カジノキ

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カジノキ(梶の木、学名:Broussonetia papyrifera)は、クワ科コウゾ属の植物。あまり背の高くならない樹木である。葉は大きく、浅く三裂するか、楕円形で毛が一面に生える。

古い時代においてはヒメコウゾとの区別が余り認識されておらず、現在のコウゾはヒメコウゾとカジノキの雑種といわれている。また、江戸時代日本を訪れたフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトもこの両者を混同してヨーロッパに報告したために今日のヒメコウゾの学名が「Broussonetia kazinoki 」となってしまっている。

古代から神に捧げる神木として尊ばれていた為、神社の境内などに多く生えられ、主として神事に用い供え物の敷物に使われた。

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