隠戸 (給油艦)

隠戸（おんど）は、大日本帝国海軍の特務艦で、隠戸型給油艦の1番艦。艦名は広島県呉市の「音戸瀬戸」にちなんで名づけられた。「隠戸」は「音戸」の別表記である。

艦歴
発注	大正12年度艦艇補充計画
起工	1922年3月15日
進水	1922年10月21日
就役	1923年3月12日
その後	1944年11月13日戦没
除籍	1944年12月20日
性能諸元
排水量	基準：14,050t 常備：15,400t
全長	138.68m
全幅	17.68m
吃水	8.08m （公試平均）
主缶	缶4基
主機	3段膨張式蒸気機関1基1軸 3,750hp
燃料搭載量	石炭1,350t
速力	12.0kt
乗員	157名
兵装	50口径14cm単装砲2基 40口径7.6cm単装高角砲2基（戦時のみ搭載）
その他	重油搭載量 8,000t

艦歴

• 1922年（大正11年）10月21日 進水　（株式会社　川崎造船所　建造）
• 1923年（大正12年）3月12日　竣工
• 1933年（昭和8年）　日中戦争（日華事変）に出動
• 1944年（昭和19年）11月13日　マニラ湾で敵機の攻撃を受け沈没
  • 12月20日　除籍

特務艦長

• 真崎勝次 大佐：1928年4月1日 - 12月4日
• 大川内傳七 大佐：1931年4月1日 - 11月14日
• 鎌田道章 大佐：1936年2月15日 - 11月16日

同型艦

• 早鞆（はやとも） - 鳴戸（なると）

関連項目

• 大日本帝国海軍艦艇一覧