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徳島県の市町村章一覧

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徳島県の市町村章一覧（とくしまけんのしちょうそんしょういちらん）は、徳島県内の市町村に制定されている、あるいは制定されていた市町村章の一覧である。なお、一覧の順序は全国地方公共団体コード順による。廃止された市町村章は廃止日から順に掲載している。

市部

市 市章 由来 制定日 備考
徳島市   徳島藩の徽章に「市」を付け足したもの[1] 1909年10月9日[1]
鳴門市   「鳴門の渦潮」を表したもの[2] 1947年11月7日[2]
小松島市   全体は港湾都市の街であり、「小」を錨で囲ったものを表している[3][2] 1951年6月1日[4][5] 制定前は室町時代（足利時代）から使用され、小松島港に外部の船のうち、海賊船が来ないように区別する為に唐梅の旗を立てたことから始まり、それが正式に1934年5月（日付不明）に小松島町章として制定され、市制施行後も継承された[2][3]
阿南市   「あ南」を合体し、図案化したもの[1] 1958年10月1日[1][6]
吉野川市   「Y」を表したもの[7] 2004年10月1日[7] 色は青色・緑色が指定されている[8]
阿波市   「AWA」を表したもの[1] 2005年4月1日[1] 色は青色・緑色・橙色が指定されている[9]
美馬市   「M」を図案化したもの[2] 2005年3月1日[2] 色は緑色・桃色・青色が指定されている[10]
三好市   「M」を図案化したもの[7] 2006年3月1日[7] 色は緑色・青色・橙色が指定されている[11]

町村部

郡 町村 町村章 由来 制定日 備考
勝浦郡 勝浦町   蜜柑と勝浦川を表したもの[1] 1965年10月[1]
上勝町   蜜柑・勝浦川・木材・高丸山・高鉾山を表したもの[2] 1965年12月16日[2]
名東郡 佐那河内村   「さ」を図案化したもの[2] 1980年3月6日[2] 色は「さ」の図案化には青色・円は橙色が指定されている[2]
名西郡 石井町   「石井」を図案化したもの[1] 1961年6月[1]
神山町   「カ」を図案化し、鮎喰川を表したもの[2] 1965年10月20日[2]
那賀郡 那賀町   「N」を表したもの[2] 2005年3月1日[2] 色は赤色・青色・緑色が指定されている[12]
海部郡 牟岐町   「牟」を円形に図案化したもの[7] 1965年[13] 町制50周年記念時に制定される[13]
2代目の町章である
美波町   「ミ」を表したもの[2] 2006年3月31日[2] 色は橙色・青色・緑色が指定されている[14]
2005年11月21日に公表され、2006年3月31日に制定される。[14]
海陽町   「K」を図案化したもの[1] 2006年3月31日[1] 色は緑色・青色・赤色が指定されている[15]
板野郡 松茂町   松葉を図案化したもの[2] 1961年8月1日[2]
北島町 （著作権存続） 「北」を図案化したもの[2] 1972年1月1日[2]
藍住町   「藍」を表したもの[2] 1957年1月1日[2] 色は藍色が指定されている[16]
板野町 （著作権存続） 「板の」を図案化したもの[1] 1968年10月3日[1]
上板町   「か」・「ミ」を図案化したもの[1] 1972年1月1日[1] 色々な色の町章が指定されている[17]
美馬郡 つるぎ町   「つ」を図案化したもの[2] 2005年3月1日[2] 色は緑色・青色が指定されている[18]
三好郡 東みよし町   「三」を表したもの[1] 2006年3月1日[1] 色は緑色・青色・緑色が指定されている[19]

廃止された市町村章

市郡 町村 市町村章 由来 制定日 廃止日 備考
海部郡 牟岐町   不明 1916年[7] 1965年 初代の町章である
板野郡 応神村 作成されていない 1966年10月1日
名東郡 国府町 作成されていない 1967年1月1日
麻植郡 鴨島町 （著作権存続） 「カ」を表したもの[20] 1969年5月1日[20] 2004年10月1日[20]
川島町 （著作権存続） 「川」を図案化したもの[20] 1972年12月25日[20]
山川町   「山川」を表したもの[20] 1965年10月1日[20]
美郷村 （著作権存続） 「美」を図案化したもの[20] 1966年5月5日[20]
美馬郡 脇町   「脇」を表している[21] 1961年1月[21] 2005年3月1日
美馬町   「ミマ」を配し、円を表したもの[21] 1959年4月[21] 色は赤色・黄色・桃色が指定されている[21]
穴吹町 （著作権存続） 「ア」を表したもの[21] 1972年11月2日[21] 色は藍色・黄色が指定されている[21]
木屋平村 （著作権存続） 「コヤ平」を図案化したもの[21] 1980年[22]
貞光町   三つの「サ」で田を形成し、「光」を表したもの[23] 1964年12月28日[23]
半田町 （著作権存続） 「ハン田」を図案化したもの[23] 1966年10月1日[23]
一宇村   「一宇」を図案化したもの[23] 1961年12月15日[23]
那賀郡 鷲敷町 （著作権存続） 鷲が羽を広げている姿を図案化したもの[24][25] 1970年7月13日[24] 1970年8月に再制定される[26]
相生町   「ア」を円く図案化し、三つの村（相生村・日野谷村・延野村）が大同団結し、公平と発展を表したもの[24][27][28] 1957年4月[24][28]
上那賀町 （著作権存続） 「上ナ」を図案化したもの[29][30] 1968年1月10日[29]
木沢村 （著作権存続） 「木」を表し、「沢」を図案化したもの[31] 1969年1月1日[31][32]
木頭村 （著作権存続） 「木」を図案化し、「トウ」を配したもの[33] 1966年3月[33]
板野郡 吉野町 （著作権存続） 「吉」を鳩の形に象ったもの[34] 1967年4月1日[34] 2005年4月1日
土成町   菊の花と「土」を表している[34] 1971年6月15日[34][35] 色は菊の花は金色・土は緑色が指定されている[35]
阿波郡 市場町 （著作権存続） 「市バ」を図案化したもの[34] 1969年10月5日[34]
阿波町   「アワ」を図案化したもの[34] 1964年11月14日[34][36]
三好郡 池田町   「池」を変形したもの[37] 1961年11月[37] 2006年3月1日
三野町   「の」を形象化したもの[38] 1934年[38]
井川町 （著作権存続） 「い」を図案化したもの[38] 1969年3月[38]
山城町   「山」を図案化したもの[37] 1966年10月1日[37]
東祖谷山村 （著作権存続） 「ヒイヤ」を組み合わせたもの[37] 1972年11月2日[37]
西祖谷山村   「にい」を図案化したもの[37] 1968年12月28日[37]
三好町 （著作権存続） 「三」を図案化したもの[38] 1967年11月[38]
三加茂町   「ミカ」を図案化したもの[38] 1967年12月18日[38]
那賀郡 羽ノ浦町 （著作権存続） 「は」を図案化したもの[39] 1966年9月1日[39][40] 2006年3月20日
那賀川町 （著作権存続） 中心部は那賀川を表し、「ナカ」を囲ったもの[39] 1968年[39]
海部郡 由岐町   「ゆき」を図案化したもの[14] 1965年5月28日[14] 2006年3月31日
日和佐町   上半分は「日」・下半分は「佐」を表している[14] 1935年7月23日[14]
海部町   「カイフ」を図案化したもの[41] 1975年[41]
海南町   「カイ」を図案化したもの[41] 1978年7月15日[41][42]
宍喰町   「宍」を図案化し、「鈴」を表している[41] 1976年11月1日[41][43]

参考文献

書籍

  • 小学館辞典編集部 編『図典 日本の市町村章』（初版第1刷）小学館、2007年1月10日。ISBN 4095263113。 
  • 中川幸也『シリーズ人間とシンボル第2号「都市の旗と紋章」』中川ケミカル、1987年10月11日。 
  • 近藤春夫『都市の紋章 : 一名・自治体の徽章』行水社、1915年。 NDLJP:955061
  • 丹羽基二『日本の市章 （西日本）』保育社、1984年5月5日。 
  • 望月政治『都章道章府章県章市章のすべて』日本出版貿易株式会社、1973年7月7日。 
  • NHK情報ネットワーク『NHKふるさとデータブック8 [四国]』日本放送協会、1992年5月1日。 
  • 国際図書『事典　シンボルと公式制度』国民文化協会、1968年。 

パンフレット

  • 丹生谷合併協議会『丹生谷合併協議会 18.慣行の取り扱い』徳島県那賀郡鷲敷町・相生町・上那賀町・木沢村・木頭村。 

都道府県書籍

  • 徳島新聞社調査事業局『徳島県百科事典』徳島新聞社、1981年。 

自治体冊子

  • 羽ノ浦町総務課『羽ノ浦町閉町記念誌』徳島県那賀郡羽ノ浦町、2006年3月。 
  • 鷲敷町『80年のあしあと』徳島県那賀郡鷲敷町、1990年3月。 
  • 上那賀町『上那賀町誌』徳島県那賀郡上那賀町、1982年1月。 
  • 小松島町『小松島町勢要覧』小松島町編纂委員会、1950年。 
  • 木屋平村『木屋平村勢要覧』徳島県美馬郡木屋平村。 
  • 土成町役場『土成町例規集』徳島県板野郡土成町。 
  • 海南町役場『海南町例規集』徳島県海部郡海南町。 

脚注

 
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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 図典 日本の市町村章 p190
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y 図典 日本の市町村章 p191
  3. ^ a b 小松島町勢要覧 巻頭
  4. ^ シリーズ人間とシンボル2 都市の旗と紋章 p53
  5. ^ 都章道章府章県章市章のすべて p499
  6. ^ 阿南市紋章
  7. ^ a b c d e f 図典 日本の市町村章 p192
  8. ^ 吉野川市市章
  9. ^ 阿波市市章
  10. ^ 美馬市市章制定条例
  11. ^ 三好市章デザインマニュアル
  12. ^ 那賀町町章
  13. ^ a b 徳島県百科事典 p946
  14. ^ a b c d e f 美波町の町章が決定しました! 引用エラー: 無効な <ref> タグ; name "美波"が異なる内容で複数回定義されています
  15. ^ 海陽町のプロフィール
  16. ^ 藍住町章
  17. ^ 上板町章
  18. ^ つるぎ町章デザインマニュアル
  19. ^ 東みよし町町章デザインマニュアル
  20. ^ a b c d e f g h i 麻植郡合併協議会の協定項目 慣行の取扱い
  21. ^ a b c d e f g h i 美馬郡東部・北部合併協議会 慣行の取り扱い
  22. ^ 木屋平村勢要覧
  23. ^ a b c d e f 第16回美馬郡合併協議会会議資料 町・村章の現況について
  24. ^ a b c d 丹生谷合併協議会 18.慣行の取り扱い
  25. ^ NHKふるさとデータブック p38
  26. ^ 80年のあしあと p197
  27. ^ 相生町章
  28. ^ a b NHKふるさとデータブック p39
  29. ^ a b 上那賀町誌 p1226
  30. ^ NHKふるさとデータブック p41
  31. ^ a b 木沢村ホームページ - 木沢のシンボルメーク
  32. ^ NHKふるさとデータブック p43
  33. ^ a b 木頭村 - 紹介
  34. ^ a b c d e f g h あわ北合併協議会の協定項目（案）慣行の取扱い
  35. ^ a b 土成町例規集
  36. ^ NHKふるさとデータブック p73
  37. ^ a b c d e f g h 三好西部合併協議会の協定項目（案）慣行の取扱い
  38. ^ a b c d e f g h 三野町・三好町・井川町・三加茂町合併協議会　慣行の取扱い 町章の取扱い
  39. ^ a b c d 阿南市・那賀川町・羽ノ浦町合併協議会 慣行の取り扱い
  40. ^ 羽ノ浦町閉町記念誌 p7
  41. ^ a b c d e f 海部下灘合併協議会　協議事項調整内容 慣行の取り扱い
  42. ^ 海南町 - 町の概要
  43. ^ NHKふるさとデータブック p57

関連項目

 

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