FAIRY TAILの登場人物
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FAIRY TAILの登場人物では、真島ヒロ『FAIRY TAIL』に登場するキャラクターについて説明する。
妖精の尻尾(フェアリーテイル)
マグノリアを拠点にする魔導士ギルド。仲間意識が強い(一部を除く)。また、メンバーになにかとトラウマがある。
主要人物
- ナツ・ドラグニル
- 主人公。桜色の髪と鱗模様のマフラーが特徴の妖精の尻尾の魔導士。右肩に紋章がある。また、首の右根本に傷がある。年齢不詳。
- 好きなものは火で嫌いなものは乗り物。数少ない滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)の一人。髪型は自分でセットしている模様。
- 幼少時代、ドラゴンであるイグニールによって育てられた。滅竜魔法(めつりゅうまほう)を使うことができ、サラマンダー(火竜)の異名を持つ。常人離れした嗅覚も持ち、体も頑丈で銃弾を喰らったぐらいでは出血程度の怪我しか負わない。また、幼少期に現在のギルドに入ったことが確認できるが、所属はグレイやエルザより後で現在の7年前。
- 火の魔導士であり、食事として炎を食べることもできるが、自らが出す炎を食べることはできない。魔導士タイプの戦闘(肉弾戦)も得意としており、持ち前の炎に格闘術を合わせた戦術を使っている。その格闘術はみな彼が魔導士であることを疑うほど、威力は高くかなり丈夫である。兎兎丸との戦いで火を自分の思うままに操れるようになった。
- 乗り物に弱く、度々乗り物酔いをする[1]。本人曰く、ハッピーは仲間なので酔わないらしいがルーシィに運んでもらっている時は酔っていた。
- 名前の由来は、前作『RAVE』の主人公の名前が“ハル”(春)ということから。
- 前科:妖精の尻尾の事件はほとんど彼が起こしたもの。
- デボン盗賊一家壊滅するも民家7軒も壊滅。
- チューリィ村の歴史ある時計台倒壊。
- フリージアの協会全焼。
- ルピナス城一部損壊。
- ナズナ渓谷観測所崩壊により機能停止。
- 罪人ボラを検挙するも、ハルジオンの港半壊。
- エルザ、グレイらと共に魔法教団壊滅に貢献するもルピナス城下町半壊。このことが原因でマカロフは引退を撤回。
- 火の滅竜魔法(めつりゅうまほう)
- 火竜の鉄拳(かりゅうのてっけん)
- 炎の拳で殴る。
- 紅蓮火竜拳(ぐれんかりゅうけん)
- 火竜の鉄拳で連続で殴る。ガジルを倒した。
- 火竜の咆哮(かりゅうのほうこう)
- 口から灼熱の炎を吐き出す。
- 火竜の翼撃(かりゅうのよくげき)
- 相手の顔をわし掴みにし、腕から炎を噴射して投げ飛ばす。
- 火竜の鉤爪(かりゅうのかぎづめ)
- 炎の足で蹴る。火竜の鉄拳の足バージョン。
- 火竜の剣角(かりゅうのけんかく)
- 体中に炎を纏い、勢いをつけて体当たりする。
- 火竜の煌炎(かりゅうのこうえん)
- 右手と左手の炎を合わせ巨大な火球を作って攻撃する技。使うとき、「右手(の炎)と、左手の炎を合わせて火竜の煌炎」という。
- 火竜の炎肘(かりゅうのえんちゅう)
- 肘からブースターのように炎を噴射し、パンチ力を高める技。
- 火竜のつば(かりゅうのつば)
- 兎兎丸との戦いで彼には火を使った攻撃は当たらないため、使った技。というよりただのだまし討ちで火竜の咆哮と見せかけて、つばを吐くだけ。
- ルーシィ・ハートフィリア
- ヒロイン。立派な魔道士を目指している17歳の金髪美少女。
- 好きなものは本・星霊。嫌いなものは父。
- スリーサイズはB88・W59・H88のFカップ。
- 星霊魔導士であり、鍵を使って異世界の星霊を呼び出すことができる。現在、契約している星霊は10体。鍵は常に腰の右側に装着しており、左側には先がハートマークの鞭を装備している(途中、鞭の色が黒から網目模様に変わった)。なお、あくまで鞭は武器として装備しており、変な趣味はないとのこと。
- ミラに掌に紋章を入れてもらった。変わり者が多いフェアリーテイルの中でも数少ない良識人。物語は主に彼女の視点で展開される。一時的とはいえ本気で惚れかけたこともある。
- 読書家でもあり、ケム・ザレオン関連の依頼ではその才能を如何なく発揮し、彼の遺作・『日の出』の秘密を解き明かした。現在自作の物語を執筆中。ナツにそのことが知られ、ギルド内で噂が広まった。将来、ギルドでの冒険を本にして出版したいと思っている。
- 最初は妖精の尻尾と幽鬼の支配者のどっちにはいるか迷っていたらしいが(両方ともすごくぶっ飛んでると聞いていたため)今は妖精の尻尾に入って良かったと思っている。
- ハートフィリア財閥の令嬢だが、父親の性格・やり方が気に喰わず家出をした[2]。そこで偶然ナツと出会い、憧れのフェアリーテイルへ入る。ギルドの人間には自らの家のことを明かしていなかった。父親からの依頼によって幽鬼の支配者(ファントムロード)に狙われ、フェアリーテイルが壊滅状態に陥り責任を感じてしまう。しかし、マカロフが復帰した事により幽鬼の支配者は壊滅。フェアリーテイルの仲間達の優しさに触れ、妖精の尻尾の一員として新たな一歩を踏み出した。
- 幽鬼の支配者との騒動の後一旦家に戻り、父親に己の決意と気持ちを伝え今度は完全に決別し、家を出るという形になった。
- 番外編では週刊ソーサラーのグラビアモデルに選ばれた(ただし、撮影ロケ自体が中止となったので実際には雑誌に掲載されなかったと思われる。)。
- 名前の由来はThe Beatlesのルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズから。
- 星霊魔法
- 使う星霊は星霊参照。
- 世界に12種類しかない黄道十二門の鍵を6つも持っている。
- 強制閉門が行える。一瞬ではあるが複数の精霊を出したことがある。
- ハッピー
- ナツの猫型のペット。背中に紋章がある。一人称はオイラで、口癖は「あい」、「あいさ」
- 好きなものは魚で嫌いなものは犬(プルーは別)。6歳。
- 猫なので当然魚が好きだが、人間と同じ味覚をしている。
- 一応ギルドには正式な魔導士として登録されているようで、背中に紋章も入れてもらいギルドカードも持っている。仕事の最中は、バッグを背負っているが、その中には魚が入っている。
- 『プルーの犬日記』にもゲスト出演し(ちなみに話のサブタイトルは「FAIRY TAIL」)、リンゴ村の民子らと親しくなるが、「この漫画のキャラではない」としておばばば様によって追い出されている(しかし、当のおばばば様もモブとしてFAIRY TAILに一コマだけ出演している)。
- また、作者の前連載作を知っているかのような台詞を口にしたこともある。
- 翼(エーラ)
- 能力系魔法の一つ。羽を生やし、短時間飛行することが可能。本気で飛べばかなり速い。この状態で、1人の人間を持ち上げることができ、また羽を使って高速で飛ぶことが出来る。2人持ち上げることはできない。
- グレイ・フルバスター
- フェアリーテイルの造形魔導士。18歳。フェアリーテイルの中でも実力はトップクラスであり右胸に紋章がある。
- 好きなものは面白い事で、嫌いなものはナツ(本当に仲が悪いわけではない)。自慢は「冬でも服を脱ぐ事」。
- 幼い頃にデリオラの襲撃で故郷を滅ぼされ、たった一人生き残ったところを後の師となるウルに保護されたことから彼の魔導士としての人生が始まることになる。師匠のウルが、極寒の地でも服を脱がせて自らも下着姿になり修行させていたため、裸になる露出癖がついてしまっている。ウルとデリオラの死闘を見届けた後、師の言葉に従い西の国を目指してたどり着いたのが魔導士ギルド妖精の尻尾であった。所属はエルザよりも早い。
- ガルナ島で彼がリオンとデリオラに絶対氷結を使用しようとしたが、ナツに止められた。
- 首から下げているアクセサリーは「RAVE」に登場した十字のレイヴと同じ形のものである。1巻ではタバコを吸っていた。
- 前科:密輸組織を検挙したがその後街を素っ裸で歩き、挙げ句の果てに干してあった下着を盗んで逃走。
- 氷の造形魔法
- 一瞬でかなりのサイズ(レベル)の造形を行うことが出来る。
- アイスメイク「盾(シールド)」
- 八方に広がる花のような形状の盾。広範囲を護ることが出来る。
- アイスメイク「突撃槍(ランス)」
- 「盾(シールド)」から繋げて放つ技。盾が分かれて敵を貫く。
- アイスメイク「床(フロア)」
- 辺り一面の足場を凍らせる技。
- アイスメイク「大槌兵(ハンマー)」
- 巨大な氷のハンマーを作り上げて落下させる技。
- 氷欠泉(アイスゲイザー)
- 地面から大量の氷を間欠泉のように噴き出す技。
- アイスメイク「牢獄(プリズン)」
- 相手を氷の檻で閉じ込める。
- 氷雪砲(アイスキャノン)
- 巨大な大砲を造形し、強力な冷気を噴射する。現段階で判明しているグレイ最大の技。
- アイスメイク「戦斧(バトルアックス)」
- 氷の斧を作り上げる技。武器として使える。
- また、名前は明らかではないが、リオンと同じように氷で自分そっくりの身代わりを造形する魔法が確認されている。
- エルザ・スカーレット
- 妖精の尻尾の女で、フェアリーテイル随一の戦闘力を誇る19歳の女性魔道士。左腕に紋章がある。
- 好きなものは武具、鎧で嫌いなものは悪。
- フェアリーテイルの中でも数少ない、S級の仕事を請け負うことのできるS級魔導士でもある。そのあまりに強い戦闘力と持ち前の性格でメンバー(ナツやグレイでさえ)から恐れられており、妖精女王(ティターニア)という異名を持つ。
- マカロフに絶対的な信頼を寄せており、妖精の尻尾の法を犯した者、又はマカロフを裏切った者に対しては怒りを露にし、新入りのルーシィにも一度刃を向けた事がある。
- 彼女が普段身に着けている鎧は、前作RAVEでも女性キャラにおなじみの人気ブランド「ハートクロイツ」のものである。本来鎧は製造していないハートクロイツ社に懇願して作ってもらった。だが、作ってもらったというよりは、エルザの「つくってくれないか」という気迫に圧されてハートクロイツ社がしぶしぶ了解。
- エルザの魔法について
- 『換装』という方法で自身の装備品を次々と変化させることが得意で、魔法を使っての戦闘よりも剣などを使う戦士タイプである。そのバリエーションは、「大剣」「槍」「斧」「双剣」など様々で、換装スピードが極めて速く一瞬で完了する。なお、持っている鎧は100種類以上あり、中には洋服や着物、作業着など非戦闘服も存在する。
- 騎士(ザ・ナイト)
- 天輪の鎧(てんりんのよろい)
- エルザが換装で呼び出す魔法鎧の一つ。同時にいくつもの武器を操る事ができる鎧。鎧の周りに剣が舞っている。
- 天輪・繚乱の剣(てんりん・ブルーメンブラット)
- すれ違い様に、相手を無数の剣が連続で切り裂く技。アリアを一撃で倒した技で空域をも切り裂いた。
- 循環の剣(サークル・ソード)
- 数本の剣を円状に回転させる技。
- 黒羽の鎧(くれはのよろい)
- エルザが換装で呼び出す魔法鎧の一つで、一時的に攻撃力を大幅に引き上げる。
- 炎帝の鎧(えんていのよろい)
- エルザが換装で呼び出す魔法鎧の一つ。髪がツインテールになる。
- 巨人の鎧(きょじんのよろい)
- エルザが換装で呼び出す魔法鎧の一つ。投擲力を上げる鎧。投げることに特化した能力であるために、槍などの遠距離攻撃を目的とした武具と合わせて使用する。
- 金剛の鎧(こんごうのよろい)
- エルザが換装で呼び出す魔法鎧の一つ。超防御力を誇る鎧。
- 武器
- 破邪の槍(はじゃのやり)
- 闇を退ける。
- マカロフ・ドレアー
- 現在88歳。魔導士ギルドの中でも特に問題児の集まるフェアリーテイルの総長(マスター)。
- 好きなものはフェアリーテイルで、嫌いなものは評議会だが、評議会の魔導士とはそれなりに仲良くしている。
- 普段被っている帽子の下は禿げている。
- その魔力は計り知れなく、相当の実力者で、大陸で最も優れた十人の魔導士「聖十大魔道」の一人である。普段は気さくな格好をしているが、本気になると聖十大魔導の紋章が付けられた白いコートを着て出陣する。
- 自由な発想を持っていることもあってか、メンバー(ラクサスを除く)からは慕われており、双方親子のように接している。だが、肝心の孫であるラクサスとの仲は悪い。
- 自らの体を巨大化させる巨人(ジャイアント)の魔法を得意とするが、炎や氷、風といった魔法も一通り使う事が出来る。
- 幽鬼の支配者の事件の時、幽鬼の支配者に攻め込んだ際、アリアの魔法で魔力を奪われ窮地に陥るがミストガンが彼の魔力を集めてくれたことで回復した。
- ギルド内でも、あまり腹をわって話した者はおらず、色々謎に包まれている部分は多い。幽鬼の支配者事件の後、自身の衰えからも引退を考えるが、問題児だらけの現在のギルドに跡を継げるような者もおらず撤回する。
- 巨人(ジャイアント)
- 自らの体を巨大化できる。
- また、他人の体の一部を巨大化させることも可能。
- 妖精の法律(フェアリーロウ)
- ジョゼに対して使用。聖なる光を放ち自分の敵とみなした相手のみを攻撃する超上級魔法。ジョゼを一撃で倒すほどの威力。
- ミラジェーン
- フェアリーテイルの看板娘。通称「ミラ」。グラビアモデルとしても活躍している19歳。左ももに紋章がある。エルフマンの姉で髪の色は姉弟同じ銀髪。髪型はてっぺんを結んでいるという奇抜な物。好きなものは料理で嫌いなものはゴキブリ。
- 姉弟3人で6年前(13歳の時)にギルドに加入した。ある事(おそらくエルフマンの暴走)がきっかけでギルドの現役からは退いているが、引退前は魔人とまで呼ばれ恐れられたS級魔導士であった(現在とは違いエルザのような感じの雰囲気)。
- 本人は乗り気ではないが、たまにグラビアの仕事をしているのでちょっとした有名人。
- 得意な魔法は変身魔法。
その他
- ロキ
- フェアリーテイルの魔導士。年齢不詳。
- 「彼氏にしたい魔導士」の上位を常にキープしている。かなりの女好きで初対面のルーシィを口説いたこともある。エルザを口説こうとして半殺しにされたことも。なぜか星霊魔導士を苦手としている。
- 普段使っている指輪の魔法は、魔水晶(ラクリマ)を指輪にはめただけの量産品。
- 名前の由来は同名の北欧神話の神からで、本名は獅子座を意味する英語である。
- 前科:評議員レイジ老師の孫娘に手を出す。某タレント事務所からも損害請求がきている。
- 彼の正体は星霊で、本当の名は獅子宮のレオ。黄道十二門の星霊の一人。彼の本当の力は星霊レオとして呼び出された時に発揮されるという。ちなみに戦闘用の星霊とのこと。
- かつて青い天馬(ブルーペガサス)の魔導士、カレン・リリカと契約をしていたが、3年前彼女の素行の悪さが見るに堪えられず、自分と白羊宮のアリエスの契約を解除してほしいと頼んだ。しかし契約は解除してもらえなかった為、解除してくれるまで星霊界には帰らないという強行手段にでる(星霊は2体同時に呼び出せない為)。それでもカレンは契約を解除しようとはせず、3ヶ月過ぎたある日、星霊を呼び出せない状態のまま仕事に出、死んでしまった。自分のせいでカレンは他の星霊が呼び出せなかった為、殺したのと変わらないとロキは思っている。
- 人間が星霊界で生きられないように、星霊もまた人間界で生きていけない為、普通なら1年ですら生きられないのに、ロキは契約なしで3年も人間界で生きている。しかしもう殆ど力がでないらしく彼の死は近い。
- 自らの魔力が尽き、消えかけるも、ルーシィの「仲間を思う気持ちが罪と言うのなら(以下略)」発言により出現した星霊王の懐の広い判決により、再び星霊界に戻れるようになった。戻る際に、ルーシィに「獅子宮の鍵」を残していく。
- ちなみにカレン・リリカとの契約時は現在より髪が長かった。
- エルフマン
- フェアリーテイルの魔導士。首に紋章がある。ミラジェーンと1つ違いの弟。魔物の腕を自分の腕に接収(テイクオーバー)して戦う。そのため、付いた通り名がビーストアームのエルフマン。実力はトップクラスと思われるがここ一番で力が出せないタイプ。
- しかし、本来は腕だけでなく全身に魔物を接収(テイクオーバー)して戦う。以前、全身接収(テイクオーバー)に失敗してしまい暴走状態になり、止めようとした妹のリサーナを死に追いやってしまったというトラウマがある。だが、ソルとの戦いでそのトラウマをなんとか克服し、獣王の魂(ビーストソウル)を使用した。
- 短気な性格。漢気ある性格を気に入っており、勝負は正々堂々と言った意識が強い。その為に護衛の依頼ばかり好んで引き受けるが、学歴などのことを言われるとつい手が出てしまう。嫌いなものに「勉強」を挙げている。[3]。
- 前科:要人警護の任務中に要人に暴行。
- ビーストアーム
- 黒牛(こくぎゅう)
- 鉄牛(てつぎゅう)
- その他、トゲのついた腕や、毛がたくさん生えた腕などが確認されている。
- 獣王の魂(ビーストソウル)
- 全身接収。エルフマンはこれの接収に失敗し、妹を死に追いやってしまった。姉であるミラジェーンを守るために再びその姿となり、現在は使いこなせている。ソルが魔力をファントムMKIIに使っていたとはいえ、彼を瞬殺するほどの強さ。
- カナ・アルベローナ
- フェアリーテイルの女性魔導士。現在18歳。左下腹部に紋章がある。
- 好きなものは酒で嫌いなものはノンアルコール飲料。かなりの大酒飲み。子供の頃から妖精の尻尾にいた。
- フィオーレ王国では法律上15歳以上で飲酒が認められる国なのだが、彼女の場合は13歳の頃から酒を飲んでいる。フェアリーテイルの年間酒消費量の3割は彼女のお腹の中とのこと。
- 酒飲み仲間のマカオは少し気になる存在であり、そのマカオに「もう少し酒の量を減らした方がいいぞ」と言われ少し減らしていたのだが、最近マカオに彼女ができたのを知り、酒の量は以前の倍になった。
- 前科:経費と偽って某酒場で大樽15個を飲み請求を評議会に回した。
- 魔法の札(マジックカード)
- ある時はカードを飛び道具として、ある時はカードの組み合わせで発動する様々な効果を駆使して戦う、万能型の戦闘スタイル。
- マカオ・コンボルト
- 好きなものは息子。嫌いなものはローン。
- フェアリーテイルの魔導士でロメオの父親。現在36歳。比較的、若者の多いフェアリーテイルの中では年輩の方。青年の頃から妖精の尻尾にいた(髪は坊主ではなかった)。
- 妻とは仕事に熱中過ぎたため、3年前に離婚してしまった。使用する魔法は紫の炎(パープル・フレア)。
- また、変身魔法も得意な方で変身のスペシャリストであるミラジェーンさえも見破れなかったほど。
- 息子のロメオが近所の子供に魔導士という職業を馬鹿にされた為、「すっごい仕事行ってきてよ!!!」とマカオに頼まれ凶悪モンスターのバルカンの討伐に向かったが、19匹は倒したものの20匹目に接収(テイクオーバー)されていた。接収される前はかなりの死闘を繰り広げていた。雪山まで捜索に来たナツとハッピーとルーシィに助けられる。
- ありがちの家庭に嫌気がさして最近、若い彼女をつくった。しかしその彼女はとてもありがちな顔をしている。
- 紫の炎(パープル・フレア)
- 風や水では決して消えない性質を持っている。
- リーダス・ジョナー
- 現在27歳。胴体だけが極端に大きな男。好きなものは絵で嫌いなのは人参。
- ミラジェーンに光筆(ヒカリペン)を貸したが、中々返してもらえなかった。
- 光筆の新色が中々発売されないので、メーカーに直訴しに行ったこともあるのだが、まだ発売されていない。
- 自分の描いた絵を動かし武器とする魔法、絵画魔法(ビクトマジック)の使い手。
- ただし、絵画魔法はどこに描いても発動する訳でなく、自分の体に直接描き込む必要がある為、体の面積を広くする為に、昔マスターにジャイアントの魔法(体)をかけてもらって体を大きくしてもらった。その為、現在のような体型となっている。
- ちなみにグレイがフェアリーテイルに来たばかりの頃はまだ体が細かった。
- 絵画魔法(ビクトマジック)
- 自分の体に描いた絵を動かし武器とする魔法。
- ナブ・ラサロ
- 好きなものはホラー小説で嫌いなものはセロリ。20歳。
- 依頼版(リクエストボード)の前をウロウロするのが好きで、いつも依頼版の前をウロウロしている。その為中々仕事に行かない。本人曰く「自分にしかできない仕事を探している」らしいのだが、ミラに「だったら妖精の尻尾のウェイターとかどう?」と言われ軽くヘコんでいる。
- セイズ魔術=動物憑(どうぶつつき)
- セイズ魔術という憑霊の魔法を使う。セイズ魔術には様々な種類があるが、ナブは動物霊を体に宿し、その力を持って戦うスタイル。
- アルザック・コネル
- 西部大陸からの移民である。
- フェアリーテイル内のビスカという女の子が好きなのだが、なかなか想いを告げられずにいる。
- ロキに相談してみたところ、「言わないなら僕がもらっていいのかな?」との冗談を冗談と受け止められず、本気でライバル心を燃やしている。
- 好きなものはビスカ、嫌いなものは辛いもの。
- 銃弾魔法(ガンズマジック)
- 銃に魔法の弾を装填する魔法。
- ビスカ・ムーラン
- フェアリーテイルの女性魔道士。18歳。
- 実はアルザックとは両想いなのだが、未だに想いを告げられていない。エルザに相談したこともあるが「軟弱者が!!」と一喝されてしまう。その言葉で、次の日にアルザックに告白することを決意するが、告白しようとしたその日に幽鬼の支配者との騒動が起きた為、それどころではなくなった。
- 好きなものはアルザック、嫌いなものは甘いもの。
- 銃士(ザ・ガンナー)
- 銃器を『換装』する。
- ウォーレン・ラッコー
- 念話という魔法を使う実力派魔導士。
- 好きなものは野菜、嫌いなものは高い所。
- 念話
- 相手の心に語りかけたり相手の心を読んだりすることによって戦闘を行う。
- ワカバ・ミネ
- リーゼント。奥さんがいるのだが、尻にしかれている。青年のころから妖精の尻尾にいた。
- 煙の魔法を得意としており、口のパイプからそれらしきものを発している。
- ミラジェーンをデートに誘っていたが簡単に断られた。
- ミラが付き合ってくれるのなら、本気で妻と別れようとまで考えていた。
- ビジター・エコー
- 16歳。長髪で背中で束ねている。髪の色は茶色。好きなものはダンス、嫌いなものは納豆。普段から踊りが好きで、ギルド内でも常に踊っていることが多い。その為エルザに注意されていた。お金を貯めたら舞踊の聖地・ミンストレルへ留学しようと考えているが、なかなか貯まらない。
- ちなみに普段着ているスーツは、同じものが100着ある。
- 踊り子(ダンサー)
- 踊りを踊る事で自分の半径10m内の味方の戦闘能力を上げたり、逆に敵の能力を低下させたりする。
- マックス・アローゼ
- 17歳の魔導士。砂塵(サンドストーム)という砂の魔法を使う。
- 本当は社交性が高いが、幼い頃は友達がおらず、現在はその反動でかなりの話し好きとなっている。
- 人のいるところに常にいるためにモブとしての登場頻度も非常に高い。
- 本当は酒に弱いにも関わらず、毎度無理しているために後で苦しんでいる。
- リサーナ
- エルフマンとミラジェーンの妹。過去にエルフマンの暴走を止めようとして命を落とした。6年前にミラジェーン、エルフマンらとギルドに加入。
シャドウ・ギア
フェアリーテイル内の中堅チームである。ガジルの手により、ボロボロにされ、樹に磔(はりつけ)にされた。
- レビィ・マグガーデン
- フェアリーテイルの女性魔導士。
- 中堅チーム「シャドウ・ギア」の一人。17歳。語学に長けており、何種類かの古代文字の翻訳も出来る。
- 使う魔法は“文字”を立体化させて意味をもたせる、立体文字(ソリッドスクリプト)という一風変わった魔法。
- 好きなものは本と鳥で嫌いなものは暗いところ。歳が同じで、本が好きという共通点を持つルーシィとは、すぐに意気投合。
- ルーシィが書いているという小説を見せてもらい、意外と面白かったので、ますますルーシィを好きになった。
- ルーシィのことを「ルーちゃん」と呼ぶ。ファントムロード襲撃時に、ジェット、ドロイと共に叩きのめされ、木に磔にされた。
- 立体文字(ソリッドスクリプト)
- 文字を立体化させて意味を持たせる。
- 例:「FIRE(火)」という文字を投げつけられた相手は本当に火にぶつかったように熱がるらしい。
- ジェット
- レビィと同じチーム「シャドウ・ギア」の一人。18歳。
- 好きなものは寿司で嫌いなものはえび。自分のスピードを高める魔法、神足(ハイスピード)を使う。
- この魔法を使ったときの足の速さは、フェアリーテイルの中で一番。一度、レビィに愛の告白をしたが、2秒で断られる。フラれた速さも最速記録を持っている。しかし、彼の片思いは続いている。ジェットはあだ名で、本名はサルスケ。
- 神速(ハイスピード)
- 高速で走ることができる。
- ドロイ
- チーム「シャドウ・ギア」の一人。18歳。急速に成長する植物を操って戦う。体に下げているのは「秘種」という、その魔法を使う為の種が入った容器。
- 好きなものはチームで嫌いなものは蜘蛛。
- ジェットやレビィとは幼なじみで、小さいな頃から、よく遊んでいた。植物の魔法を操っている。昔、レビィに愛の告白をしたことがあるが、1秒でふられ、ジェットの記録を更新した。
- 植物(プラント)
- 植物を急成長させて戦う。使用には秘種という道具が必要。
フェアリーテイルの身内・知人
- ウル
- グレイとリオンの師匠で女性魔導士。
- 10年前にグレイがデリオラを倒すと言って聞かず、ウルとリオンが止めたにもかかわらずデリオラに挑んだ為、ウルはグレイを助けるために絶対氷結(アイスドシエル)を使い、デリオラを封じた。だが、グレイによるとウルは確かに自分達の前から姿を消したが、死んではいない。
- グレイがそう言う理由は、デリオラを封印している氷の正体こそ彼女のためだが、ウル自身の希望もあり、リオンには真実を伝えさせなかった。娘がおり、彼女の名は「ウルティア〔ウルの涙(tear)〕」。娘を失ったショックから山にこもっていたと村人はリオンにいっている。
- ジークレインもその名を知っており、デリオラと闘わなければ間違いなく聖十大魔道の一人となっていたと言われるほどの実力者であったと言う。
- ロメオ・コンボルト
- マカオの息子。友人からフェアリーテイルの魔導士として働いている父親をバカにされ悔しがっており、マカオをバルカン討伐へ向かわせるきっかけを作る。その後、マカオが帰還しないことからマスターに捜索を願っていた。
- ルーシィとナツがコンビを組んでの初仕事となったマカオ救助のきっかけを作った人物でもある。何故かいつも「RAVE」に登場する『ナカジマ』のTシャツを着ている。
- タブリン
- マグノリアの一般市民でバーの常連客。
- 好きなものはレビィ。
- レビィのファンで「シャドウ・ギア」に入りたがっているが、魔導士でないことや魔法が使えないことなどから断られ続けている。魔法の勉強を考えたこともあるが、自身の怠け癖から諦めた。老け顔だが、「シャドウ・ギア」の三人と同世代の17歳である。
- さりげなく何度か登場していて、1巻ではジェットらと酒を飲んだりドロイとケンカをしていて、4巻ではS級魔導士の説明の際にでていた。
- ポーリュシカ
- マカロフの古い友人で人間を好まずフィオーレ王国の人里離れた森の中に住んでいる治癒魔導士。
ハートフィリア邸関係者
- ルーシィの父
- ハートフィリア財閥の長。妻を29歳の若さで亡くしており、跡取りがおらず、娘のルーシィの縁談を進め、男児を産んでもらう事で財閥の跡取りを育てる考えであった。
- 家出中のルーシィを連れ戻すために幽鬼の支配者に多額の金を積んで依頼をしたものの、未遂に終わり、次は権力と金の力で妖精の尻尾を潰しにかかるつもりであったという。だが、帰ってきたルーシィの抗議にレイラの面影を見、そのことは諦めた。ファーストネームは不明。
- レイラ・ハートフィリア
- ハートフィリア財閥の長の妻。ルーシィの母親。777年に29歳の若さで亡くなっている。
- スペット
- ハートフィリア邸家政婦の一人。ルーシィの帰宅を涙ながらに喜んだ。
- ベロ爺
- ルーシィの魔法学の師。星霊魔法を信頼と愛の魔法と説いている。
- サワルー・ジュレネール公爵
- ジュレネール家の御曹司で、ルーシィの父が勝手に縁談を纏めた相手。ステレオタイプなオタク像で、見るからにスケベそうな顔でルーシィに迫っている様子が回想されていた。
- リボン
- エイド
幽鬼の支配者(ファントムロード)
- 妖精の尻尾(フェアリーテイル)と対立しているギルド。フェアリーテイルとは昔から仲が悪い。妖精の尻尾に攻め入った事件で解散命令を出された。
- 魔法界の秩序のため妖精の尻尾と戦力は均衡にしてある〔マカロフ=ジョゼ、S級魔導士=エレメント4、火の滅竜魔導士(ナツ)=鉄の滅竜魔導士(ガジル)〕。
- ジョゼ・ポーラ
- ファントムロードの総長(マスター)。
- 「聖十大魔道」の一人だったがその称号を剥奪された。マスター・マカロフと互角の魔力を持っていると言われている。ルーシィの父親からルーシィを連れ戻すよういわれてそのついでに妖精の尻尾をつぶそうとしている。初登場の時は自分をジェントルマンといっていたがルーシィがスキをついて股間を蹴って逃げた後からずっとぶちぎれた顔をしている。
- デッドウェイブ
- ガジル
- ファントムロードの一員。鉄竜(くろがね)の異名を持ち、幽鬼の支配者最強の男。右肩に紋章がある。
- 鉄の滅竜魔導士。鋼鉄のドラゴン・メタリカーナから、滅竜魔法を教わった。ナツと同じで鼻がよく、隠れ家にいたルーシィを見つけ出した。フェアリーテイルのギルドを破壊し、レビィ達を叩きのめして木に拘束した張本人。
- ナツが火を食べるのと同様に、ガジルは鉄を食べることができ、腕や足を鉄に変えることもできる。自身の体を竜の皮膚に変えることで驚異的な攻撃力と防御力を誇る。
- その性格は仲間から恐れられるほど冷酷でルーシィの生死を確かめるため、ルーシィの腹を蹴りとばすほど。マスターであるジョゼの絶大な信頼を得ているからか、「ガジルさん」と敬称付けで呼ばれている。
- ナツとの激しい交戦の中鉄を食べたことで回復しナツを追いつめるが、ルーシィの星霊サジタウリスの放った矢で機械を破壊し発生した火をナツが食べたことでナツが回復し、倒された。戦いが終わった後にナツと仲が良くなっていた。
- 鉄竜棍(てつりゅうこん)
- 腕を鉄の棒に変える。
- 鉄竜剣(てつりゅうけん)
- 腕をギザギザの剣に変える。
- 竜の鱗(りゅうのうろこ)
- 全身を鋼鉄の鱗で身を包む。
- 鉄竜の咆哮(てつりゅうのほうこう)
- 口から鉄の破片などを含んだ息(ブレス)を発する。ナツの息が焼き尽くすものとすればこちらは切り刻むことを主としている。
- 鉄竜槍 鬼薪(てつりゅうそう きしん)
エレメント4
- 妖精の尻尾のS級魔導士にあたる。超魔道巨人ファントムMkIIの原動力となっている。妖精の尻尾のメンバーの奮闘により、全員敗北した。
- ジュビア
- ファントムロードの一員で、S級魔導士エレメント4の一人。通称、大海(たいかい)のジュビア。
- 一人称はジュビア。本人曰く雨女で、てるてる坊主を首からぶら下げているにもかかわらず、彼女が歩いている所は必ず雨が降っている。水の魔法を使う。
- ルーシィをフェアリーテイルから連れ去る任務を請け負っていた。
- 体が水でできており、斬る、刺すといった物理攻撃は効果がない。
- ギルドに乗り込んだグレイと交戦するが、彼に一目惚れしてしまう。しかし、ルーシィを恋敵と勘違いし、怒りで彼女の周りの水が熱湯になった。交戦中、グレイに恋をしているため攻撃できず、彼の発言(雨がうっとおしい)からグレイが今までの人と同じ(下記参照)だと思い、その怒りで再びグレイと交戦する。しかし、グレイの奮闘により、彼女の熱湯どころか雨までも凍らせ敗北する。そのとき空が晴れ、青空が奇麗だということを知り、またグレイの格好良さのあまり気絶した。
- 周りに雨が降っているのは魔法ではなく雨女の体質の為今まで人から嫌われたり、恋人から振られたりした。その為、てるてる坊主をつけている。ちなみに妄想癖がある。
- ファントムロードの解散後は、グレイを物陰から見つめるなどのストーカー紛いであったが、リゾートホテルのカジノでグレイの前に姿を現し、自分がフリーの魔道師になったこと、フェアリーテイルに入ろうとしていることを伝えている。
- 水流拘束(ウォーターロック)
- 対象者を水の球体の中に閉じ込め拘束する魔法。閉じ込められると、水の中なので息ができない。
- 水流斬破(ウォータースライサー)
- ソル
- ファントムロードの一員で、S級魔導士エレメント4の一人。通称、大地(だいち)のソル。
- 敬語を使い、所々にフランス語を入れて話す。イメージ的にはジェントルマンだが性格は冷酷でありエルフマンとの戦いは相手のトラウマをついて有利に運ぶ卑怯な戦い方をしていた。妖精の尻尾の魔道士のことを全て頭に入れている。体の形を自由に変形できる。
- エルフマンと交戦し、最初は圧倒するがエルフマンが全身接収獣王の魂を使い、ぶっ飛ばされた。
- 砂の舞(サーブルダンス)
- 砂を相手にかけ煙幕のようにする技。
- 石膏の奏鳴曲(プラトールソナート)
- ソルの必殺技。砂を固めて拳にして相手にぶつける技。
- 岩の協奏曲(ロッシュコンセルト)
- 相手に石をぶつけまくる。
- アリア
- ファントムロードの一員で、S級魔導士エレメント4の一人。通称、大空(おおぞら)のアリア。
- エレメント4の頂点。風の魔導士で枯渇(ドレイン)の使い手。「悲しい」が口癖。何故かいつも泣いている。
- 自分の強大な魔力を抑えるため、普段は目隠しをしている。自分の気配を殺すことができ、(ルーシィに気を取られてはいたが)マカロフも気が付かなかった。枯渇(ドレイン)によってマカロフを窮地に陥れた。ナツを相手に圧倒するが、戦線に復帰したエルザに敗れる。彼もまた、ジョゼから「アリアさん」とさん付けで呼ばれている。
- マカロフとジョゼの決着がついた後、隙をついてもう一度マカロフの命を狙うが攻撃する間もなく敗れる。
- 空域・絶(ぜつ)
- 空域・滅(めつ)
- 死の空域・零(ゼロ)
- 入った者の生命力を奪う。だが、エルザに空域ごと斬られた。
- 兎兎丸
- ファントムロードの一員で、S級魔導士エレメント4の一人。通称、大火(たいか)の兎兎丸。「火のエレメント」を操る魔導士で、火ならば相手が出したものでも彼の思うがままに動かすことができる。だが、ナツには火が効かないため、お互いに相性が悪い。ナツと戦ったとき、ナツの炎に自分の制御が効かず、ナツの実力におどろいていた。その後、ギルドがロボットに変形し、ナツが酔ったところで七色の炎(兎兎丸の最強の術)で留めをさそうとするが、グレイに全身を凍らされ、エルフマンに空の彼方に飛ばされた。
- 青い炎(ブルーファイヤー)
- 青色の炎を放つ。炎なのだが冷たい。
- 橙の炎(オレンジファイヤー)
- クソの臭いのする炎を放つ。
- 七色の炎(レインボーファイヤー)
- 七色の炎を放つ。兎兎丸の最強の魔法。
鉄の森(アイゼンヴァルト)
- 禁止されている暗殺系の依頼を受けていたことから6年前に魔導士ギルド連盟を追放され闇ギルドとなっているギルド。ナツ達の活躍で壊滅した。妖精の尻尾のことを「ハエ」という。
- エリゴール
- 鉄の森(アイゼンヴァルト)のエース。暗殺系ばかりの依頼を受けたことから死神 エリゴールという二つ名を持っている。
- 鳳翔系の魔法を使う。また、大きな鎌を持っている。
- ギルドの解散命令を出されて正式なギルドから外れたことを根に持ち、呪歌によってギルドマスター達を殺そうとした。しかし、今一歩の所で追いついてきたナツと交戦、敗北する。
- 計画に関与していた鉄の森のメンバーは全員逮捕されたのだが、エリゴールだけは未だに捕まっていない。
- 魔風壁(まふうへき)
- 周囲を風の竜巻で包み込む。外側から行けるが、内側は行けない。
- 無理に出ようとすれば、風にその身を切り刻まれてしまう。
- 暴風衣(ストームメイル)
- 自分に風の鎧を纏わせる。
- 暴風波(ストームブリンガー)
- 指で印のようなものを切り、手から風を発生させ相手を吹き飛ばす魔法。
- 翠緑迅(エメラ・バラム)
- 鳳翔魔法。強力な風の刃を飛ばす。バラバラになるほどの威力を持つ魔法。
- カゲヤマ
- アイゼンヴァルトの一員。仲間からはカゲちゃんと呼ばれている。呪歌(ララバイ)の封印を解いた解除魔導士(ディスペラー)。
- 影の魔法を使い、自分のカゲを立体化させたり、自分の体をカゲにして移動することができる。
- ナツたちがアイゼンヴァルトの侵略を制止した際、マカロフに呪歌を聞かせようとするが、マカロフの発言により己の過ちを認め敗北する。その後逮捕された。
- 八つ影(オロチシャドウ)
- 何処まで逃げても追いかけてくる八岐大蛇のような意思をもつ影。すべてナツに壊された。
- ビアード
- アイゼンヴァルトの一員。怒りっぽい。仲間からその性格を馬鹿にされているがカラッカの発言によると一応実力者らしい。エルザに一撃でやられる。妖精の尻尾の魔風壁からの脱出を防ぐため、カラッカにカゲヤマの殺害を命令するなど性格は冷酷。その後逮捕された。
- レイユール
- アイゼンヴァルトの一員。指の根本に付けている紐のようなものを操って攻撃する。グレイと戦い頭を凍らされて敗北。その後逮捕された。
- カラッカ
- アイゼンヴァルトの一員。太っている。壁に潜り込むことが出来る。ビアードに頼まれ、魔風壁を解くとこができるカゲヤマの背中にナイフを刺して殺そうとした。その後、ナツの一撃で敗北。その後逮捕された。逮捕された後、カゲヤマを殺そうとしたことを謝っていた。
南の狼
- 傭兵ギルド。バニッシュブラザーズが所属している。
- バニッシュブラザーズ
- 大柄な体術使いと、大きなフライパンを武器として扱う中華風の男のコンビ。体術使いは中華風の男を兄ちゃんと呼び、口癖は「ママ」。中華風の男は言葉にところどころ英語を交ぜる。対火の魔導士戦を得意とするが、ナツには通じずにあっさりと倒された。
- 魔導士は体術が劣るという持論を持ち、過去に何年もかかって相手の骨を砕く魔法を覚えた魔導士がそれをかける前に一撃で倒したことがあるという。
- 天地消滅殺法
- 彼ら曰く「天(うえ)を向いたら地(した)にいる。地(した)を向いたら天(うえ)にいる。」という二人の合体技。体術使いが中華風男の平鍋にのりジャンプする。それに気を取られた敵を下にいる中華風の男が攻撃し、今度は中華風の男に気を取られた敵を上から体術使いが攻撃する。
- 相手の視界から味方を消し、敵は必ず消し去るというこの攻撃方法からバニッシュブラザーズという名が付いた(バニッシュは「消える」の意)。
- 火の玉料理(フレイム・クッキング)
- 対火の魔導士兼必殺技。中華風の男が持っている大きなフライパンを使い、相手の火の魔法の威力を倍加させ相手に跳ね返す。
四つ首の猟犬(クワトロケルベロス)
- ゴールドマイン
- 魔導士ギルド『四つ首の猟犬(クワトロケルベロス)』のマスター。トゲのついた三角帽子とサングラスが特徴。「元気があるのはいいが少しやりすぎだ」とマカロフに忠告していた。
青い天馬(ブルーペガサス)
- ボブ
- 魔導士ギルド『青い天馬(ブルーペガサス)』のマスター。
- 普段は茶目っ気のある口調で語りかけているが、カレンの星霊に対する虐待に対しては大真面目な顔で警告していた。
- ちなみにロキの回想場面では、何かの魔法でギルドのカウンターをすり抜けていた。
- カレン・リリカ
- 青い天馬(ブルーペガサス)に所属していた星霊魔道師でかつて獅子宮のレオ(ロキ)の所有者(オーナー)だった。
- 性格は悪く、男遊びが激しい。男がいいよる度に無理やり白羊宮のアリエスを呼び出して相手をさせたり
- 星霊を所有物扱いするなど、星霊魔導士として失格の人間であった。あまりにも星霊の扱いが酷いので、青い天馬(ブルーペガサス)のマスターに忠告を受けている。
- アリエスがマスターに何か吹き込んだのではないかと思い込み、無理やり人間界に拘束しようとまでしていた。
- 見かねたレオがアリエスと無理やり入れ替わり、自分とアリエスの契約を解除して欲しいと言ってきたが、契約を解除することを頑なに拒んだ。
- その為レオが「契約を解除するまで帰らない」とストライキを起こし人間界に居続けたことにより、他の星霊を呼び出すことが出来くなる。
- レオが人間界に留まって3ヶ月たったある日、星霊を呼び出せない状態のまま仕事に向かい、命を落とした。結局最期まで契約を解除しようとはしなかった。
蛇姫の鱗(ラミアスケイル)
- 岩鉄のジュラ
- ユウカ・スズキが蛇姫の鱗の有力魔道士として口にした人物。しかしナツには「知らん!」と一蹴された。恐らくギルド内の実力者だったと思われるが本名、容姿、魔法いずれも不明。
巨人の鼻(タイタンノーズ)
楽園の塔一味
- ジェラール
- 楽園の塔の支配者。エルザを生贄にRシステム発動で伝説の魔導士ゼレフを蘇生させる事を目論む。ジークレインとは何らかの関係があると思われる。幼いころは正義感溢れる少年であったが、エルザ救出の際に身代わりとして捕えられ、以後ゼレフの洗脳を受け性格が豹変し、自身に逆らったエルザを外界に放つことと引き換えに、エルザの解放した奴隷たちを人質に8年もの間楽園の塔建設に注力させた。
- ヴィダルダス
- ジェラールの側近。地面に付くほどの長い髪の毛が特徴。
- ショウ
- かつてエルザと共に幽閉されていた過去を持つ肌の黒い青年。ジェラールと共に復讐を誓い、エルザをさらう。
- ウォーリー
- かつてエルザと共に幽閉されていた過去を持つ体が四角い男。言葉の最初に「ダンディに」とつけることが多い。暗闇となったカジノでナツの口に鉛玉をぶち込み気絶させた。
- ミリアーナ
- かつてエルザと共に幽閉されていた過去を持つ猫のような女。語尾や言葉の最初に「ミャ~」という言葉をつけることが多い。
- シモン
- かつてエルザと共に幽閉されていた過去を持つ大男。反乱時には子供ながらも奴隷として鍛えられた肉体で雑兵もものともしなかった。エルザに惚れていたが、気持ちを伝えている隙を付かれ重傷を負った。
- 唯一幽閉されていたメンバーでエルザを信じ続けていた。幼いころに受けた傷のためか、全身を鎧のようなもので覆っており、片目には黒い眼帯が巻かれている。
- ロブ
- エルザと共に幽閉されていた老人。奴隷牢の中でのなだめ役となっていたが、奴隷達の反乱の中でエルザをかばい命を落とす。元々は魔導士であったようだが、牢に入れられた時には既に魔力は枯れていた。また、背中にフェアリーテイルの紋章があったことから、かつてギルドに所属していたと思われる。
- 黒魔導士教団
- 幼いころのエルザやジェラールを幽閉していた組織。太った男が幹部のようで、子供に対しても容赦なく拷問、虐待を行っていた。魔法兵なども組織されており、政府には秘密裏に活動していた。しかし、エルザの起こした反乱でほぼ全滅し、最期はジェラールによってエルザの目の前で全員惨殺された。
零帝の一味
シェリー、トビー、ユウカをはじめとする元蛇姫の鱗メンバーは全員デリオラによる戦災遺族であり、リオンがデリオラを倒し自分たちの無念を晴らしてくれると言うことから協力していたと言う。 ザルティ(ウルティア)だけは、デリオラを操り自分の力にする為にリオン達を利用していた。
- リオン
- 二つ名は零帝。
- グレイと同じくウルの弟子で氷の魔法を使う。グレイの兄弟子にあたる。ウルやグレイとは違い、片手で造型魔法が使える。
- ウルの封じた厄災の魔物、デリオラの封印を解くためにガルナ島で月の光を集め、月の雫(ムーンドリップ)という魔法を使おうとしていた。
- 師であるウルがデリオラとの戦いで命を落とし、ウルを越えることが出来なくなってしまったとグレイを怨んでおり、ウルでさえ完全に滅する事ができなかったデリオラを倒すことができれば彼女を越えることができると考え、ザルティ・シェリー達と協力してデリオラを復活させようとしていた。
- デリオラを封じている氷がウルであることを知っていた。
- リオンは片手で造型魔法を使うことができるが、本来造型魔法は両手で行わなければ不完全でバランスが悪く、いざという時に力が出せないのだが、リオンは己の力を過信し片手で造型魔法を使ってきた。それ故に、本気になったグレイと戦った際、造型魔法の本来の力が出せず負けてしまう。造型魔法を両手で使うというのはウルの教えであるが、リオンはそれを聞かず子供のころからずっと片手で造型を行っていた。
- 氷の造形魔法
- シェリー
- 元蛇姫の鱗の魔導士でリオンの仲間。人形撃(にんぎょうげき)の使い手。アンジェリカというドでかい鼠を飼っている。
- 語尾によく「そして愛」という言葉を付ける。ルーシィ曰く「強烈にイタイ奴」。天然な性格で本気になった時の顔は怖い。
- 人形撃を使ってタウロスを操り、ルーシィを苦しめた。アクエリアスすらも操ったが、アクエリアスは敵味方関係なしに大津波を起こす為、ルーシィ共々アクエリアスの水流を喰らい倒れた。
- 人形撃(にんぎょうげき)
- 人間以外を操る魔法。星霊も人ではない為操ることができる。植物や岩などの生物以外のモノを操ることも可能である。
- 木人形(ウッドドール)
- 木を人形撃で操って、攻撃する。
- 岩人形(ロック・ドール)
- 岩を人型にして、それを操って攻撃する。
- 人間以外を操る魔法。星霊も人ではない為操ることができる。植物や岩などの生物以外のモノを操ることも可能である。
- アンジェリカ
- 巨大で服を着ているネズミ。なにかと大変な目に遭っているがそのたびに復活するタフなやつ。しっぽを回転させることでヘリコプターのように飛べる。
- トビー
- 元蛇姫の鱗の魔道士。同じくリオンの仲間。獣耳(かざりらしい)のある方。「おおーん」と返事をする。右肩に「さしみ」と書かれている。シェリーがかなりの天然ボケなのに対し、こちらはツッコミ担当。
- 本人曰くユウカより強いらしいがナツと戦った時は自らの麻痺の爪で自爆という馬鹿を見せる。
- 麻痺爪メガクラゲ
- ふれたら最後、ビリビリ痺れて死を待つだけ。
- ユウカ・スズキ
- 元蛇姫の鱗の魔道士で同じくリオンの仲間。オールバックで眉毛が太い方。
- 昼間は眠く、夜行性である。波動という魔法を使う為、波動のユウカと呼ばれていた。
- 波動(はどう)
- 全ての魔法を無効化する、対魔導士専用の魔法。
- ザルティ
- リオンの仲間の一人。時を操る魔法を使えたがナツに敗北した。その正体はウルティアでありデリオラを手に入れようとリオンらを利用していたがデリオラが死んだために失敗した。
評議会
- ジークレイン
- 青色の髪と右目の紋章が特徴的な若き評議会魔導士。高い魔力を有しているようで、その性格から他の評議員からはやや煙たがられている。フェアリーテイルに一目置いている。大陸で優れた魔導士「聖十大魔道」の一人。
- イグニールについてなにか知っている可能性が高い。また、ナツのことは知っていたが、当初は妖精の尻尾にいることを知らなかった。有能な魔導士という事からか、このキャラクターは前作RAVEに登場するジークハルトのデザインをそのまま用いた出演となっている[4]。
- ウルティア
- ジークレインと同じ若き評議会の検証魔導士。ウルの娘。失われた魔法「時のアーク」[5]の使い手。[6]
- ジークレインがウルを尊敬しているのに対して、彼女自身は魔に取り付かれ父に見捨てられたとして母を良く思っていない。
- かなり高度な変身魔法も操るようだが、匂いまでは消せないらしく、ナツに「女の香水の匂い」であることが見破られていた。
- 時のアーク(ときのあーく)
- 古代魔法で、物体の時を操る魔法。失われた魔法の一つ。
- 物を壊す事も、元に戻すことも可能であるが、生物には効かない。
- オーグ
- 評議会二ノ席。長身な老人。
- ミケロ
- 評議会三ノ席。猫のような顔をした老人。
- ヤジマ
- 評議会六ノ席。小柄な老人。幽鬼の支配者の襲撃については、妖精の尻尾の方を弁護した。マカロフとは「ヤン坊」「マー坊」と呼び合う仲で、ギルド特製ラーメンのチャーシューにうるさく注文をつけていた。
- レイジ老師
- 孫娘がいるが、ロキに手を出された。
竜
その他
- ボラ
- 紅天(プロミネンス)のボラと呼ばれていた魔導士。フェアリーテイルのサラマンダー(火竜)の名を名乗り悪事を行っていた。魔法で盗みを繰り返し、数年前にギルド巨人の鼻(タイタンノーズ)を追放された過去を持つ。女の子達を騙し奴隷船で他国に連れて行こうとしたが、フェアリーテイルとして許せなかったナツによりあっけなく倒されてしまった。
- ジュビアの回想シーンで「別れてくれないか」と言っていたのは、どうやら彼のようである。
- エバルー
- 精霊魔導士。ケム・ザレオンに自分が主人公の冒険小説を無理やり書かせた張本人。土潜(ダイバー)と星霊魔法を使用。
- 土潜(ダイバー)
- 地面の中を自在に潜る事が出来る。
- カービィ・メロン〔KABY・MELON〕
- 偉大な小説家ケム・ザレオンの息子。父の名誉とプライドを守る為に、「作品髄一の駄作と言われた『日の出(デイ・ブレイク)〔DAY・BREAK〕』の奪還・破棄」を依頼する。父が突然消えたことで父に憎しみを持ち、父に暴言を吐き父が自殺したことで一層その気持ちが強くなったがその後、自分が父にあんな言葉を言わなければ父は死ななかったかもしれないという後悔の気持ちがわいてきたらしい。そのため、せめてもの償いに、父が最低の駄作といっていた(ナツ達によって奪還した)『日の出(デイ・ブレイク)』を手に入れ破棄しようとしたが、本に隠された父の想い、(〔DAY・BREAK→DEAR KABY〕)作家への誇りを知り愛読している。
- ケム・ザレオン
- 本名はゼクア・メロン。元魔導士で小説家だったが、エバルーにより3年間監禁させられた状態で本を書かされた。しかし作家としての誇りがそれを許さず、小説を書き終えた後に利き腕を切断し、小説家を止めた。その後、そのことを誤解した息子に愛想を尽かされ自殺。30年も昔の魔法が消えていないことから、相当な魔力の持ち主だった。若い頃の自身の体験を小説にしていた。
- 尚、ペンネームのケム・ザレオンは本名のアナグラムである。
- 黒魔導士ゼレフ
- 魔法界の歴史上、最も凶悪だった魔導士。呪歌(ララバイ)はこのゼレフの作り出した黒魔法である。かつて黒魔法を崇拝する教団が神と崇め、Rシステムにより復活を企んだ人物の正体で、幽閉されていた幼き日のジェラールの前に肉体の無い状態のまま姿を現す。
- ゼレフ書の悪魔
- 呪歌(ララバイ)の正体。樹のような体である。これが呪歌(ララバイ)そのものであり、簡単に言えば生きた魔法である。カゲヤマが敗北を認めた後にみんな情けないと姿を現し、全員の魂を喰おうと、呪歌(ララバイ)を歌おうとしたが、それより前にナツ・グレイ・エルザの連係攻撃で倒された。倒された時に偶然、ギルドマスター定例会場を崩壊させた。
- モカ
- ガルナ島の村長。息子が月の魔力のせいで化け物になり、殺したと思っていたので人一倍、月を破壊して欲しいと思っている。「ほが」が口癖。すごく長いモミアゲが特徴。
- ボボ
- ガルナ島の住人で村長の息子。心まで完全に悪魔となってしまった為に父親に殺され、死んでしまったとされていた。実は村人よりも先に記憶が元に戻り、未だに自分達を人間だと思い込んでいる村人達の下へ帰るのが怖くて、ずっと港で漁師をしていた。本人曰く「悪魔は胸を刺されたぐらいでは死なない」とのこと。
- トメ子
- ハッピーが依頼を請け負ったボロ食堂「トメッコ食堂」の店主。かなりの年寄りでしかも不気味な様相からか全く客が寄り付かない。自慢の料理は「風呂の残り湯スープ」。
- ラビアン
- シェラザード劇団の団長。30年前に脱サラして夢の演劇の道へと入ったものの、公演する舞台は不評続きで、ルーシィらが依頼を受けた時点では団員役者が全員逃亡している。しかし、何故かノリノリだったエルザらによる「フレデリックとヤンデリカ」という喜劇が連日大ヒットを記録し、依頼そっちのけで1日3公演もの強行スケジュールを続行させた。
魔物
- バルカン
- マカオが討伐依頼を受けた凶悪モンスター。知能が高い。人間を接収(テイクオーバー)することで生きつなぐ。
- デリオラ
- 厄災の悪魔と呼ばれ10年前にイスバン地方を荒らしまわった不死身の悪魔で、北の大陸の氷山に封印されていた。
- ウルをもってしてもかなわず、ザルティ曰く、リオンでもかなわない程強い。
- ウルが自らの命と引き換えに封印していた。ガルナ島でリオン達の月の雫(ムーンドリップ)で復活したが、氷となったウルの力によって10年もの月日の間に命を吸い取られ、氷解したと同時に断末魔の叫びを上げ、体が崩れ消滅した。
- 羽魚
- 胸びれが翼になっている魚で珍味とされている。獰猛な性格のようで油断しているとあちこちから群がってどんどん噛み付いてくる。よって崖の上から釣るのがこの魚の特徴。ハッピーはリクエストボードの依頼書に低報酬ながらも『一緒に食べましょう』という書き込みがあったことから大興奮するも、肝心の味はルーシィやハッピーの口には合わなかった。
- 毒ガスネズミ
- ハッピーが請け負った依頼主のボロ家に住み着いた見るからに凶悪そうな顔構えのネズミ。
- 大量にいるばかりか毒ガスまで吐くというたちの悪い連中である。
星霊
- 星霊王
- 星霊界の最高権力者。見上げるほどの巨体で、星霊界の司法は彼が司っている。人間界に姿を現すこと自体が滅多に無く、契約者として呼び出せるものはいない。ルーシィが消え行くレオを前に星霊界の法に関する疑問を呈したことで自ら人間界に現れ、レオの罪を免罪とし、特例的に星霊界への帰還を認め、ルーシィの力になることを条件にゲートを開いた。
- 琴座のリラ
- 第2水曜、第3木、金に呼び出せる。
- ハープを持った農民の少女でルーシィの星霊。歌の名手で人情を謳った歌を歌う。明るい性格だが思慮深い。
- リラの歌声はとても美しく、また聴くものの心情を歌う。
- 「たまにしか呼んでくれないんだもーん!!!」と言いつつ、実際呼べる日は月に3日程度。
- 子犬座のニコラ
- いつでも呼び出せる(月曜もOKになった)。
- 愛玩用として人気の高い星霊。「プーン」と鳴く。何故かいつも震えている。
- ナツとハッピーにはその姿から最初は召喚に失敗したと間違われた。ルーシィによって「プルー」という愛称を与えられる。
- 南十字座のクルックス
- 通称クル爺。「ほマ」が口癖。星霊学のスペシャリストで、星霊界と人間界をつなぐ門の情報を全て持っている。
- その為、過去にどんな星霊魔導士が何の星霊を呼び出したのかまで知ることができる。
- 情報を検索する時は、寝ながら検索する。単純に寝てしまっている事もある。
- 時計座のホロロギウム
- 月~土に呼び出せる。
- 柱時計のような形の星霊。世界中の時間を教えてくれる。言葉遣いが丁寧語。
- 中に入るといろいろなものから身を守れるが、声が届かない為、ホロロギウムが代わりに話してくれる。
- ルーシィの言葉を代弁してくれる時の口癖は「と申しております」。
黄道十二門
- 白羊宮のアリエス
- 獅子宮のレオと同じく、カレン・リリカと契約をしていた女性の星霊。毎日おつかいや掃除や、カレンのつかまえてきた男の相手、更には仕事中に盾にされて相手の魔法を受けさせられる等、日頃からカレンには虐待にも等しい酷い扱いを受けていた。
- 危うくカレンに7日間も人間界に拘束されるところであったが、レオ(ロキ)が強制的に門を開いて入れ替わり助けた為、拘束されずに済んだ。
- 金牛宮のタウロス
- 月、水、金、土に呼び出せる。
- 斧を持ったミノタウロスでルーシィの精霊。ルーシィと契約している星霊の中では最もパワーがある。ミノタウロスだが、肌の柄は「乳牛」のもの。
- 性格はエロい。呼ばれても無いのに出てくることもあり、主人のルーシィ(特に乳)をかなり気に入っている様子。[7]
- 巨蟹宮のキャンサー
- 火、木、土、日に呼び出せる。
- ドレッサー頭の美容師の星霊。空気が読めないのと、語尾に「~エビ」とつけるのが特徴。ルーシィのヘアメイク係。初登場時にはハッピーの『語尾は「カニ」』との予想を見事に裏切った。[8]
- 戦闘よりも美容師として呼び出す事の方が多い。
- 獅子宮のレオ
- ロキの本当の名前である。詳しくはFAIRY TAILの登場人物#その他参照。
- 3年前に星霊と所有者との禁則事項を破ったとして星霊界を永久追放される。
- そのせいで本来、鍵の所有者(オーナー)が死んだ時点で星霊との契約は解除され、次の所有者が現れるまで星霊は強制的に星霊界に戻されるのだが、彼は星霊界に戻ることができない。
- 人間が星霊界で息ができないのと同様に、星霊は人間界では徐々に生命力を奪われやがて死に至る。
- 戦闘タイプの星霊ではあるが、カレンに酷い扱いを受けていた白羊宮のアリエスと強制的に入れ替わったり、自分とアリエスの契約解除を頼むために人間界でストライキを起こすなど、本当は心優しい星霊である。
- 処女宮のバルゴ
- 月~土に呼び出せる。
- メイドの星霊。エバルーと契約していた星霊だが、後にハッピーの元を訪れ[9]ルーシィとの契約を希望したためルーシィとの契約星霊となった。契約主のことは最初はご主人様という。
- 地面に潜ることができる。また契約者によって姿を変えることが出来る(エバルーの時はブスで、ルーシィのときは手首に鎖をつけた美女)。
- よく「お仕置き」という言葉を使う。
- 人馬宮のサジタウリス
- ガルナ島村長から依頼の報酬として受け取った星霊。まだ契約はしていない。
- 弓矢の名手で「~もしもし」が口癖。一人称は「某(それがし)」人間が馬のかぶり物を着たような姿をしている。
- 弓の射抜き方一つで、貫通させることも、発火させることも可能とのこと。
- 宝瓶宮のアクエリアス
- 瓶を持った人魚でルーシィの星霊。敵味方関係なしに大波を起こす。威力は絶大だが、使いどころが難しい。
- タウロスより攻撃力や防御力が高く、現在ルーシィが持っている星霊では最強クラス。それ故に一番魔力の消費が激しく、水がある所でしか呼び出せない。更に水曜日しか呼び出すことができないという制約がある。
- また、高飛車な性格であるせいか、ルーシィとは仲が悪く、操られた際には何の躊躇も無くルーシィとシェリーの2人共を攻撃しさらには勝手に帰ってしまっている。
- 手に持っている瓶から大量の水を操る。彼氏がいる。自分の鍵を粗末に扱われるのを嫌っており、幽霊の支配者事件で鍵を落としたルーシィに対し一晩中折檻している。
脚注
- ^ 元々は運び屋ギルドの話で、この初期設定の中に運び屋なのに乗り物に弱いという設定が入っていた。ナツはその設定を引き継いでいる
- ^ 母親には手紙を書いているが既に亡くなっており、手紙は家にため込んでいる
- ^ このキャラクターは前作RAVEに登場するドリュー幽撃団のビリーのデザインを一部踏襲して登場している。ビリーもエルフマンと同じく腕を変形させるキャラであった。
- ^ 作者曰くジークハルトとは全くの無関係、性格も正反対であるらしい。
- ^ 第一話の冒頭で壊れた水晶玉を直したのもこの魔法と思われる
- ^ 元々は読みきり作品の「マジックパーティー」という作品の連載案に上っていた「クリス・レイナス」というキャラクターであり、設定をほぼそのまま受け継いでの登場となった。
- ^ 乳が好きという設定は「マジックパーティ」の連載案に上っていたタウロスの原型と見られるキャラクターにもあったもの。
- ^ 「マジックパーティ」連載案に上っていた段階では名前こそ全く同じであるが、アフロヘアの美容師で「~カニ」が語尾であった。
- ^ なぜハッピーの元を訪れたのかは不明。ハッピーの家が星霊界にある可能性が示唆されている。