呉日慶

呉日慶（ごじつけい、ベトナム語: Ngô Nhật Khánh、生年不詳―979年）は、ベトナム十二使君の一人。呉覧公（Ngô Lãm Công）とも称された。

唐林(現在のハタイ省ソンタイ）を拠点とした。丁部領に屈服し、日慶の母が丁部領の妻となり、丁部領の娘が日慶の妻となった。

丁部領の死後、黎桓が国を掌握した。日慶がこれに服せずチャムに出兵を要請した。しかしチャムの海軍は出兵の途中で嵐に会い、多くの軍艦が沈没した。日慶もこれらの軍艦にいて命を落とした。