削除された内容 追加された内容
FNN SUPER5 (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集
438行目:
音楽は[[音響監督]]の田代敦巳の推薦で、[[冨田勲]]に決定。音楽には[[ミュージカル]]の要素を組み入れて総制作費の4分の1から3分の1をかけ、1話ごと画面に合わせ新たに作曲、録音する工程が取られた{{Sfn|山本|1989|p=173}}ため、『[[鉄腕アトム]]』と比較すると音楽予算は5倍になった。輸出先のアメリカの担当者も音楽を絶賛したという<ref>秋山邦晴「日本映画音楽史を形作る人々50 アニメーション映画の系譜11 手塚治虫と虫プロの足跡」『キネマ旬報』1976年11月下旬号(『手塚治虫劇場 手塚アニメーションフィルモグラフィー』手塚プロダクション、1991年第2版、p.29)</ref>。
 
本作のレコードは[[朝日ソノラマ]]と[[日本コロムビア]]が発売し、[[ソノシート]]、[[EPレコード]]のほか、主題歌・挿入歌集『ジャングル大帝 ヒット・パレード』とレコード化に向けて新たに曲を書き下ろした『[[子どものための交響詩 ジャングル大帝]]』の2枚の[[LPレコード]]が発売された。
 
当時は[[朝日ソノラマ]]の[[ソノシート]]が全盛期だったが、日本コロムビア専属歌手だった[[ポピュラー音楽|ポップス]]歌手[[弘田三枝子]]がエンディング主題歌「レオのうた」を歌い、収録盤SCS-1は10万枚以上<ref>山口康男『日本のアニメ全史―世界を制した日本アニメの奇跡』(テンブックス、2004年、ISBN 4886960111)88頁。</ref>のヒットを記録した。日本コロムビアの公式サイトではSCS-1を「アニメソングのコロムビアの原点となった」<ref>{{Cite web|和書|author=衛藤 邦夫(コロムビアME 担当ディレクター) |date= |url=https://columbia.jp/LP/column/column_16.html |title=LPファクトリー / コラム 第16回:1965年の弘田三枝子を検証する |work=コロムビア LPファクトリー |publisher=日本コロムビア |accessdate=2015-10-29 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20081208033657/http://columbia.jp/LP/column/column_16.html |archivedate=2008年12月8日 |deadlinkdate=2017年9月 }}</ref>としている。挿入歌集『ジャングル大帝 ヒット・パレード』と『子どものための交響詩 ジャングル大帝』の2枚の[[LPレコード]]については、これが日本で最初の主題歌集とアニメの交響曲のLPだと言われている{{Sfn|山本|1989|p=207}}。