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Oakley (会話 | 投稿記録)
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: 声 - [[川中子雅人]]
: あだ名:「'''ゾクA'''」<ref name="nickname-B" />、「'''[[暴走族#呼び換え運動|チンソうダン]] その1'''」<ref name="nickname-F" />
: [[暴走族]]。死因は[[刺殺]]。他の暴走族に騙されて仲間と共に[[私刑|リンチ]]に遭い、部屋に転送される。本編では非公開。
: 残忍かつ横暴な性格で、成り上がるためなら手段を選ばず、暴力団とも交際するなど、他の暴走族からも強い恨みを抱かれていた。つるんでいる暴走族仲間たちも似た物同士の無法者ばかりであるが、仲間内ではリーダー格として慕われ、「テッちゃん」の愛称で親しまれている。妻・遥香と息子・永吉(彼が尊敬する[[矢沢永吉]]から命名した<ref>{{Cite book|和書|title=GANTZ/MANUAL|publisher=集英社|pages=125}}</ref>)の三人家族であり、[[結婚]]も[[出産]]も早かった。他の暴走族三人とは異なり、玄野がスーツにこだわる様子を見てその重要性を見抜くなど、生来の勘の良さを持つ。その反面、ガンツのルールを全く把握できないままミッションから帰還したため、ミッション終了後にXガンを持ち出す。自身から金を取り立てようとした暴力団員で高校の先輩でもある岩城(声 - [[白熊寛嗣]])を手に掛けたことで調子に乗り、罠にはめた暴走族に対する復讐に使おうとした所で脳内爆弾が作動し、目・鼻・耳から血を流して絶命する。アニメ版では母乳の出ない妻のために牛乳を買いに行く途中で暴走族と会っており、死因も「教えろ、ガンツ!」という心の叫びが口に出てしまったことが要因とされ、原作とは違って流血の際も即死せず(この時、死の間際に妻と電話しているが、母乳が出たことを聞き「俺はもう用済みかよ」と逆にショックを受ける)、直後に頭が砕け散った。
: アニメ版では、「人のことを考えているからこそリーダーが務まるのだろう」という監督の意向<ref>{{Cite book|和書|title=GANTZ/MANUAL|publisher=集英社|pages=89}}</ref>により、短気ながらも他人への度量が深く、自らの将来に悩む、やや善良かつ良心的な性格となっている。また、家庭や仕事場などのプライベートについても細かく描かれている。息子を持ち命の尊さに目覚めたとのことで、作中では杉原亮太に対する不平を述べる仲間に対し、「ガキってのはうるさくて当たり前なんだよ」と諭したこともあった。そのため、岸本を強姦しようとした暴走族の仲間を咎めたり、散々自分たちをコケにした挙句に仲間の一人を殺害した西であっても、彼が鈴木星人に襲われた際は仲間を殺害したことを謝罪する条件を出した上で救おうとしている。一方、沼田と考え方の違いからトラブルを起こしており、この事が欣二(原作の信介)の死の遠因となってしまった。また原作同様に岩城をXガンで殺したり、自分の境遇から逃げるように暴走族に復讐しようとして自滅したりと、その倫理観の水準は著しく低かった。
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: 声 - [[小林由美子]]/演 - [[春名柊夜]]
: あだ名:「'''ガキ'''」
: 杉本カヨの孫。死因は事故死。小学校の終業式の帰りにカヨの家に通信簿を見せに行き、その帰りに事故に遭った。子供ということもあってか性格は自己中心的でわがまま。カヨ同様に自分に置かれた現状に理解できず、終始わがままを言っては彼女を困らせている。カヨと共に民家のガレージに隠れていたものの尿意を催し、用を足していたところを田中星人の襲撃を受ける。そして最期はカヨに抱きしめられながら死亡する。アニメ版ではカヨと共に欣二・春哉についていく形でミッションを放棄しかけるが、目の前で欣二の頭が吹き飛んだのを目の当たりにし、引き返した。
: アニメ版ではカヨと同様に「'''杉原亮太'''」という名前になっている。
: 実写映画版ではスーツ未着用のままミッションのエリアに転送され、カヨを探し回っている間に田中星人とぶつかってラジカセを故障させてしまい、怒った田中星人にカヨ共々殺害される。
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: 声 - [[園崎未恵]]
: あだ名:「'''美形'''」<ref name=":0">{{Cite book|和書|title=GANTZ/MANUAL|publisher=集英社|page=126}}</ref>
: 母性本能の強い巨乳の美女。死因は事故・[[転落死]]。峠道でバイクを運転中、スピードの出し過ぎでカーブを曲がりきれず、ガードレールを突き破って転落して死亡し、転送される。本編では非公開。
: 玄野に興味を持ち、いきなりの[[セックス]]要求に戸惑いつつも玄野の[[初体験 (性行為)|初体験]]の相手となる。[[キックボクシング]]のジムに通っており試合経験もあるなど戦闘能力は高く、自分の置かれた状況をある程度把握し、リーダー格であった加藤の指示を仰ぎ、チームワークを張るなど、優れた適応力・状況判断力を持つ。玄野を誰よりも意識し、自分を認めさせるため単身千手観音に挑む。優れた体術を駆使して剣を持っていた左手首を折り、水瓶を蹴り上げて[[酸]]を浴びせ狂時機を破壊に追いやって、一時は勝利を確信するが、不意に放たれた灯篭レーザーで体を貫かれて絶命する。公式ファンブックでは能力が高いにも関わらず死んでしまった要因として運のなさが挙げられ、パラメータでも運の低さが強調されている<ref name=":0"/>。
: 後のミッションにおいて玄野は岸本と共に彼女の再生も考えるが、結局は西が再生される。カタストロフィ編では、ガンツを生み出した異星人によって再生させられるが、すぐ消滅させられる。
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: ゲーム版ではメインキャラクターに追加されている。あだ名は「'''[[たらこ#たらこから名づけられたもの|たらこくちびる]]'''」。
: 実写映画版には未登場。
:* 作者の奥曰くによれば、映画『[[トゥームレイダー]]』のヒロインを演じる[[アンジェリーナ・ジョリー]]に影響を受けた結果、生まれたキャラクターである<ref>{{Cite book|和書|title=GANTZ/MANUAL|publisher=集英社|pages=127}}</ref>。
; 東郷 十三(とうごう じゅうぞう)
: 声 - [[白熊寛嗣]]
: [[自衛隊員]]。死因は事故死。都内における重要な任務を終えた後、車での帰宅途中に酔っ払いの車に突っ込まれ、転送される。キャラクターのモデルは[[ゴルゴ13]]。本編では非公開。
: 一貫して寡黙な性格であり、必要最低限の会話しかしない。スーツに関心を示さず、武器だけを手に取るなど、自分の置かれた状況を理解していたわけではないが、ミッションエリアに転送された際は即座に状況を把握し、戦闘にも積極的に参加する。
: 狙撃の名手であり[[銃器]]の扱いに非常に優れ、Xショットガンの射程距離を測る余裕を見せた上で情報提供も行う。そして、スーツ未着用であるにもかかわらず、多数の星人を次々と撃破し仲間のピンチをも救うなど、ミッションそのものに多大な貢献を果たす。千手観音との戦闘では、始めは他の星人と同様にXショットガンで遠距離から狙撃するが、狂時機によって悉く再生されてしまい、さらには狙撃場所を見破られ灯篭レーザーによる反撃を受けるも何とか攻撃を躱し切る。その後は肉弾戦による奇襲戦法で挑み、あと一歩のところで灯篭レーザーによって返り討ちに遭い絶命する。
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; 近藤 裕太(こんどう ゆうた)
: 声 - 飯島肇
: [[ディスコ|クラブ]]の[[DJ]]。死因は事故死。クラブでDJを行った後に昼まで飲み、バイクでの帰宅中に誤って歩道に突っ込み、転送された。本編では非公開。
: 渋谷では「DJコンタ」として、名の知れた存在である様子<ref name=":5">{{Cite book|和書|title=GANTZ/MANUAL|publisher=集英社|page=129}}</ref>。当初は状況が掴めずにいるが、加藤の強引な説得でスーツとXガンを持ち込む。スーツ未着用で毘沙門天を撃破するが満身創痍となり、スーツの必要性を実感してこれを着用。千手観音に挑むも、苫篠ともども灯篭レーザーによって瞬殺されてしまう。
: 実写映画版には未登場。
; 苫篠 次郎(とましの じろう)
: 声 - [[中國卓郎]]
: 中学生。死因は事故死。学校をサボり、渋谷で遊んでいたところをバイクに突っ込まれて死亡し、転送される。キャラクターのモデルは[[窪塚洋介]]。本編では非公開。
: いつも[[渋谷]]の街で遊んでいるようで、近藤とは互いに面識がある。DJに憧れ、なれた時は「トマオ」と名乗ろうと考える<ref name=":5"/>。ミッションでも近藤とともに行動する。途中からスーツを着用し、二人で千手観音を倒そうと目論むが、近藤ともども灯篭レーザーによって瞬殺されてしまう。
: 実写映画版には未登場。
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; 岡崎 明俊(おかざき あきとし)
: 声 - [[遠藤純一]]/演 - [[古澤裕介]]
: [[ガン]]マニア<ref>GANTZ/MANUAL(56頁)のアニメ版紹介文では「[[ミリタリー]]オタク?」となっている。</ref>のサラリーマン。休日に友人と河原で[[サバイバルゲーム]]に興じていた最中、川に転落して溺死し、転送される。本編では非公開。
: 肥満体型の[[おかっぱ頭]]で、[[迷彩服]]を着ている。銃器や[[サバイバルナイフ]]といった武器類に精通していることから、Xショットガン2挺を携えて積極的に戦闘に参加し、星人に果敢に挑む玄野を尊敬の眼差しで見ている。風神を嬲り殺しにしたことで自信がつき大仏に挑むも(アニメ版では精神錯乱を起こして大仏に近寄ったため)あっさり捕まってしまい、そのまま為す術もなく頭から食い殺される。
: 実写映画版でも、原作とは風貌が異なるものの登場している。Xショットガン1挺だけを持って参戦しており、向かって左側のおこりんぼう星人に先制攻撃をかけて一発で粉砕するが、もう1体に踏み潰されて死亡。
297行目:
: 声 - [[楠見尚己]]/演 - [[土平ドンペイ]]
: あだ名:「'''ボウズ'''」<ref name="nickname-B" />
: [[仏僧]]。宗派は不明<ref>[[浄土教]]系の教義や[[南無阿弥陀仏]]を最も多く唱えるが、[[法華経]]系の[[南無妙法蓮華経]]も唱えるため。</ref>。死因は事故死。愛車の[[フェラーリ]]に乗り帰宅途中、[[飲酒運転]]が祟って事故を起こし、転送される。キャラクターのモデルは[[織田無道]]。本編では非公開。
: テレビのバラエティ番組などに一時よく出演していたという経歴を持つ著名人<ref name=":5"/>。ガンツの部屋において、他の初参加メンバーに対し、[[宗教者]]としての観点から[[説法]]を行い、彼らの状況判断を狂わせる。説法を行うなど坊主らしい姿を見せる一方、本性は強欲そのもので、金や名誉や女を手に入れることを人生の目標としている<ref name=":5"/>。一人ガンツ部屋に取り残された際は神に救いを求めた。経を唱えておこりんぼう星人を静まらせようとするが、通用するわけもなくそのまま掌に押し潰されて死亡。
: 実写映画版では博物館の展示室に逃げ込むが、千手観音に斬殺される。
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カタストロフィ発生後、東京チームのメンバーは玉男と連携し、黒玉を通じて全国各地のチームと通信を行う。東京に降り立った宇宙船に大勢の人々が囚われているという事実を伝え、救出を行うために共に戦ってくれることを望み呼びかける。それに応じた8人の男女が部屋へ転送され、新たなメンバーとして参戦する。新生東京チームはガンツの転送機能で宇宙船内部へと侵入し、設備の破壊と人命救助を開始する。
 
; もう1人の玄野計(複製)
: レイカがガンツに頼んで再生させた2人目の玄野。自身が本物の玄野計のクローンだと自覚しており、レイカに呆れつつも、ガンツに複製された岸本恵のように行き場の無い者だと自覚しレイカと同棲、状況に適応していく。ガンツを生み出した異星人との邂逅まで東京チームを率いた。
: レイカの「闘って一人でも多く人の命を助けてから死にたい」という発言に対し、「闘って人も救って俺たちも生き残るんだ」と返答したが、レイカの死後は暗い表情を見せていた。その後、ガンツのシステムを生み出した異星人と邂逅し、ガンツの真実を知る。彼らの手で再生させられたレイカたちをすぐ消滅させられ、激昂してガンツソードで真理の部屋の異星人に切りかかるも、一瞬で消滅させられた。
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== 財閥チーム(ガンツ制御者) ==
ガンツを支配する最高組織。彼らこそガンツの構造と機能を完全に把握し自在に制御・操作する。ガンツが死者たちに強制してきた星人との理不尽な戦闘の[[黒幕]]である。マイエルバッハが異星人から得たガンツやガンツウェポンのテクノロジーを買い込み管理しており、かなり以前より来るべき巨人族との戦争のための準備を整えていた。日本の制御者は[[財閥]]チームの8人で、全員が男性<ref>ガンツロボット隊が空間圧縮装置へ特攻を開始した映像を鑑賞していたオフィスビルの一室において、指揮官と談話をしていた老人3人の老人が描写されているが、彼らもまた制御者なのか、[[スポンサー]]なのか、[[政府]]の要人なのかは不明。</ref>。彼らはガンツを自在に操作・設定するだけでなく<ref>東京チームのガンツを始め、少なくとも日本のガンツは財閥チームに設定を変更されたことにより、死者の再生や、転送による怪我を[[治癒]]する機能を停止されてしまった。このためガンツメンバーは、真に死を覚悟して戦いに挑まなければならなくなった。</ref>、ガンツメンバーの行動全てを掌握し、生殺与奪の権利さえ有している。ガンツによって再生された玄野たちとは違い、彼らに死亡歴は無い。彼らの目的は襲来してきた巨人族を絶滅させ、その功績と名誉によって異星人の計り知れない高度なテクノロジーおよび莫大な富を独占し、地球の支配者となることであり、各国の制御者はこの目的成就を競い合っている<ref>作中に登場する制御者は日本の財閥チームと、物語の終盤で巨人族の宇宙船において唯一稼働していたガンツを囲っていた外国人の4人が確認出来る(この中の1人が[[ノートパソコン]]でガンツを操作し、杏やガンツメンバーたちを順番に地球へ転送させていた)。</ref><ref>各国における制御者の構成は不明だが、莫大な資金と強大な権限を要する計画だけに巨大資本の後盾が必要となるため、必然的に[[先進国]]の財閥や政府の権力者たちで組織されているものと考えられる。</ref>。
 
; 財閥チーム指揮官
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== 吸血鬼(バンパイア) ==
元々は人間であるが、[[ウイルス]]に似た働きを持った[[ナノマシーン]]が体内に侵入することによって、細胞が入れ替わり[[吸血鬼]]に変わるとされている(全ての細胞が入れ替わるには数週間かかる)。ナノマシーンの起源は数百年前から出現し始めたらしいということのみで詳細は不明。常に黒い服を着用している。縮んだ退した[[瞳孔]]と発達した[[犬歯]]が特徴で、人間と同じ通常の食事でも身体の維持は可能だが、恒常的に血液を摂取しないと慢性的な[[頭痛]]と背中に[[蝙蝠]]の翼のような形をした状の[[湿疹]]が起こ発発現する。ガンツスーツ装着時の人間に比肩し得る高い身体能力、体組織の一部を変質させ銃器や刀剣を生成して分離する能力を持つ。生成された武器は個人差があるものの、耐久力の面ではガンツソードやガンツスーツには劣っている<ref>作中の描写では生成した刀はガンツスーツの耐久力で防がれてしまう。そのため吸血鬼たちはまず対象を捕まえてスーツのポイント部分を破壊しようとする。</ref>。[[十字架]]や[[大蒜]]などに代表される吸血鬼の弱点を持たないが、[[太陽光]]もしくはそれに近似する光線は致命傷となる。皮膚を強化する高価な薬を服用せずにそれらの光浴び照射されると、一瞬での組織が乾燥し粉砕されてしまう。人間社会への順応が深く高度に組織化されており、吸血鬼して覚醒した間もない者に対する講習セミナーや光学周波数可変レンズ([[コンタクトレンズ|コンタクト]]あるいは[[サングラス]])の開発など、星人を排除するガンツチームと敵対する活動を展開し、スーツの破壊方法も熟知している。ミッション外でもしばしばガンツメンバーを襲撃するが、多数の吸血鬼が和泉と玄野によって殺害され、戦闘要員の大半を失うこととなった
 
組織内で高い地位に就いていると思われる4人は、並の吸血鬼より戦闘能力が高く、戦闘の直前でも[[格闘技]]について議論を交わすほどの余裕を持つ。対かっぺ星人ミッション終了直後、ガンツメンバーを急襲する。
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; 黒髪の女
: あだ名:「'''きるびる'''」
: 長い黒髪の女吸血鬼。初登場時は人間の女性であり、吸血鬼の[[クラブ]]にて捕獲され本来食用とされるはずであったが、その後なぜか吸血鬼として再登場、氷川と行動を共にする。星人の共通言語は解さない。玄野を襲撃後レイカに接触、ともにガンツの部屋へ転送されガンツメンバーとしてミッションに参加することになる。吸血鬼になって数日経ったばかりだが、早くも掌から刀を生成できようになっ能力を獲得している。ただし戦闘能力は氷川に比べると数段劣り、ぬらりひょん編では(不意打ちというのもあって)小面に左腕を切られてしまう。ラストミッション終了後にガンツ空間から解放された後は、氷川とともに姿を消した。カタストロフィが終わりかけるころには、玄野とイヴァ・グーンドの決闘をモニター越しに見ていた観戦する
: モデルは[[俳優#性別での分類|女優]]の[[栗山千明]]<ref>栗山千明はガンツ[[オタク]]を公言しており、作者・奥浩哉との対談の際には黒いスーツ姿で登場し、実写で撮ることがあるなら是非出演したいと語っている。</ref><ref>フジテレビ系列『[[5LDK]]』2011年3月3日放送分より。{{出典無効|date=2022年6月}}</ref>。本編でも姓名ともに非公開。なお、作中に登場する吸血鬼の中では氷川と彼女だけがネクタイを着用している。
; 斎藤 一騎(さいとう かずき)