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『'''蔵の中'''』(くらのなか)は、[[1981年]]公開の[[日本映画]]。肺を患い旧家の蔵の中で生活する姉と彼女を慕う弟、近くに住む女とその愛人男性の二組の男女を描いた恋愛サスペンス。主演は、[[山中康仁]]と[[松原留美子]]<ref group="注">小雪役を演じた松原は女性ではなくニューハーフ。以下外部リンク・Allcinemaの解説より</ref>
 
== あらすじ ==
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: 裕福な老舗の小間物問屋の跡取り息子。小雪と一緒に遊んだり食事の世話をして日常的に親しく過ごしている。作中では小雪の口の動きを読んで(いわゆる[[読唇術]])会話している。蔵で寝泊まりするようになった後、部屋で見つけた遠眼鏡を使って窓の外を見るのを楽しむようになる。小雪との姉弟仲が非常に良く薄暗い蔵で過ごす病弱な姉に寄り添う。
; 小雪
: 演 - [[松原留美子]]<ref group="注">小雪役を演じた松原は女性ではなくニューハーフ。下記外部リンク・Allcinemaの解説より</ref>
: 演 - [[松原留美子]]
: 笛二の姉。[[肺結核]]か[[肺炎]]らしき病気にかかっており、家族に伝染らないよう蕗谷家の蔵の中の部屋でひっそりと生活している。5歳の頃に中耳炎にかかった影響で声を出せない<ref group="注">原作小説では小雪の聾唖設定は「生まれついて」とされている。</ref>。一見大人しく見えるが心の中には強い意志や時に衝動的なものを秘めている。[[鼓]]を打つ娘に模した[[からくり]]人形(「ちづる」と名付けている)がお気に入り。
; 磯貝三四郎