軽井沢リゾート号
しなの鉄道・東日本旅客鉄道が運行している快速列車
軽井沢リゾート(かるいざわリゾート)とは、しなの鉄道が軽井沢駅 - 妙高高原駅間をしなの鉄道線・信越本線・北しなの線経由で運転する快速列車の愛称である。
軽井沢リゾート | |
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![]() 運行開始から使用される115系 | |
概要 | |
種類 | 快速列車 |
現況 | 運行中 |
地域 | 長野県・新潟県 |
運行開始 | 2020年 |
運営者 | しなの鉄道 |
路線 | |
起点 | 軽井沢駅 |
終点 | 妙高高原駅 |
使用路線 |
しなの鉄道:しなの鉄道線 JR東日本:信越本線 しなの鉄道:北しなの線 |
車内サービス | |
クラス | 普通車 |
技術 | |
車両 |
115系電車 (しなの鉄道) |
軌間 | 1,067 mm (3 ft 6 in) |
電化 | 直流1,500V |
運行速度 | 最高100 km/h (62 mph) |
概要
しなの鉄道ではかねてよりしなのサンライズ・しなのサンセットで使用してきた169系を置き換えるため、度々新型車両の導入計画を立ててきた[1][2](しなの鉄道#車両も参照)。その後2017年には「ライナー列車に加えて観光列車でも使用できる車両の導入計画」を発表した[3]。2020年7月に新型車両SR1系の導入という形でようやくこれが具体化し、これに先行して同年3月のダイヤ改正から設定された[4]。
運行概況
2020年3月14日時点では、土休日のみ1往復が軽井沢駅 - 妙高高原駅間で運行されている[4][5]。下り(1号)は9時台に軽井沢駅を、上り(4号)は16時台に妙高高原駅を出るダイヤで運行される[5]。後者は長野からの停車駅を「しなのサンセット」と同等に絞り込んで通勤利用を見込んだ運転となっている[要出典]。全車自由席(乗車整理料金も徴収しない)の3両編成で、ワンマン運転は行われていない[6]。
2020年7月からの運用が開始される、新型車両SR1系の使用開始以降は2往復体制となり、このとき新規設定される1往復は軽井沢 - 長野間の運行となる予定[4]。座席は全車指定席化され、一部は軽食などのサービスを受けられる旅行商品枠で発売される[4]。
停車駅
軽井沢駅 -(中軽井沢駅)-(御代田駅)-(小諸駅)-(田中駅)- 上田駅 -(坂城駅)-(戸倉駅)- 長野駅 - 豊野駅 - 牟礼駅 - 黒姫駅 - 妙高高原駅
使用車両
現行車両
導入予定の車両
年表
脚注
- ^ “20の改革メニュー” (PDF). しなの鉄道 (2002年). 2003年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月11日閲覧。
- ^ “中期経営計画(全文)” (PDF). しなの鉄道 (2004年11月). 2007年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月21日閲覧。
- ^ “「座席快適」通勤ライナー復活へ しなの鉄道が17年度中にも”. 信毎web (信濃毎日新聞社). (2016年1月6日). オリジナルの2017年1月12日時点におけるアーカイブ。 2016年1月8日閲覧。
- ^ a b c d e f しなの鉄道ダイヤ改正のお知らせ - しなの鉄道(2020年3月14日閲覧)
- ^ a b 交通新聞社『JR時刻表』2020年3月号566・568頁
- ^ a b c 【しな鉄】115系にて軽井沢リゾート号運転開始 - 2nd-train鉄道ニュース(2020年3月15日閲覧)
- ^ “新型車両のデザインについて” (PDF). しなの鉄道 (2019年2月28日). 2019年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月14日閲覧。
- ^ 当時は中古車両を受け入れて運行する計画であった。
- ^ “軽井沢―妙高高原、定期の直通観光列車 しなの鉄道が検討”. 信毎web (信濃毎日新聞社). (2016年1月8日). オリジナルの2017年1月9日時点におけるアーカイブ。 2016年1月8日閲覧。
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の日付が異なります。(もしかして:2017年1月8日) (説明)⚠ - ^ “新型車両のデザインについて” (PDF). しなの鉄道 (2019年2月28日). 2019年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月28日閲覧。