土佐くろしお鉄道
高知県四万十市に本社を置く鉄道事業者
土佐くろしお鉄道(とさくろしおてつどう)は、高知県で旧国鉄特定地方交通線及び日本鉄道建設公団建設線を引き継ぎ、運営する第三セクター方式の鉄道会社である。本社は、高知県中村市駅前町7番地の1。
高知県と沿線自治体で、株式の9割以上を保有する自治体主導の第三セクターである。国鉄再建法の施行により工事が凍結された鉄建公団建設線の宿毛線及び阿佐西線を引き受けるために設立されたが、後に第3次特定地方交通線に指定されることが確実となった中村線も引き受けることとなった。
歴史
- 1986年5月8日 土佐くろしお鉄道株式会社設立
- 1986年11月22日 中村線引き受け決定
- 1987年2月5日 宿毛~中村間免許
- 1988年1月28日 後免~奈半利間免許
- 1988年4月1日 中村線窪川~中村間開業
- 1997年10月1日 宿毛線宿毛~中村間開業
- 1998年6月11日 中村線で追突事故。運輸省(現国土交通省)より警告書を出される。以後6月11日を事故防止の日に定め、毎年訓練を実施。
- 2002年7月1日 阿佐線(ごめん・なはり線)後免~奈半利間開業
- 2003年12月8日 中村線荷稲駅~伊与喜駅間が土砂崩壊により不通に。
- 2004年1月10日 中村線荷稲駅~伊与喜駅間運転再開。
- 2005年3月2日 宿毛線宿毛駅にて岡山発宿毛行き特急「南風17号」が暴走し駅舎に衝突 運転士が死亡、乗員・乗客ら10名が重軽傷を負う大惨事となる。