滑床渓谷
日本の渓谷
滑床渓谷(なめとこけいこく)は、愛媛県宇和島市から松野町にまたがる渓谷である。四万十川支流目黒川最上流12㎞に及ぶ、県下有数の渓谷である。
名前の由来はほぼ全域が花崗岩から成り立っているため、長年の浸食によって岩肌が滑らかになっていることに因む。落差80m、一枚の岩盤を滑るように落ちる雪輪滝をハイライトに、霧ヶ滝、象頭岩、太鼓岩、千畳敷などの景勝地があり、また豊かな自然の中に野生の猿や鹿が棲息。足摺宇和海国立公園に属する。
なお、雪輪滝を始め、渓谷の大半を宇和島市が占めるが、宇和島市街からのアクセスは困難であるため、事実上松野町の観光資源といえる。
観光資源化を狙った安易な日本猿餌付けのため、観光客に被害。子供連れでは危険もあり。(8/15 TBSきょう発プラス!)