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当初、工作船は検証終了後に[[スクラップ]]処分される予定であったが、[[日本財団]]が全経費を負担して[[東京都]]への移送と展示を実施した。
回収された[[不審船|工作船]]の[[武器]]は、検証終了後に安全化処理として[[特殊警備隊]](SST)<!-- 出典には「海上保安庁の[[爆発物処理班|専門家」とあり、海上保安庁における爆発物処理専門部隊はSSTが任務としている -->]](SST)が船内の危険物を捜索し、[[銃砲身|銃身]]の内部や[[雷管]]などの安全化処理を破壊し行い<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.jinji.go.jp/sousai/015/015group02.html |title= 第十管区海上保安本部九州南西海域不審船対策本部 ☆不審船の解明はどうなっていますか|publisher=人事院 |date=2002 |accessdate=2023-04-03}}</ref><!-- 出典には「海上保安庁の爆発物処理専門家」とあるが、海上保安庁における爆発物処理専門部隊はSSTに設置されている -->、[[武器]]としての能力を完全に喪失した無可動実銃の状態で、展示場所となった東京都[[江東区]]の「[[船の科学館]]」へ移送された。同館は公開場所の無償提供を行い、当初は2003年9月までだった展示期間を延長して[[2004年]][[2月]]まで一般公開された<ref name=":0" />。
船の科学館での一般公開終了後、その後の継続的な保存に必要な資金が調達できなかったことからスクラップ処分される予定だったが、[[石原慎太郎]][[東京都知事]]ら多くの人々の反対と、海上保安協会に寄せられた多くの人々からの[[寄付]]によって処分は中止され、[[横浜市]]に移送された。
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