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{{基礎情報 会社
|社名=ウチキパン株式会社{{R|ユニゾナス20210807}}
|英文社名=
|画像=Uchikipan 20090920.jpg
|画像説明=2009年9月20日撮影
{{maplink2|frame=yes|plain=yes|type=point|zoom=13|frame-align=center|frame-width=280|coord={{coord2|35.440957684049756|139.65067928329356}}}}
|種類=[[株式会社 (日本)|株式会社]]
|機関設計=
|市場情報=
|略称=ウチキパン
|国籍={{JPN}}
|本社郵便番号=231-0861
|本社所在地=[[神奈川県]][[横浜市]][[中区_(横浜市)|中区]][[元町 (横浜市)|元町]]1-50{{R|マチボン20160620_p30}}
|本社緯度度=35|本社緯度分=26|本社緯度秒=27.477|本社N(北緯)及びS(南緯)=N
|本社経度度=139|本社経度分=39|本社経度秒=2.445|本社E(東経)及びW(西経)=E
|本社地図国コード=JP
|本店所在地=神奈川県横浜市中区元町1-33<ref>{{cite web|title=会社情報|url=https://www.uchikipan.co.jp/profile/|access-date=2024-02-03|website=【公式】ウチキパン|publisher=ウチキパン株式会社}}</ref>
|設立=[[1888年]]{{R|マチボン20160620_p30}}
|業種=3050
|法人番号=3020001025487
|SWIFTコード=
|事業内容=[[製パン]]
|代表者=打木宏(2021年8月時点){{R|ユニゾナス20210807}}
|資本金=4000万円{{R|ユニゾナス20210807}}
|発行済株式総数=
|売上高=
|営業利益=
|経常利益=
|純利益=
|純資産=
|総資産=
|従業員数=20人(2021年8月時点){{R|ユニゾナス20210807}}
|支店舗数=
|決算期=12月{{R|ユニゾナス20210807}}
|会計監査人=
|所有者=
|主要株主=
|主要部門=
|主要子会社=
|関係する人物=
|外部リンク=[https://www.uchikipan.co.jp/ 【公式】ウチキパン│明治21年(1888年)元町にて創業。食パンを作り続けて1世紀。]
|特記事項=
}}
'''ウチキパン'''は、[[日本]]の[[製パン]]業者。[[神奈川県]][[横浜市]][[中区 (横浜市)|中区]][[元町 (横浜市)|元町]]に所在する{{R|食に歴史あり_p60|横浜_中華街201608_p21}}。横浜最古の製パン業者とされ{{R|横浜・神戸_二都物語_p36|読売新聞20160918m_p26}}{{Efn2|饅頭店出身の人物である内海兵吉がフランス人にパン製法を習って、1850年(万延元年)に横浜で「富田屋」を開店しており{{R|朝日新聞19910228_p27|横浜謎解き街歩き_p156}}、これを日本のパン食文化の始まりとする資料もある{{R|神奈川新聞20161109_p16}}。}}、[[明治]]時代に創業されて以来、百年以上にわたって営業を続ける[[老舗]]である{{R|マチボン20160620_p30|Hanako20180913_p36}}。山型[[食パン]]「[[#イングランド|イングランド]]」などが代表商品であり{{R|マチボン20160620_p30|サライ20041202_p30}}、山型食パンの元祖{{R|朝日新聞20150225m_p28|まんぷく横浜_p96}}、食パン発祥の店ともいわれる{{R|はまれぽ20110707|名門高校 青春グルメ_p106}}{{Efn2|ただし、ウチキパン側は「食パンの由来には諸説があり、決定的な答がない」と認めている{{R|マイナビニュース20170628}}。関東大震災や戦争で当時の資料が失われたことも、その一因である{{R|マイナビニュース20170628|朝日新聞20190227}}。}}。元町を代表する店の一つ{{R|Hanako20180913_p36}}。中区区民の[[ソウルフード]]との声もある{{R|よこはま都市消防202010_14}}。
 
== 沿革 ==
[[横浜港]]の開港直後の1861年(文久元年){{Efn2|name="タイムスリップよこはま2009"|グッドマンの開業が1862年(文久2年){{R|ニッポン旅マガジン_近代のパン発祥の地}}、ロバート・クラークの独立が1862年{{R|日本食文化人物事典_p59|田園都市生活20170710_p48}}、クラークの開店が1864年(元治元年){{R|ものと人間の文化史19960520_p202}}、打木彦太郎がクラークから店を継いだのが1875年(明治8年)など{{R|ニッポン旅マガジン_近代のパン発祥の地}}、諸説ある{{R|タイムスリップよこはま2009}}。}}、日本国外のパン職人として、[[アメリカ人]]のW.グッドマンが、横浜最初のヨーロッパ風パン屋を開業した{{R|横浜謎解き街歩き_p156|横濱20120705_p86}}{{Efn2|グッドマンの後にクラークが開業した店の方を日本初のヨーロッパ風パン屋とする資料もある{{R|サライ20041202_p27}}。}}。1864年(元治元年)、グッドマンは病気のために一時帰国し、自店を[[イギリス人]]{{Efn2|アメリカ人{{R|西洋菓子彷徨始末_p141}}、またはフランス人とする資料もある{{R|パンの明治百年史_p99}}。}}のロバート・クラークに委ねた{{R|読売新聞20070923m_p26}}。
 
翌1865年(慶応元年{{R|横浜謎解き街歩き_p156}})にグッドマンが復帰した後、クラークは独立して、同1865年8月{{R|絵とき 広告「文化誌」_p142}}、後の神奈川県横浜市[[山下町 (横浜市)|山下町]]にあたる地に「ヨコハマベーカリー」を創業した{{R|横濱20120705_p86|読売新聞20070923m_p26}}。当時の[[外国人居留地]]では、4軒のパン屋が競合していた中で、ヨコハマベーカリーは山型食パンを売れ筋商品として人気を博しており{{R|パンの明治百年史_p100}}、日本の食パン文化が広まるきっかけにもなった{{R|食に歴史あり_p60}}。横浜で最高の評価を得ていたともいわれる{{R|東京人20090703_p47}}。パンを専業とする大規模な店舗も、クラークのみであった{{R|にっぽん洋食物語_p119}}。これは、19世紀のイギリスには世界の植民地から良質の[[小麦粉]]が集まってきたため、パンの味が良かったことに加えて、当時の明治政府の親英政策の影響で、商売上で有利に働いたことも背景にあった{{R|食に歴史あり_p60}}。また横浜開港から間もない時期に、外国人居留地では、異国の文化が人々の好奇心を集めたことも、人気の手伝いとなった{{R|マチボン20160620_p30}}。クラークの店は開店時に出現していた横浜駐留軍の御用商としての発足であり{{R|ものと人間の文化史19960520_p202}}、外国人居留地のみならず、横浜港に入港する軍艦、商船も皆、クラークのもとにパンを注文していた{{R|にっぽん洋食物語_p119|近代日本食文化年表_p7}}。
 
[[ファイル:Yokohama Bakery (Japanese bakery) Advertising 1906.jpg|サムネイル|right|打木彦太郎による1906年(明治39年)の「ヨコハマベーカリー」の広告。パンと[[ビスケット]]が主力商品とされている{{R|絵とき 広告「文化誌」_p142}}。]]
[[ファイル:Yokohama_Motomachi_postcard.jpg|サムネイル|right|明治末期から大正初期頃の元町を描いた絵葉書{{R|横浜歴史と文化_p247}}。向かって右側手前に「宇千喜商店」がある{{R|100年前の横浜・神奈_p35}}。]]
[[ファイル:Kindai_no_pan_hasshou_no_chi.jpg|サムネイル|right|横浜市中区日本大通の「近代のパン発祥の地碑」]]
1878年(明治11年)に、ヨコハマベーカリーのパン見習工として、神奈川県[[久良岐郡]]八幡谷戸(後の横浜市[[南区 (横浜市)|南区]])の農家の生まれである打木彦太郎(1864年 - 1915年〈大正4年〉{{R|日本食文化人物事典_p59}})が住み込んだ{{R|マチボン20160620_p30|ウチキパン_歴史}}。打木はクラークのもとで、約十年にわたってパン作りの修行を積んだ末に{{R|ウチキパン_歴史}}、高い技術を身につけて、クラークにとって最も信頼できる人物となった{{R|日本食文化人物事典_p59}}。
 
1888年(明治21年){{Efn2|name="タイムスリップよこはま2009"}}、クラークが引退して本国へ帰国{{R|パンの明治百年史_p99}}、それと共に打木が独立し{{R|マチボン20160620_p30|ウチキパン_歴史}}、元町で製パン業「ヨコハマベーカリー宇千喜(うちき{{R|東京人20090703_p47}})商店」を創業した{{R|食に歴史あり_p60|読売新聞20040101m_p34}}。これがウチキパンの直接の前身である{{R|田園都市生活20170710_p48|読売新聞20040101m_p34}}。開業当時は、クラークが経営していた頃は頻繁に来店していた外国人客も、経営者が日本人となった途端に無視し、日本人もパン食に馴染みのない時代であった{{R|毎日グラフ19891105_p48}}。しかし、新しい物事に積極的な海軍が次第に利用するようになり、その評判から遠地の客も来店し始めた{{R|毎日グラフ19891105_p48}}。打木のパンは[[山手 (横浜市)|山手]]の外国人居留地の住人たちに愛され、日本国外からの来訪者が利用する東京のホテルやレストランなどにも納入された{{R|読売新聞20040101m_p34}}。東京の[[上野精養軒]]、箱根の富士屋ホテルでも重宝され、日本人の間でも知名度を増した{{R|食に歴史あり_p60}}。日本でもパン食文化が広がると共に、口コミで評判が広がり、元町を訪れる観光客らが買い求めるようになった{{R|読売新聞20040101m_p34}}。明治中期には、横浜のフェリス英和女学校(後の[[フェリス女学院中学校・高等学校]])にもパンを届けていた{{R|パンの明治百年史_p22}}。当時の同校の生徒であった[[相馬黒光]]はこのパンの味に感銘を受け、後年の[[新宿中村屋]]の開業のきっかけとなった{{R|パンの明治百年史_p22}}。
 
1923年(大正12年)には[[関東大震災]]で、1945年(昭和20年)には[[第二次世界大戦]]の[[横浜大空襲]]で店が全焼しながらも、そのたびに再建されて、営業が続けられた{{R|横濱20120705_p86|横濱老舗名店案内_p16}}。震災直後にはライフラインが停止したことから、保存しておいた材料でパンを焼き、人々の腹を癒した{{R|サンデー毎日20020113_p94}}。[[日清戦争]]や[[日露戦争]]では[[大日本帝国陸軍]]の御用達となり{{R|日本食文化人物事典_p59}}、軍に収めるための[[乾パン]]製造を一手に引き受けた{{R|東京人20090703_p47}}。乾パンの箱詰めや荷造りのために、近所の住人たちの応援を求めて、24時間操業で納品するほどであった{{R|横濱20120705_p86}}。
 
1950年(昭和25年)には法人組織に改めて「宇千喜製パン有限会社」に、1963年(昭和38年)に「ウチキパン株式会社」となった{{R|ウチキパン_歴史}}。1984年(昭和59年)に、創業当初と別の地に、店舗とパン工場を新築した{{R|田園都市生活20170710_p48|ウチキパン_歴史}}。2004年(平成16年)には[[みなとみらい線]]の開通により、横浜の観光地と東京が直結されたことで、さらに人気を増した{{R|朝日新聞20040202m_p29}}。同線開通当日の2004年2月1日には、用意したパンが午前中に完売し、午後は焼き上がるたびに店頭に出したパンも次々に売れるほどで、「バブル以来の売れ行き」といわれた{{R|朝日新聞20040202m_p29}}。
 
2016年(平成28年)、横浜市綜合パン協同組合と[[全日本パン協同組合連合会]]により、横浜市中区[[日本大通]]に石碑「近代のパン発祥の地碑」が設置されるにあたり、ウチキパンのイギリス風山型食パンの写真陶板が、他の老舗店のものと共に添えられた{{R|神奈川新聞20161109_p16|毎日新聞20161116m_p27}}。
 
=== 年譜 ===
* 1861年(文久元年){{Efn2|name="タイムスリップよこはま2009"}} - アメリカ人のW.グッドマンが、横浜最初のヨーロッパ風パン屋を開業{{R|ニッポン旅マガジン_近代のパン発祥の地|読売新聞20070923m_p26}}
* 1864年(元治元年) - グッドマンが一時帰国し、自店をイギリス人のロバート・クラークに委ねる{{R|読売新聞20070923m_p26}}
* 1865年(慶応元年){{Efn2|name="タイムスリップよこはま2009"}} - グッドマンが復帰後、クラークが独立して「ヨコハマベーカリー」を創業{{R|読売新聞20070923m_p26}}
* 1878年(明治11年) - 打木彦太郎がヨコハマベーカリーのパン見習工として住み込む{{R|ウチキパン_歴史}}
* 1888年(明治21年){{Efn2|name="タイムスリップよこはま2009"}} - クラークの引退と共に打木が独立し{{R|マチボン20160620_p30|ウチキパン_歴史}}、元町で製パン業「ヨコハマベーカリー宇千喜商店」を創業{{R|食に歴史あり_p60|読売新聞20040101m_p34}}、ウチキパンの前身となる{{R|読売新聞20040101m_p34}}
* 1950年(昭和25年) - 法人組織に改めて「宇千喜製パン有限会社」となる{{R|ウチキパン_歴史}}
* 1963年(昭和38年) - 「ウチキパン株式会社」となる{{R|ウチキパン_歴史}}
* 1984年(昭和59年) - 店舗とパン工場を新築{{R|田園都市生活20170710_p48|ウチキパン_歴史}}
 
{{Clear}}
 
== 主な商品 ==
[[ファイル:Japanese Pan loaf England.jpg|サムネイル|right|食パン「イングランド」]]
[[ファイル:Uchikipan (Japanese bakery) Advertising.jpg|サムネイル|right|「宇千喜商店」時代の広告。代表商品の食パン「イングランド」が当時の名称「ゴールデン食麪」で掲載されている{{R|田園都市生活20170710_p48}}。]]
{{Anchors|イングランド}}代表商品は、食パン「イングランド」である{{R|マチボン20160620_p30}}。打木の独立と同年の1888年(明治21年)より発売された{{R|サンデー毎日20020113_p94}}。この名称は、創業者の打木彦太郎がイギリスのパン職人からレシピを受け継いだことに由来する{{R|スターツ20200319}}。当初の名は「ゴールデン食麪(ゴールデンしょくぱん)」であった{{R|田園都市生活20170710_p48|パリマグ20161104}}。創業当時に、[[山下町 (横浜市)|山下町]]にイギリス人が多く居留していたことから考案された{{R|神奈川新聞20180929_p5}}。日本で初めて販売された食パンとする説もあり{{R|横浜_中華街201608_p21|Hanako20070911}}、日本における食パンの元祖ともいう{{R|Hanako20180913_p36|田園都市生活20170710_p48}}。
 
パン作りには[[酵母|イースト]]を使うのが一般的だが、創業当時はイーストの入手が困難であったため{{R|朝日新聞20000428_p34}}、山手にあった[[ビール]]醸造所(後の[[キリンビール]]{{R|マチボン20160620_p30|朝日新聞20190227}})の[[ホップ]]を使った製法をイギリス人から学び、山型食パンを作ったのが、「イングランド」の始まりである{{R|神奈川新聞20180929_p5}}。山手に日本初のビール醸造所が造られたことで、ホップの入手が可能となった{{R|サライ20041202_p30}}。
 
4日間かけて起こす自家製のホップ種を発酵に用いて、約15時間かけて生地を熟成させて製造される{{R|スターツ20200319|神奈川新聞20180929_p5}}。ウチキパンでこのホップ種を用いるパンはこれのみであり{{R|朝日新聞20000428_p34}}、この製法は創業以来、百年以上にわたって、ほとんど変わっていない{{R|神奈川新聞20180929_p5}}{{Efn2|平成期以降には、発酵の促進のために若干のイーストが添加されているため{{R|田園都市生活20170710_p48}}、完全に同じではない{{R|朝日新聞20190227|クロワッサン20170225_p32}}。}}。ほんのりと甘く{{R|朝日新聞20000428_p34}}、かすかに塩味が効いた味で{{R|スターツ20200319}}、[[コムギ]]本来の[[うま味]]{{R|読売ウイークリー}}、コムギとホップの香気{{R|神奈川新聞20180929_p5|サライ20190210_p71}}、長時間の低温発酵による弾力のある触感{{R|Hanako20180913_p36|神奈川新聞20180929_p5}}、歯切れの良さが特徴である{{R|Hanako20120927}}。製造段階でも油脂や糖分が添加されないため、余分な味がしない{{R|サライ20041202_p30}}。ホップの殺菌効果により雑菌の繁殖を防がれているため、酸味の出ない済んだ味わいに一役買っている{{R|朝日新聞20190227}}。また、スーパーマーケットなどで多く出回っている食パンは、ベルトコンベアを利用して大量生産しており、機械の規格に合わせたものが主流のため、大半がアメリカのサイズだが、「イングランド」はホップ種の生地が最も美味になるオリジナルのサイズで、そうした一般的な食パンよりも一回り大きいことも、特徴の一つである{{R|はまれぽ20110707}}。
 
変わらない「イングランド」の味を求めて元町まで通う人も多く、「無くなると買いに来る」「これじゃないとだめ」との客の声もある{{R|神奈川新聞20180929_p5}}。週末にはこの味を求めて、県内外から1日に700人以上の客が訪れる{{R|読売新聞20040101m_p34}}。焼き上がりの時刻を目指して、遠方から足を運ぶ客も多い{{R|サライ20190210_p71}}。焼き時間が長い上に小麦粉の量も多いために儲けは少なく、また原材料費の安い日本国外に工場を移転したり、大規模な機械化で人件費を抑える他店との競合という不安面も孕みつつも、伝統にこだわり続けている{{R|読売新聞20070923m_p26}}。そのために、子供の頃に食べていたパンの味が、大人になってからも食べることができることを喜ぶ客の声もある{{R|横浜_中華街201608_p21}}。
 
その他にも、約60種類から約百種類のパンがある{{R|読売ウイークリー|週刊文春19990916_p190}}。百年以上にわたる歴史や懐古的な店舗の外観から、頑なにメニューを守っていると思われがちだが、開業当初から製造が続けられているパンは少なく{{R|田園都市生活20170710_p48}}、日々、新メニューが考案されている{{R|CREA20210103}}。中でも長年にわたって愛される商品として[[アップルパイ]]{{R|読売新聞20070923m_p26|スターツ20200319}}、女性に人気のパンとして、[[種実類|ナッツ]]に[[レーズン]]や[[ベリー]]などの[[ドライフルーツ]]を練り込んだ[[ライムギ]]入りの生地に、[[クリームチーズ]]を巻き込んで焼いた「ライブレッド」がある{{R|スターツ20200319}}。学生には、手軽に購入できる商品としてレモンドーナツやミルクパン、男子学生には[[カレーパン|キーマカレーパン]]や[[ピロシキ]]などボリュームのある[[調理パン]]が人気である{{R|名門高校 青春グルメ_p106}}。店員が勧める商品には、弾力のある生地に大きな[[チーズ]]が包まれた「チーズブレッド」、[[クルミ]]と[[パイナップル]]が入った「パン・オ・クルミ」などがある{{R|はまれぽ20110707}}。
 
商品の包装の袋には、日本国外のイラストレーターによるパリジェンヌのイラストが描かれており、これもウチキパンの名物とされているが、時期が古いために、作者は不詳である{{R|田園都市生活20170710_p48}}。著名人では、女優の[[斉藤由貴]]が6枚切りの食パン「ゴールド」を好んでおり、週に一度の頻度でウチキパンを訪れるという{{R|TVでた蔵20170804|人生最高レストラン20201010}}。
 
== 関連作品 ==
{{External media||video1=[https://www.youtube.com/watch?v=oQKiMgeh8qE ショートフィルム『一粒の麦』] - [[ショートショートフィルムフェスティバル]]}}
横浜の魅力を映像で国内外にアピールすることを目的とし、俳優の[[別所哲也]]が代表を務める国際短編映画祭「[[ショートショートフィルムフェスティバル]]」の実行委員会と横浜市により{{R|読売新聞20160918m_p26}}、ウチキパンをモデルとした約18分の短編映画『一粒の麦(ひとつぶのむぎ){{R|ショートショート_一粒の麦|横浜市20200207}}』が制作されて、2017年(平成28年)より公開された{{R|朝日新聞20170215m_p29|神奈川新聞20170216}}。ウチキパンをモデルとした横浜のパン店「ホンダパン」の4代目店主が、創業当時の味を取り戻そうと奔走する物語である{{R|中日新聞20160926m_p24}}。店主役で[[柄本明]]、フランスから訪日したパン職人役で[[シャーロット・ケイト・フォックス]]{{R|神奈川新聞20170216|中日新聞20160926m_p24}}、他に[[樋井明日香]]らが出演した{{R|横浜市20200207}}。撮影の場所には、モデルとなったウチキパンや、横浜市中区の[[山下公園]]が用いられた{{R|神奈川新聞20170216}}。
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Notelist2|30em}}
=== 出典 ===
{{Reflist|30em|refs=
 
<ref name="絵とき 広告「文化誌」_p142">{{Harvnb|宮野|2009|pp=142-143}}</ref>
<ref name="サライ20041202_p27">{{Harvnb|佐藤|鳥居|2004|p=27}}</ref>
<ref name="サライ20041202_p30">{{Harvnb|佐藤|鳥居|2004|p=30}}</ref>
<ref name="サライ20190210_p71">{{Harvnb|関谷|2019|p=71}}</ref>
<ref name="サンデー毎日20020113_p94">{{Harvnb|田村|2002|pp=94-95}}</ref>
<ref name="食に歴史あり_p60">{{Harvnb|産経新聞|2008|pp=60-63}}</ref>
<ref name="にっぽん洋食物語_p119">{{Harvnb|小菅|1983|p=119}}</ref>
<ref name="日本食文化人物事典_p59">{{Harvnb|西東|2005|p=59}}</ref>
<ref name="田園都市生活20170710_p48">{{Harvnb|山田|2017|pp=48-49}}</ref>
<ref name="東京人20090703_p47">{{Harvnb|黒岩|2009|pp=47-48}}</ref>
<ref name="Hanako20180913_p36">{{Harvnb|小野寺|2010|pp=36}}</ref>
<ref name="パンの明治百年史_p22">{{Harvnb|パンの明治百年史|1970|pp=22-23}}</ref>
<ref name="パンの明治百年史_p99">{{Harvnb|パンの明治百年史|1970|p=99}}</ref>
<ref name="パンの明治百年史_p100">{{Harvnb|パンの明治百年史|1970|p=100}}</ref>
<ref name="毎日グラフ19891105_p48">{{Harvnb|千葉|1989|pp=48-49}}</ref>
<ref name="マチボン20160620_p30">{{Harvnb|エス・ピー・シー|2016|pp=30-33}}</ref>
<ref name="名門高校 青春グルメ_p106">{{Harvnb|鈴木|2018|pp=106-107}}</ref>
<ref name="ものと人間の文化史19960520_p202">{{Harvnb|安達|1996|pp=202-203}}</ref>
<ref name="横濱20120705_p86">{{Harvnb|佐藤|2012|pp=86-87}}</ref>
<ref name="横浜_中華街201608_p21">{{Harvnb|JTBパブリッシング|2016|p=21}}</ref>
<ref name="横浜謎解き街歩き_p156">{{Harvnb|清水|2014|pp=156-158}}</ref>
<ref name="読売ウイークリー">{{Harvnb|深澤|2004|p=114}}</ref>
 
<ref name="横浜・神戸_二都物語_p36">{{Cite book|和書|editor=朝日新聞横浜支局・朝日新聞神戸支局|title=横浜・神戸 二都物語|date=1991-11-15|publisher=[[有隣堂]]|isbn=978-4-89660-102-2|page=36}}</ref>
<ref name="まんぷく横浜_p96">{{Cite book|和書|author1=山本あり|authorlink1=山本あり|author2=笹木理恵|editor=メディアファクトリー|editor-link=メディアファクトリー|title=まんぷく横浜|date=2014-6-20|publisher=[[KADOKAWA]]|series=メディアファクトリーのコミックエッセイ|isbn=978-4-04-066771-3|page=96}}</ref>
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== 外部リンク ==
{{Commonscat|Uchikipan|ウチキパン}}
* {{Official website|https://www.uchikipan.co.jp/ |【公式】ウチキパン│明治21年(1888年)元町にて創業。食パンを作り続けて1世紀。}}