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'''人狼ゲーム'''<ref>勝敗は会話の駆け引きでブーム加速、「人狼ゲーム」 日本経済新聞 2014年7月9日</ref>(じんろうゲーム)は、[[会話]]と推理を中心にした[[パーティーゲーム]]。[[アメリカ]]のゲームメーカー{{ill2|Looney Labs|en|Looney Labs}}より[[2001年]]に発売された『'''汝は人狼なりや?'''』(なんじはじんろうなりや)を発端とし、ルールは[[モスクワ大学]]心理学部の学生ドミトリー・ダビドフが[[1986年]]に制作した『{{ill2|マフィアゲーム|en|Mafia_(party_game)|label=マフィア}}』が元になっているとされる。『汝は人狼なりや?』以降は同じルールのゲームが他のゲームメーカーからも発売され、ネット上でも専用のソフトを用いて遊べるようになった。日本では、それらを総称して「
人狼ゲームの「'''{{ill2|ミラーズホロウの人狼|en|The Werewolves of Millers Hollow}}'''」は、[[2003年]]の[[ドイツ年間ゲーム大賞]]で[[ノミネート]]された。日本においては「'''タブラの狼'''」のルールがもっとも普及しているといえる。
== 概要 ==
各プレイヤーはそれぞれが'''村人'''と村人に化けた'''[[狼男|人狼]]'''になり、自身の正体を隠し欺いたりしながら他のプレイヤーと交渉して相手の正体を探る。ゲームは半日単位で進行し、昼には全プレイヤーの投票により決まった人狼容疑者1名の[[死刑|処刑]]が、夜には人狼による村人への[[襲撃]]が行われる。これらによって死亡したプレイヤーは以後ゲームに参加できない。全ての人狼を処刑することができれば村人チームの勝ち、生き残った人狼と同数まで村人を減らすことができれば人狼チームの勝ちとなる。
基本的なゲームの要素は、プレイヤーが秘密に割り振られた役職(村人、人狼、占い師など)を互いに推理し合うだけのシンプルなものである。しかし推理に必要な手がかりは一部の役職で断片的に知らされる他は、すべてをプレイヤー同士のやり取りから読み取らなければならない。よって、いかに相手を説得するか、あるいは巧妙に騙し続けるかの会話による駆け引きが重要な要素となる。また、プレイヤーが自分たちで考案した追加ルールや、[[多様性|多種多様]]なローカル役職が存在することも特色に挙げられる。
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