ONE PIECEの登場人物一覧/log
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ONE PIECEの登場人物一覧(ワンピースのとうじょうじんぶついちらん)では、漫画『ONE PIECE』、またそれを原作にした同名のテレビアニメに登場した人物をまとめて説明する。人物名の横の()内はテレビアニメにおける声優名である。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
海賊
→「海賊 (ONE PIECE)」を参照
バロック・ワークス
→「バロック・ワークス」を参照
組織・団体
世界政府
五老星
世界政府最高権力の5人の重鎮。全員老齢。(野田圭一、緒方賢一、園部啓一、平野正人、増谷康紀)
- コーギー(江川央生)
- 世界政府の役人。
- 指令で毎度アイスバーグのところまで古代兵器「プルトン」の設計図を譲り受けるため遣わされているが、いつも「そんなものは知らん」とあしらわれる。鼻で海賊を見抜くという特技がある。ロビンを護送する際、そげキング(ウソップ)に勘付くが、返り討ちに遭う。フランキーからは、「ドテッ腹」と呼ばれている。
サイファーポール
→「サイファーポール」を参照
エニエス・ロビー
またの名を司法の島。司法裁判所がある。兵力は一万。麦わらの襲撃とバスターコールにより壊滅。
- バスカビル(三つ首のバスカビル)(右大場真人 中央園部啓一 左服巻浩司)
- 裁判長。
- 一つの胴体に三つの頭を持つように見えるが、実は仲良し3人組がくっついているだけである(左が「バス」、右が「カビル」、中央は自称「お姫さま」)。中央バスカビルが左右バスカビルから同時にツッコまれるというレツゴー三匹の漫才のような会話を常に繰り広げている。三つ首ゆえにフランキー一家から「ケルベロス」と呼ばれた。裁判所まで走ってきたロケットマンの前に立ちはだかるが3人とも轢かれてしまう。
- ギャサリン
- 給仕職員。
- エニエス・ロビーのアイドルで、見た目はブサイクだが人気者であり、ジャブラを始め沢山の男達に告白されている。ただ本人はルッチに片想いしている模様。理由は「顔がいいから」。
- 法番隊(中尾良平 平井啓二)
- エニエス・ロビーの一級衛兵部隊。
- 正式名称は「法の番犬部隊」といい、犬に乗って移動する。ルフィ達が侵入した際、バスカビルの指令によって100名が本島前門に配備されたが、パウリー、ルル、タイルストンの三人に壊滅させられた。
- 陪審員
- バスカビルの指令によって出動される特別部隊。巨大な鉄球が武器。「公正なる11人の陪審員」という名目だが実際はメンバー全員が元海賊の死刑囚なので連行された罪人達の道連れを望んでいる。エニエス・ロビーで無罪になった者がいないのはこのためである。侵入したルフィ達に壊滅させられた。
→「海軍 (ONE PIECE)」を参照
三大勢力
海軍本部
→「海軍 (ONE PIECE) § 海軍本部」を参照
王下七武海
- ジュラキュール・ミホーク(鷹の目のミホーク)(青野武)
- 世界一の大剣豪で、ゾロが目標として、倒そうとしている人物。暇潰しでクリーク海賊団の艦隊を全滅させる脅威的な存在であり、その実力は他の七武海メンバーからも一目置かれている。敗走したクリークを追って海上レストラン「バラティエ」に現れ、ゾロと初めて相対する。当初はゾロを「弱き者」と見なし、首に下げていた小さな短刀で「鬼切り」や「虎狩り」等の技をことごとく破った。奥義の「三千世界」をも一太刀で粉砕したが、ゾロの心力を見て「強き者」と認め、世界最強の黒刀でゾロを沈める。戦いの後は、自身の向上を誓うゾロに檄を飛ばし去っていった。シャンクスとは過去にライバル関係だった様で、数々の決闘は伝説とまで謳われる程であったが、シャンクスが左腕を失ってからは興味は失せた様子(但し、ルフィに懸賞金が懸けられたことをわざわざ知らせに来る辺り、現在も交流はあるようである)。現在興味を惹くものは麦わら海賊団の活躍で、クロコダイルの称号剥奪後の会議に七武海のなかで最も来ないと思われていた人物だが、麦わら海賊団が関わっていたことで参加し、センゴク、ドフラミンゴらを驚かせた。元懸賞金額は不明。クリークの巨大ガレオン船や軍艦50隻を一太刀で真っ二つにしたことから、クリークに悪魔の実の能力者ではないかと疑われたが、真相は不明(黒刀自身が能力を持っている可能性もある)。
- ドンキホーテ・ドフラミンゴ(田中秀幸)
- ベラミー海賊団を初め多くの海賊達を束ねる大海賊団の首領。現実主義者で、本物の海賊しか生き残れない『新時代』を興そうとしている。自分のシンボルを汚した者を許さず、ルフィに敗れたベラミーを処刑した。笑い声は「フフッフッフ」。他人の体の自由を奪い、操る能力があるようだが、悪魔の実の能力によるものかどうかは不明。島の興行を行っており、現在順調な模様らしく、退屈だったのでクロコダイルの称号剥奪後の会議に参加したらしい。元懸賞金340,000,000(3億4000万)ベリーと、現在確認されている懸賞金ではもっとも高い海賊。
- バーソロミュー・くま
- 読書家の大柄な男。愛読書は聖書。元懸賞金296,000,000(2億9600万)ベリー。クロコダイルの称号剥奪後の会議に参加した。名前のモデルは中世の海賊バーソロミュー・ロバーツ。
- ジンベエ
- 魚人海賊団船長。名前からおそらく世界一大きな魚類ジンベエザメの魚人であると推測される。魚人島を拠点としている。王下七武海に入る代わりにノコギリのアーロンを「東の海(イーストブルー)」へ解き放った。アーロンパーク編で名前が伺える程度で、詳細・元懸賞金などは不明。クロコダイルの称号剥奪後の会議にはアーロンを倒したルフィについても議題に挙がったにもかかわらず参加しなかった。
- ゲッコー・モリア
- 現時点では謎の人物。巨人並の体をした男。スリラーバークに迷い込んだものを一気に狩りこむ夜討ちを計画している。元懸賞金は「ルフィより高い」3億ベリー超。ブルックやゾンビ達の影を奪った人物と思われる。ホグバックやアブサロム、ベローナを従えている。クロコダイルの称号剥奪後の会議には参加しなかった。
四皇
- エドワード・ニューゲート(白ひげ)
- シャンクス(赤髪のシャンクス)
→「ONE PIECEに登場する海賊 § 赤髪海賊団」を参照
賞金稼ぎ
賞金首を引き渡して懸賞金を得ることを職業としている。一般人には基本的には悪さをしないが、海賊並の気性の荒さを持つ者が多く、そのため民衆から煙たがれることも多々ある。
- ヨサク(徳山靖彦)&ジョニー(高塚正也)
- 賞金稼ぎユニット。
- ゾロと共に行動していた時期があり、ゾロのことを「兄貴」と呼ぶ。海上レストラン編からアーロンパーク編までルフィ達と行動を共にしていた。ジョニーの口癖は「紙一重」(たとえどんな圧倒的な差をつけられても「紙一重」と言い張る)。基本的に勝てると踏んだ勝負以外を避けるため、海軍からは小物狙いと評されている。しかし弱くて臆病ながらも人情に厚く、アーロンパーク編ではアーロンの元へ2人で果敢に乗り込んで敗北するなど、「漢」も見せた。
- ダディ・マスターソン(子連れのダディ)(古谷徹)
- アニメオリジナルキャラクター。賞金稼ぎの「刀使い」がロロノア・ゾロ、「銃使い」がダディ・マスターソンといわれていた。かつてはスモーカーの同期で「海軍一の狙撃手(スナイパー)」であったが、ヤソップとの決闘に敗北する。ローグタウンでヤソップの息子であるウソップと対決したが敗北。ウソップが現在使用しているゴーグル(「北の海(ノースブルー)」の最新モデル)はこの時の戦利品である。娘キャロル(吉田古奈美)を溺愛している。父子共に小説の挿絵とアニメとではデザインが大きく変わっている。
- シュライヤ・バスクード(海賊処刑人のシュライヤ)(宮本充)
- フランキー一家
→「ウォーターセブン § フランキー一家」を参照
東の海
フーシャ村
ルフィの出身地。
- ウープ・スラップ(千葉繁→青野武)
- フーシャ村の村長。ルフィの事を誰よりも心配していたため、彼にはとても厳しかった。
- ルフィの手配書が出回った際、意味深な言葉を呟いたことから、「Dの一族」もしくはゴール・D・ロジャーとルフィの血縁関係について何かしらの情報をもっていると思われる。ガープとも旧知の仲のようである。また、「親子三代」と言っていることから、ドラゴンのことも知っている模様。
- マキノ(大本眞基子)
- 酒場を営む女性。
- シャンクスやルフィと仲が良い。シャンクスらが滞在していた時はショートヘアーだったが、時が経ち、ルフィが旅立つ時は、髪を結うくらいのロングヘアーになった。
- ヒグマ(岸野幸正)
- ルフィが村を旅立つ10年前、村で好き放題し暴れていた山賊の頭。
- 初対面のシャンクスをなめてかかり、酒場で彼にからんだ。後に本気になったシャンクスらに怖気づいて逃げ出し、無謀にも立ち向かい人質になってしまったルフィを海に落とした。だが直後、近海の主に食べられ死亡。懸賞金8,000,000(800万)ベリー。
シェルズタウン
- リカ(宇和川恵美)
- ヘルメッポにからまれたところをゾロに助けられた少女。
- 健気な性格だが、おにぎりは砂糖で作ると思っていた。ルフィによる騒ぎの後は海軍支部で働き始めたコビーと仲良くなり、ヘルメッポとも和解。彼らが海軍本部に異動になったときには、別れの挨拶も出来なかった事から、知らせに来た海兵を攻め立て号泣した。
- リリカ(疋田由香里)
- リカの母親。
オレンジの町
- ブードル(八奈見乗児)
- オレンジの町の町長。
- バギーの襲来に心を痛ませていた。シュシュの世話もしている。口癖は「~さながら~」。
- シュシュ(新千恵子)
- オレンジの町のペットフード店の番犬。
- ホッカー(川津泰彦)
- オレンジの町のペットフード店の店長。故人。
- ブードルの友人で、シュシュの飼い主だった。病気になって入院し、そのまま死んでしまった。
- ポロ
- オレンジの町の本屋の主人。
- 町から戻らない町長を探しに行った。
シロップ村
- カヤ(國府田マリ子)
- 村のはずれで暮らす、資産家の娘。
- ウソップの親友にあたり、彼のホラ話に笑って付き合った。ルフィに「お嬢様」と呼ばれる。両親を亡くして以来、病気がちになっていたが、執事クラハドールの事件以後は元気になった。現在は医者を目指して勉強中であり、勇敢に戦ったウソップに想いをよせている。ちなみにそげキング(ウソップ)の懸賞金は村人が中々信じなかったが、彼女とピーマンらは彼の正体を見破っている。
- メリー(土門仁)
- カヤの屋敷の執事。
- ゴーイング・メリー号の設計者および提供者。顔が羊に酷似している。
- ピーマン(寺田はるひ) にんじん(吉竹範子) たまねぎ(大本眞基子)
- かつてウソップ海賊団の一員だった悪ガキトリオ。
- 3人ともウソップをキャプテンと崇める。執事クラハドールの事件による奮闘、ウソップ海賊団解散後は「ウソップ自警団」を名乗り、カヤを見守っている。それぞれ夢は「大工の棟梁」「酒場の経営」「小説家」である。ウソップがカヤを悲しませたら、殴る事で3人の意見は一致している。
- バンキーナ
- ウソップの母親。
- 黒髪で長い鼻が特徴。病気で寝たきりになり、幼いウソップの初めての嘘を聞き息を引き取った。ヤソップと結婚したことを誇りに思っている。
海上レストラン「バラティエ」
海に浮かぶレストラン。コックは荒くれ者がほとんどで、以前ウエイターは居た様だが、戦闘の多さに逃げ出し現在はいない。船首の魚は「サバガシラ1号」という足こぎ式の戦闘ボートである。また、船内を傷つけないために、襲撃時には「ヒレ」が開いて足場が出来る(非戦闘時では屋外パーティなどに使われる)。
- ゼフ(赫足のゼフ)(矢田耕司)
- 料理長(オーナー)。
- 元クック海賊団船長で、過去に偉大なる航路を一年航海し、無傷で帰ったという経歴を持つ。口ひげを三つ編みにした「よさ毛」と頂点が見えない程の長さを誇る「晴天割コック帽」が特徴的。幼少のサンジに料理と足技を叩き込んだ人物。過去の事件(偉大なる航路から帰還した直後と思われる時期)で「オールブルーを見つける」という自分と同じ夢を見るサンジと出会い、嵐によって遭難した孤島でサンジの食料を確保するために自分の足を食べ、片足を失う(アニメ版は視聴者への配慮から、嵐の海に落ちた幼いサンジを救う為、海に飛び込むが片足が碇の鎖に巻きついてしまい、サンジの目の前で自らの片足を引き千切り彼を助けた、という事にされた。この一件により、サンジはルフィと同じ境遇の身となっている)。ちなみに、失ったのは利き足の右足であるが、これは蹴るときに軸足の方が利き足よりも重要だからである。片足は失ったとはいえ、昔は「クック海賊団」の船長であり、相手の返り血をあびた靴が赤く染まったことから「赫足のゼフ」の異名を取っていたほどの実力者。その脚力は、かつては岩盤も砕き、鋼鉄にも足型を残せるほどであったという。義足となっても脚蹴りの鋭さはいまだ健在である。
- パティ(稲田徹)
- コック。
- 元々チンピラだったっため口の悪さが目立つ。ゆえに独特の接待の仕方が特徴的で、「いらっしゃいませイカ野郎」等が口癖。サンジの腐れ縁の友にあたる。コック歴十数年。追われた店は300軒。カルネとともに「サバガシラ1号」の操縦もした。いかつい顔に似合わずデザート料理、特にプリンが得意。命名もパティシエから。
- カルネ(里内信夫)
- コック。
- パティの相棒にあたる男。パティと共に「極道コンビ」と言われている。パティ同様、並みの海賊なら簡単に倒せる実力の持ち主。肉料理が得意(カルネはイタリア語で肉の意味)。
ココヤシ村
- ベルメール(日高のり子)
- ナミとノジコを8年間育てた養母。
- かつては海兵だったが、戦闘中に負傷した際に見つけた孤児のナミとノジコを育てるために脱退。故郷に帰還した後、少ない資産で二人を育て、みかん畑を切り盛りしていた。あっけらんかんとした性格だが、娘達の為なら本気で怒り、敵わない悪党でも娘達を守る為なら、躊躇せずに立ち向かう。血のつながりが無いことを負い目に感じていたが、最後まで母親としてまっとうに生きようとしていた。最期は笑顔で「大好き」とナミとノジコに言い残し、二人の身代わりとしてアーロンに射殺された。名前の由来はフランス語よりそのまま「義母:belle-mère」であるという説もある。
- ゲンゾウ(塩屋浩三)
- ココヤシ村の駐在。
- 幼い頃の付き合いからナミやノジコがもっとも信頼を寄せている人物で、二人の父親代わりとも言える。強面であり、彼を見た赤ん坊のナミが泣きじゃくったことから、あやす意味で頭に風車をつけ、長らく彼のトレードマークとなっていた。8年前にアーロン一味にやられた傷跡が今も全身に残っている。ルフィには「風車のおっさん」と呼ばれている。村の解放直後、ベルメールの墓前でルフィに向かって「ナミの笑顔を奪う様な事があったら殺しに行く」と言って、ナミを託した。ナミの旅立ちの日、長年トレードマークとなった風車はベルメールの墓に飾られた。ナミの手配書の写真を見て、賞金稼ぎより求婚者の方が集まってしまうと心配している。写真自体は気に入っており、手配書の写真は大きく引き伸ばして部屋に飾っている。
- ノジコ(山崎和佳奈)
- ナミと共にベルメールの手で育てられた戦災孤児。
- ナミとは血のつながりはないが、妹同然に思っている。タトゥを身に付けたのは、アーロン一味に入ることになったナミの心情を聞き、それを少しでも共有しようと思った為。ベルメールの遺志を継ぎ、みかん畑を耕す。20歳。
- Dr.ナコー(麻生智久)
- ココヤシ村の医者。
- ゾロがミホークから受けた傷を治療した。またナミの肩に彫られたアーロン一味の証であるタトゥを消し、みかんと風車(それぞれベルメールとゲンゾウの象徴)のタトゥを頼まれ、彼女の肩に新しく彫った。
- チャボ(小松里賀)
- アーロンにつぶされたゴザの町の少年。
- 父の仇を討つ為アーロンパークにのりこもうとしたが、当時アーロン一味の幹部だったナミに邪魔され、ボコボコにされ倒された。その後、ウソップを魚人と見間違え殺そうとするが、ノジコに止められ、復讐しようと考えないように説得された。アーロンパークが崩壊した後、考え直して母元のところで暮らしている。
ローグタウン
- ハンガー
- ブティックの店員。
- 試着するナミを褒めまくるが、一着も買ってもらえなかった。ハンガーのような頭(髪型)をしている。
- いっぽんマツ(平野正人)
- ローグタウンにて武器屋を営む男。
- 金を持っていない客には冷たかったり、ゾロの和道一文字を騙して安く買い叩こうとしたりと、商売人としては最悪な面を見せるが、妖刀である三代鬼徹を屈服させたゾロに惚れ込み、家宝「雪走」を譲り、男らしいところを見せた。恐妻家である。
- サピー
- 人間と魚人のハーフの魚屋兼漁師。
- エレファントホンマグロを一本釣りした。アニメでは料理コンテストの実況を務めた。
- ユウ
- ローグ第2小学校の一年生。
- 父親に3段アイスを買ってもらうが、スモーカーの脚にぶつかって落としてしまう。しかしスモーカーに詫びとして5段アイスを買うようにとお金をもらう。
- ギャリー(三日月のギャリー)(川津泰彦)
- 髭が三日月の形をしている。アニメではローグタウンを襲ったが、スモーカーによってあっけなく捕まった。本作の読みきり版「ROMANCE DAWN」でも登場した。役柄は若干異なる。
- カルメン(百々麻子)
- アニメオリジナルキャラクター。幼いころに客船でみたサンジにライバル心をいだき、サンジに料理で勝負をしかけた女料理人。結果サンジに敗北したが潔く退き、何時の日かの再戦を申し込んだ。
- レオ(高戸靖広)&ホセ(服巻浩司)&ネス(大場真人)
- カルメンの部下たち。
シモツキ村
- くいな(豊嶋真千子)
- 幼い頃のゾロの幼なじみ。
- ゾロに生涯で一度も負けなかった人物で、戦績は2001勝0敗であったが、自らが女であることに負い目を感じていた。大剣豪を目指すが、階段からの転落事故で帰らぬ身となってしまった。
- コウシロウ(石塚運昇)
- 道場の先生。
- くいなの父。ゾロに剣技と、剣士としての「志」を教える。くいなの形見である和道一文字をゾロに託したのも彼。
その他
- ガイモン(大平透)
- 元海賊の船員。
- 空の宝箱にはまり、そのまま抜けなくなり、珍獣のようになってしまった。髪と髪やひげは伸び放題であり、ルフィからは「タワシのおっさん」と呼ばれている。20年前、ガイモンが所属していた海賊団が宝の地図を元に無人島へ上陸したが、空の宝箱が1つ見つかっただけであった。出航直前、だれも探していなかった大岩の上で宝箱を見つけ、仲間を呼ぼうと振り向いたときに落ちてしまい、空の宝箱にはまった。銃の腕がそれなりに高く、宝目当てで上陸してくる海賊達を「森の裁き」と称して撃っていた。ルフィ達が上陸した際も撃ってきたが、ゴムの体であったルフィには効かず、その後見つかった。ルフィ達に過去を話すと、ルフィは大岩の上に登り、宝箱を見つけたが中身は空であった。事実を知ったガイモンは宝を守る生活から、島の珍獣を守る生活に変わった。その後、バギーが島に墜落した時、最初は敵と見なして戦ったが、次第にバギーと仲良くなった。
西の海
出身者は、ニコ・ロビンやシャンクス、Mr.1、ラフィットなど。
オハラ
- クローバー(北村弘一)
- 考古学の権威。オハラ図書館館長。
- 幼いロビンの味方の一人(ロビンの友人にあたる考古学者達のリーダー格)。他の考古学者達と命がけで歴史の本文の研究をしていた。バスターコールの際は避難船に乗らず、最期まで全知の樹に残り死亡する。クロッカスと血縁関係がある。
- ニコ・オルビア(山口由里子)
- ロビンの母で考古学者。
- 現在のロビンと容姿が酷似しているが、白髪。先人達の遺志を継ぎ「空白の100年」の謎を解き、政府の目から逃れる為、オハラ壊滅の6年前、まだ2歳だった幼いロビンを残し海に出る。理不尽な理由で海軍に捕まるも、サウロに脱走を手伝ってもらい、故郷オハラに戻る。しかし、待ち構えていたスパンダインに捕らえられてしまう。オハラの知識を絶やさぬ為、そして娘のロビンを死なせない為、サウロにロビンを託し、最期まで全知の樹に残り、無念と後悔を残したまま死亡した。ちなみに夫(ロビンの父)もそれ以前に、同じ歴史の本文に関わったために亡くなっている。
- ロジ(上村典子)
- オルビアの弟の妻。ロビンと同い年の娘がいる。
- オルビアが海に出た際に、夫がロビンを引き取って以来から一緒に暮らしていたが、彼女を忌み嫌って使用人当然にしており、或いはそれ以下に扱うなど、その仕打ちは非常に冷たい。夫と娘も本人同様、あまりロビンを対等に接しなかった模様。バスターコールにより、サカズキ(後の赤イヌ)に避難船を砲撃された際、夫や娘と共に死亡。
北の海
出身者はサンジ、ベラミー海賊団など。
ルブニール王国
- モンブラン・ノーランド(大塚芳忠)
- 「北の海」の民話『うそつきノーランド』で有名な400年前の冒険家。
- 実際はルブニール王国の総督であり、探検家兼植物学者でもある。モンブラン・クリケットの先祖。体のどの一部にあたるかわからないが、クリケットと同様頭に栗がついている。非常に道徳的で礼儀正しい性格。他人が聞いて嘘か本当かも分からないような場所に、度重なる困難を乗り越えいろいろな場所を旅していた。カルガラと互角に剣を交えるなど、戦闘もかなりの実力者。部下たちや国の者から慕われ、時に英雄といわれていた。遠方の地シャンディアでカルガラと刎頸の仲となるが、突然の天変地異による事件で「嘘つき」とみなされてしまい、無念のまま母国で処刑される。
偉大なる航路
双子岬
- クロッカス(納谷悟朗)
- 双子岬で灯台守をしている老人。71歳で双子座のAB型。
- 「アイランド・クジラ」のラブーンの世話をするため、体内を改造したりするなど、医術の心得が多少ある。ゴールド・ロジャーを知っていると思われる人物であり、船医の経験もあるというが、直接の関係が有るかどうかは不明。ナミに記録指針をあげた人物。クローバーと血縁関係がある。
- ラブーン
- 双子岬の巨大クジラ。
- 本来「西の海」にしか生息しない、「アイランド・クジラ」という世界一大きくなる種類のクジラ。50年前、偉大なる航路を逃げ出したルンバー海賊団が帰ってくるのを信じて、赤い土の大陸に頭突きを繰り返しながら吠え続けた。治療のため、クロッカスによって体内を改造されている。ルフィが「俺が偉大なる航路を一周したらまた喧嘩しよう」と約束し、麦わら海賊団のマークをルフィが描きマークを頭突きで消さないようにした。
ウイスキーピーク
キューカ島
- サムライ・バッツ
- 髪型がちょんまげの男。
- プールへサーフボードを持ち出した。
ドラム王国/サクラ王国
- Dr.ヒルルク(牛山茂)
- かつてドラム王国の山麓に住んでいた、不治の病を患う元大泥棒のヤブ医者。
- ヤブ医者であるが心意気があり、チョッパーの名前をつけた育ての親。まだ幼いチョッパーに医者としての心を教えた。過去のある体験から桜の花びらを散りばめた海賊旗を部屋の壁に飾り、降り積もらせる雪で桜の花を再現させる研究を行った。ヒルルクの病を知ったチョッパーに薬と信じていた毒キノコで作った毒薬を調合されてしまったが、彼の毒では死ねないと一念発起。ワポルの策略により病人がいると信じて自ら罠の中に飛び込み、そこで真相を知らされるが、「自分が騙されただけで病人はいなかったのか」と笑って見せる。殺されそうになったところで、自ら爆薬の液体を飲んで自害した。髪型は赤十字のマークを模したような形をしており、思想が一部「傷病者を敵味方の区別なく扱う」という赤十字の理念と似通っている。
- Dr.くれは(魔女)(野沢雅子)
- チョッパーの第二の師で別名「ドクトリーヌ」。
- ワポルの医者狩りから唯一生き残ったため、「魔女」に由来してそう呼ばれている。笑い声は「ヒーヒッヒッヒ」。139歳だが、彼女の前で「ばあさん」か「ババア」などと年寄り扱いする発言は御法度で、耳にすると不機嫌になり大暴れする(実際、顔以外の容姿は100代どころかナミなどの若い女性に匹敵)。武器は包丁(アニメでは槍や鎖鉄球などの武器に変更)と、サンジに負けず劣らずの蹴りっぷり。腕は確かだが、患者に莫大な報酬を請求する女性版ブラック・ジャック。病気を「ハッピー」と呼ぶが、これは「病気でない時がいかにハッピーなのかが良くわかるから」らしい。梅干が好きである。名セリフは「若さの秘訣かい?」。ゴールド・ロジャーの本名らしき「ゴール・D・ロジャー」なる者を知る人物の一人(Dr.くれは本人はゴールド・ロジャーと同一人物だとは明確に断定していない)。チョッパーを息子のように思い、医者としての技術を叩き込んだ。命名は戸隠山の鬼女呉葉からか。
- ドルトン(小野健一)
- 元ドラム王国守備隊長。現サクラ王国初代国王。
- ドラム王国先代国王の恩もありワポルの悪政を見届けていたが、ヒルルクの死を嘲笑った彼についに見切りをつけ、反旗を翻す。動物系「ウシウシの実(モデル「”野牛(バイソン)”」)」の能力者。実直で真面目な性格をしており、民衆からの信頼が厚く、ワポルが逃げた後は国民のまとめ役を務めた。王となった今でも、城ではなく村に住んでいる。栗ご飯が好物。必殺技は「フィドル突撃(バンフ)」。
- ハイキング・ベア
- 登山熊。
- とても山を愛しており、登山マナーに厳しく、マナーを守らない者は決して許さず、その場で一時間正座させるらしい。一礼(登山マナー)を忘れなければ特に危害はない。
- ネギ熊まりあ(吉竹範子)
- ネギを買ってきた主婦。
- 得意料理はネギケーキ(作者曰くマズイらしい)。ルフィとウソップに山の動物ハイキング・ベアに間違えられ一礼される。
- タマチビ(吉竹範子)
- 腕・脚の病気に罹った少年。
- Dr.くれはの半ばぞんざいな治療に悶絶するが、治してくれた後に「ありがとう」と、Dr.くれはに素直なお礼を言った。
- ラパーン(稲田徹)
- 肉食の強暴なウサギ。
- 常に集団で行動しており、雪崩を起こすことができる。木を使ったスノーボードが得意である様子。飛び跳ねるときは「ぴ゜ょーん」(ぴの半濁点が濁点のように2つついている)という、常識では発音しづらい音をたてる。決して人には懐かないと言われているが、受けた恩を返す義理人情は持つ(そのためかチョッパーが島を出た後、Drくれはがラバーンの背中に乗って町へ降りてきた)。
アラバスタ王国(サンディ島)
→「アラバスタ王国」を参照
ロングリングロングランド
- トンジット(龍田直樹)
- ロングリングロングランド島の遊牧民。
- 10年間を竹馬の上で過ごしていたら仲間においていかれた。原作では青キジの力で海を渡り仲間の元へ行ったが、アニメでは孫が巨大モグラに乗って迎えに来た。愛馬は首の長い白馬「ウ~~~~~~マ」のシェリー。
ウォーターセブン(W7)
→「ウォーターセブン § 人物」を参照
ガレーラカンパニー
→「ウォーターセブン § ガレーラカンパニー」を参照
フランキー一家
→「ウォーターセブン § フランキー一家」を参照
トムズ・ワーカーズ
→「ウォーターセブン § トムズ・ワーカーズ」を参照
魔の三角地帯(フロリアン・トライアングル)
- ブルック
- 幽霊船にただ一人搭乗しているアフロなガイコツ。ガイコツなのにお化け嫌い。
- サンジが言うには散々な人生を送っているが、明るい性格。骨だけなので非常に身が軽く、海の上を走れる。笑い方は「ヨホホホホ」。紳士な口調であるが、つかみどころのないひょうきん者で、ルフィに負けず劣らず行儀が悪い。女性には開口一番「パンツ見せてください」とお願いしたり、「~ガイコツなだけに!」で締める数々のスカルジョーク(ギャグ)を飛ばす。ちなみに排泄物は出るらしい(骨だけの体だが、食事も摂れるためだからと思われる)。実は超人系悪魔の実「ヨミヨミの実」の能力者で、数十年前に死亡した時に能力が発動したことで黄泉の国から魂が帰還している。しかし復活の際、霧が多くて自分の肉体を見つけるのに1年かかってしまい、白骨化した体で蘇るハメとなった(復活後、実の能力は消え失せてカナヅチの部分だけが残っている)。骨なのに髪があるのは「毛根が強いから」とのこと(現実に人間の髪や爪はキューティクルに覆われている為、白骨化しても残りやすい)。生前は海賊で音楽家ということからルフィに仲間になるよう誘われているが、現在はある男に影を奪われ、影が無く鏡に映らず、そして太陽の光を浴びると消滅してしまう体となっているので、仲間になりたくてもなれない状況である。ちなみに、彼の「どーん」が骨っぽく描かれる「ボーン」になる。
- ドクトル・ホグバック
- 医者でその名を知らない者はいないと言われる“天才外科医”。通称「天才」。笑い方は「フォスフォスフォス」。
- 奇跡の手術で星の数ほどの人達を救い、世界中の医師達から尊敬を得ていたがある日突然姿を消したと言われている。現在はスリラーバークで今なお人智を超えた研究をしている。彼とアブロサムとペローナの会話から、ナミとチョッパーの懸賞金を手に入れようとしていると思われる。モデルは、モロー博士。
- ヒルドン
- ドクトル・ホグバックの執事。笑い方は「ヒヒヒヒ」。語尾に「でし」と付ける。
- ビクトリア・シンドリー
- ドクトル・ホグバックの使用人。口癖は「○○するといい」。
- 過去に婚約していた主人の愛を試すために、主人の宝物の十枚の皿をすべて叩き割ったが、婚約破棄された挙句に鼻くそを顔につけられ追い出されたという不幸な過去を持つ(元ネタは怪談話の皿屋敷)。そのため皿嫌いで、皿を使わずに料理を出す(ドクトル・ホグバックに夜食としてスープスパゲティを出すが、皿が無いためみるみるうちにスープが無くなった)。ウソップに対して十枚もの皿を投げてきた。実は元女優で、10年前に舞台から転落し亡くなっている。
- アブサロム
- 兵士ゾンビ・狩軍ゾンビ指揮官。通称“墓場のアブサロム”。ドクトル・ホグバックの部下で野獣のような透明人間(おそらく能力者)。
- サウザンドサニー号でロビンを襲い、その後に屋敷で入浴中のナミをも襲った。ナミを自分の嫁にしようとするが、ホグバッグに止められる。ゾンビ達からエロスと呼ばれている。
- ぺローナ
- 動物ゾンビ・びっくりゾンビ指揮官。通称“ゴーストプリンセス”。ドクトル・ホグバックの部下でゴーストを体から発する(おそらく能力者)。サウザンドサニー号で、ブルックが楽器を演奏しようとしたところに現れた。口癖は「ホロホロホロ」。
- ブヒチャック
- ゾンビ部長。語尾に「ブヒ」と付ける。
- クマシー
- ペローナの部下。声の高さが低い。
空島
→「空島 (ONE PIECE) § 人物」を参照
その他の人物
- ゴールド・ロジャー(ゴール・D・ロジャー)(大塚周夫)
- 海賊王。ローグタウンに生まれ、22年前にその街の死刑台で処刑された大海賊。当時、彼と互角に戦えるのはエドワード・ニューゲート(白ひげ)しかいなかった。
- 海賊船はトム製作の「オーロ・ジャクソン号」。その船にバギーやシャンクスが見習いで乗っていた。この世のすべて「ひとつなぎの大秘宝」を手に入れた男。彼の死によって大海賊時代が到来した。古代文字を扱え、真の歴史の本文をラフテルへと導く。
- ドラゴン(柴田秀勝)
- ローグタウンに現れた謎の男。本名はモンキー・D・ドラゴン。ガープの息子にしてルフィの父親である。
- 世界政府を直接倒そうとしている反乱軍を率いる革命家であり、世界最悪の犯罪者。革命軍の兵士の発言から革命軍が世界政府の連合軍を押しているらしい。6年前から世界政府が大変危険視していて、世界会議(レヴェリー)の議題にも登場している。黒いローブのような物を身に纏い、顔面を縦断する大きな刺青がある。作中では第100話”伝説は始まった”で初登場、ルフィのすぐ近くに現れ、(そのときスモーカーに顔を地面に押し付けられていたためルフィは姿を見ていない)スモーカーからルフィを助けた。しかし、ルフィは父親が誰かをを知らず、W7で再会したガープによって初めてその存在を知らされた。登場直後に突風が発生したことから能力者ではないのかという説もあるが不明。一切素性が掴めないとされているが、ガープとは、何らかの手段で接触している。息子ルフィの活躍を喜び、再会を望んでいる。
- ダダン
- 詳細は不明。ウープ・スラップ(フーシャ村の村長)の口から出た人名であり、ルフィに何か関係がある模様。
- クラバウターマン(桑島法子)
- 船乗りに伝わる、船の化身のような存在らしい。現実世界でもドイツ辺りにこの伝説が伝えられる。
- 船乗りのコートを着用し、手には木槌を持った姿で現れる。本当に大切に乗られた船に宿る妖精。船の凶事の際には船員達に知らせたという。ゴーイング・メリー号には子供のような姿で宿っており、空島では最も船を愛したウソップの前にのみ姿を現して、幾度となく破壊された自らの船体を最低限航行可能なまでに修復した。
小ネタ
- パンダマン(大場真人)
- 作者の遊び心により、時折コマの端などに登場するキャラクター。パンダ頭の超人。
- もとは作者が漫画『キン肉マン』のために考案し『キン肉マン 77の謎』に掲載されたキャラクター(そこでは、悪魔超人の一種とされている)なのだが、元々それ以前から『キン肉マン』には同名の登場人物とそれを主人公にした劇中劇『パンダマン』が存在している。更にゲーム『キン肉マンII世~新世代超人VS伝説超人』の隠しキャラとして登場したが、事情を知らないキン肉マンファンから顰蹙を買ったという逸話がある。コミックスのカバーを剥すと突然表れたりする。45巻では、ウルトラマンのスペシウム光線のようなビームを撃てることが判明(44巻と繋がり)。
- トマトギャング
- パンダマンを追う借金取り。38才。
- ミキオィトゥー
- 早撃ちのガンマン。
- 懸賞金10,000,000ベリー(1000万ベリー)の賞金首。尾田栄一郎のアシスタント時代の仲間である、いとうみきおがモデル。