TOP OF THE POPS (桑田佳祐のアルバム)

桑田佳祐のベスト・アルバム

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TOP OF THE POPS (トップ オブ ザ ポップス)はサザンオールスターズ桑田佳祐のソロベストアルバム
3rdソロアルバム「ROCK AND ROLL HERO」発売から2ヶ月後の2002年11月27日ビクターTAISHITAレーベルからリリースした。
オリコン最高1位。約160万枚のセールスを記録した。
桑田ソロとしては現時点でシングルアルバム含め自身最高のセールスとなっている。

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TOP OF THE POPS』
桑田佳祐スタジオ・アルバム
リリース
録音 -
ジャンル J-POP
時間
レーベル ビクタータイシタ
プロデュース 桑田佳祐
専門評論家によるレビュー
最高順位1位、累計売上166万枚(オリコン)
桑田佳祐 アルバム 年表
ROCK AND ROLL HERO
(2002年)
TOP OF THE POPS
(2002年)
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特色

桑田佳祐としては初の純粋なベストアルバム。
当時ソロアルバムの発売、ロックフェスへの出演、原由子のカヴァーアルバムの発売とソロ活動を経て「サザン再開のため。ソロ活動の集大成」として発売。
(企画盤である「フロム イエスタデイ」はレコードの楽曲をCD化しただけのためにベストとはカウントされていない)

選曲は事前にファンクラブ投票やサザンの公式BBSの意見などから選考されたもの。新曲の「素敵な未来を見て欲しい」はファンから『大切な人に送りたい言葉』を募集して製作された楽曲である。
そのため作詞名義は「桑田佳祐&サザンオールスターズ応援団」である。
また桑田ソロ名義だけでなく桑田が結成したソロワークスやライブ音源も収録。初CD化楽曲が3曲もあり、新曲、アルバム未収録楽曲をも含めた決定盤である。
同年発売されたオリジナルアルバム「ROCK AND ROLL HERO」とは連作となっており、ジャケットには「ex ROCK AND ROLL HERO」の看板も見られる。
そのため「ROCK AND ROLL HERO」の楽曲は収録されていない。
発売前には「Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない)」を収録しようとの運動もあったが、マスターテープが現存しない為に未収録となった。
なお、CMではゆかりの深い小林克也がナレーションを担当。

初回盤はダブルジャケット仕様で、DISC1とDISC2で写真がストーリーになっている。

収録曲

タイトルは基本的に、オリジナル発売時の表記に従った

※印はKUWATA BAND名義での楽曲。

DISC-1

  1. - 波乗りジョニー
    サザンとしての活動を休止しソロ活動に入った6thソロシングルで、ミリオンセラーとなった。
    コカ・コーラ」CMソングとして2001年初頭からオンエアーされていたが、タイトルだけは「サザン結成前から出来ていた」と桑田は語っている。
    PVには桑田自身が扮する古賀紅太がサーフィンをするシーンがあり、数秒だけサザンのメンバー野沢"毛ガニ"秀行が登場する。
    なお、このサーフィンのシーンはもちろん桑田本人が波に乗っているわけではなく別人の下半身と桑田の上半身の映像を合わせている。
    ただ桑田本人が「少し不自然じゃないか」とスタッフに言ったら「いやいやいやいや」とたしなめられたという話も。
    オリコン最高1位。OAされたCMから、また詞の関連性も深いために「波乗りジョニー」、「白い恋人達」、「可愛いミーナ」の3曲はファンの間でコーラ3部作と呼ばれている。
  2. - 黄昏のサマー・ホリデイ
    「波乗りジョニー」c/w。サザン本体の「KAMAKURA」収録曲、「星空のビリー・ホリデイ」と関連性はない。
  3. - 白い恋人達
    2作連続ミリオンセラーとなった7thシングル。同曲も「コカ・コーラ」CMソングであり、2002年まで桑田佳祐でのこのキャンペーンが続いた。
    PVにはユースケ・サンタマリアやたまたまPVを撮影しているスタジオの近くを通ったウッチャンナンチャン内村光良が出演していることでも有名である。
    オリコン最高1位。
  4. - 踊ろよベイビー1962
    「白い恋人達」c/w。
  5. -
    4thシングル。アコースティックチックな雰囲気が強く、この流れは2ndソロアルバム「孤独の太陽」へ続いた。オリコン最高4位。
  6. - 哀しみのプリズナー
  7. - BLUE ~こんな夜には踊れない
  8. - 悲しい気持ち (Just a man ㏌ love)
  9. - JOURNEY
    亡き母に捧げた曲であり、非常に人気が高い楽曲。
  10. - 飛べないモスキート (MOSQUITO)
    学校でのいじめを唄ったとも、血液製剤によるエイズを唄ったとも言われ様々な解釈がある。
  11. - 真夜中のダンディー
    約4年半ぶりとなったソロ3rdシングル。ちなみにPVとCDでの歌声は別テイクである。
    キリン「JIVE」CMソング。桑田佳祐名義では初のシングルオリコン最高1位。
  12. - 可愛いミーナ
    8thシングル「東京」c/w。「コカ・コーラ」CMソングであり、A面曲より人気が高い。桑田自身は「あえてノンタイアップの東京をA面にした」と後に語っている。コーラ三部作の完結篇にあたる。
  13. - 素敵な未来を見て欲しい
    今回初収録となる新曲。製作過程がソロPV集「D.V.D WONDER WEAR」に収録されている。

DISC-2

  1. - MERRY X'MAS IN SUMMER ※
  2. - BAN BAN BAN ※
  3. - スキップ・ビート (SKIPPED BEAT) ※
  4. - ONE DAY ※。
  5. -
  6. - いつか何処かで (I FEEL THE ECHO)
  7. - 遠い街角 (THE WANDERIN’STREET)
    フジフィルムCMソングとなった。
  8. - 誰かの風の跡
  9. - クリといつまでも
  10. - 奇跡の地球
    Mr.Childrenとのコラボレーションシングル。AAA小林武史が結成のきっかけと考えられる。
    オリコン最高1位。期間限定生産にもかかわらずセールスは約180万枚にも及んだ。売り上げで発生した印税は全額ユニセフに寄付されている。
  11. - 光の世界
    奥田民生とのコラボレーション。
    録音自体は1994年ごろに桑田のホームスタジオ「猫に小判スタジオ」で行われたとされるが、これまで未発表に終わっており今回初CD化された。
    未発表の頃に一度だけ桑田のラジオ番組やさしい夜遊びでOAされている。
  12. - ヨイトマケの唄 (Live at パシフィコ横浜国立大ホール)
    丸山明宏のカバー曲で、2000年に行われたAAAでのライブ音源。
    NHKでライブが放送されたときには唯一放送されなかった曲であり、特に公式BBSでのリクエストが高い曲だったため初CD化された。
  13. - 祭りのあと
    桑田ソロ名義のシングルとしては、20世紀最大のヒットとなった5thシングル。ファンのみならず大変人気が高い楽曲である。
    日本テレビ系「静かなるドン」主題歌で、キリン「JIVE」CMソングでもあった。
    アルバム未収録曲でもあったためにアルバムとして収録されたのは今回が初。応援団の投票では1位を獲得している。オリコン最高2位。

前作:
フロム イエスタデイ

桑田佳祐の企画アルバム

次作:
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