彩都西駅

大阪府茨木市にある大阪モノレールの駅

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彩都西駅(さいとにしえき)は、大阪府茨木市彩都あさぎ1丁目にある、大阪モノレール彩都線である。

彩都西駅
彩都西駅
さいとにし
Saito-nishi
53 豊川 (2.4 km)
地図
所在地 大阪府茨木市彩都あさぎ1丁目
北緯34度51分19.77秒 東経135度31分22.55秒 / 北緯34.8554917度 東経135.5229306度 / 34.8554917; 135.5229306座標: 北緯34度51分19.77秒 東経135度31分22.55秒 / 北緯34.8554917度 東経135.5229306度 / 34.8554917; 135.5229306
駅番号  54 
所属事業者 大阪モノレール
所属路線 彩都線
キロ程 6.8 km(万博記念公園起点)
駅構造 橋上駅
ホーム 島式 1面2線
乗降人員
-統計年次-
10,907人/日
-2019年-
開業年月日 2007年平成19年)3月19日[1]
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彩都西駅
配線図

豊川駅

2 1


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彩都線の終着駅で、国際文化公園都市(彩都)内に位置する。駅番号は54

歴史

国際文化公園都市(彩都)は2004年(平成16年)に西部地区が先行して街開きし、それを受けて彩都線の当駅までの延伸工事が着工された。

駅構造

1面2線の島式ホームを持つ橋上駅である(大阪モノレールで橋上駅舎を持つのは当駅と万博記念公園駅のみである)。掘割状のところに路線が作られているため、駅前広場からは同一レベルで橋上の改札口に行けるようになっている。駅の開業当初は駅の西側の彩都やまぶき側に連絡する歩道橋は途中で断絶しており、階段で大阪府道1号茨木摂津線の側歩道に下ることができるのみであった。その後、彩都やまぶき側のマンション建設に伴い、2008年平成20年)に歩道橋のやまぶき側への延長工事が行われた。しかし、マンションの完成までは通行止めの措置が行われ、2010年(平成22年)3月にようやく通行が可能になった。

駅の立地する地名の「彩都あさぎ」と隣接する「彩都やまぶき」にちなみ、ホームの屋根の妻面や改札口外の柱などはあさぎ色に、改札口から駅前を結ぶ歩道橋の側面はやまぶき色に塗装されている。

東センター駅までの延伸構想があった関係上、列車の折り返しは引上線形式となっている(大阪モノレール本線門真市駅も同様)。到着列車は1番線で乗客を降ろした後、その先の引上線で折返し、改めて万博記念公園方面行として2番線に入線する。なお、この引上線は路線延長後も残るような構造になっているが、延長計画は断念されている。また、引上線の上を府道1号線が跨いでいるが、これは一般道路が大阪モノレールの軌道を跨いでいる唯一の箇所である(万博記念公園駅の西側にも軌道を跨ぐ道路があるが、これは万博記念公園の管理用道路で一般の通行はできない)。

プラットホームは豊川駅と同様、4両分の長さしか用意されていないが、ホームの豊川駅側には将来のホーム延長ができるように用地の確保がされており、軌道もこの部分の先から下り傾斜となっている。また、当駅は当初からプラットホームと車両の床の段差がないため、他の駅に見られるドア位置のスロープがない。

冬季は強い北風が吹くことがあるため、2013年に改札前に防風用のシャッターが新設された。また、ホームドアの設置駅で、同じく設置された門真市や南茨木と同じく、放送が変わっている。

のりば

彩都西駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
1 彩都線 (降車専用ホーム)
2 彩都線(一部は本線直通) 阪大病院前万博記念公園千里中央大阪空港方面

利用状況

2019年(令和元年)次の1日平均乗降人員10,907人(乗車人員:5,432人、降車人員:5,475人)で、大阪モノレールの駅全18駅中10位[3]

開業以来の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通り。

年次別1日平均乗降・乗車人員推移
年次 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
出典
2006年(平成18年) 3,773 1,756 [4]
2007年(平成19年) 3,963 2,016 [5]
2008年(平成20年) 4,427 2,262 [6]
2009年(平成21年) 4,473 2,282 [7]
2010年(平成22年) 4,760 2,441 [8]
2011年(平成23年) 5,216 2,681 [9]
2012年(平成24年) 6,025 3,087 [10]
2013年(平成25年) 6,744 3,351 [11]
2014年(平成26年) 7,471 3,682 [12]
2015年(平成27年) 8,079 4,002 [13]
2016年(平成28年) 8,720 4,317 [14]
2017年(平成29年) 9,366 4,649 [15]
2018年(平成30年) 10,101 5,012 [16]
2019年(令和元年) 10,907 5,432 [17]

駅周辺

駅前には、ロータリーが設置されている。

バス路線

阪急バス(彩都西駅停留所)[18]
  • 1番のりば
    • 22系統(彩都線)千里中央 行(彩都粟生北五丁目・外院・白島経由。粟生間谷西四丁目は通過)
    • 23系統(北大阪ネオポリス線)千里中央 行(彩都粟生南六丁目・粟生間谷西四丁目・白島経由、一部は粟生団地経由)
      22系統・23系統はいずれも白島→千里中央は急行(無停車)。22系統の一部は彩都粟生北二丁目止。
    • 24系統(北大阪ネオポリス線)千里中央 行(彩都粟生南六丁目・粟生間谷西四丁目・白島・新船場北橋経由、土休日最終1便のみ)
  • 2番のりば
    • 95系統(茨木彩都線JR茨木阪急茨木行(彩都あさぎ南・清水・宿川原・茨木営業所前・中河原南口・春日経由)
      2011年(平成23年)7月1日より運行開始。8-15時台は阪急茨木行き、その他はJR茨木止。
    • 21系統(彩都線)千里中央 行(彩都あさぎ三丁目・粟生団地・白島・新船場北橋経由
      土休日の9-15時台は(箕面)市立病院前経由となる。
  • 3番のりば
    • 23系統・24系統(北大阪ネオポリス線)余野(東能勢中) 行(彩都あかね3・泉原・千提寺口・希望ヶ丘四丁目・希望ヶ丘二丁目経由)
      一部の便は希望ヶ丘二丁目止。
  • 付記
    • 21・22系統は、2017年(平成29年)6月1日より運行開始。
    • 23・24系統は、2016年(平成28年)6月6日より運行開始。

隣の駅

大阪モノレール
彩都線
豊川駅 (53) - 彩都西駅 (54)

脚注

  1. ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 30号 モノレール・新交通システム・鋼索鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年10月16日、9頁。 
  2. ^ 彩都西駅で「可動式ホーム柵」を使用開始します”. 大阪モノレール (2019年11月13日). 2021年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月5日閲覧。
  3. ^ 決算状況 - 大阪モノレール
  4. ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
  5. ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
  6. ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  7. ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
  8. ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  9. ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
  10. ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
  11. ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
  12. ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
  13. ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
  14. ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
  15. ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
  16. ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
  17. ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
  18. ^ 各バス停情報 彩都西駅(8104)”. 阪急バス. 2021年4月30日閲覧。

関連項目

外部リンク