KBCホークスナイター
『KBCホークスナイター』は、九州朝日放送(KBCラジオ)が放送しているプロ野球ナイトゲーム中継番組である。ヤフードームに本拠をもつ福岡ソフトバンクホークス戦を中心に放送している。
KBCホークスナイター | |
---|---|
ジャンル | プロ野球中継(ソフトバンク戦中心) |
放送方式 | 生放送 |
放送期間 | 放送開始年不明 |
放送時間 |
火~金曜 17:55~試合終了 土曜 17:57~試合終了 |
放送局 | 九州朝日放送(KBCラジオ) |
ネットワーク | NRN |
公式サイト | 公式サイト |
ホークスが本拠地を福岡に移す前から同局のナイターは『KBCジャンボナイター』のタイトルで放送されており、現行タイトルは2005年シーズンから使用。ただし1990年から1992年までは『ナイトゲームスロープ』のタイトルを使用した。
概要
KBCでは、ホークスが福岡に移ってきた1989年当初から、殆どのホークス戦を中継してきた。2002年には一部の試合を放送しないこともあったが、原則として毎年『ホークス戦全試合実況中継』をキャッチコピーとし、ホーム・ビジター関係無く全試合中継している。これはライバル局RKBラジオがJRN単独加盟の為、交流戦での東京ヤクルトスワローズ主催のホークス戦が放送権の関係上日本シリーズを除いて放送出来ないことや、土曜日の午後はワイド番組を放送しているため、土曜のデーゲームを放送しないことなどを意識している。
火曜~金曜の17:55・土曜の17:57~試合終了まで放送(原則として日曜・月曜ナイターは定時中継しないが、ホークス戦のナイター開催時に限って『KBCホークスナイタースペシャル』として放送する)。
土・日曜のデーゲームはタイトルを『KBCダイナミックホークス実況中継』とし、12:55~試合終了まで放送。日曜は15:00~16:00にサンデー競馬中継 みんなの競馬を放送するため地上波は中断、この間はKBCホームページでライブ配信することでフォローしている。
ジャンボナイター時代の2002年まで、携帯電話のau(開始当初はセルラー)と提携し、auの携帯電話から、全国どこからでも中継が聴けるというサービスを実施していた。
ホークス主催試合と一部ビジターゲームではインターネット音声中継を行っている。2008年からKBCテレビの中継がある場合は、その映像を使った動画配信となる。
日本シリーズは『○年日本シリーズ選手権実況中継』のタイトルで、西暦偶数年は奇数戦はニッポン放送、偶数戦は文化放送の、西暦奇数年は奇数戦は文化放送、偶数戦はニッポン放送のネットワーク中継を行う(○には、西暦の年が入る)。
タイトルコール、ジングルはかつては和田安生アナ、岡田浩一アナが担当していたが、2007年からは「KBCラジオプロ野球中継イメージプレイヤー」として、小久保裕紀選手を起用し、ホークス戦中継時のタイトルコールと一部のジングルで使用している。ただしホークス戦以外の中継時や、ホークス戦中継時の一部ジングルは以前のまま岡田浩一アナのタイトルコール・ジングルであったが、2008年からは田上和延アナのタイトルコール・ジングルとなっている。なお2000年には、ラジオつながりでブレイディー・ラジオ投手をKBCラジオイメージキャラクターとして起用していたことがあり、番組内ジングルの一部はラジオが担当していた。
ネット局
ビジターでのゲームも、基本的には自社制作での中継がほとんどである(3連戦の場合は3日連続で解説、実況が同じということもある)。但し、KBCの専属の解説者が2人しかいないためもあり、解説のみ担当地区のNRN担当者がKBCの中継に登場することもある(例としては、関東主催ゲームの時に平日はニッポン放送の解説者が、土・日は文化放送の解説者がKBCの中継に登場するなど)。また、シーズン開始より夏場までは殆どのビジターゲームを自社制作で放送するものの、夏場以降は一気にネット受けに頼るようになることが例年恒例である。
ちなみにソフトバンク vs 日本ハム戦をSTVラジオに、楽天戦をTBC東北放送(月・水~金)に、中日戦を東海ラジオに、広島戦をRCC中国放送に(水~金)、それぞれネットしている(尚、STVラジオは2007年より自主制作をすることがある。また、RCCは2005年はNRN担当曜日もRKBの協力で自社製作。そのため速報チャイムなし。逆に2007年はRKBがデーゲームを中継しないため、例外的に土曜日もKBCからネット受け)。また、曜日に関わらずABCフレッシュアップベースボールの「ソフトバンク vs 阪神」の技術協力を毎年行っている(本来ABCは月・金はNRNラインだが、それ以外はJRN系列である。しかし、テレビ系列がABCおよびKBCがともにANN系列であることから、KBCが技術協力を行う)。特に、巨人・西武戦以外の関東での試合、および大阪ドームと神戸でのオリックス戦は、在京・在阪のラジオ局での生中継が原則ないので、事実上独占放送である。
なお、RKB同様2006年から、北部九州のAMラジオ局(長崎放送、熊本放送、大分放送)へのナイター中継のネットをするようになった。(KBCはNRNのため水曜日担当)
過去
- 西鉄→太平洋クラブ→クラウンライターライオンズが福岡に本拠地を置いていた頃はライオンズ戦を放送していた。
- ライオンズの埼玉県移転後から南海ホークスの福岡移転まで(1979年から1988年)は、原則として全国ラジオネットワーク(NRN)のナイターを同時放送(平日はニッポン放送、土曜・日曜は文化放送。また、福岡開催の巨人のホームゲームの場合、RFラジオ日本からネットした年もあった)。
ホークス戦クイズ
かつてのホークスクイズでは、事前番組『スポーツジョッキー』の中で予想クイズを出題、5回裏までに応募すれば福岡ドームのネット裏「スターホークシート」のチケットを正解者の中から抽選で毎日プレゼントするコーナーを設けていたが、現在は『ホークス戦クイズ』として、平日の試合は勝つもしくは引き分けの場合は得点×2000円・負け試合でも2000円が、土日はヤフードームのS席やコカ・コーラフィールドシート等のチケットが抽選で当たるクイズを行っている。
かつては予想クイズであったが、現行のクイズの場合、問題は野球中継中に出されて、野球中継を最後まで聞けば分かる問題で、試合終了後から0時までにメールかファックスもしくは翌日消印の葉書まで受付可能で、予想クイズではない。
また聴取率調査期間には他の番組同様、賞金・賞品がグレードアップする(通常2000円の部分が5000円になる、ヤフードームのスーパーボックスがプレゼントされるなど、通常手に入りにくい物になる事もある)。2007年の6月には中継イメージプレイヤーの小久保にちなんで『小久保ホームラン賞』なる物を設定し、試合展開や土日等関係無く小久保にホームラン1本出る度に1万円の賞金が設定された。ただしその期間中に小久保のホームランは1本も無く、やや企画倒れ気味になった。
解説者
現在
佐々木と前田は2009年より。おもに藤原と西村がヤフードームの試合を、佐々木と前田がビジターゲームを担当。
過去
実況アナウンサー・リポーター
現在
過去
関連項目
- 夜はこれから!ホークス派宣言(KBCラジオ)
- 月刊!ホークス(KBCテレビ)
- スーパーベースボール(KBCテレビのプロ野球中継)
- STVアタックナイター
- TBCイーグルスナイター
- 文化放送ライオンズナイター(福岡での制作協力)
- 文化放送ホームランナイター
- ニッポン放送ショウアップナイター
- 東海ラジオ ガッツナイター
- MBSタイガースナイター
- ABCフレッシュアップベースボール
- RCCカープナイター
- RKBエキサイトナイター(裏番組)
- 以下水曜日のみネット受けをする放送局のナイター
- OBSゴールデンナイター・がんばれ!!ホークス(大分放送)
- NBCゴールデンナイトゲーム(長崎放送)
- RKKゴールデンナイター(熊本放送)
外部リンク
- KBCラジオホークスナイター&ダイナミックホークス実況中継
- KBCホークス応援サイト HAWKS2009(インターネット放送実施)
- リダイレクトページ「KBCジャンボナイター」に関するカテゴリ