彩都西駅
彩都西駅(さいとにしえき)は、大阪府茨木市彩都あさぎ1丁目にある、大阪モノレール彩都線の駅である。
| 彩都西駅 | |
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彩都西駅 | |
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さいとにし Saito-nishi | |
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◄53 豊川 (2.4 km) | |
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| 所在地 | 大阪府茨木市彩都あさぎ1丁目 |
| 駅番号 | 54 |
| 所属事業者 | 大阪モノレール |
| 所属路線 | ■彩都線 |
| キロ程 | 6.8 km(万博記念公園起点) |
| 駅構造 | 橋上駅 |
| ホーム | 島式 1面2線 |
| 乗降人員 -統計年次- |
10,907人/日 -2019年- |
| 開業年月日 | 2007年(平成19年)3月19日[1] |
彩都西駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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歴史
国際文化公園都市(彩都)は2004年(平成16年)に西部地区が先行して街開きし、それを受けて彩都線の当駅までの延伸工事が着工された。
駅構造
1面2線の島式ホームを持つ橋上駅である(大阪モノレールで橋上駅舎を持つのは当駅と万博記念公園駅のみである)。掘割状のところに路線が作られているため、駅前広場からは同一レベルで橋上の改札口に行けるようになっている。駅の開業当初は駅の西側の彩都やまぶき側に連絡する歩道橋は途中で断絶しており、階段で大阪府道1号茨木摂津線の側歩道に下ることができるのみであった。その後、彩都やまぶき側のマンション建設に伴い、2008年(平成20年)に歩道橋のやまぶき側への延長工事が行われた。しかし、マンションの完成までは通行止めの措置が行われ、2010年(平成22年)3月にようやく通行が可能になった。
駅の立地する地名の「彩都あさぎ」と隣接する「彩都やまぶき」にちなみ、ホームの屋根の妻面や改札口外の柱などはあさぎ色に、改札口から駅前を結ぶ歩道橋の側面はやまぶき色に塗装されている。
東センター駅までの延伸構想があった関係上、列車の折り返しは引上線形式となっている(大阪モノレール本線の門真市駅も同様)。到着列車は1番線で乗客を降ろした後、その先の引上線で折返し、改めて万博記念公園方面行として2番線に入線する。なお、この引上線は路線延長後も残るような構造になっているが、延長計画は断念されている。また、引上線の上を府道1号線が跨いでいるが、これは一般道路が大阪モノレールの軌道を跨いでいる唯一の箇所である(万博記念公園駅の西側にも軌道を跨ぐ道路があるが、これは万博記念公園の管理用道路で一般の通行はできない)。
プラットホームは豊川駅と同様、4両分の長さしか用意されていないが、ホームの豊川駅側には将来のホーム延長ができるように用地の確保がされており、軌道もこの部分の先から下り傾斜となっている。また、当駅は当初からプラットホームと車両の床の段差がないため、他の駅に見られるドア位置のスロープがない。
冬季は強い北風が吹くことがあるため、2013年に改札前に防風用のシャッターが新設された。また、ホームドアの設置駅で、同じく設置された門真市や南茨木と同じく、放送が変わっている。
のりば
| ホーム | 路線 | 行先 |
|---|---|---|
| 1 | ■彩都線 | (降車専用ホーム) |
| 2 | ■彩都線(一部は本線直通) | 阪大病院前・万博記念公園・千里中央・大阪空港方面 |
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改札口は写っていない
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駅側面
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コンコース
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ホーム
利用状況
2019年(令和元年)次の1日平均乗降人員は10,907人(乗車人員:5,432人、降車人員:5,475人)で、大阪モノレールの駅全18駅中10位[3]。
開業以来の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通り。
| 年次 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
|---|---|---|---|
| 2006年(平成18年) | 3,773 | 1,756 | [4] |
| 2007年(平成19年) | 3,963 | 2,016 | [5] |
| 2008年(平成20年) | 4,427 | 2,262 | [6] |
| 2009年(平成21年) | 4,473 | 2,282 | [7] |
| 2010年(平成22年) | 4,760 | 2,441 | [8] |
| 2011年(平成23年) | 5,216 | 2,681 | [9] |
| 2012年(平成24年) | 6,025 | 3,087 | [10] |
| 2013年(平成25年) | 6,744 | 3,351 | [11] |
| 2014年(平成26年) | 7,471 | 3,682 | [12] |
| 2015年(平成27年) | 8,079 | 4,002 | [13] |
| 2016年(平成28年) | 8,720 | 4,317 | [14] |
| 2017年(平成29年) | 9,366 | 4,649 | [15] |
| 2018年(平成30年) | 10,101 | 5,012 | [16] |
| 2019年(令和元年) | 10,907 | 5,432 | [17] |
駅周辺
駅前には、ロータリーが設置されている。
- 国際文化公園都市(彩都)
- ガーデンモール彩都(フレンドマートを核テナントとするショッピングセンター)
- Francfranc LE GARAGE 彩都店
- りくろーおじさんの店 彩都の森店
- ラ・ムー彩都店
- 池田泉州銀行 彩都支店(●旧池田店舗)・茨木市では唯一の支店)
- 彩都西郵便局
- cube3110(彩都インフォ*ミュージアム)
- 彩都ライフサイエンスパーク
- 彩都西公園
- あさぎ里山公園
- 彩都保育園
- 彩都敬愛幼稚園(認定こども園)
- 彩都敬愛保育園(認定こども園)
- 茨木市立彩都西小学校
- 茨木市立彩都西中学校
- 箕面市立彩都の丘小学校・中学校(小中一貫校、愛称・彩都の丘学園)
- 彩都友紘会病院
- 早稲田摂陵中学校・高等学校
- 向陽台高等学校
- 大阪府道1号茨木摂津線
- 大阪府道4号茨木能勢線
バス路線
- 1番のりば
- 2番のりば
- 3番のりば
- 23系統・24系統(北大阪ネオポリス線)余野(東能勢中) 行(彩都あかね3・泉原・千提寺口・希望ヶ丘四丁目・希望ヶ丘二丁目経由)
- 一部の便は希望ヶ丘二丁目止。
- 23系統・24系統(北大阪ネオポリス線)余野(東能勢中) 行(彩都あかね3・泉原・千提寺口・希望ヶ丘四丁目・希望ヶ丘二丁目経由)
隣の駅
- 大阪モノレール
- ■彩都線
- 豊川駅 (53) - 彩都西駅 (54)
脚注
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 30号 モノレール・新交通システム・鋼索鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年10月16日、9頁。
- ^ “彩都西駅で「可動式ホーム柵」を使用開始します”. 大阪モノレール (2019年11月13日). 2021年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月5日閲覧。
- ^ 決算状況 - 大阪モノレール
- ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
- ^ “各バス停情報 彩都西駅(8104)”. 阪急バス. 2021年4月30日閲覧。
