ノート:戦災孤児

これはこのページの過去の版です。尋牛 (会話 | 投稿記録) による 2025年10月16日 (木) 04:30個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (【これまでの論点の要約】)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。


最新のコメント:2 日前 | トピック:「戦災孤児」から「戦争孤児」への改名提案 | 投稿者:尋牛

「戦災孤児」から「戦争孤児」への改名提案

  提案 標題の通り、「戦災孤児」から「戦争孤児」への改名提案です。主な理由は、ページの内容全体が「戦争孤児」のものとなっており、「戦災孤児」というページ名が適切でないということによります。その他の理由含め詳細は次のとおりです(常体にて失礼いたします)。

現行の記事「戦災孤児」は、その内容が「戦争孤児」全般を扱っており、記事名と内容が乖離している。日本では、「戦災孤児」とは、「戦争孤児」のうち、特に戦時の空襲によって家族を亡くした孤児を謂う「戦争孤児」の下位概念にあたる(戦争孤児⊃戦災孤児)。そもそも「戦争孤児」は、戦災孤児、原爆孤児、引揚孤児、残留孤児、沖縄の戦場孤児、混血孤児(国際孤児)に分類されるものだが(1)、本稿では、原爆孤児等、戦災孤児以外の戦争孤児についても広く言及があり、明らかに戦災孤児よりも一般的な上位概念である「戦争孤児」についての情報を成そうとしており、実状として「戦災孤児」という特殊性の高い記事名が不適切であることから、「戦争孤児」への改名を提案する。なお学術的に「戦争孤児たちの戦後史研究会」により、戦争孤児当事者に対するスティグマへの配慮やアドボカシーの観点からも、戦争によって孤児となった子ども一般については戦災孤児ではなく戦争孤児と称するのが適切であるとの整理が成されている点にも注意が必要である(2)。この動向は、社会一般の用法、意識の変化とも軌を一にしている。新聞記事や出版物においても、近年はより普遍的な概念である「戦争孤児」の用語が主流となっている。また、Googleトレンドのデータでも世間一般の関心が「戦災孤児」よりも「戦争孤児」に向けられていることが示されている。以上、記事の実態、学術的な適切性、そして社会的な通用度のいずれの観点からも、記事名を「戦争孤児」に改名することが、Wikipediaの正確性・普遍性の向上に資するものである。

1)本庄豊『戦争孤児を知っていますか?あの日,“駅の子”の戦いが始まった』2015,日本機関紙出版センター
2)浅井春夫,川満彰編『戦争孤児たちの戦後史 1 総論編』2020,吉川弘文館

以上、ご意見等よろしくお願い申し上げます。--尋牛2025年10月11日 (土) 09:15

元トピックにて上記投稿の後、別節にて下記意見の投稿がありましたので、トピックを統合のうえ、こちらで議論を継続いたします。--尋牛会話2025年10月13日 (月) 14:15 (UTC)返信

  返信 なぜか返信欄が出ないので分けます。Wikipediaに詳しくないので申し訳ございません。
改名には  反対 。冒頭部の編集も考えたい。
まず、現在のページ2025年10月11日 (土) 12:49の冒頭部によれば、「戦災孤児」は「戦争孤児」の下位概念だという風に編集されている。ここを疑問に思いました。

一般に戦災孤児・戦争孤児は使い分けがされておらず、国会図書館デジタルなどで検索をするに「戦災孤児」という語は戦後に多く使われるようになったようですが、「戦争による孤児」という意味で広く使われているようです。例えば本文で紹介される下の法案では、引き揚げ等「大東亜戦争の災禍により孤児になった」児童について「戦災孤児」の語が使われている。

例 https://www.digital.archives.go.jp/img/3761193 戦災孤児等保護法案

戦災とは空襲に限らず、もちろん原爆も含む。原爆孤児についても、広島戦災児といったように呼ばれることがあります。「原爆による戦災孤児」という表現も見つかる。原爆による孤児を集めた施設で「広島戦災児育成所」があります。 私も「戦災孤児」という語の方がなじみがあり、「戦争孤児」という語は多分一度も使ったことがない。今回が初です。

どうも一般的に広まっている戦災孤児という語を戦争孤児に変えようとしている動きがあるのではないか?と思いました。なぜそのような事をするのかよく分かりません。改名提案者はこの立場から提案していますか? 土屋敦『戦争孤児を生きる』という本と紹介を見つけました。中は未確認ですが、根拠不明ながらこんな文言が紹介のPDFで見つかる。

「戦災孤児」当事者による承認をめぐる闘争において特徴的な のは、彼ら/彼女たちが自らを「戦災孤児」ではなく、「戦争孤 児」という名称で表現するようになった 

https://www.kansai-u.ac.jp/hrs/a266df1f866192b4f94d3a995437b1b489d94486.pdf

ここでは戦争孤児は戦災孤児の上位概念としてではなく、戦災孤児=戦争孤児として、戦災孤児という語を戦争孤児へ変えたい。という話のようである。また戦災孤児自身が変えたいのだと語らせているようだ。(変えたい理由がよく分らない。)

本文でも当初は下の表現でしたが 2017年3月30日 (木) 11:15

戦災孤児(せんさいこじ)とは、戦争の結果、保護者を失った子供孤児)を指す。日本では、第二次世界大戦による本土の空襲や、第二次世界大戦の出征先で戦死によって、生じた子供を指すことが多い。

IPユーザーにより出典無しでこのように編集されて今に至っている。2017年5月5日 (金) 17:41

戦災孤児(せんさいこじ)とは、戦争の結果、保護者を失った子供孤児)全般を指す「戦争孤児」のうち、特に軍の攻撃等により両親を失った者を指す。日本では、第二次世界大戦による本土の空襲や、第二次世界大戦の出征先で戦死によって、生じた子供を指すことが多い。通常、外地からの引き上げ時に親と生き別れになった孤児は含まれない。

戦災孤児という語は広く使われており、”戦争の災禍による孤児”の意味でも戦後すぐから使われている。使われ方について広く調べる必要があるが、あまり聞きなれない「戦争孤児」への改名、概念の変更をWikipediaでやってしまってよいのか疑問。危険とも思う。私はこれらの理由により改名には  反対 です。

もし改名の動きが一部論壇なり社会運動・政治団体なりによりされているのであれば、その運動自体を「改名の動き」「改名活動について」などとして項目に追加すべきと思う。 この件、詳しい方のご意見を聞きたいと思います。--KappaPapa会話2025年10月13日 (月) 07:29 (UTC)返信

調べたところ、参考書籍の立教大学・浅井春夫教授の発言を見つけました。
https://www.min-iren.gr.jp/news-press/shinbun/20150602_23637.html?utm_source=chatgpt.com
戦争孤児のこと これまで広く使われてきた「戦災孤児」という用語には、どこか自然災害のように原因と責任が曖昧にされている問題があります。一方、「戦争孤児」は戦争政策の犠牲者であるという本質を表現する言葉です。
 民医連新聞 2015.06.02 「戦争反対 いのち守る現場から 立教大学 浅井春夫教授 孤児12万人生んだ先の大戦 二度とくり返さないために」
これは筆者が思想的に「戦災孤児」という語を変名させようという主張です。これはこれで、こういう主張があることを追記した方が良いかもしれません。しかし、こういったものを見つけた以上、ページの改名提案はさらに強く  反対 せざるを得ない。思想的に変名させたい人らがいるわけですね。ある一部の人の思想や印象で広く使われている単語を改名して良いものではないと思う。また個人的には戦争孤児という言葉は逆に被害者性が薄まるような気もします。改めて  反対 意見を表明します。--KappaPapa会話2025年10月13日 (月) 09:33 (UTC)返信
浅井教授の主張でもありますが、戦争孤児とは戦災孤児の上位概念ではなく、一部の人が使う戦災孤児の別名であり、思想的な理由により改名を望む人がいる。そういう事と理解します。--KappaPapa会話2025年10月13日 (月) 10:04 (UTC)返信
ご意見、議論へのご参加、ありがとうございます。当方の署名がうまくできておらず、返信欄が表示されなかったようです。申し訳ございません。閲覧時の端末属性によらず、議論の連続性・一覧性を担保するため、こちらに統合のうえ、議論を継続させていただきます。よろしくお願い申し上げます。--尋牛会話2025年10月13日 (月) 14:17 (UTC)返信
KappaPapaさん、改めまして、丁寧なご意見をありがとうございます。
Wikipediaでは思想的な動機で改名すべきではない点、私もまったく同意いたします。今回の提案は、①記事名と記事内容の乖離②学術的な概念、語法の整理、そして③社会的通用度という客観的な観点に基づいています。

1.冒頭文と「戦争孤児⊃戦災孤児」について
ご指摘のとおり、現行の冒頭文には出典の明示がなく、説明も十分とはいえません。その点には私も改善の余地を感じています。しかしながら「改名の前に本文先頭の主語を書き換えてはいけません」とのWikipedia:ページの改名ルールの趣旨を鑑み、改名提案に際しては同じく敢えての編集を控えているところです。
概念整理としての「戦災孤児は戦争孤児の下位概念(戦争孤児⊃戦災孤児)」は、本庄豊『戦争孤児を知っていますか?』(2015)をはじめとする複数の学術文献に基づいています。将来的には、これらを出典として明記し踏まえての冒頭説明を整理する必要があると考えています。

2.「戦災孤児=戦争孤児」について
「戦災孤児」という語が、時期によっては広義に「戦争孤児」と同義に使われた例(例:戦災孤児等保護法案、広島戦災児育成所など)があること、ご提示ありがとうございました。歴史的背景を理解するうえで非常に重要な情報です。
そのうえで、私が根拠として挙げた本庄豊『戦争孤児を知っていますか?』(2015)など近年の研究では、「戦争孤児」を上位概念とし、その下に「戦災孤児」「原爆孤児」などを分類する体系的整理が行われています。
KappaPapaさんのご主張(両語は同義である)に対応する形で、近年の学術的文献において「戦災孤児=戦争孤児」とする定義や説明があれば、ぜひご教示ください。Wikipediaの方針上、出典に基づく記述の比較検討 が重要であり、双方の立場を出典とともに示すことで、記事の正確性・普遍性を高められると考えています。

3.「戦争孤児」がより一般的であるとの根拠
仮に本文中で「戦争孤児⊃戦災孤児」と「戦災孤児=戦争孤児」の両説を併記したとしても、記事名としてはより一般的な呼称を採用するというWikipediaの指針WP:COMMONNAMEに照らせば、「戦争孤児」への改名が妥当と考えます。

3-1.世間一般の関心(Googleトレンド)
「Googleトレンド」は、特定のキーワードに対する検索関心の推移を分析するツールです。
「戦災孤児」と「戦争孤児」を比較したところ、2011年以降ほぼ一貫して「戦争孤児」の検索数が上回っていることが確認できます。
平均値としても「戦争孤児」が有意に高く、現代社会における一般的関心の中心は「戦争孤児」に移行していることが明らかです(比較データはこちらからご覧いただけます→)
[1]

3-2.論文の数(CiNii検索①)
文部科学省所管の国立情報学研究所(NII)が運営するが運営するCiNii Articles(日本最大且つ公共・公式の学術論文データベースです。大学や学会で発表された論文を網羅しており、Wikipediaの出典として最も信頼性の高い情報源の一つといえる)において、タイトルに「戦災孤児」「戦争孤児」を含む論文を1945年以降で検索した結果は以下のとおりです。
タイトルに「戦災孤児」・「戦争孤児」を含む論文(CiNii検索)
対象期間「戦災孤児」「戦争孤児」
1945年~2025年25件104件
「戦争孤児」をタイトルに含む論文は「戦災孤児」の約4倍以上に達し、学術領域においても「戦争孤児」の語が一般的である傾向が確認できます。

3-3.本の数(CiNii検索②)
同様に、CiNii Books(全国の大学図書館等、約1,300館の図書館が所蔵する、約1,150万件の本の情報を一括検索可能)で、タイトルに両語を含む図書を検索した結果は以下のとおりです。
タイトルに「戦災孤児」・「戦争孤児」を含む本(CiNii検索)
対象期間「戦災孤児」「戦争孤児」
1945年~2025年21件38件
書籍タイトルでも「戦争孤児」の使用例の方が1.8倍以上と、有意に多いことが確認できます。

世間一般の関心において、「戦災孤児」よりも「戦争孤児」の方がより広く頻繁に、即ちより一般的にその対象となっているという事実は、3-1.でお示ししました。のみならず、より深く概念的な考察の交わされる文献の領域全般(学術・出版の両面)においても「戦争孤児」の方がより一般的に用いられているといえます。

結論として
現在、「戦争孤児」の語は「戦災孤児」よりも社会的・一般的に広く通用しており、WikipediaのWP:COMMONNAMEに基づく当該改名については、記事の正確性・普遍性の向上に資するものと考えられます。  賛成

主観や思想等でなく、出典Wikipediaの方針根拠となる客観的事実に基づいて、建設的に議論を重ねていければと思います。引き続きご意見並びに出典(文献)・客観的な根拠のご提示をお願いいたします。
--尋牛会話2025年10月14日 (火) 04:38 (UTC)返信
問題が複数ありますので、整理が必要と思います。
一旦、改名提案は取り下げることを提案します。拙速に判断すべきではないかもしれない。
まず、現在、出典無しで記載されている冒頭部の説明が適切かどうかです。
①「戦争孤児」を「戦災孤児」の上位的な用語とする場合(冒頭部の説明が正しい場合)
そちらの改名提案はこの説によりますが、戦争孤児と戦災孤児は別の意味の用語になる。現状このページは主に大戦後の日本の所謂「戦災孤児」が多く語られていると思いますが、ここは日本の狭義の「戦災孤児 SENSAIKOJI」について語るページとし、広く戦争で孤児になった児童、という意味での「戦争孤児」については別用語として新規にページを作成するのが適切かもしれない。
しかし私は、上位概念ではなく、同じ意味の用語であると思うのですが。
②「戦争孤児」を「戦災孤児」の言い換えとする場合(冒頭部が不適切)
おそらく90年代からの一部社会活動家・平和運動家らによる思想的な理由での戦災孤児を戦争孤児に言い換えるという動きについて、これは一章をつけて記載すべきですね。現状、この動きについて私は全く知らなかったし、本文に記載が無い。そちらは把握してらっしゃいましたか? これは改名について重要な判断材料と思います。
①なら改名の必要はなく、広義の「戦争孤児」について新規ページを作成するのが妥当かもしれない。
②なら、社会活動家らの改名の動きを動機を含め詳しく記載しないといけないと思う。--KappaPapa会話2025年10月14日 (火) 07:05 (UTC)返信
90年代以降?の社会活動家の方々による「戦災孤児」を「戦争孤児」に言い換える動きについて、これは重要と思いますので、改名やページ新設に関わらず、当ページに記載が必要と思います。個人的にも興味が出ましたので調べますが時間がかかるかもしれません。いつから始まったものなのか。言い出しは誰か。
これ等の経緯については、私ではなく詳しい方が記載された方が良いと思いますが。--KappaPapa会話2025年10月14日 (火) 07:22 (UTC)返信
元々の冒頭部はこのようになっていましたが、
戦災孤児(せんさいこじ)とは、戦争の結果、保護者を失った子供孤児)を指す。日本では、第二次世界大戦による本土の空襲や、第二次世界大戦の出征先で戦死によって、生じた子供を指すことが多い。
私のとりあえずの改正案たたき台。日本限定にし、改名の動きも記載。そして国内外含めた広義の戦争孤児については別に新規ページを作成する場合。
戦災孤児(せんさいこじ)とは、日本において主に第二次世界大戦により生じた孤児を指す言葉である。空襲や、本土への引き上げ、戦乱に巻き込まれたことにより多くの孤児が生じた。言葉の使われた経緯からマイナスのイメージがあることや「戦争責任」をあいまいにするとの主張から「戦争孤児」という語を使うべきとする動きもある。
現在改名提案中なので編集は控えますが、私は改名はせず、適当な出典を付けこのように変更したいと思っています。--KappaPapa会話2025年10月14日 (火) 07:52 (UTC)返信
KappaPapaさん、ご意見ありがとうございます。「整理が必要」とのご指摘、私も同意します。スレッドも長くなってきましたので、可読性確保のためにも、このあたりで改行のうえ要約を提示し、継続したいと思います。
以下は、KappaPapaさんからいただいたご提案・ご質問へのご回答です。

まず「改名提案の取り下げ」についてですが、現時点では取り下げる考えはありません。理由は、まだ議論が十分に深まっておらず、出典やデータを提示しながら建設的に進められる余地があるためです。もちろん、拙速な改名を行う意図はありませんが、根拠に基づいた提案を理由なく撤回することも適切ではないと考えます。

次に「90年代以降の言い換えの動き」についてですが、私はその具体的な存在を把握していません。もし重要な論点であれば、出典や固有名詞を明示いただけると助かります。Wikipediaでは検証可能性が必須ですので、信頼できる二次資料に基づく情報を共有いただければ、本文に節を設けて記載することも可能ではないでしょうか?

新規ページ作成や記事分割、あるいは冒頭文の編集のご提案については、別途新しいトピックを設けたうえで、改めてご提案され、そちらで議論・検討するのが適切かと思います。

本節は「改名提案」が議題ですので(レベル6「要点集中」)、反対意見を述べられる場合は、「単純否定」「議論の空転」を避け、論点に沿い(レベル5「論点明瞭」)、ぜひ出典に基づく根拠をお示しください(レベル4「反論」)。

以上、ご回答です。

ここで改行のうえ、ここまでの議論を整理させていただきます(WP:TALKCOND)。

ここまでの経過をふまえ、より建設的に、引続きご議論賜れますようお願い申し上げます。--尋牛会話2025年10月16日 (木) 04:08 (UTC)返信

スレッドが長くなりましたので、一度これまでの論点を整理し、本「改名提案」の核心について議論を続けようと思います。

【これまでの論点の要約】

● 改名提案の要旨(尋牛): 記事の現状(内容が「戦災孤児」の上位概念である「戦争孤児」全般を扱っている)と、学術的な用語の一般性と社会的通用度に基づく一般性(WP:COMMONNAME)から、「戦争孤児」への改名を提案。根拠としてGoogleトレンド、CiNiiの論文・書籍数の客観的データを提示。
● 反対意見(KappaPapaさん): 両語は同義で、「戦災孤児」が一般的との認識。改名は一部の思想的な動きではないかと懸念。改名より、ページ新設・分割や冒頭文の修正を提案。

*なお、①KappaPapaさんのご意見の中にある「『戦災孤児=戦争孤児』と『戦争孤児⊃戦災孤児』との両論併記」については、仮に本記事を改名をした後であっても、本文内で、冒頭文や新たに設ける節等によりそれぞれ適切に言及することは十分に可能であると考える立場です。
*また、②KappaPapaさんの謂う「90年代以降の言い換えの動き」については、もし信頼できる情報源(出典)をご提示いただけるのであれば、これも本改名提案の議論とは別に、記事内容を充実させる情報として本文への追記を検討できるであろうと思われます。
*したがって①②については、既に本節においてそれらを議論の主軸に据えるべき経過を辿ってはいないことをご留意ください((レベル6「要点集中」))。

【議論の継続】

ページ新設等のご提案もいただきましたが、ここでは本提案の根幹である「どちらの名称がより一般的か」について合意形成を図ることが先決と考えます。
Wikipediaの記事名は「最も一般的な名称」の方針に従うべきです。

そのうえで、前回お示しした定量的データ(Googleトレンド、CiNii論文数・書籍数)は、現代において「戦争孤児」が「戦災孤児」よりも一般的であることを客観的に示すものです。
重要なデータと考えますので再掲いたします。

■「Googleトレンド」のデータはこちらからご覧ください→[2]

2011年以降ほぼ一貫して「戦争孤児」の検索数が上回っていることが確認できます。
平均値としても「戦争孤児」が有意に高く、現代社会における一般的関心の中心は「戦争孤児」に移行していることが分かります。

■「CiNii検索」の結果は次の通りです。

タイトルに「戦災孤児」・「戦争孤児」を含む論文(CiNii検索)
対象期間「戦災孤児」「戦争孤児」
1945年~2025年25件104件

タイトルに「戦災孤児」・「戦争孤児」を含む本(CiNii検索)
対象期間「戦災孤児」「戦争孤児」
1945年~2025年21件38件

CiNii検索でも、論文、本ともに「戦災孤児」よりも「戦争孤児」をタイトルに含む文献が多く(論文では4倍以上、本では1.8倍以上と有意に多い)、より深く概念的な考察の交わされる文献の領域全般(学術・出版の両面)においても「戦争孤児」の方がより一般的に用いられるようになっています。

  質問

つきましては、何よりもまず、この「定量的な根拠に基づく『戦争孤児』が『戦災孤児』よりも一般的であるという客観的事実」について、KappaPapaさんはどのようにお考えになりますか?
レベル6「要点集中」・レベル5「論点明瞭」・レベル4「反論」(出典、根拠の明示)にご留意のうえ、端的にこの点について、KappaPapaさんのご見解をご回答ください。--尋牛会話2025年10月16日 (木) 04:10 (UTC)返信

記事の編集について

  •   コメント 改名提案とコメント依頼をみて来ました。まず尋牛さんの2025年10月11日 (土) 06:39の編集ですが、「戦争孤児の会」のホームページからかなりの量の文章を引用されていますが、ホームページはすでに閉鎖されているように思うのですが、尋牛さんの環境ではアクセスできているのでしょうか。あと2015年3月23日に放送されたNNNドキュメント「戦争孤児たちの遺言 地獄を生きた70年」を出典に使用されていますが、これはWikipedia:TVWATCHに該当するのではないでしょうか。それとジョン・ダワーの引用文、「一匹、二匹」の部分が強調表示になっていますが、出典のPDFの18ページをみる限りでは強調されていませんし、「(John Dower(1999= 2004 : 63-4)」としか書いていないのに引用元が『敗北を抱きしめて――第二次大戦後の日本人』となっています。もし尋牛さんが『敗北を抱きしめて――第二次大戦後の日本人』を参照した上でそう書いているのでしたら、出典を変更したほうがよいのではないでしょうか。たとえば野澤和弘「孤独・孤立について」という資料の2ページにも同じ箇所の引用がありますが、双方の文章が違っています。このように孫引きは往々にして不正確な文章を拡散させることにつながります。--ねこざめ会話2025年10月15日 (水) 20:08 (UTC)返信
    コメントありがとうございます。各ご指摘について、精査のうえ後に、改めてご返答申し上げます。(改名提案とは別議題のため、整理上、トピックを分割いたしました(WP:TALKNEW)。)--尋牛会話2025年10月16日 (木) 00:48 (UTC)返信
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