マスターハンド
マスターハンドは、任天堂のコンピュータゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ、及び『星のカービィ 鏡の大迷宮』に登場する架空のキャラクター。スマッシュブラザーズの世界を作った創造主かつ黒幕的な存在である。
概要
マスターハンドは、白い手袋をした人間の右手そのものである。『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズの一人用ゲーム内において、終点と呼ばれるステージで最後に待ち構えている。不気味な笑い声とともに登場する。この声はゲーム中のナレーションと同じである。
他のキャラクターと違い、ふっとばない。その代わり体力が設定されており、プレイヤーはマスターハンドの体力分のダメージを与えることで彼を倒すことができる。常時空中に浮いているため、空中攻撃が主な攻撃手段となる(背が高いキャラであれば、地上攻撃でも当たるものがある)。
『星のカービィ 鏡の大迷宮』にも登場。マスターハンドは中ボスとして登場し、倒してカービィが吸い込むことで「スマブラ」のコピー能力を得ることができる。その後レベル9のボスとして、後述するクレイジーハンドとともに現れた。この時は両者とも、倒すと爆発してしまうため吸い込むことができない。
マスターハンドの攻撃方法は『星のカービィスーパーデラックス』のボス、魔人ワムバムロックと似ているところがいくつかある。これは、マスターハンドと魔人ワムバムロックをデザインしたのが両方とも桜井政博だったからである(参考リンク:アンケート集計拳!!(「スマブラ拳!!」サイト内))。
クレイジーハンド
クレイジーハンドは、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』に登場するキャラクターである。マスターハンドとともに『星のカービィ 鏡の大迷宮』にも登場している。
マスターハンドが手袋をした右手なのに対し、クレイジーハンドは左手である。『大乱闘スマッシュブラザーズDX』においては、一人用ゲーム「シンプル」にて条件を満たすと、プレイヤーとマスターハンドとが戦っている最中に乱入し、マスターハンドともにプレイヤーに襲ってくる。ほかに、一人用ゲーム「イベント戦」Lv.50「最終決戦」では最初から両手で登場する。マスターハンドに比べると風変わり(=クレイジー)な攻撃を仕掛けてくる。通常は別々に攻撃を仕掛けてくるが、たまに協力して両手ならではの攻撃をしてくる。
『星のカービィ 鏡の大迷宮』ではレベル9のボスとして、マスターハンドと共に登場した。倒すと爆発してしまうため吸い込むことはできない。