女川町
女川町(おながわちょう)は、宮城県の東に位置し、日本有数の漁港、女川漁港で知られる町である。
おながわちょう ![]() 女川町 | |
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国 |
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地方 | 東北地方 |
都道府県 | 宮城県 |
郡 | 牡鹿郡 |
市町村コード | 04581-1 |
法人番号 | 7000020045811 |
面積 |
65.35km2 |
総人口 |
5,934人 [編集] (推計人口、2025年9月1日) |
人口密度 | 90.8人/km2 |
隣接自治体 | 石巻市 |
町の木 | スギ |
町の花 | サクラ |
他のシンボル |
町の魚: カツオ 町の鳥: ウミネコ |
女川町役場 | |
町長 | 須田善明 |
所在地 |
〒986-2292 宮城県牡鹿郡女川町女川浜字女川136番地 |
外部リンク | 女川町 |
ファイル:宮城県女川町県内位置図.svg 拡大表示(SVGファイル対応ブラウザのみ) | |
ウィキプロジェクト |
町域が南三陸金華山国定公園地域に指定されている。北上山地と太平洋が交わる風光明媚なリアス式海岸は天然の良港を形成し、かきやほたて、銀鮭などの養殖業が盛んで、金華山沖漁場が近いことから,地方卸売市場には暖流・寒流の豊富な魚種が数多く水揚げされる。また、町の南には石巻市とまたがって東北電力女川原子力発電所があり東北地方に電力をもたらしている。
地理
- 山:大六天山、石投山
- 河川:女川
- 島:江島、出島
歴史
女川町の由来
女川町西方背後にある黒森山の麓にあたる奥地に安野平(あのたいら)というところから流れ出る渓流がある。鎌倉時代、安倍貞任の軍勢が隣村稲井の館により源氏方の軍と戦った時、一族の婦女子を安全地帯であった安野平に避難させた。このことから、ここから流れ落ちる小川を女川と呼ぶようになった。 明治22年町村制実施の際、藩政時代の女川組20浜の各村を合併して女川村と総称した。全地域を女川村と呼ぶに至ったのは、藩政時代初期から文政年代にわたり女川組20組の大肝入を勤めた丹野組が代々定住した土地であること、地理的に利益を得やすいところだったこと、更に全地域が大肝入時代の女川組でもあったので命名されたものと推測される。
行政
- 町長 安住宣孝
女川町の財政は東北電力女川原子力発電所によって、「原子力発電施設等周辺地域交付金」・「電力移出県等交付金」からなる「電源立地特別交付金」が交付されるため近隣の市町村と比べると潤沢な財政を持つ。また、地方交付税交付金が支給されていない自治体である。そのためか、石巻市など周辺市町村との合併には消極的である。
経済
産業
- 主な産業
姉妹都市・提携都市
地域
健康
教育
小学校
- 女川町立女川第一小学校
- 女川町立女川第二小学校
- 女川町立女川第三小学校
- 女川町立女川第四小学校
- 女川町立女川第六小学校
女川第一小学校は、文部科学省が推進する「学力向上フロンティア」指定校(フロンティアスクール)である。
中学校
- 女川町立女川第一中学校
- 女川町立女川第二中学校
- 女川町立女川第四中学校
高校
交通
鉄道路線
- 石巻線 石巻駅~女川駅まで30分
- 都道府県庁への連絡
道路
一般国道
県道
港湾
- 女川港
- 女川~江島間、女川~出島間の定期航路(シーパル女川汽船)
- 女川~金華山(石巻市)間の定期航路(丸中金華山汽船)
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡・観光スポット
- マリンパル女川(観光物産施設)
- 女川原子力PRセンター
- 三十三観音
- コバルトライン(宮城県道220号・牡鹿半島公園線)
- 大六天展望台
- 足島(国指定天然記念物ウミネコ・ウトウの繁殖地)
- 鳴き砂の浜辺
- 小屋取浜
- 夏浜
祭事・無形文化財等
- 女川みなと祭り(7月最終土日)
- おながわ秋刀魚収獲祭(9月中旬)
- 江島法印神楽(県指定重要無形文化財)
出身有名人
その他
関連項目
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