根本忠雄
日本の実業家 (1913-1988)
株式会社鮒忠の創業者。鶏肉を串にさして焼き、大々的に販売することを始めたのは日本で最初と言われ「焼き鳥の父」と呼ばれた。他に「丸むし焼き」(ローストチキン)というヒット商品も生み出した。
略歴
大正2年
東京深川に生まれる。
大正14年
小学校を卒業し、米屋へ丁稚奉公に行く。
昭和6年
「根本精米店」独立
昭和9年
第1回兵役。以後21年まで計4回の兵役、延べ、7年間の軍隊生活を送る。
昭和21年
復員。
9月1日浅草に「鮒忠」創業。敗戦の瓦礫の中、夫婦二人で始めた。
昭和26年
株式会社鮒忠を設立。
代表取締役社長に就任。
昭和55年
代表取締役会長に就任。
昭和63年永眠。
モットー
- 怒るな・威張るな・欲張るな
- 利は薄く大衆奉仕
著書
- 年商十五億のやきとり商法―鮒忠立志伝 (1965年)
- 鮒忠の江戸ッ子商法 (1972年)
- 魂はいつも商人 (1992年)