「ユーグレナモルファ」の版間の差分

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概説: バングラデシュからの発見について、論文の存在が確認できなかった。このため出典を求めた。
出典となる文献を発見したため追加。
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== 概説 ==
ユーグレナモルファはただ1種 ''Euglenamorpha hegeneri'' Wenrich, 1924 からなる鞭毛虫の属である。形態は[[ミドリムシ]]属 ''Euglena'' に似ており、ただし前端に3本の鞭毛を持つ。通常は[[葉緑体]]を持ち緑色を呈するが無色の変異形が知られている。アカガエル科の幼生の腸内に生息しているが、寄生であるかどうかは疑わしい。ほとんど[[北アメリカ]]から発見されてきたが、{{要出典|範囲=近年になって[[バングラデシュ]]から報告がある<ref name=":0">{{Cite journal|dateauthor=2024年Khondker, M.; Alfasane, M.A.mujaddade|year=2005|title=Euglenamorpha hegneri Wenrich (Euglenaceae) : a rare euglenoid from Bangladesh|journal=Bangladesh Journal of Botany|volume=34(1)|page=41-43}}</ref>
 
== 形態 ==
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== 宿主 ==
本種はカエルのオタマジャクシの直腸から発見される。原記載時に記されている宿主は[[ウシガエル]]と、他に ''Rana palustris''、''R. clamitans''(?)(以上は[[アカガエル科]])、それに[[ハイイロアマガエル]] ''Hyla versicola'' ([[アマガエル科]])の3種である。Cleveland(1925)では ''R. pipiens'' から発見されている。Plamtiz(19967)では ''Bufo boreas'' ([[ヒキガエル科]])のやはりオタマジャクシのみから発見された。以上はすべて北アメリカであるが、Khondlker & Aflasane(2005)はバングラデシュからの報告で、ただしカエルの体内でなく水槽から発見された{{要出典|date<ref name=2024年1月}}":0" />
 
なお、日本からは発見されていない<ref>水野・高橋((1991),p.395</ref>。