三田紀房
日本の漫画家
人物
岩手県立黒沢尻北高等学校、明治大学政治経済学部卒業後、西武百貨店へ就職。退社後、漫画家として独立。30歳の時、講談社の新人賞を受賞。2005年、『ドラゴン桜』で第29回講談社漫画賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。2006年より、「スーパージャンプ」にて就職指南漫画である『銀のアンカー』を連載中。
2006年12月、大和書房より著書、『個性を捨てろ! 型にはまれ! 』を発刊。
作品リスト
連載中
- マネーの拳 (「ビッグコミックスペリオール」)
- 銀のアンカー (「スーパージャンプ」)
- エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝-(「モーニング」)
連載終了
- Eiji's Tailor
- 審判物語バーディクト
- 空を斬る (「月刊アフタヌーン」)
- BOYS OF SUMMER
- ポロシャツとアッパーカット
- 英次のテーラー
- クロカン(週刊漫画ゴラク)
- スカウト誠四郎(イブニング)
- 甲子園へ行こう!(「週刊ヤングマガジン」)
- ドラゴン桜 (「モーニング」)
著書
評価
- 現代社会を反映した内容と明確な方法論、自己啓発性などを高く評価する声が多く、代表作『ドラゴン桜』はドラマ化され社会現象にもなった。一方で具体例が過去の一例に過ぎない点や理論が一方的であること、非現実性を批判する意見もある。
- また、絵に関して人物デッサンや描写方法などプロ漫画家としての実力を疑問視する声も少なくなく、amazonなどのレビューでは画力面の不備を前提とした評価が書かれる事も多い(自著『個性を捨てろ! 型にはまれ! 』内においても、自身が絵がうまいわけではないことを認める文がある)。