花と乙女に祝福を
スタッフ
- 花と乙女に祝福を
- ロイヤルブーケ
- 春風の贈り物(PS2版)
主題歌
PC版の主題歌は全て音楽家のロドリゲスのぶ(笹原ノブスケ[7]、笹原延介[8]。2018年から横浜マリンエフエム代表取締役社長[9])が楽曲を提供し、片霧烈火が歌唱を担当したものである[10][1][4]。それらのうち「Maiden's Garden」は作中で都が歌う場面があり、「まさか本当に歌うとは思っていなかった」都役の風音は、収録時最も印象に残ったこととして挙げている[11]。PS2版の主題歌は喜多村英梨と今井麻美により当時結成されたばかりのユニット「ARTERY VEIN」の曲であり、所属先の5pb.からアルケミストに持ち込まれ、採用されたものである[12]。これらの曲の扱いを巡って後述の#トラブルが発生することになった[13][14]。
映像外部リンク | |
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『花と乙女に祝福を』OPムービー - YouTube(アップテンポな曲で作品の楽しい雰囲気が伝わるムービー[15]。「Maiden's Garden」の1番。) | |
『花と乙女に祝福を ロイヤルブーケ』OPムービー - YouTube(「Bloom of your dream」の1番) |
- オープニングテーマ「Maiden's Garden」
- 作詞 - 不詳[注 1] / 作曲 - ロドリゲスのぶ / 編曲 - da2 / 歌 - 片霧烈火[10]
- エンディングテーマ「ひみつのストーリー」
- 作詞 - 秋元凛 / 作曲・編曲 - ロドリゲスのぶ / 歌 - 片霧烈火[16][1][4]
- ロイヤルブーケオープニングテーマ「Bloom of your dream」
- 作詞 - kimotto / 作曲 - ロドリゲスのぶ / 編曲 - da2 / 歌 - 片霧烈火[4]
- 春風の贈り物(PS2版)オープニングテーマ「Splendid Flowers」
- 作詞 - Eb/B / 作曲 - MAKIKO / 編曲 - 悠木真一 / 歌 - ARTERY VEIN[17]
サウンドトラック
初回限定版にはオリジナルサウンドトラック『花と乙女にサントラを』が付録として同梱された[18][19]。以下のとおり[19]、音楽CD1枚に主題歌2曲とBGM20曲が収められている[20](「Bloom of your dream」は『ロイヤルブーケ』の購入者にダウンロードで配布された[21])。
ミリオンバンブーとは、ロドリゲスのぶが様々な分野の作詞家・作曲家・編曲家・演奏家を集めて結成した音楽制作チームである[7]。美少女ゲーム専門の音楽制作ブランドを標榜していた時期もあり[22]、ウィルプラスは2021年現在その主要な取引先に社名を連ねている[8]。
# | タイトル | 作曲 | 時間 |
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1. | 「Maiden's Garden」(歌:片霧烈火) | ロドリゲスのぶ | |
2. | 「山百合祝歌」 | ミリオンバンブー | |
3. | 「野薔薇の午後」 | ミリオンバンブー | |
4. | 「START DASH!」 | ミリオンバンブー | |
5. | 「ごきげんいかが?」 | ミリオンバンブー | |
6. | 「深緑」 | ミリオンバンブー | |
7. | 「急カーブ急ブレーキ急ストップ」 | ミリオンバンブー | |
8. | 「朝鳥におはよう」 | ミリオンバンブー | |
9. | 「Daily life」 | ミリオンバンブー | |
10. | 「瞼を閉じて」 | ミリオンバンブー | |
11. | 「小春日和と忘れ物」 | ミリオンバンブー | |
12. | 「どっちに行けばいいの!?」 | ミリオンバンブー | |
13. | 「夕焼け雲を眺めながら」 | ミリオンバンブー | |
14. | 「雨、冷たくなって」 | ミリオンバンブー | |
15. | 「Solitude」 | ミリオンバンブー | |
16. | 「アンビバレンツ」 | ミリオンバンブー | |
17. | 「沈黙の時間」 | ミリオンバンブー | |
18. | 「Crystal Garden」 | ミリオンバンブー | |
19. | 「花と乙女の祝日」 | ミリオンバンブー | |
20. | 「エンゲージ」 | ミリオンバンブー | |
21. | 「ずっと、ずっと……」 | ミリオンバンブー | |
22. | 「ひみつのストーリー」(歌:片霧烈火) | ロドリゲスのぶ | |
合計時間: |
制作・広報(PC版)
企画と市場動向
2003年 | 『マリア様がみてる』が男性にもブームになる |
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2005年 | 『処女はお姉さまに恋してる』発売 |
……8万本以上のヒット商品となる[注 3] | |
『はぴねす!』発売 | |
2006年 | テレビアニメ『はぴねす!』放映 |
テレビアニメ『乙女はお姉さまに恋してる』放映 | |
……「このアニメがすごい! 2007」で13位に入賞[24] | |
2007年 | 『恋する乙女と守護の楯』発売 |
……「一世を風靡」するヒット作となる[25] | |
2008年 | 『るいは智を呼ぶ』発売 |
……美少女ゲームアワードでメディア支持賞を受賞[26] | |
2009年 | 『花と乙女に祝福を』発売 |
本作のアイデアの元は、シナリオライターの「じんべい」(この時期の代表作には『AYAKASHI』などがあった)が、双子の入れ替わりを題材として面白いことができないかと、2007年以前から長期間温め続けていたものである[27]。株式会社ウィルの夏月[注 4]に提案したところ、好感触が得られたことから、2008年の年明けに本作企画として正式に立ち上がった[27]。夏月は「ウィルの中に無いものをやりたい」とじんべいに話した[27]。いわゆる「萌え」中心の作品が業界に増えていた中、当時のウィルには萌えを売りとするブランドがまだなかったことが背景にあった[27]。そこで、萌えを扱う新ブランドを設立し、本作をその処女作として発表する運びとなった[27]。
“女装少年もの”ムーブメントが起きはじめている2006年という追い風もあって、この設定は多くのアニメファンの興味と関心を集め、『おとボク』は競合する作品群から頭ひとつ抜け出ることに成功している。
じんべいが念頭に置いていたのはあくまで双子の入れ替わりであったが、入れ替わるシチュエーションの中で何か面白いことができないか検討を重ねる中、「妹になるなら女学園に行ったほうが楽しい」と、女装潜入のアイデアに偶然的に辿り着く[27]。もっとも、じんべいにこそ知られていなかったが、女装ものはそのころ既にメジャーなジャンルであった[27][23]。2005年に発売された『処女はお姉さまに恋してる』(おとボク)と『はぴねす!』のヒットにより、アダルトゲームには女装もののブームが到来していた[28][23]。特に『おとボク』は累計8万本以上[注 3]を売り上げ、テレビアニメも年間ランキングで上位に入るなどの記録的なヒットを達成していた[24][29]。夏月は「『おとボク』も流行ってますし、女装ものいいですよね」とし、じんべいの案に了承を与えた[27]。
本作舞台のモデルとなったのは、少女小説『マリア様がみてる』(の「リリアン女学園」)である[30][注 5]。お嬢様学園を舞台とした理由は、せっかく女子校に通うなら、普通の学校よりも箱入りのお嬢様が通う学校にしたほうが萌えると考えたためであった[27]。さらに「お嬢さまといえば花だろう」という連想から、物語の題材には園芸が選ばれた[30][注 6]。当初のアイデアはこうして、ヒロイン毎に花との繋がりを見せていく「花と乙女の物語」へと纏まっていく[30]。タイトルの「花と乙女に祝福を」はまた、作品全体のテーマでもある[33]。
ブランドの命名者となったのは本作シナリオライターの籐太である[27]。籐太はじんべいとは『AYAKASHI』で共作するなどしており[35][36]、正式開始に先立つ2007年の12月ごろには、既にじんべいから声を掛けられていた[27]。じんべいが籐太に向かい「ブランド名」と口にしたとき、籐太はすぐに相談の意図に思い至ったという[27]。一般に美少女ゲームのブランド名は音楽用語から取ることが多かったといい、「何にする?」とじんべいが尋ね終わったときには、籐太は「ensemble」を思いついていたという[27]。
開発
2008年1月 | 企画開始[27] |
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2008年2・3月ごろ | 原画担当に武藤の起用を決定[37] |
2008年5・6月ごろ | 武藤が作業に着手[37] |
2008年8月ごろ | 原画作業が本格化[37] |
2008年11月21日 | 公式サイトを開設[38] |
このころ | シナリオ執筆の終盤作業[30] |
2009年3月30日 | 発売予定日の延期を告知[39] |
2009年4月24日 | (当初の発売予定日)[39] |
このころ | デバッグ作業[20] |
2009年5月13日 | マスターアップ[20] |
2009年5月29日 | 『花と乙女に祝福を』発売 |
2009年9月18日 | 『ロイヤルブーケ』制作発表[40] |
2010年1月29日 | 『ロイヤルブーケ』発売 |
企画が立ち上がった時点でエンディングまでの明確なプロットが存在したのは聖佳だけであった[30][33]。物語を構築していく上で、主人公の正体を知っていて協力者となる存在が要請され、まず都が加えられた[30]。次いで志鶴・祈・薫・眞弥子と自然に埋まっていき、総勢6人のヒロインを配したキャラクター構成が決まる[30]。
夏月とじんべいは2人で原画家候補を出し合っていたが、本作の「柔らかい世界観」(夏月)と絵柄の親和性を考慮し、最終的に武藤此史の起用を夏月が決断した[37]。武藤にとって本作は2度目の美少女ゲームの仕事であり、メイン原画を担当した初めての作品となった[37]。2008年の3月ごろまでに依頼を受けた武藤は6月ごろまでに着手し、およそ1年に渡って本作の制作に携わった[37]。使用したツールは液晶タブレットとSAIであった[41]。女装ものはジャンルとして確立しているという認識を持っていた武藤は、ユーザーを惹きつけられるかどうかは絵に掛かってくると重圧を感じていたという[37]。
籐太は「僕のところにも〔女装案件が〕ついに来たか!」と意気込んでいた[27]。じんべいのプロットが遅れたことから、シナリオ執筆における籐太の受け持ち分は当初予定より大幅に増えた[27]。じんべいと籐太の最終的な分担は、じんべいが導入部・園芸部共通ルート、籐太が生徒会共通ルート・個別全ルート、両者の比率としては大体2:8となった[27]。双子の入れ替わりという状況設定は、ここに至り他社女装作品との差別化のポイントになっていた[27][注 7]。籐太が重きを置いたのは「〔妹と入れ替わる〕主人公、〔女装潜入という〕ジャンル、地の文」の3点であった[33]。前二者を受け、「女の子になりすますには、女の子を理解しなくてはならない」と、地の文(彰の心理描写)を増やす方針をとったのだという[33][注 8]。
ユーザーさんの視点、神の視点[注 9]から見ている人に共感してもらえる主人公を作っていくと、必ず人間ではないキャラクターになるんですよ。そうじゃなくて、(彰が変装した)晶子は晶子でいいんだよって。晶子が聖佳とか都の悩みをわかってあげて、常に男らしい行動をするのは、何か違うような気がしません?
—籐太,『ビジュアルファンブック』[46]
籐太が目指していたのは、男性が一切登場しない「女の子だけの世界」に特化した作品であった[47](空気系も参照)。
キャラクターメイキング
以下に、PC版登場人物の開発コンセプトを、主にスタッフインタビューを元に説明する。
- 月丘彰・晶子
-
- 2011年の『女装少年ゲーム大全』によれば、「潜入系」(後述)の主人公はハイスペックな一面を有する傾向があるとされている[48]。『おとボク』も才色兼備の「完璧超人」が活躍する作品である[49][50]。一方上述したとおり、籐太は等身大の主人公を指向すべく、彰を超人としては描かなかった[46]。「何の取り柄もないやつが一生懸命頑張っている」(籐太)「行き当たりばったり」「何も考えずに生きているところがある」(じんべい)が、そのキャラクター造形の要点であり[46]、可愛らしさを表現するためのアプローチでもあった[46]。上述(空気系)の目的を達するため、晶子(彰)が男性の筋力・体力を発揮する場面は作らなかった[47]。
- 妹の晶子は精神的には彰より大人であるものの、「所詮は彰の妹」としてデザインされている[46]。兄には口うるさいが内弁慶というキャラクターで、じんべいの好みのタイプであった[46]。籐太は執筆中、攻略ヒロインよりも妹の晶子の方が可愛いと感じるときがあったといい、これはまずいと思ったという[46]。
- 晶子(彰)のデザインコンセプトは「地味」[51]。武藤は、初めは兄妹を描き分けるつもりだったが、予想よりも彰は女々しく、晶子はしっかりしているキャラクターだと分かり、結局同じように描いた[51]。女装もののセックスシーンでは主人公がカメラに入ってくるが、ヒロイン同様可愛らしく見せる工夫に頭を悩ませたという[52][33]。
- 名木城都
-
- 都は彰の事情を知る唯一の人物であり、女装生活の協力者だが、あまり協力的でも面白くないとじんべいは考えた[46]。そこで性格を少し曲げて、彰のことが好きという設定になった[46]。籐太は「奇をてらわない、わかりやすいツンデレ」が都であるとしている[46]。最初の企画書ではメインのヒロインは聖佳になっていたが、その後都に変わる[46]。#都シナリオのプロットは難航したが[33]、ポイントとなる百合アレルギーという設定は、じんべいの弟がキウイアレルギーであったことに着想を得たという[53]。
- 武藤は都のデザインから着手したが[54]、その過程でじんべいからは何度かリテイクが出された[55]。ポニーテールにリボンをあしらった最終的なデザインは、武藤がイラストを担当していたライトノベルのキャラクターが元になっている[54]。
- 宝生聖佳
聖佳のイメージは紅薔薇[30][20]。 - 聖佳ありきで本作を企画したじんべいにとっては、聖佳のキャラクターコンセプトは『花と乙女に祝福を』という作品そのものであった[53]。晶子(彰)が彰本人として聖佳との出会いを再現する#聖佳シナリオのラストシーンは構想の段階で固まっていたという[53]。籐太の解説によれば、作品冒頭の2人の出会いから、「晶子の物語」ではない「(晶子に扮した)彰の物語」が始まるとされている[53]。
- じんべいはユーザーが引くくらいの綺麗なキャラクターを武藤に要求したという[56]。デザインコンセプトは誰の目にも「わかりやすいお嬢様」[56]。武藤は一貫して幻想的に描くことを心がけたというが[57]、おまけシナリオでは遊びで眼鏡キャラクターにしている[58]。
- 鹿島志鶴
- 佐上薫
- 藍那祈
- 山本眞弥子
- 天法院綾音
収録
ヒロインの配役は、都役の風音[33]、聖佳役の青山ゆかり[33]以下、#キャストに示したとおりである。
彰・晶子の月丘兄妹は、当時「ほんわりした感じのキャラ」を多く演じていた[65]まきいづみが一人二役を演じた[2][66]。まきは、女装していない時の彰は男らしく振る舞うものとばかり考えていたが、「もっと頼りない感じ」と修正されたばかりか、「モノローグ中も女装状態のままで」という指定がなされたとしている[66]。また妹の晶子に対してはか弱いという印象を抱いていたところ、「しっかり者で元気」と説明され、事前の思い込みが外れた分テスト段階で時間がかかり、収録に入ったばかりの頃もリテイクが多かったと告白している[66]。
広報
本作の情報は、2008年11月21日発売のアダルトゲーム月刊誌『TECH GIAN』2009年1月号[67]、および同日開設されたensembleのブランドサイトで発表された[38]。夏月らは「
広報において一貫していたウィルの姿勢は、女装ゲームの購買層に確実に訴求するということであった[69]。百合もの(主人公は女性であり、セックスは女性同士となる)は女装もの(主人公はあくまで男性)と性質を異にし、両者のユーザーは普通一致しない[69][31]。そのため、夏月らは本作が百合であるというイメージの払拭に努めた[69]。女性同士にも見えるセックスシーン(#晶子のキャラクターデザインも参照)のサンプルを出すのは極力遅らせ、校正に上がってきたゲーム雑誌の記事に百合という言葉があれば消させるなど、対策を徹底した[69]。
しかし一方では開発が遅れ、3月30日に発売延期の告知を出すに至る[39]。そして5月29日の発売日を迎えた。
続編
2009年9月18日に、ブランド第2作となる『花と乙女に祝福を ロイヤルブーケ』の制作が発表された[21]。妹の晶子や綾音など、本編では攻略対象外であったながらユーザーの人気を獲得したキャラクター[70]と人気ヒロイン[71]にスポットを当て、本編後の物語を描くというコンセプトであった[70]。原作に対する位置付けとしては、ファンディスクではなく「アフターストーリー集」とされた[2][21][注 10]。
じんべいは、スタッフ日記の中で、「個人的に得意としているコメディタッチのシナリオ」であるとし、「楽しくコミカルに、そしてエロく仕上がっています」と新作の予告を行った[21]。シナリオ担当からは籐太が外れ、じんべい・ANTENNAの体制に移行した[73]。原画は引き続き武藤此史が担当した[73]。
10月2日に開設された公式サイトでは、各種のミニゲーム・コンテンツをユーザーに提供し[21]、12月のコミックマーケット77ではCM動画を公開した[74]。そして、2010年1月29日に発売された。
制作・広報(PS2版)
2010年3月26日、美少女ゲームの家庭用ゲーム機への移植版の販売を多く手掛けていた[75]アルケミストの新作として、本作のPS2への移植が各媒体で一斉に発表された[76][5][77][注 11]。
シナリオ・CGは、2人の新ヒロインの追加に合わせて大幅に増量された[5]。新規シナリオの執筆はシナリオライター集団「企画屋」が新たに担当したが、プロットはじんべいが作成し、監修を行った[5]。メイン原画も武藤が手掛けている[6]。
新オープニングテーマにはARTERY VEINの「Splendid Flowers」が選ばれた[注 12]。アルケミストの松原プロデューサーによれば、この時期、コミックマーケットのイベントで会った5pb.の担当者からARTERY VEIN結成の話を聞かされていたという[12]。松原が相乗りしたい意向を伝えたところ、5pb.から同曲の提案があり、松原は社内に諮った[12]。『春風の贈り物』の担当プロデューサーが「『花と乙女に祝福を』は、タイトルも絵もギャルゲーっぽい感じだけど」としながらも、「ちょっとカッコいい歌も合うかなと考えているんです」とARTERY VEINのコンセプトに歩み寄ったため、タイアップが決定したとされている[12]。
PS2版は当初6月24日発売の予定であったが、直前に延期され、7月8日になって発売された[78]。なお、結果として、『春風の贈り物』はPS2向けとしてはアルケミストの最後のタイトルとなった[79]。
収録
新規ヒロインの獅堂沙織を演じた井上麻里奈は、難い口調のキャラクターで演じるのに苦労したとしつつ、「接する人によって見え方が変わる人なのかな」と思ったとし、心の距離感を意識して演じるよう心がけたと語っている[80]。同じく新規ヒロインを演じた佐藤利奈は、朝霧七緒について、きっぱりと物を言う子という第一印象を受けたとしながら、「本来持っている少し抜けている部分や、脆い部分を隠して一生懸命明るく振る舞う様子が徐々に見え始めてからは、愛らしい子だなぁと思いました」と感想を述べている[81]。
販促活動
PS2版の発売に際しては、同年にアルケミストから出された女装ゲーム
- 乙女はお姉さまに恋してる Portable(2010年4月29日。『おとボク』のPSP移植版[82])
- 恋する乙女と守護の楯 Portable(2010年7月29日。『恋する乙女と守護の楯』のPSP移植版[83])
とのコラボレーション「男の娘ゲーム・キャンペーン」が実施され[84][83]、DreamPartyなどでチラシが配布された[85]。『春風の贈り物』を含む3作品を全て買うと、各作品の主人公が互いの制服を交換したポートレートイラスト集が漏れなく当たるという企画であった[86]。
反響
年度 | 市場規模(億円) |
---|---|
2009 | 298[87] |
2010 | 261[88] |
コンピュータソフトウェア倫理機構による2009年度(2009年4月1日 - 2010年3月31日)のパッケージソフト審査本数は1,238本であった[89]。またアダルトゲーム月刊誌『BugBug』は、毎年1月から12月までに発売されたタイトルの年間ランキングを作成しているが、2009年度は本作を含む512作品がその調査対象となっていた[90]。『TECH GIAN』の同様の調査では、443作品がその対象であった[91]。本作はそのような状況において、発売月(2009年5月)の各種売り上げ調査で軒並み上位一桁に食い込む(以下を参照)ヒット商品となり[92]、高い評価を受けた[93]。『BugBug』の年間ランキングでは512作品中総合31位という結果であった[94]。続編の『ロイヤルブーケ』も好成績を収め(以下を参照)、ensembleの女装ゲームはその後シリーズ化された。
売り上げ
- 花と乙女に祝福を
発売当月の店頭予約コーナー。最上段の宣伝は『タユタマ』、中段に本作(メロンブックス静岡店。2009年5月16日撮影)。 - 本作は発売月(2009年5月)の売り上げにおいて、PCpressの集計では4位[95][注 13]、Getchu.comの集計では3位[96][注 14]、アダルトゲーム月刊誌『TECH GIAN』の集計では4位[98]、同『BugBug』の集計では3位[99]、同『PUSH!!』の集計では3位[100]、同『PC Angel neo』の集計では3位[101]、同『メガストア』の集計では4位[102]、同『パソコンパラダイス』の集計では3位[103]を記録した。この月は、本編のテレビアニメが放映中であった[100][102]『タユタマ -It's happy days-』(Lump of Sugar)が上全ての集計で1位を獲得し、『天神乱漫』(ゆずソフト)が2位を占めた。PCpressは、本作は新ブランドながら健闘したと短評している[95]。発売年(2009年)においては、Getchu.comの集計では上半期11位[104]・年間19位[105]であり、『TECH GIAN』の集計では上半期19位[106]であり、『BugBug』の集計では年間上位20位の圏外[94]であった。なお、これらの集計において販売本数は明らかにされていない。
2009年の美少女ゲーム売り上げにおける本作の位置(BugBug) 順位 2009年5月[99] 2009年全体[94] 1 タユタマ -It's happy days- 夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle- 2 天神乱漫 -LUCKY or UNLUCKY!?- 真剣で私に恋しなさい! 3 花と乙女に祝福を ましろ色シンフォニー 4 ヴァルキリーコンプレックス タユタマ -It's happy days- 5 ステルラエクエス コーデックス 天神乱漫 -LUCKY or UNLUCKY!?- 6 @ふぉーむメイト 祝福のカンパネラ 7 Alter Ego 姫狩りダンジョンマイスター 8 素直くーる Stellar☆Theater 9 Divus Rabies アリス2010 10 美脚エージェント・麗華 SHUFFLE! Essence+ 11 Trample on "Schatten!!" BALDR SKY Dive2 "RECORDARE" 12 姉ったい注意報!? 俺たちに翼はない 13 灰色の空に堕ちた翼 Like a Butler 14 ハラマセテ人妻2 77 〜And, two stars meet again〜 15 いたずら極悪 さくらさくら 16 とらぶるHOME! キスと魔王と紅茶 17 魔王ト聖女 BALDR SKY Dive1 "Lost Memory" 18 どんちゃんがきゅ〜 Flyable Heart 19 未亡人玩具 絶対☆魔王 20 姫狩りダンジョンマイスター(4月度1位[107]) 愛佳でいくの!! 圏外 花と乙女に祝福を(Getchu.comでは19位[105])
ヴァルキリーコンプレックス(同27位[105])
- ロイヤルブーケ
『ロイヤルブーケ』発売当月の店頭光景。入り口上に広告(ソフマップ秋葉原PCゲーム・アニメ館。2010年1月6日撮影)。 - 続編の『ロイヤルブーケ』は、その発売月(2010年1月)の売り上げにおいて、PCpressの集計では7位[108][注 15]、Getchu.comの集計では2位[109]、『TECH GIAN』の集計では1位[110]、『BugBug』の集計では1位[92]、『PUSH!!』の集計では2位[111]、『メガストア』の集計では2位[72]、『パソコンパラダイス』の集計では8位[112]を記録した。『PUSH!!』では事前予想でノーマークであった旨が語られている[111]。発売年(2010年)においては、Getchu.comの集計では上半期16位[113]・年間36位[114]であり、『BugBug』の集計では年間上位20位の圏外[115]であった(集計表は省略する)。これらの集計において販売本数は明らかにされていない。
- 春風の贈り物
- 『春風の贈り物』の販売実績は、メディアクリエイトが発行した『2011テレビゲーム産業白書』によれば、初週3,447本[注 16]、2010年期(2010年1月4日 - 2011年1月2日)では累計6,079本販売され、家庭用ゲーム全体では年間の874位であったとされている[117]。『ファミ通ゲーム白書2011』によれば、2010年期(2009年12月28日 - 2010年12月26日)では累計7,685本発売され、家庭用ゲーム全体では年間の744位であったとされている[118]。
- 2013年になり、ゲーム総合情報サイト「Gamer」のインタビューに答えた広報担当の中川滋は、この時期「男の娘」を特色としたタイトルが連続して出たことは偶然であったと断りつつ、「主人公が男の娘」というのは、各作品の世界観や雰囲気はまったく異なるものであったながら、共通してわかりやすいセールスポイントになったと述べている[79]。『乙女はお姉さまに恋してる Portable』に関して答えている中では、#販促活動の効果があったとしている[79]。
人気投票
部門名 | Getchu.com | TECH GIAN | BugBug |
---|---|---|---|
総合 | 圏外/15位 | 圏外/20位 | 31位/40位 |
シナリオ | 圏外/10位 | 圏外/10位 | 28位/30位 |
グラフィック | 圏外/10位 | 圏外/10位 | 部門なし |
音楽 | 圏外/10位 | 圏外/10位 | 圏外/20位 |
システム | 圏外/10位 | 圏外/10位 | 圏外/30位 |
ヴォイス | 部門なし | 部門なし | 圏外/20位 |
ムービー | 圏外/10位 | 部門なし | 部門なし |
エッチ | 圏外/10位 | 圏外/10位 | 圏外/40位 |
キャラクター | 0人/10位 | 0人/10位 | 0人/40位 |
- 花と乙女に祝福を
- 本作は発売月(2009年5月)のユーザー人気投票において、Getchu.comの2位[119]を獲得した。発売年(2009年)の人気投票においては、Getchu.comでは全部門で圏外[120]、『TECH GIAN』では全部門で圏外[121]、『BugBug』では総合31位[94]・シナリオ部門28位[94]を獲得し、その他の部門では圏外[94]であった(表:「2009年の美少女ゲーム人気投票における本作の位置」に一覧を示す)。『PUSH!!』の読者アンケートの集計では年間上位10位の圏外であった[122]。
- ロイヤルブーケ
- 続編の『ロイヤルブーケ』は、その発売月(2010年1月)のユーザー人気投票において、Getchu.comの4位[123]を獲得した。発売年(2010年)の人気投票においては、Getchu.comでは全部門で圏外[124]、『TECH GIAN』では全部門で圏外[125]、『BugBug』では全部門で圏外[115]であった(一覧表は省略する)。『PUSH!!』の読者アンケートの集計では年間上位10位の圏外であった[126]。
- 登場人物
- →詳細は「男の娘キャラクターの一覧 § 人気投票」を参照
- 「男の娘」専門誌『わぁい!』創刊号で実施された媒体を問わない「男の娘」キャラクター人気投票において、本作の月丘晶子(彰)は7位を獲得した[127]。上位の顔ぶれは、『バカとテストと召喚獣』の木下秀吉が1位、『おとボク』の宮小路瑞穂が2位、『はぴねす!』の渡良瀬準が3位、といったものであった[127]。
批評
専門家による批評
『女装少年ゲーム大全』は、2009年から2011年にかけて発売されたアダルトゲームに登場する女装キャラクターに対し、作中での立ち位置・女装に至った経緯・女装への積極性にもとづく分類を与えている[128]。それによれば、本作および『ロイヤルブーケ』は、同時期の女装主人公作品群と次のように対比される[129]。
タイプ | 説明 | 作品 | |
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イヤイヤ系 | 女装に抵抗がある |
| |
ノリノリ系 | 女装に抵抗がない |
| |
イベント系 | その場限りの女装 |
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TS系 | 女装を伴う性転換 |
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強制系 | やむを得ない事情で女装 |
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潜入系 | 女性以外入れない場所に潜入するための女装 |
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+入れ替わり |
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- 花と乙女に祝福を
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- 各誌
- 本作PS2版を紹介した『わぁい!』創刊号は「「無理やり女子校に送り込まれる」ゲームが多い中、本作の彰は自発的に女子校へ飛び込んでいくのが特徴」であるとしている[130]。同様の指摘が『女装少年ゲーム大全』でもなされている[2]。『大全』はまた、晶子(彰)について、「潜入期間が長引くにつれ、女の子らしい言動が染みついて」いくと分析しており[2]、PC版の攻略記事を掲載した『PC Angel neo』2009年8月号も「とにかく主人公がかわいく、そのおかげでHシーンがかなりエロく見えるところがいい」との担当ライターのコメントを付している[131]。『女装少年コレクション ゲーム編2009』も晶子(彰)のルックスやなりきり具合などを高く採点している[3]。
- 『TECH GIAN BRILLIANT 2009年 上半期』に本作のレビューが掲載されている[132]。レビュアーの戸塚伎一は、本作の舞台について「部外者がなんとなくそうであってほしいと思う女学園像に忠実」と好意的な感想を述べている[132]。晶子(彰)の女装がバレる状況もルート毎に個性が出ていたとし、結局ヒロインたちが彰を受け容れるのは「単なるご都合主義のみならず、それまでに性別を前提としない信頼関係が築けていたからに他ならない」と、シナリオ面も肯定的に評価している[132]。女装美少年専門誌『オトコノコ倶楽部』VOL.2も本作を取り上げている[133]。自身女装者であるレビュアーの大友るいは、女装した男性が「男の娘」でいられる時間は非常に短く、それゆえその一瞬に切ない輝きを放つのではないかとまず語る[133]。その上で、本作はそのような女装者の人生を1か月に凝縮したようなものであるとし、女学園に滞在できる残りの期間が短くなっていく中、晶子(彰)が青春の葛藤に悩む#聖佳シナリオの終盤で涙を流したと述べている[133]。
- 評論家
「 | “女装少年が女学園へ”という作品は結構目にするけど、“妹の代役として”って展開は、なんだか新鮮。 | 」 |
—めんそ〜れ石川『TECH GIAN』2009年1月号[67] |
- 2020年になり、テキストアドベンチャーゲームのレビュー記事をiNSIDEなどで執筆している[134]「いりえ」により、本作PS2版のレビューが行われた[135]。
- いりえは、主人公が単に女性として入学するのではなく、既に在籍している双子の妹と入れ替わるという状況設定が、本作を多くの女装潜入作品から区別していると指摘する[135]。中身が入れ替わることで周囲には雰囲気が違ったように感じられるだろうため、突如として人望を集め出す展開を合理的に説明していると分析し、双子の設定が巧みに活かされていると評している[135]。一方、「あまりにも女性としての振る舞いに馴れすぎている点に若干の物足りなさはある」とも述べている[135]。
- #シナリオ面では、主人公が噂話に翻弄される展開に否定的である[135]。本作の舞台は女子校であるため、生徒たちは噂話を好むものとして描かれる[135]。いりえは、その点は『恋する乙女と守護の楯』も同様であったがと断りつつ、本作では多くのルートの終盤で極端な噂に振り回されたと感想し[注 17]、単調なプレイにならざるを得なかったと指摘している[135]。
- ロイヤルブーケ
- 『BugBug』2010年4月号で『ロイヤルブーケ』のレビューを担当した「黒い白馬」は「#愛のお泊まり会」を特に取り上げ、『ロイヤルブーケ』でも引き続き女装主人公ものの楽しさを味わえたとし、晶子(彰)については「ある意味、本物の女のコより乙女していて可愛らしい」と評した[136]。『メガストア』2010年4月号は「まきいづみによる主人公ボイスもgood」とコメントしている[72]。また「黒い白馬」は、本編#眞弥子シナリオで三船千里に告白された綾音の、答えを出すまでの葛藤が、彼女の過去も交えつつ「#心は女。体は男?!」に描かれている点を評価している[136]。
- 『女装少年ゲーム大全』は、「#心は女。体は男?!」に加え、女装の後遺症で仕草が女らしくなってしまった彰を描いた「#彰・漢化計画」を挙げ、女装もの好きにとってはグッとくる展開が目白押しであったと評している[2]。さらに、もう一人の女装少年である綾音を「ノリノリ系」のサブヒロインとして分析しており、綾音が晶子(彰)に対し嫌がらせをする本編のシーンや、千里のプロポーズにどう応えるか悩むシーンから、繊細な内面を持つ完全な女性であると結論している[2]。
- 春風の贈り物
- 「いりえ」のレビューは、PS2版の追加要素にも触れている。新規ヒロインと出会う選択をしてしまうと、その後選択肢が一切表示されなくなり、延々と読み進めていくだけになってしまう点を起伏がないと指摘し、減点対象であると評している[135]。
- ファミ通のクロスレビュー[118]などは未実施。
ユーザーの感想・その他
前述の#広報(PC版)の方針の結果としては、ユーザーからは「思ったより」百合ものだったという感想が多く寄せられ、女装ゲームの購買層にまず正確にアピールできていたことが確認できたという[41]。百合色が濃いという意見に対し夏月は、女装ものを欲したユーザーが結果としてそのような感想を抱くのは問題なく、狙いに対する否定的な意見としては受け止めていないとしている[41]。
なお、籐太の危惧したとおり、発売後のキャラクター人気投票「ルピナスのヒロインは私よ! 選手権」ではヒロインたちを差し置いて晶子が1位を獲得している。2位は彰であった[137][20]。晶子が攻略できないことへの不満の声もあがった[30]。ひたすら地味に描いたという武藤にとっては、この結果は意外なものであった[51]。
志鶴もユーザーに好評であった[30][47]。以降のensemble作品ではヒロインの中に「ヘンタイ枠」が設けられるようになった[138][47]。籐太は2022年になり、美少女ゲームのヒロインには通常清楚さが求められるため、志鶴がユーザーに支持されるかという点に関しては当初懐疑的であったとしつつ、本作ではセックスシーンが女の子同士のもののように見えるため、結果として広く受け入れられたのではないかと分析している[47]。
漫画『げんしけん 二代目』には聖ルピナス学園の制服が登場(同作の登場人物・波戸賢二郎は「男の娘」)する[137]。また、「男の娘」が「偽娘」ブームとして台湾に波及し、テレビ番組で紹介された際、現地のオタクが手にしていたのは本作(中国語版)のパッケージであった[137]。
籐太は、「花乙女は私が関わってきた作品の中でも特に大きな成功を収めたと言っていいでしょう」と、2022年に振り返っている[137]。ライターとしての実力に対する周囲の評価は、ちょうど本作が世に出たころから安定しはじめ、「籐太の作品なら間違いない」とまで言われるようになったという[137]。
受賞
本作は2009年度の萌えゲーアワードに参加しているが[139]、ノミネート・受賞には至らなかった[140]。『ロイヤルブーケ』もまた2010年度のアワードに参加し[141]、ノミネート[142]・受賞[143]を逃している。
シリーズ化とブランド地位の確立
2009 | 花と乙女に祝福を |
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2010 | |
2011 | |
2012 | 乙女が紡ぐ恋のキャンバス |
2013 | 桜舞う乙女のロンド |
2014 | 乙女が奏でる恋のアリア |
2015 | |
2016 | 乙女が彩る恋のエッセンス |
2017 | 想いを捧げる乙女のメロディー |
2018 | 乙女が結ぶ月夜の煌めき |
2019 | |
2020 | |
2021 | 星の乙女と六華の姉妹 |
2022 | 乙女とふれあう、ひとつ屋根の下 |
2012年、当時アダルトゲームで複数の女装キャラクターを演じていた声優の民安ともえが「男の娘」専門誌の『
ensembleは本作に続く女装主人公作品として、2012年に『乙女が紡ぐ恋のキャンバス』[145]を、2013年に『桜舞う乙女のロンド』[146]を発表した。これらにより、本作を含むensemble・および姉妹ブランドensemble SWEETの女装ものは乙女シリーズを形成していく[注 19]。シリーズ累計の販売本数は2016年の『乙女が彩る恋のエッセンス』の時点で公称8万本に到達し[147]、2021年のBugBug.NEWSではシリーズが女装主人公を美少女ゲームの人気ジャンルに押し上げ定着させたと評された[148]。2021年現在、本編作品としては8作品(表:「乙女シリーズ」を参照)、ファンディスク・派生作品まで含めると15作品が制作されている。
「 | 「ensembleが求められているもの」ですが、まずは「女装モノ」だと思います。 | 」 |
—ensemble(『PUSH!!』2014年2月号[149]より) |
「 | たまたま1本目に持ち込まれた企画が女装主人公もので、ありがたいことにそれを評価していただいて。それで今でも女装ものとお嬢様ものを交互に出しています。 | 」 |
—ensembleディレクター・真田昌樹(『BugBug』2016年12月号[150]より) |
一方、おたく文化史研究家・吉本たいまつの2015年の調査によれば、アダルトゲームにおける女装もの[注 21]のブームは本作発売後明らかに終了に向かっているとされる(図:「年毎の女装少年アダルトゲーム発売本数」も参照)[23]。『とんがりギャルゲー紀行』(2020年、ジーウォーク)を著しているライターの松田ゆのじは、2019年の同連載記事において、乙女シリーズの各作品はシナリオ面で『おとボク』に及ばないとしながらも、女装主人公作品の供給を継続するensembleは、このジャンルを愛好するユーザーにとって貴重な存在となっていると評している[151]。
なお、2019年にensemble SWEETから発売された『乙女騎士♥いますぐ私を抱きしめて』は、本作広報の夏月がディレクターを務めた作品である[152]。その内容は、月丘彰・晶子の従弟である主人公が[153]、病弱な双子の姉のため女装して女学園に通うというものであった[154]。
トラブル
PS2版オープニングを巡るトラブル
映像外部リンク | |
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『花と乙女に祝福を〜春風の贈り物〜』OPムービー - YouTube(インサイド&Game*Spark動画チャンネルより) |
2010年6月11日、アルケミストにより、新規ヒロイン2人の切ない想いをイメージしたというPS2版のオープニングムービーが公開されたが[17][155]、曲調はシリアスであり[156]、原作PC版のオープニングとは雰囲気の異なるものになっていた[155][156][14][注 22]。同日、ensembleは「コンシューマ版『花と乙女に祝福を〜春風の贈り物〜』OP曲とOPムービーについて」と題し、要旨次のとおり声明を発表した[13][156]。
- PS2版のオープニング曲・同ムービーは、ensembleが監修したものではない。
- 作品イメージから大きく乖離しており、PS2版の形で世に出てしまうのは残念である。
翌6月12日、デビューシングル発売を控えたARTERY VEINのインタビュー記事がファミ通に掲載された[12]。オープニングテーマの「Splendid Flowers」に関し、同席したアルケミストの松原プロデューサー(前述)が、「とらえかたによっては、ゲームのイメージと違うのかなと思われるかもしれませんが、僕らはそのギャップも含めて非常に気に入っていて、このインパクトをプロモーションビデオでお伝えできればいいかなと思っていました」[12][14]と説明したことで対立の存在がいよいよ明らかとなった[14]。この件を報じたガジェット通信は、ensembleの改善要望をアルケミスト側が受け入れなかったことに起因するごたつきと推定している[13]。
なお、本作PSP版はアルケミストではなく、かつてのウィルの子会社で当時ウィルプラスの親会社となっていたアスガルド(リンク先の項を参照)の新ブランド「BOOST ON」により移植・発売された[157]。PSP版では原作のオープニング「Maiden's Garden」に再び戻されている[158]。
関連商品
書籍
- ファンブック
- 2009年11月26日に彩文館出版から『花と乙女に祝福を ビジュアルファンブック』が刊行された。版権イラストギャラリー、未公開ラフギャラリー、キャラクター&ストーリーガイド、クリエイターインタビューが収録されている[159]。ISBN 978-4775604519。
- 小説
- 2009年11月30日にハーヴェスト出版〈なごみ文庫〉から『花と乙女に祝福を 短編集』が発売された。著者は歌鳥、イラストはひなたもも・蜜キング[160]。4話からなる短編集で、原作都ルートの後日譚として描かれている。ISBN 978-4434137914。
ドラマCD
2009年8月14日にドラマCD『緊急開催! ルピナス・貧乳サミット!』[161]が、同年12月29日に同『限界突破!? 志鶴さんの我慢デート』[162]が発売された。また、録り下ろしドラマCDとして『部長の本気!? 名探偵宇佐見の挑戦!』[163]・『サクラソウの出会い〜志鶴を変えた晶子の言葉〜』[164]が制作されている。
# | 発売日 | 収録作品(表題作は太字) | 収録時間 | 規格品番 | 備考 |
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1 | 2009年8月14日 | 緊急開催! ルピナス・貧乳サミット! | 24:07 | Will-219D | コミックマーケット76[161] |
祈と眞弥子の、華麗なるカレーな御礼 | 29:42 | ||||
2 | 2009年12月29日 | 限界突破!? 志鶴さんの我慢デート | 24:07 | Will-219D2 | コミックマーケット77[162] |
宝生聖佳の恋のレッスン | 23:51 | ||||
3 | 2010年7月8日 | 部長の本気!? 名探偵宇佐見の挑戦! | 59:32 | — | PS2版録り下ろし[163] |
4 | 2011年10月27日 | サクラソウの出会い〜志鶴を変えた晶子の言葉〜 | 40:30 | — | PSP版録り下ろし[164] |
その他
メディア外部リンク | |
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画像 | |
聖ルピナス学園制服(コスプレ衣装メーカー「kiss」) - ウェイバックマシン(2009年7月22日アーカイブ分) | |
映像 | |
『乙女が彩る恋のエッセンス』付属ミニゲームの冒頭プレイ動画 - YouTube(乙女シリーズ歴代の女装主人公たちと交流する月丘晶子。彰と晶子は後年の作品にも登場し続ける。) |
上述した小説・ファンブックやドラマCDのほかに、以下のグッズが製作されている。
- 聖ルピナス学園制服(2009年、コスプレ衣装メーカー「kiss」)[20]
- 月丘さん抱き枕カバー(2009年)[161]
- 名木城都抱き枕カバー(2010年)[165]
- 鹿島志鶴&月丘さんおっぱいマウスパッドセット(2010年)[165]
- その他、タペストリー[166]など
また、以下のウィルプラス作品には本作主人公の月丘晶子(彰)が登場する。
- 輝光翼戦記 銀の刻のコロナ(2011年、ETERNAL)[167]
- 桜舞う乙女のロンド(2013年、ensemble)[151]
- 乙女が奏でる恋のアリア(2014年、ensemble)[168]
- 乙女が彩る恋のエッセンス(2016年、ensemble)[169]
- 乙女が結ぶ月夜の煌めき(2018年、ensemble)[170]
- 乙女騎士♥いますぐ私を抱きしめて(2019年、ensemble SWEET)[152]
- シャイニー・シスターズ〜女装主人公アイドルプロジェクト〜(2019年、ensemble)[171]
またウィルプラスは、SILVER BLITZのトレーディングカードゲーム『Lycée』[172]や、ジー・モードのシミュレーションRPG『メガミエンゲイジ!』[173]に本作の版権を提供していた。
脚注
注釈
- ^ スタッフロールやユーザーズマニュアル、アルバムのブックレットなどにクレジットの記載がない。
- ^ 吉本たいまつ「ショタ・女装少年・男の娘 二次元表現における「男の娘」の変遷」(2015)の末尾表[23]から抜粋し、注釈を付したもの。
- ^ a b 数値は2012年時点の報道[29]。
- ^ 出典では「夏目」となっているが誤植と思われる。以下の本文中では「夏月」と記す。
- ^ 今俊郎・彼佐真近は、『おとボク』のヒットの主因は、背景に『マリみて』の人気があったことだと指摘している[31][32]。最近の女装美少年ゲームには、『マリア様がみてる』の登場人物を彷彿とさせるようなキャラが多数見受けられる。『マリア様がみてる』という下地があって、今日の女装美少年ゲームの流行が生まれたことは否定できない。 — 彼佐真近[32]
- ^ じんべいの母親が園芸をやっていた縁もあった[30]。
- ^ 業界では『おとボク』の発売直後からブームの早期終焉を危惧する声が上がっていた[42]。
- ^ ただし、都シナリオに限っては地の文を減らしてテンポを上げたとしている[43]。
- ^ 宮本直穀は『おとボク』の視点(地の文)に関して、「ゲームの形式は主人公の一人称テキストのAVGだが結構ひんぱんに他キャラの視点へカメラが切り替わり、主人公を外から見る感覚が強い」と『エロゲー文化研究概論』で分析している[44]。吉本たいまつも、『おとボク』の主人公が頻繁に第三者視点で描かれる点を指摘している[45]。
- ^ 『メガストア』は「ファンディスク」と伝えている[72]。
- ^ この時点では仮題とされ、タイトルは未定であった[76][5][77]。
- ^ ファミ通の記事では、オープニングテーマではなくエンディングテーマとされている[12][14]。にゅーあきば.こむは、これは誤記か、またはインタビュー後にオープニングテーマに変更されたものという見方を示している[14]。
- ^ 翌6月は26位、翌々7月は38位[95]。
- ^ 翌6月は18位[97]。
- ^ 翌2月は33位。1月度では本編同梱版も21位にランクインしている[108]。
- ^ 全体の38位(PS2タイトルでは2位)[116]。
- ^ この点は籐太も認識しており、ビジュアルファンブックのインタビューで#志鶴シナリオにおける噂の伝播速度が異常であったと反省の弁を述べている[53]。
- ^ ここで、民安の調査は『女装少年ゲーム大全』に基づいている[144]。
- ^ 「乙女シリーズ」の呼称は遅くとも2013年の時点で確認できる[146]。
- ^ 吉本の本文は2009年を42本としているが、吉本の調査方法に則って検討し、吉本のグラフの数値を採用した。
- ^ 出典のこの箇所における厳密な表現は「男の娘」[23]。
- ^ オープニングムービーが再生される箇所は2つあるが、ここではゲーム起動時のオープニングを指す。
出典
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タグは、先行するテキスト内で使用されていません。参考資料
ゲーム
- ensemble (20 December 2019). ensemble10周年記念 乙女シリーズ13本セット (Microsoft Windows). ウィルプラス.
- ensemble (29 May 2009). 花と乙女に祝福を Win10 (Microsoft Windows) (2020-01-15 ed.). ウィルプラス.
- ensemble (29 January 2010). 花と乙女に祝福を ロイヤルブーケ Win10 (Microsoft Windows) (2020-01-15 ed.). ウィルプラス.
- アルケミスト (8 July 2010). 花と乙女に祝福を〜春風の贈り物〜 (PlayStation 2). 加賀クリエイト.
- BOOST ON; レジスタ (27 October 2011). 花と乙女に祝福を -春風の贈り物- portable (PlayStation Portable). アスガルド.
- ensemble SWEET (26 April 2019). 乙女騎士♥いますぐ私を抱きしめて (Microsoft Windows) (2020-01-10 ed.). ウィルプラス.
雑誌
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書籍
- 土方敏良 編『空想女装少年コレクション』一迅社、2005年7月1日。ISBN 978-4758010382。
- 『このアニメがすごい! 2007』宝島社〈別冊宝島1411号〉、2007年3月17日。ISBN 978-4796657440。
- 土方敏良 編『女装少年コレクション ゲーム編2009』一迅社、2009年7月28日。ISBN 978-4758011518。
- 『オトコノコ倶楽部』 VOL.2、三和出版、2009年10月8日。ISBN 978-4776904762。
- 『TECH GIAN BRILLIANT』 2009年 上半期、エンターブレイン〈エンターブレインムック〉、2009年11月13日。ISBN 978-4047261679。
- 若林健太、大用尚宏、清瀬大輝、塔下太朗 著、クリエンタ 編『花と乙女に祝福を ビジュアルファンブック』(初版)彩文館出版〈CREATIVE SERIES〉、2009年11月26日。ISBN 978-4775604519。
- 『2011テレビゲーム産業白書』メディアクリエイト、2011年4月7日。ISBN 978-4944180233。
- 『ファミ通ゲーム白書2011』エンターブレイン、2011年5月23日。ISBN 978-4047273153。
- 関根祥雄、松本浩次、藤嶋貴樹『女装少年ゲーム大全』 2009-2011巻、ミリオン出版〈ミリオンムック〉、2011年8月29日。ISBN 978-4813065012。
- 『おと☆娘』 VOL.6、ミリオン出版〈ミリオンムック〉、2012年1月25日。ISBN 978-4813065579。
- 『おと☆娘』 VOL.7、ミリオン出版〈ミリオンムック〉、2012年4月26日。ISBN 978-4813065944。
- 井戸隆明 編『大人限定 男の娘のヒミツ』マイウェイ出版〈マイウェイムック〉、2015年7月9日。ISBN 978-4865113792。
- 『ユリイカ』2015年9月号 特集=男の娘 —“かわいい”ボクたちの現在—、青土社、2015年8月27日、ISBN 978-4791702947。
- 宮本直穀『エロゲー文化研究概論 増補改訂版』総合科学出版、2017年4月25日。ISBN 978-4881818596。
- 吉本たいまつ『おとこの娘を考える。』みるく☆きゃらめる、2009年10月25日。全国書誌番号:21716596。
ウェブページ
- 松田ゆのじ (2019年6月27日). “第84回:乙女シリーズ 主人公ぱっち”. 電脳世界のひみつ基地. とんがりギャルゲー紀行. 前田尋之. 2021年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月22日閲覧。
- いりえ (2020年2月14日). “【PS2】『花と乙女に祝福を』レビュー。顔は実妹になれても身体はごまかせないよ、お兄ちゃん!”. アドベンチャーゲームの入江. いりえ. 2020年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月20日閲覧。
- 籐太 (2022年3月4日). “◎花と乙女に祝福を 前編 籐太先生は語りたい9”. pixivFANBOX. フリーノベルゲーム制作サークル「MEME(ミーム)」. 2022年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月5日閲覧。
- 籐太 (28 March 2022). “◎花と乙女に祝福を 後編 籐太先生は語りたい9-2”. pixivFANBOX. フリーノベルゲーム制作サークル「MEME(ミーム)」. 2022年3月28日閲覧.
- その他は脚注に記載した。
関連項目
- ルピナス探偵団シリーズ - 1994年の推理小説。舞台となるのはミッションスクール「聖ルピナス学院」。校名は本作と同様マメ科の多年草にちなむ。
外部リンク
- 『花と乙女に祝福を』公式サイト
- 『花と乙女に祝福を ロイヤルブーケ』公式サイト
- 『花と乙女に祝福を -春風の贈り物-』公式サイト - ウェイバックマシン(2016年3月11日アーカイブ分)
- 『花と乙女に祝福を -春風の贈り物- portable』公式サイト - ウェイバックマシン(2017年4月20日アーカイブ分)
- iOS/Android版サイト(にじよめ) - ウェイバックマシン(2016年6月2日アーカイブ分)