェスタロスの人々にとって、イ・ティの土地と人々は、伝聞上の存在でしかない。しかしヴァエス・ドスラク等、エッソス西部の諸都市では、猿の尻尾で作られた帽子を被たイ・ティ人の姿が目撃される。彼らは夜の獅子と昼の乙女と呼ばれる二柱神を信仰しており、明るい目をしている。独自に発達した高度な文明は[[中国]]をはじめとする[[極東]]地域のそれとよく似ており、長い歴史を持っている。『The World of Ice & Fire』の記述によれば、西方でヴァリリアの繁栄していた数千年前から黄・青緑・緋・紫・真珠・濃紅・翡翠・藍・灰・橙・紺という、色の名を冠する11の王朝が交代し、氷と炎の歌の時代は紺碧朝の第17代皇帝ブー・ガイ(Bu Gai)の統治下にあるという。
;{{Anchors|ジョゴス・ナイ}}ジョゴス・ナイ
:イ・ティの北方に広がる広大な平原とそこに住む遊牧民。『The World of Ice & Fire』で言及される。イ・ティの帝国はしばしばこの地を支配下に納めようと試みてきたが、大抵の場合失敗するか一時的なものに終わっている。その関係は歴代の中国王朝とモンゴル等の北方騎馬民族との関係に類似している。ドスラクの海とは山脈で隔てられており、この地の民が山脈の西側に来ることは滅多に無いものの、奴隷商人湾の諸都市の奴隷や剣闘士の中に少数ながら見られる。