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BASEGATE横浜関内
(ベースゲート横浜関内)
建設中のタワー棟(2025年5月)
NEO-NEED/sandboxの位置(横浜市内)
NEO-NEED/sandbox
情報
旧名称 横浜市旧市庁舎街区活用事業[1][2][3](計画・開発段階の仮称)
設計者 鹿島建設竹中工務店[4]
施工 鹿島建設、竹中工務店[4]
事業主体 三井不動産〈代表〉、鹿島建設、京浜急行電鉄第一生命保険、竹中工務店、DeNA東急星野リゾート[5][注 1]
構造形式 S造・一部SRC造[2][3][6]
敷地面積 16,523 m² [2][6][7]
※街区全体
建築面積 10,439 m² [2][6][7]
延床面積 128,567 m² [2][6][7]
※タワー棟:100,269 m2 [8]
状態 建設中
階数 <タワー棟>
地上33階、地下1階[2][3][6]
高さ <タワー棟>
約169 m [2][6][7][注 2]
駐車台数 242台[2][6][7]
着工 2022年7月1日[2][3][6]
竣工 2025年12月26日(竣工式予定)[5]
開館開所 2026年3月19日(予定)[5]
所在地 231-0017
神奈川県横浜市中区港町1丁目1番1ほか[4]
座標 北緯35度26分38秒 東経139度38分16秒 / 北緯35.44389度 東経139.63778度 / 35.44389; 139.63778 (BASEGATE横浜関内
(ベースゲート横浜関内)
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座標: 北緯35度26分38秒 東経139度38分16秒 / 北緯35.44389度 東経139.63778度 / 35.44389; 139.63778 (BASEGATE横浜関内
(ベースゲート横浜関内)
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BASEGATE横浜関内(ベースゲートよこはまかんない)は、神奈川県横浜市中区にある再開発エリア(街区)の名称。三井不動産を代表企業とし、鹿島建設京浜急行電鉄第一生命保険竹中工務店DeNA東急星野リゾートの計8社[注 1]が再開発を主導している[5]

2024年11月13日、街区名称を「BASEGATE横浜関内」に決定したと発表[4][12]2025年12月26日に竣工し[5]2026年3月19日に開業予定である[5][13][注 3]

概要

村野藤吾の設計による7代目の旧横浜市役所庁舎跡地(旧市庁舎街区)を中心とした再開発計画であり、JR関内駅南口付近北側の横浜スタジアム隣接地に位置する。開発コンセプトは「MINATO-MACHI LIVE(みなとまち ライブ)」で、旧市庁舎行政棟を保存・活用するなど新旧融合を図り、エンターテインメントイノベーション拠点となる新たな街を創造することを目指している[14][15]2022年7月に新築工事が着工し[15]、2025年12月26日の竣工(竣工式予定)および2026年3月19日の開業(グランドオープン)を予定している[5][13]

地上33階建て、高さ約170 mのタワー棟(オフィス大学、新産業創造拠点「三井リンクラボ[16]、商業店舗、エデュテインメント施設「ワンダリア横浜 (Wonderia)」などが入居予定)や低層棟のライブビューイングアリーナTHE LIVE (ザ ライブ)」などを建設するほか、旧市庁舎行政棟は保存され、星野リゾートのホテルOMO7横浜 by 星野リゾート」や商業施設が入る「ザ レガシー」として活用予定である[4]。さらに、「ザ レガシー」の商業エリア1階と横浜スタジアム寄りにある「スタジアムサイドテラス[注 4]の1・2階には、小規模飲食店(34店舗)が入居する「スタジアム横バル街[注 5]を開設予定である。

着工直後の2022年7月29日には「(仮称)横浜市旧市庁舎街区活用事業」として、国土交通大臣民間都市再生事業計画に認定されている[1]。また、前述の行政棟は2025年8月5日戦後の建築物としては初めての横浜市認定歴史的建造物に認定されている[19]

敷地内の交通結節拠点からは京急・東急・WILLER EXPRESSにより羽田空港鎌倉箱根への高速バスが運行されるほか、既存のオープントップバスの乗り入れや低速度の電動乗合自動車であるグリーンスローモビリティの導入も計画されている[11][14]

タワー棟

オフィス・大学

近隣に関東学院大学のキャンパスを構える学校法人関東学院がテナントとして入居予定[5]

ワンダリア横浜

ザ ライブ

正式名称は「THE LIVE supported by 大和地所」である[5]

ザ レガシー

旧横浜市庁舎行政棟(横浜市認定歴史的建造物)を保存活用した施設である。

OMO7横浜

OMO7横浜
OMO7 Yokohama
ホテル概要
正式名称 OMO7横浜 by 星野リゾート
運営 星野リゾート
開業 2026年
公式サイト 公式サイト
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2025年10月22日に宿泊予約受付を開始し、ホテルの詳細情報も発表予定である。

ギャラリー

周辺の開発とデッキ接続

関内駅北側の再開発エリア「関内駅前地区」において当街区はA地区に該当しており、周辺でも再開発が計画されている[20]。隣接地の関内駅前港町地区および北口地区(共に関内駅前地区のB地区の一部に該当[20])においても超高層ビル2棟の建設(いずれも2029年度竣工予定)が計画されており[21]2024年5月24日に「関内駅前地区第一種市街地再開発事業」として都市計画が決定された[22][23]

当街区から横浜スタジアム・横浜公園方面へ「みなと大通りデッキ」で接続するほか、港町・北口地区方面にもスムーズに移動できる接続デッキの整備が計画されている[4][21]

脚注

注釈
  1. ^ a b 企業コンソーシアム「KANNAI 8 (カンナイエイト)」を結成[10]。なお、星野リゾートは建築主には含まれない[3][6][7]が、全額出資して関内ホテルマネジメントを設立しホテルの運営を手掛ける[11]
  2. ^ タワー棟の高さについて、「都市景観形成行為のお知らせ」などでは166.78 m とされる[7][9]
  3. ^ 敷地の借地期間は工事期間も含めて78年間を想定(運営期間のみでは70年間)[11][14]
  4. ^ 街区名称発表時のプレスリリースで「スタジアムサイドテラス」とされた[4]が、以前は「みなとテラス」と呼称されていた[15][17][18]
  5. ^ 以前は「KANNAI バル街区」と仮称されていた[4][17][18]
脚注
  1. ^ a b 関内駅周辺地区の新たな賑わいの核の形成 ~(仮称)横浜市旧市庁舎街区活用事業を国土交通大臣が認定~/認定事業計画の内容資料アーカイブ (PDF) (国土交通省 令和4年〈2022年〉7月29日)
  2. ^ a b c d e f g h i (仮称)横浜市旧市庁舎街区活用事業新築等工事の建築計画を公開中(建築計画のお知らせ看板データベース)
  3. ^ a b c d e (仮称)横浜市旧市庁舎街区活用事業新築等工事(株式会社建設データバンク「建築計画のお知らせ看板情報」)
  4. ^ a b c d e f g h JR「関内」駅前「横浜市旧市庁舎街区活用事業」「BASEGATE横浜関内」に街区名称決定”. 三井不動産株式会社 (2024年11月13日). 2024年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月25日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i JR「関内」駅前 大規模ミクストユース型プロジェクト 「BASEGATE横浜関内」2026年3月19日グランドオープン”. 三井不動産株式会社 (2025年9月24日). 2025年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年10月1日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g h i BASEGATE横浜関内(日本の超高層ビル)
  7. ^ a b c d e f g 地上33階、高さ169m「BASEGATE横浜関内」の建設状況!横浜市旧市庁舎跡地の星野リゾートのホテルも併設される複合施設(2025.5.3)(超高層マンション・超高層ビル 2025年5月7日)
  8. ^ 横浜市旧市庁舎街区活用事業 タワー棟オフィス(BASEGATE横浜関内 オフィス)(鹿島建設株式会社:販売中・賃貸中物件)
  9. ^ 横浜市旧市庁舎街区に「BASEGATE横浜関内」 2025年12月に完成、2026年春にグランドオープン(ヨコハマ経済新聞 2025年3月1日)
  10. ^ 横浜市現市庁舎街区活用事業 基本協定書締結について(企業コンソーシアム「KANNAI8」 2020年1月30日)
  11. ^ a b c 横浜市の市庁舎が星野リゾートが手掛けるホテルに 2024年度に開業予定(ヨコハマ経済新聞 2019年9月4日)
  12. ^ JR関内駅前再開発、「BASEGATE横浜関内」に 25年末竣工”. 日本経済新聞 (2024年11月14日). 2024年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月25日閲覧。
  13. ^ a b ベースゲート横浜関内、26年3月開業 三井不動産など再開発の大型施設”. 日本経済新聞 (2025年9月24日). 2025年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年10月1日閲覧。
  14. ^ a b c 現市庁舎街区の事業予定者を決定しました!』(pdf)(プレスリリース)横浜市都市整備局都心再生課、2019年9月4日。オリジナルの2021年11月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20211118165602/https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/toshiseibi/toshin/genshichoshagaikutou/genshichosha.files/press20190904.pdf2019年9月5日閲覧 
  15. ^ a b c JR「関内」駅前に「横浜市旧市庁舎街区活用事業」着工 旧市庁舎行政棟を保存・活用し、横浜の歴史や文化を継承 「新旧融合」の新たな街が2026年春グランドオープンアーカイブ〉(三井不動産株式会社 2022年7月12日)
  16. ^ 三井リンクラボ(公式サイト)
  17. ^ a b 関内駅前に「KANNAI バル街区」が2026年春に誕生 出店者を募集(ヨコハマ経済新聞 2024年4月8日)
  18. ^ a b 旧市庁舎活用 小型飲食店 出店者募る(タウンニュース中区・西区・南区版 2024年4月4日)
  19. ^ 横浜市都市整備局都市デザイン室 (2025年8月5日). “「旧横浜市庁舎行政棟」を戦後建造物で初の歴史的建造物に認定し、保全活用を進めます!”. 横浜市. 2025年8月5日閲覧。
  20. ^ a b 地区計画C-115:関内駅前地区(横浜市)
  21. ^ a b (仮称)関内駅前地区第一種市街地再開発事業 まちづくり・景観形成検討資料アーカイブ (PDF) (横浜市都市美対策審査会政策検討部会 2022年9月5日)
  22. ^ 関内駅前地区第一種市街地再開発事業”. 横浜市. 2025年5月9日閲覧。
  23. ^ 三菱地所など、「関内駅前地区第一種市街地再開発事業」の都市計画決定を発表(日本経済新聞 2024年5月24日)

関連項目

外部リンク