TOHOシネマズ日劇
日劇PLEX(にちげきプレックス)は、有楽町にある映画館(日劇1、日劇2、日劇3)の総称。
有楽町センタービル(通称 有楽町マリオン、東京都千代田区)の有楽町阪急側の11階(日劇1)と9階(日劇2・3)にある。3館とも現在TOHOシネマズ株式会社が所有する映画館である。2006年9月末までは東宝が所有していた。日劇の名称はかつてこの地にあった「日本劇場」から引き継いだ。1984年10月6日に開館。2002年3月に改装後、現在に至る。
各スクリーン名は1984年の開館当時は「日本劇場」、「日劇東宝」、「日劇プラザ」であった。2002年の改装時に名称が変更され、日本劇場が「日劇1」、日劇東宝が「日劇2」、日劇プラザが「日劇3」となり、3館の総称に「日劇PLEX」が用いられるようになった。
この改装時に客席も入れ替えられて以前より余裕のある座席になり、それにともない各館の定員数も減っている。2004年からは全席指定制となった[1]。また、2007年から1階窓口での扱いは、その日の上映分(当日券の購入、もしくは座席指定席券への引き換え)のみとなった。
なお、有楽町マリオンにある映画館は他にも、丸の内ピカデリー1・2(有楽町西武側 9階、松竹)、丸の内プラゼール(新館5階、松竹)、ルーブル丸の内(新館7階、東急)がある。
TOHOシネマズ㈱経営になりシネコンと同様に2007年12月20日から連日レイトショー(20時以降の上映)を実施している。料金は、1,500円である。
各館の特徴
日劇1
定員948人 常に洋画の大作が上映されている。東宝洋画系チェーンで最大のチェーンマスターでもある。
- 代表作:「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」(オープニング上映作品)、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ、「ジュラシック・パーク」シリーズ、「タイタニック」 他
日劇2
定員668人 東宝邦画系作品が上映されている。東宝邦画系チェーンのチェーンマスターでもある。1カ月に1作程度の割合で新作が公開される。
日劇3
定員524人 主に洋画が上映されている。東宝洋画系チェーンのチェーンマスターの1つでファミリー向けがメインであるとされている。しかし、最近では日劇1で拡大ロードショー時に利用されたり、日劇1・2または日比谷スカラ座からのムーブオーバーに利用されたりすることも多い。
- 代表作:「トップガン」、「もののけ姫」、「恋におちたシェイクスピア」、「ナショナル・トレジャー」、「ゲド戦記」他
ただし、日劇1・2・3への改称後は客入りなどで、上映館が3館内で変わることもたびたびある。
脚注
外部リンク
- TOHOシネマズ株式会社 - 運営会社
- 東宝株式会社
- THEATER SEARCH! - 東宝による映画館案内サイト
- 劇場詳細表示 - THEATER SEARCH!内 日劇PLEXの劇場詳細ページ
- 日劇1・2・3 - 「港町キネマ通り」サイト内(2002年5月取材のもの)