荻内勝之

日本のスペイン文学者、翻訳家 (1943-)

これはこのページの過去の版です。125.0.82.126 (会話) による 2009年10月2日 (金) 06:18個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (新しいページ: ''''荻内勝之'''(おぎうち かつゆき、1943年- )は、スペイン文学者、東京経済大学教授。 神戸市外国語大学イス...')であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

荻内勝之(おぎうち かつゆき、1943年- )は、スペイン文学者、東京経済大学教授。 神戸市外国語大学イスパニア学科卒、バルセロナ大学文学部イスパニア研究科卒、神戸外大大学院修士課程修了、1970年東京経済大学専任講師、助教授をへて89年教授。 

神戸市外大で『ドン・キホーテ』の訳者であった高橋正武の教えを受け、セルバンテスのもう一つの長篇を訳し、『ドン・キホーテ』の四つ目の完訳を刊行した。児童文学の創作や『好色五人女』の研究も行うユニークな研究者である。

著書

  • ドン・キホーテの食卓 新潮選書 1987.5
  • スペイン・ラプソディ プロフェソール・オギウチのスペイン“的"ウォッチング 狂詩曲 主婦の友社 1989
  • コロンブスの夢 篠田有史共著 新潮社 1992 (とんぼの本)
  • おっ父ったんが行く 福音館書店 1994 (福音館日曜日文庫)

翻訳

  • ウナムーノ著作集 5 内部の調 法政大学出版局 1973
  • フェデリコ・ガルシーア・ロルカ 3(1931-1936) 五年経ったら-戯曲 牧神社出版 1975
  • ペルシーレスとシヒスムンダの苦難 セルバンテス 世界幻想文学大系 国書刊行会 1980 のちちくま文庫「ペルシーレス」
  • 豚の戦記 ビオイ=カサーレス 集英社 1983 (ラテンアメリカの文学 のち文庫 
  • 太鼓に踊る A.ウスラル=ピエトリ 集英社ギャラリー「世界の文学」 集英社 1990.2
  • 国王 スペイン国王ドン・フアン・カルロスI世との対談 ホセ・ルイス・デ・ビラジョンガ オプトコミュニケーションズ 1994.6
  • ドン・キホーテ 全4巻 セルバンテス 新潮社 2005.10