ロミオ×ジュリエット
『ロミオ×ジュリエット』(ロミオとジュリエット、英名:Romeo×Juliet)は、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』を原作とするテレビアニメ作品。2007年4月から同年9月まで中部日本放送 (CBC) 他で放送された。
ロミオ×ジュリエット | |
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アニメ | |
原作 | GONZO×スカパー・ウェルシンク |
監督 | 追崎史敏 |
シリーズ構成 | 吉田玲子 |
キャラクターデザイン | 原田大基 |
アニメーション制作 | GONZO |
放送局 | 放送局を参照 |
放送期間 | 2007年4月4日 - 9月26日 |
話数 | 全24話 |
漫画 | |
原作・原案など | ウィリアム・シェイクスピア |
作画 | COM |
出版社 | 角川書店 |
掲載誌 | 月刊Asuka |
発表期間 | 2007年3月24日 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ・漫画・ライトノベル |
ポータル | アニメ・漫画・文学・ラジオ |
作品概要
イギリスの劇作家ウィリアム・シェークスピアの『ロミオとジュリエット』を原案に、ゴンゾが初のアニメ化をした作品。『カレイドスター』や『ケロロ軍曹』等のキャラクターデザインを手掛けた追崎史敏が初めて監督を務め、『ふたご姫』などの総作画監督で注目を集めたアニメアールの新鋭、原田大基が初のキャラクターデザインに抜擢。音響監修には、佐藤順一が迎えられている。『月刊Asuka』にてコミックが連載されるなどメディアミックスも行われている。
主要キャラ以外ではタイタス(タイタス・アンドロニカス)やシャイロック(ベニスの商人)、オフィーリア(ハムレット)などといった他のシェークスピア作品の役名などを取り入れている。
ストーリー
舞台は空中浮遊大陸ネオ・ヴェローナ。14年前のモンタギューの反乱によってキャピュレット一族は虐殺された。唯一の生き残りジュリエットはキャピュレット家の親衛隊隊長のコンラッドの手によって助けられ、ウィリアムの劇場で男として育てられる。
それから14年後。ジュリエットは「赤い旋風(かぜ)」と呼ばれる剣士の姿でモンタギューの圧制に立ち向かうが、憲兵隊に追われている所を親の仇である太閤モンタギューの息子である、ロミオに助けられる。その後2人は、偶然にもネオヴェローナで開かれた舞踏会で再会し、恋に落ちる……。
特にストーリー後半からは、ファンタジー要素を取り入れたオリジナルな展開が重視され、正統派ロールプレイングゲームのようなラストを迎えている。
登場人物
キャピュレット家
- ジュリエット
- 声 - 水沢史絵
- キャピュレット家唯一の生き残り。16歳になるまで自身の生い立ちを全く知らされずに育つ。身分を隠すために普段は男装し、オーディンと名乗っていた。「赤い旋風」として追っ手に追われていた際にロミオに助けられるが、貴族への反発心からろくに礼も言わないまま突っぱねてしまう。その後、モンタギューが主催したバラの舞踏会に偶然参加することになり、その場で再会したロミオと恋に落ちてしまう。
- 自身の生い立ちを知らされた後もロミオとの逢瀬を重ねていたが、「赤い旋風」として死んだランスロットの遺志を受け継いだことやその後の様々な出来事を経たことで、キャピュレット家当主として立つことを決意する。そして、ネオ・ヴェローナの市民に大公との真っ向勝負を宣言し支持を得る。キャピュレット家の責務を果たした後、エスカラスの元へと向かう。
- オーディン
- ジュリエットの仮の姿。「赤い旋風」に姿を変えモンタギューの悪政に立ち向かうが、ランスロットの死を境に一時はその活動を辞めるが、大公との真っ向勝負を宣言する際に再びこの姿で現れる。
- キュリオ
- 声 - 鳥海浩輔
- フランシスコの親友。ジュリエットの剣の師でもある。14年前の事件で父親を亡くしている。口下手だが優しい性格。現在はペンヴォーリオを匿って自分の部屋に住まわせている。実は絵が得意。平和になった後は八百屋を営む描写がある。
- 名前は『十二夜』に登場する貴族から。
- フランシスコ
- 声 - 野島裕史
- キュリオとは親友であり、弓の名手。キュリオと同じく14年前の事件で父親を亡くしている。冷静で頭はいいがやや毒舌。女性から非常にモテており、それを楽しんでいる。しかし、失敗談も多い。ペンヴォーリオのことをキュリオに押し付けるなど、ちゃっかりした一面も併せ持つ。当主に対する忠誠心は厚く、どんな犠牲を払ってでもジュリエットの幸福を願っている。キュリオをジュリエットのことでからかうことも多いが、実際はフランシスコ自身が抱いていたジュリエットへの想いを誤魔化すためのものでもあった。
- 名前は『ハムレット』に登場する見張りの兵士および『テンペスト』の貴族から。
- コーディリア
- 声 - 松来未祐
- ジュリエットの姉のような存在の優しい女性。14年前の事件で両親を亡くしている。炊事洗濯など、家事が得意。
- ペンヴォーリオに家事全般を教え、彼と結婚するに至った。
- 名前は『リア王』の末娘の王女から。
- アントニオ
- 声 - 広橋涼
- コンラッドの孫で、仲間内の連絡係もこなす。ジュリエットと仲がよく、行動を共にすることが多い。赤い旋風としての活動をよく手伝っていた。ジュリエットが16歳になるまで女だと知らなかった。
- 名前はおそらく『ヴェニスの商人』の主人公から取られているが、『冬物語』の船長、『ヴェローナの二紳士』のプローテュースの父親、『から騒ぎ』の知事レオナートの弟、『テンペスト』のミラノ大公もこの名前である。
- ティボルト
- 声 - 置鮎龍太郎
- 黒い竜馬を駆り、腰に帯びた2本の剣を用いて戦う二刀流剣士。
- モンタギューの実子であり、ロミオの腹違いの兄。母親はティボルトを身篭った後にモンタギューに捨てられ出産後間もなく死亡。母の死後、カミロに預けられ養子となるが15歳の頃に屋敷を飛び出した。以来、母親を捨てたモンタギューを憎み、キャピュレット側に協力する。
- なお、母親の名前ヴォラムニアは「コリオレイナス」の母親の名前から取られている。
- コンラッド
- 声 - 宝亀克寿
- 14年前の事件でジュリエットを救い出した、キャピュレット家の元親衛隊隊長。ジュリエットを育て、モンタギューを打倒する機会を窺っている。頑固で古風。忠義に厚い。
- 名前は『から騒ぎ』のドン・ジョンの手下から。
- エアリエル
- 声 - 鳳芳野
- ファルネーゼ家の現当主で、息子であるウィリアムの劇場にジュリエットたちをかくまっている。
- 現在はジュリエット達の潜伏地として、自身の別荘を提供している。
- 名前は『あらし(テンペスト)』の風の妖精から。
- キャピュレット
- 声 - 滝知史
- ジュリエットの父親。14年前のモンタギューのクーデターにより殺害された。
- バルサザー
- 声 - 西川幾雄
- ファルネーゼ家がマンチュアに所有している別荘で働く執事。
- 『ロミオとジュリエット』ではロミオの召使の名前であり、『間違いの喜劇』に登場する商人、『ヴェニスの商人』のポーシャの召使、『から騒ぎ』のドン・ペドローに仕える歌手もこの名前である。
- リーガン
- 声 - 斎藤千和
- バルサザーの孫娘。恥ずかしがり屋な性格なのか、アントニオに対しては初対面時にはツンツンとした態度をとっていた。
- 名前は『リア王』の次女から。
モンタギュー家
- ロミオ
- 声 - 水島大宙
- モンタギューの息子。ティボルトとは異母兄弟に当たる。父の悪政に反発心を持っており、親子仲はあまり良好ではない。ハーマイオニと婚約しているが、ロミオ自身は彼女に恋心を全く抱いていない。互いの素性を知らないまま、偶然出会ったジュリエットに一目惚れしてしまう。彼女が宿敵のキャピュレット家だと知り葛藤、戸惑うが、自身のジュリエットへの愛を貫き共に生きられる道を捜す。最終局面にてジュリエットを守るためにエスカラスの精であるオフィーリアと戦い傷つき倒れた。
- モンタギュー
- 声 - 石井康嗣
- ロミオとティボルトの父であり、現ネオ・ヴェローナ大公。自らの権勢にしか興味がなく、民のことなどなんとも思っていない暴君かつ独裁者である。
- 実は、キャピュレット家に父親を持ち、幼少時代に母親と共に捨てられる。娼婦として生計を立てていた母親もその苦労が祟り病に陥り、死に際に自分の父親がキャピュレット家の貴族であることを打ち明けて息を引き取った。キャピュレット家に憎しみを抱いた理由は自分達を捨てて母親を死に陥れた恨みからきたものである。後にモンタギュー家の養子となり嫡男に毒を盛って当主の座を手にいれ、キャピュレットの一族を殲滅するためにティボルトの母親に近づき利用する。後にポーシアと再婚し産まれたのがロミオである。
- ファーストネームのレオンティーズは『冬物語』に登場するシチリア王の名前。
- ハーマイオニ
- 声 - 大原さやか
- ボロメオ家の一人娘。ロミオの政略的な許婚だが、彼女自身はロミオのことを好いている。
- ロミオがジュリエットと駆け落ちしたことについては、ジュリエットがロミオを誑かしたと思っており、表面上は彼女に対して冷静を装っているが、心の中では嫉妬心を抱いている。後にジュリエットと対面し、わだかまりは残るも恋のライバルとして存在を認める。
- 名前は『冬物語』のシチリア王妃から。ちなみに彼女の好きなバラの品種「パーディタ」は『冬物語』の王妃ハーマイオニーの娘の名前である。
- マキューシオ
- 声 - 柿原徹也
- ロミオの従兄弟。野心家であり、成り上がるためにはなんでもする。ロミオのことを快く思っておらず、何か失態を犯すことを期待している。モンタギューに心酔しておりタイタスの勧めで養子となるが、目の前で父タイタスがモンタギューに殺されて錯乱状態に陥る。
- ポーシア
- 声 - 久川綾
- ロミオの母。モンタギューのやり方に付いていけず、彼の元を去り現在は修道院にいる。
- 名前は『ヴェニスの商人』に登場する資産家の女性からであり、『ジュリアス・シーザー』のブルータスの妻の名である。
- タイタス
- 声 - 浦山迅
- マキューシオの父親。ろくに勤めも果たさず、享楽に興じてばかりいる。
- 実はモンタギューの過去の素性を知っており、大公の地位を守るためにモンタギューの素性を知る者を裏で手を廻して始末してきた。息子のマキューシオを養子にする話を持ちかけた時にそのことに触れてモンタギューの怒りを買い、その晩に「久々に剣を交える」と称して、マキューシオの目の前でモンタギューに殺された。
- 名前は『タイタス・アンドロニカス』の主人公から。『アテネのタイモン』のタイモンの債権者たちの召使にもこの名がある。
- アブラム
- 声 - 飯田浩志
- ヴィットーリオ一家の暗殺を命ぜらた元親衛隊 任務に失敗し、一人生きて帰され虚偽の報告をしたため親衛隊から外された。
- アブラムという登場人物はシェイクスピア作品にはいないが、『ロミオとジュリエット』にはアブラハムというモンタギュー家の召使がいる。
- ハーマイオニの父
- 声 - 酒井敬幸
- ハーマイオニの母
- 声 - 荒木香恵
その他
- ウィリアム
- 声 - 井上和彦
- エアリエルの息子で芝居小屋のオーナーを務める売れない劇作家。実は洞察力に優れており、オーディン(ジュリエット)の正体を見抜いていた。また、ウィリアムとはシェークスピアのファーストネームである。
- エミリア
- 声 - 川澄綾子
- ウィリアムの芝居小屋の女優。気の多い女で、一人の男とは長続きしていない。貴族に見初められて玉の輿に乗るのが夢。
- 名前は『オセロー』のイアーゴーの妻、『間違いの喜劇』の尼僧院長、『冬物語』のハーマイオニーの侍女から。ちなみに、エミリアの隣家に住む少女ハーミアの名は『夏の夜の夢』のアテネの少女から取られている。
- ペンヴォーリオ
- 声 - 立花慎之介
- 市長の息子。ロミオの親友で、大公に反発する彼のことを心配している。父親が貴族の身分を剥奪された際大公の刺客に暗殺されそうになるが、ジュリエットたちによって助けられ、以降はキュリオの家に居候する。貴族育ちのため箒の使い方すら知らなかったが、コーディリアの指導により家事全般は一通りこなせるようになった。後にコーディリアと結婚し、子供をもうける。
- なお、原作では「ベンヴォーリオ」である。
- ヴィットーリオ
- 声 - 宮下栄治
- ペンヴォーリオの父親。元・ネオヴェローナ市長。良心的で、圧制に苦しむ市民を思いやる優しさを持つ。大公と市政方針が異なったため、貴族章を剥奪された。
- ランスロット
- 声 - 藤原啓治
- ジュリエット達の協力者。町医者で、民衆の暮らしを良くしようと活動している。その志に賛同してくれる妻と、2人の娘がいる。火刑に処されそうになっていた市民を守るために、ジュリエットの代わりに自らが「赤い旋風」となって最期は炎に巻かれ壮絶な死を迎えた。
- 名前は『ヴェニスの商人』に登場する道化から。
- テューバル
- 声 - 齋藤龍吾
- 壮年の親衛隊長。
- 名前は『ヴェニスの商人』に登場する、シャイロックの友人のユダヤ人から。
- オフィーリア
- 声 - 岩男潤子
- 大樹エスカラスを守る庭師。一見少女のような姿をしているが、ネオ・ヴェローナで唯一、モンタギューと対等に話すことができる。額と頬に刺青のような紋様がある。以前から、「永遠の実りはない」とモンタギューに警告をしていた。
- 名前は『ハムレット』の大臣の娘から。なお、エスカラスは『ロミオとジュリエット』の大公の名であるが、『尺には尺を』の老貴族の名でもある。
- カミロ
- 声 - 斉藤次郎
- ティボルトの義父。コンラッドの親友だった貴族の男。そのため親キャピレット派として貴族の中で肩身の狭い思いをしてきた。一時はコンラッドと再会し、キャピュレット家を手助けするかに思えたが、結局は裏切った。現在行方不明。
- 名前は『冬物語』のボヘミアの貴族から。
- ペトルーキオ
- 声 - 陶山章央
- 空腹に苦しむ弟や妹のためにパンを盗んだために、グラディスカ鉱山で労働させられている少年。他の労働者達にいじめられているところをロミオに助けられる。目つきが悪くかなりひねくれており、自分たちに労働させている中、贅沢な暮らしを送る貴族を嫌悪している。ロミオとは初めは折り合いが悪かったものの、日が経つにつれ友情を育むが、生まれつき患っていた病気が悪化し、息を引き取った。
- 小説版では暴動に巻き込まれた少年として登場し、ビアンカという妹がいる。
- 名前は『じゃじゃ馬ならし』から。ビアンカは『オセロー』の娼婦および『じゃじゃ馬ならし』のじゃじゃ馬キャタリーナの妹の名前である。
- ジョバンニ
- 声 - 大川透
- グラディスカ鉱山で労働させられている中年。貴族を嫌悪しており、ロミオが貴族であったことから冷戦状態が続いていたが彼の真っすぐな姿勢を見、存在を認める。
- ピエトロ
- 声 - 平井啓二
- グラディスカ鉱山で働く労働者の一人。鉱山崩落時にロミオに助けられる。
- パオロ
- 声 - 宮下栄治
- グラディスカ鉱山の鉱山長。
作中用語
- 天空浮遊大陸ネオ・ヴェローナ
- 物語の舞台となる地。その名の通り、大地が空中に浮いている。「今は昔 ここは記憶も遠く忘れ去られし大地」「空に浮きし大いなる力は生命の息吹と民の繁栄をもたらすものなり」(1話冒頭)
- 竜馬
- 馬に翼と竜の尾を付けたような生物。背中に人を乗せたまま飛ぶことができ、馬と同じように手綱で操ることができる。一般の身分ではとても持つことができるようなものではなく、これを持っているだけで貴族、それもかなり身分が高いということがわかる貴族社会の象徴のような動物。なお平民の馬にも退化したような羽が生えている。
- 大樹エスカラス
- ネオ・ヴェローナの繁栄の源と言われている双子の大樹。その生育には、光と水と土だけでなく人の慈しむ心も必要となる。しかし、モンタギューの悪政により人の慈しむ心が弱まり、片割れは失われ残った方も弱ってきている。
- なお、原作ではエスカラスはヴェローナ大公の名前。
スタッフ
- 原案:WHILLIAM SHAKESPEARE
- 原作:GONZO、スカパー・ウェルシンク
- 監督:追崎史敏
- 助監督:高橋正典
- シリーズ構成:吉田玲子
- キャラクターデザイン/総作画監督:原田大基
- プロダクションデザイン:高木潤
- 美術監督:斉藤雅巳
- 色彩設計:鈴木寿枝
- 撮影監督:北村直樹
- 音楽:崎元仁
- 音響監督:吉田知弘
- プロデューサー:岩佐芳弘、五味大輔、小島勉
- アニメーション制作:GONZO
- 製作:中部日本放送、GDH、スカパー・ウェルシンク
主題歌
オープニングテーマ
- 「祈り〜You Raise Me Up」(#1 - #24)
- 歌:LENA PARK
- 原詞:Brendan Graham
- 作曲:Rolf Lovland(シークレット・ガーデン)
- 日本語詞:御徒町凧
- 編曲:坂本昌之・武部聡志
エンディングテーマ
- 「Good bye, yesterday」(#15 - #23)
- 歌:Mizrock
- 作詞:Mizrock
- 作曲:Sandra Nurdstrom
- Thomas Wohnl
- 編曲:Tomoki Ishizuka
- (ユニバーサルミュージック)
各話リスト
話数 | サブタイトル | 伊語サブ | 脚本 | コンテ | 演出 | 作画監督 |
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1幕 | ふたり〜出会わなければ〜 | Destino | 吉田玲子 | 追崎史敏 | 追崎史敏 高橋正典 |
原田大基 |
2幕 | 約束〜思ひ出の香り〜 | Il segreto | 福田道生 | 高橋幸雄 | 佐藤陽子 | |
3幕 | 恋心〜残酷な悪戯〜 | Attrazione | 福島一三 | 熊谷雅晃 | PARK DAE YOUL | |
4幕 | 恥じらい〜雨に打たれて〜 | Una timida fanciulla | 高橋ナツコ | 佐藤順一 | 唐戸光博 | 藤澤俊幸 |
5幕 | 疾風(かぜ)〜燃ゆる覚悟〜 | Si alza il vento | 角田一樹 | 西田亜沙子 | ||
6幕 | 希望〜託された明日〜 | Speranza | 吉田玲子 | 和田高明 | 高橋正典 | 皆川智之 |
7幕 | ぬくもり〜今だけは〜 | Il Tocco delle tue Mani | 砂山蔵澄 | 田頭しのぶ | 市村徹夫 | 奥田佳子 |
8幕 | 甘え〜正義とは〜 | La via piu' facile | 高橋ナツコ | 福田道生 | 高橋幸雄 | 佐藤陽子 |
9幕 | 決起〜断ち切る迷い〜 | L'incrocio | 吉田玲子 | 和田高明 | 音地正行 | |
10幕 | 泪〜貴方と逢えて〜 | Lacrime | 砂山蔵澄 | 佐山聖子 | 唐戸光博 | 藤澤俊幸 |
11幕 | 誓い〜朝陽の祝福〜 | Il giuramento | 高橋ナツコ | 水瀬たむら | 高橋正典 | 樋口靖子・鈴木彩子 高木潤・佐藤陽子 |
12幕 | 安息〜このままで〜 | Un porto sicuro | 平見瞠 | 城正克 | 原田孝宏 | 清丸悟 |
13幕 | 脈動〜導かれて〜 | Il battito vitale | 吉田玲子 | 追崎史敏 | 筑紫大輔 | 小林良・白石達也 本間充・藤澤俊幸 |
14幕 | 重責〜この腕の中で〜 | La sfida | 山本裕介 | 岡崎幸男 | 山崎輝彦・杉本光司 高橋敦子・音地正行 中島美子・中本尚子 さのえり・武本大介 | |
15幕 | 自我〜進むべく道〜 | L'alba dei cambiamenti | 砂山蔵澄 | 稲垣隆行 | 玉田博 | 日下岳史・岡本真由美 |
16幕 | ひとり〜いとしくて〜 | Lontano dall' amat | 平見瞠 | 及川啓 | 本田敬一 | |
17幕 | 暴君〜漆黒の因縁〜 | Il passto sepolto | 吉田玲子 | 田頭しのぶ | 白石道太 | 藤沢俊幸 |
18幕 | 志〜それぞれの胸に〜 | Volonta | 平見瞠 | 和田高明 | 和田高明・音地正行 | |
19幕 | 継承〜我こそは〜 | Il Venlo delln Speranzo | 砂山蔵澄 吉田玲子 |
高橋幸雄 | 清丸悟 | |
20幕 | 使命〜揺るぎ無き一歩〜 | Tenuchi Dovere | 砂山蔵澄 | 寺沢伸介 | 市村徹夫 | 日下岳史 |
21幕 | 掟〜女神の抱擁〜 | Da Morire | 高橋ナツコ | 河本昇悟 | まつもとよしひさ | 杉本光司 |
22幕 | 呪縛〜荒ぶる激情〜 | La Fine della Rivoluzione | 吉田玲子 | 田頭しのぶ | 瀬藤健嗣 | 小林亮・白石達也 |
23幕 | 芽吹き〜死の接吻〜 | Per il mio amore | 高橋ナツコ | 佐藤順一 | 白石道太 | 石井久美・日下岳史 濱川修二郎 |
24幕 | 祈り〜きみのいる世界〜 | Un nuovo mondo | 吉田玲子 | 追崎史敏 | 追崎史敏 高橋正典 |
原田大基 |
放送局
放送地域 | 放送局 | 系列 | 放送期間 | 放送日時 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
中京広域圏 | 中部日本放送 | TBS系列 | 2007年4月4日 - 9月26日 | 水曜 25時45分 - 26時15分 | 制作局 |
関東広域圏 | TBS | 2007年4月13日 - 9月28日 | 金曜 26時25分 - 26時55分 | ||
兵庫県 | サンテレビ | 独立UHF局 | 2007年4月17日 - 9月25日 | 火曜 25時10分 - 25時40分 | |
京都府 | KBS京都 | 2007年4月20日 - 9月28日 | 金曜 25時30分 - 26時00分 | ||
日本全域 | gooアニメ | ネット配信 | 2007年4月21日 - 9月29日 | 下記参照 | |
GyaO | 2007年6月2日 - 6月16日 | ||||
BIGLOBEストリーム | 2008年1月30日 - 4月16日 | ||||
AT-X | CS・CATV | 2007年8月24日 - 2008年2月1日 | 金曜 9時00分 - 9時30分 | リピートあり | |
TBSチャンネル | 2009年6月19日 - 7月24日 | 月 - 金曜 18時00分 - 18時30分 |
CBCとしては初のハイビジョン制作・放映アニメ作品である。また、CBCとTBSでは連動データ放送にも対応している。また、CBCにとっては初の関西圏での独立UHF局ネットとなった深夜アニメである。2007年8月15日の放送は特番のため休止。同年8月22日は番組の見所を紹介する「ロミオ×ジュリエット 革命のPrelude」を放送したが、ハイビジョン放送ではなく4:3 SDマスターでの放送であった。
サンテレビやKBS京都でも両局で放映の深夜アニメとしては初めてハイビジョンフルサイズ放映を実施している。当時は両局ともにほとんど全て額縁放送であったが、KBS京都は2007年12月より放送マスター更新に伴い、原則としてフルサイズ放映に切り替えている。
gooアニメでの配信は各話とも上記4局すべてで放映が終わった後、2週間ずつ行われた。ビットレートは1Mと500Kの2種類。
GyaOでの配信は1話から7話のみ期間限定で行なわれた。
BIGLOBEストリームでの配信は毎週水曜更新で2週間ずつ行われる。ビットレートは500Kbps、1Mbps、3Mbps。
TBSチャンネルでは、平日に連日放送ののち、土曜深夜に4話連続放送された。
漫画
2007年3月24日に発売の『あすかコミックスDX』19年5月号(角川書店)にて、漫画「ロミオ×ジュリエット」の連載が開始。
- 漫画:COM
- 原案:ウィリアム・シェイクスピア
- アニメーション原作:GONZO×スカパー・ウェルシンク
- シナリオ協力:雨宮ひとみ
- 発売:角川書店
- 発行:角川グループパブリッシング
小説
2007年9月1日に角川ビーンズ文庫より『Romeo×Juliet 赤き運命の出逢い』が発売された。
- 著:雨宮ひとみ
- イラスト:COM
- 原案:ウィリアム・シェイクスピア
- アニメーション原作:GONZO×スカパー・ウェルシンク
- 発売:角川書店
- 発行:角川グループパブリッシング
ラジオ
2007年4月13日から2007年10月5日まで音泉にて、「ロミジュリ×レイディオ」が配信された(全26回)。パーソナリティは、ジュリエット役の水沢史絵とコーディリア役の松来未祐。
サポーターズクラブ
「赤い旋風、見参!」が2007年4月13日からBEWEにて開始。同日スタンダードサポーターの受付を開始。6月15日からプレミアサポーターの受付が開始された。
補足
1・2話において、オープニング冒頭のクレジットが「原案 WHILLIAM SHAKESPEARE」となっている。「シェイクスピア」には「Shakespeare」の他にも「Shakspere」「Shaksper」など様々な綴りがあるが、一般的に「ウィリアム」の綴りは「William」である。3話以降は修正されている。
海外古典を原作とするGONZO作品としては『巌窟王』(2004年。テレビ朝日)に次いで2作目となる。放送局が異なる事などから、制作側は正式なシリーズとしては扱っていないが、一部ファンからは両作を併せて「裏名作劇場」とも呼ばれている。
関連項目
外部リンク
中部日本放送 水曜25:45枠(あにせん) | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
ロミオ×ジュリエット
|
ケータイ刑事 銭形零
(あにせん枠外) |
|
TBS 金曜26:25枠 | ||
銀河鉄道物語
〜永遠への分岐点〜 |
ロミオ×ジュリエット
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