アレクサンドラ島

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ゼムリャ・アレクサンドラ(ロシア語: Земля Александры)またはアレクサンドラ島(アレクサンドラとう)とは、北極海の一部であるバレンツ海に位置するロシア連邦ゼムリャフランツァヨシファにある島である。1880年イギリス探検家ベンジャミン・リー・スミスにより発見された[1][2]

ゼムリャ・アレクサンドラ
ロシア語: Земля Александры
ゼムリャ・アレクサンドラの位置(ゼムリャフランツァヨシファ内)
ゼムリャ・アレクサンドラ
ゼムリャ・アレクサンドラ
ゼムリャ・アレクサンドラの位置(ロシア内)
ゼムリャ・アレクサンドラ
ゼムリャ・アレクサンドラ
地理
座標 北緯80度38分38秒 東経46度49分49秒 / 北緯80.64389度 東経46.83028度 / 80.64389; 46.83028
諸島 ゼムリャフランツァヨシファ
面積 1,130 km2 (440 sq mi)
最高標高 382 m (1253 ft)
行政
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ロシア連邦軍空挺部隊がこの島で、北極圏初の集団パラシュート降下を実施したと、ロシア国防省が2020年4月26日に発表した[3]

ロシア連邦ロシア連邦軍ロシア海軍の、北極圏における北緯80度線の‟世界最大の軍事基地”である、ナグルスコ基地が存在する。

ロシア連邦は北極海で北極海航路を開拓しており、同基地を拠点とする約600人の探検隊を組織して、北極海の探検などを行っている。

脚注

  1. ^ С. В. ПОПОВ, В. А. ТРОИЦКИЙ, ТОПОНИМИКА МОРЕЙ СОВЕТСКОЙ АРКТИКИ, 1972
  2. ^ Топонимика морей советской Арктики, архипелаг Земля Франца-Иосифа Кольские Карты”. 2018年4月9日閲覧。
  3. ^ 「ロシア空挺部隊 北極圏降下訓練 実効支配強化狙う」日本経済新聞』夕刊2020年4月27日3面掲載の共同通信配信記事(2020年5月14日閲覧)

参考文献

  • С. В. ПОПОВ, В. А. ТРОИЦКИЙ (1972), ТОПОНИМИКА МОРЕЙ СОВЕТСКОЙ АРКТИКИ, Географическое общество СССР (Ленинград)