たまゆら (アニメ)
たまゆら | |
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ジャンル | 写真撮影 |
OVA | |
原作 | 佐藤順一 |
監督 | 佐藤順一 |
シリーズ構成 | 佐藤順一 |
キャラクターデザイン | 飯塚晴子 |
アニメーション制作 | ハルフィルムメーカー |
製作 | たまゆら製作委員会 |
発表期間 | 2010年11月26日 - 12月23日 |
話数 | 全4話 |
その他 | 全2巻 |
アニメ:たまゆら〜hitotose〜 | |
原作 | 佐藤順一 |
監督 | 佐藤順一 |
シリーズ構成 | 佐藤順一 |
脚本 | 佐藤順一、吉田玲子 浦畑達彦、山田由香 池田眞美子 |
キャラクターデザイン | 飯塚晴子 |
音楽 | 中島ノブユキ |
アニメーション制作 | TYOアニメーションズ |
製作 | たまゆら製作委員会 |
放送局 | 放送局参照 |
放送期間 | 2011年10月 - |
話数 | 全12話予定 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ・ラジオ |
『たまゆら』は、2010年(平成22年)11月から12月にかけてOVAとして企画・製作されたオリジナルアニメ作品、および2011年(平成23年)10月から放送中のテレビアニメ。原案は佐藤順一。
概要
瀬戸内の竹原を主な舞台として、写真好きの女子高校生である沢渡楓とその友達が、それぞれのまだおぼろげな「夢」を追いかける物語。なお本作は佐藤順一を始め、『ARIA』のスタッフが中心となって製作されている。
2011年(平成23年)1月22日にTVアニメ化が発表され、「たまゆら〜hitotose〜」のタイトルで2011年(平成23年)10月より放送中。物語は第1話がOVAより前、第2話以降がOVAより後の話と繋がった時間となっている。放送は1クール、全12話の予定である。
登場人物
主要人物
- 沢渡 楓(さわたり ふう)
- 声 - 竹達彩奈
- 本作の主人公で、身長145cm。髪型はショートカットで、制服時は黒タイツを着用。高校1年になったのを機に母親が祖母の経営する喫茶店「cafeたまゆら」を手伝うことになり、生まれ故郷の横須賀の汐入から竹原に引っ越してきた。
- 父親は5年前に他界しており、父親の形見のカメラ・ローライ35Sで写真を撮ることがいつしか趣味となった。将来は写真家になることを考えている。彼女の写真には「たまゆら」と呼ばれる白い光が映り込むことがある。子供の頃に、かおる、さよみ姉妹と初めて会った日に[1]、さよみが楓の歩く様子に「ぽって、ぽって…」と擬音をあてて、そこから「ぽって」というあだ名をつけた。以後、竹原での楓の女友達には大抵そうよばれている。
- 初対面の人と接するのが苦手でよく赤面する。語尾に「〜なので」をつける口癖がある。弟の香の事は香ちゃんと呼んでいる。
- 塙 かおる(はなわ - )
- 声 - 阿澄佳奈
- 楓の幼馴染み。高校では楓のクラスメイトでもある[2]。髪型はポニーテール。自称「匂いフェチ」であり、様々なポプリを持っている。楓には「かおちゃん」、のりえには「かおたん」と呼ばれているが、本人は「かおたん」と呼ばれるのを気に入っておらず、そう呼ばれると「かおたん言うな」と返す。バスに弱い描写がある。「合格」「不合格」が口癖。『hitotose』第6話で幼少時代の楓と遭遇するシーンがあるが、お互い相手を覚えていない様子。
- ラジオドラマでの設定
- のりえとも幼馴染み。甘いものには目がなく、出されると基本的に自制がきかない。小学生の頃、のりえの家で出されるお菓子が原因で「超ヤバめにふくらんでいた」(本人談)ことがある。
- 岡崎 のりえ(おかざき - )
- 声 - 井口裕香
- かおると麻音の友人で、楓とも友達になる(楓、かおるとは違うクラス[2])。なお、コミック版では楓を最初は楓たんと呼んでいたが。塙姉妹が、楓をぽってと呼んでいたのを気になり楓とかおるから過去の話を聞き後に楓をぽってと呼ぶようになる。また、コミック版でののりえとかおるは最初はクラスメイトと言う関係だったが知らない間に友達になっている。また、hitotose3話で自分がパティシエになりたいのかをカミングアウトしている。髪型はツインテール。やせ型で太らない体質らしいが、かなりの巨乳。かわいいものが大好きで、そういったものを見るとテンションが上がって貧血を起こすこともある。香がお気に入り。麻音の口笛を翻訳できる。将来はパティシエを夢見ている。本人曰く、成り行き次第でとの事である。友人を呼ぶ時はあだ名に「〜たん」をつけて呼ぶことが多い。口癖は「ざっくり」。
- ラジオドラマでの設定
- かおるの幼馴染み。小学生の頃に太っていたかおるを「かわいらしさのピーク」と語っており、カロリーが高いスイーツをかおるに提供して「あの頃の萌えかおたん」を戻ってこさせようと目論んでいる。
- 桜田 麻音(さくらだ まおん)
- 声 - 儀武ゆう子
- のりえの中学時代からの友人で、楓の写真を気に入ったことがきっかけで楓とも友達になる。楓、かおるとは違うクラス[2]。髪型は肩までの黒髪ストレート。制服時はカーディガンを着用。実家は大崎下島で旅館を営んでおり、現在はアパートでほぼ1人暮らしをしている。口下手で(そのためか客に愛想よくすることが出来ない)、感情を口笛で表現する癖がある。オカリナも吹ける。『hitotose』第6話では幼少時に、大崎下島の歴史の見える丘公園で楓とは直接会話をし、のりえ、かおるともたまたま遭遇して面識があったものの、お互いにそのことを覚えていないようである。また、hitotose2話ではダジャレなどが好きとカミングアウトしている。
その他
- 志保美 りほ(しほみ - )
- 声 - 葉月絵理乃
- 楓があこがれている写真家。東京都在住だったがhitotose7話で竹原を訪れ、ちもと意気投合してほぼろで一緒に暮らしはじめていたことが8話で明かされた。空の写真をメインに撮影しているが、かつてはタンポポをメインの撮影対象にしていた。楓の写真を「初めてなのに懐かしい」と評価している。楓が持っている行き先が書かれていない切符は、もともとは彼女が学生時代に「いつか行き先を決めなければいけないときが来るまでは、その切符で構わない」という意図で先生にもらったものを同じ意図で楓に贈ったもの。のちに「cafeたまゆら」を訪れ、一時は写真から離れていたことを楓にカミングアウトした。使用しているカメラはNikonの一眼レフ。
- 塙 さよみ(はなわ - )
- 声 - 大原さやか
- かおるの姉。楓と幼馴染みで(出会ったのはかおると同時)、楓に「ぽって」というあだなをつけた張本人。
- 彼女が撮る写真は決定的瞬間が多く、自称「シャッターチャンスハンター」。しかし狙っているわけではなく、シャッターを切ると勝手にチャンスが飛び込んでくるタイプ。しかも趣味は写真撮影というわけではなく、もっぱら「プチ秘境研究」。最近瀬戸内の風景に詳しい、と自分では言っている。
- バイタリティあふれる女性だが、遅刻をしたり目的地を間違えたりと、行動の様々な面でルーズ(しかも悪びれない)。こんな性格ではあるが根は優しく、父の死を機に竹原に来なくなった楓のことをかおるに劣らず心配していた。
- 愛用する車は、MAZDAのプレマシーであるが、運転技術は壊滅的で、山道を行こうものなら車は絶叫マシーンと化す。
- 沢渡 香(さわたり こう)
- 声 - 宮本佳那子
- 楓の弟。のりえにして「美少女」と言わしめるほどの可愛らしい少年で、本編中は大抵初見の人には少女と間違えられる[3]。入浴も楓と一緒など、楓との姉弟仲はとてもよい。また、姉の楓の事はふうちゃんと呼んでいる。
- ももねこ
- 声 - 福井裕佳梨
- 楓の撮影対象のネコで、「ももねこ様」と呼ばれている。色は桃色でふっくらとした体つきである。猫とは思えないほど、普段は緩慢な姿であるが、楓相手には時折、まるでからかうかのように俊敏な動きを見せることもあり、それも手伝って楓はあまり上手に撮影できていない。なお、hitotose第5話では始めた竹原に来たちひろに何故か懐く場面がある。更に、hitotose6話では偶然なのか不明だがのりおの頭にのる場面もある。また、hitotose9話では道端にあった空き缶をゴミ箱に捨てたり野良猫から飼い猫を助ける場面が描かれている。また、自ら猪に戦いを挑むが戦ってる最中に香に助けられる。香曰くももねこの腕を触った時に肉球が有ると言っている。また、助けた事は2人の秘密にしている。夜は、町並み保存地区の神社の賽銭箱の上で寝ている。
- 楓の母
- 声 - 緒方恵美
- 「cafeたまゆら」を楓の祖母と共に経営している。彼女が淹れたお茶の香りは匂いフェチのかおるも認める。若い頃はツーリングクラブに所属しており、大型オートバイを運転することが可能である。なお、その仲間からの台詞で、下の名前が「たまえ[4]」であることが発覚した。
- 楓の祖母
- 声 - 松尾佳子
- 竹原市内で「cafeたまゆら」を経営しており、店で出すスイーツを作ったりしている。その味はのりえも「名人」と絶賛するほど。外見も可愛らしく、のりえの萌え対象。楓の写真が好き。
- 楓の祖父
- 声 - 稲葉実
- 大崎下島に住む楓の祖父。言動が楓によく似ており、一目見ると楓の祖父であることがよく分かるようだ。
- かおるの母
- 声 - 大門真紀
- かおるとさよみの母。楓が子供の頃に、「cafeたまゆら」で楓と香に姉妹を引き合わせた。
- かおるの父親
- 声 - 野島昭生
- かおるとさよみの父親。憧憬の路などの行事を手伝っている。
- 八色ちも(やくさ - )
- 声 - 松来未祐
- お好み焼き屋「ほぼろ」を経営する女性。広島弁で話す。楓とかおるのクラス担任、堂郷に好意を寄せられているが、本人はそのことに気付いていない。堂郷をはじめ、周囲からは「ほぼろさん」と呼ばれているが、これは通称。
- 「ほぼろ」を経営する前は、京都のイラスト学校に通っていた。本名が明らかになる前、hitotose第7話では楓たちに「ちもさん」と呼ばれる場面がある。またhitotose第8話で苗字が八色(やくさ)である事を志保美から明かされる。店名の由来は東広島市沖合に浮かぶほぼろ島からとられた。
- 写真館店主
- 声 - 中田譲治
- 楓の行きつけの写真館のオーナーで、楓はマエストロと呼んでいるが、かおるの認識は「エロ親父」。楓の写真を現像したり、カメラの修理もしている。楓の写真は心が引き寄せられ、現像していても楽しい、と評している。朝日山を絶景スポットとして気に入っており、まなみと志麻子を案内してきた。駐車場の位置など、少なくとも朝日山に関してはさよみよりよく知っている。
- 保志 まなみ(ほし - )
- 声 - 中島愛
- 写真館を訪れていた客の一人で、髪の長い方。写真館店主と共に朝日山を訪れる。第9話では志麻子の一人旅に出るというメールを心配して竹原に探しに来ていた。その後再会し、朝日山で志麻子のカメラで彼女が失恋に涙する写真を撮る。
- 飛田 志麻子(とびた しまこ)
- 声 - 斎藤千和
- 写真館を訪れていた客の一人で、ショートカットの方。写真館店主と共に朝日山を訪れる。
- hitotose第7話では憧憬の路で意中の男性に告白すると意気込んでいたが、9話の中で「友達としか見ていない」と言われて失恋していたことが明らかになった。
- hitotose第9話では振られた事をきっかけにほぼろでお好み焼き20枚を自棄食いしていた(実際は自棄食いではなく、普段から大食いであることが後に明らかになる)。また、朝日山にて失恋した記念にまなみに写真を撮ってもらう場面がある。使用しているカメラはNikonのデジタル一眼レフ。
- 三次 ちひろ(みよし - )
- 声 - 寿美菜子
- 楓の親友で小学校から中学校まで同じ学校に通っていた仲。
- 自作のキャラをいくつも作るほど無類のぬいぐるみ好き。涙もろい性格。
- 楓が汐入から竹原に引っ越してからも楓とは手紙やメール等でやり取りをしている仲。5話で竹原を訪問し楓と再会。また同じく5話にて初めて会話をした時に緊張のあまり楓を「ふうにょん」と呼んでしまって以降こう呼んでいることが明かされた。好物はタコ料理。
- 篠田 こまち(しのだ - )
- 声 - 広橋涼
- 香のことが好きな小学生の女の子。そのため、香のことを気に入っているのりえをライバル視している。
- 大崎下島に祖母がいる。また、hitotose8話で祖父から古い一眼レフカメラを貰いカメラを始める。最初は、香の写真ばかり写してたいたが「cafeたまゆら」に飾られている楓の写真を気に入り今はいろんな物を写し始めている。
- 堂郷 和太郎(どうごう かずたろう)
- 声 - 間島淳司
- 体育教師で楓とかおるのクラス担任[5]。地元ネタに引っかけたダジャレが好きで、熱血主義でとにかく暑苦しい。しかし、自分の担任しているクラスの生徒だけでなく、他のクラスの生徒たち(麻音やのりえなど)のこともしっかり見ており、生徒一人ひとりのことを理解しようと努力する真面目な生徒思いの先生である。さよみが高校時代、新任教師として赴任し、さよみのクラスの担任をしていた。「ほぼろ」店主に惚れていて、ほぼろではお好み焼き三枚重ねを必ず注文し、ほぼろが忙しい時は手伝いまでしている。
- 麻音の両親
- 声 - 古川登志夫(父)、平野文(母)
- 大崎下島で旅館「のどか亭」を営んでいる、麻音の両親。父は娘の事になると涙脆い一面がある。麻音のなりたいようになってほしいと願っている。
- 酒屋
- 声 - 鈴村健一
- 大崎下島の酒屋で働いている店員。小さい頃の楓と香とよく遊んだらしい。麻音の事を「マー坊」と呼んでいる。
- モーさん
- 声 - 木村雅史
- 楓の母親の昔の知り合いでツーリングクラブのリーダーさん茶色いスカジャンを着てサングラスをしている。黒いバイクに乗っている。
- えり子
- 声 - 浅野まゆみ
- モーさんと同じく楓の母親の昔の知り合いでツーリングクラブのメンバーである。赤いオートバイに乗っている。
- 楓の母親にライダースーツを借りたのはこの人である。
- 一郎
- 声 - 江川央生
- えり子と同じく楓の母親の昔の知り合いでツーリングクラブのメンバーである。頭にバンダナをしている。灰色のバイクに乗っている。
- 広野 昌子(ひろの しょうこ)
- 声 - 沼倉愛美
- かおると楓の昔の友人。かおるからは、昌子さんと呼ばれている。楓は覚えていないようだが、昔は竹原に住んでいて、遊んだ事があるとかおるから言われる。その後、東京に引っ越したが、現在は横須賀の衣笠に住んでいる。そのためか、楓とは話が合い横須賀のウルトラ地元トークで盛り上がっていた。
- 藤井 みその(ふじい - )
- 声- 大亀あすか
- ちものイラスト学校時代の先輩。京都でイラストレーターをやっていたが、現在は呉で「カサブランカ」というカフェを営んでいる。
- 白井(しらい)
- 声 - 佐々木望
- 呉で花屋を営んでいるカサブランカの常連。カサブランカに来店しては試作メニューを試食している。服に白井花屋と入った服を着ていて頭にサンバイザーをしている。同じ場所からの風景を何年も撮影しており、そのことがみそのが呉に移り住むきっかけになっている。
スタッフ
- 原作・監督・シリーズ構成 - 佐藤順一
- 助監督 - 名取孝浩(TV)
- キャラクターデザイン - 飯塚晴子
- 総作画監督 - 音地正行(OVA)、渡辺はじめ(TV)
- 美術監督 - 田尻健一
- 色彩設計 - 川上善美
- 撮影監督 - 和田尚之
- 編集 - 西山茂
- 音楽 - 中島ノブユキ
- 音楽プロデューサー - 福田正夫
- アニメーションプロデューサー - 皆川護
- プロデューサー - 田坂秀将、山崎明日香、伊藤将生、栗田滋弘、甲斐健太郎、曽根孝治(TV)
- アニメーション制作 - ハルフィルムメーカー(OVA)、TYOアニメーションズ(TV)
- 製作 - たまゆら製作委員会
- OVA - (松竹、エー・ティー・エックス、flying DOG、TYOアニメーションズ、NECビッグローブ、マックレイ)
- TV - (松竹、マックレイ、エー・ティー・エックス、flying DOG、NECビッグローブ、TYOアニメーションズ、旭プロダクション)
主題歌
- OVA
-
- オープニングテーマ
-
- 「やさしさに包まれたなら」
- 作詞・作曲 - 荒井由実 / 編曲 - DEPAPEPE / 歌 - 坂本真綾
- エンディングテーマ
- 挿入歌
-
- 「ナイショのはなし」(パッケージ版第2巻、先行放送第3話)
- 作詞 - 中島愛、西直紀 / 作曲・編曲 - 窪田ミナ / 歌 - 中島愛
- テレビアニメ
-
- エンディングテーマ
- 挿入歌
-
- 「やさしさに包まれたなら」(第4話)
- 作詞・作曲 - 荒井由実 / 歌・演奏 - marble
- 「ヒマワリ」(第5話)
- 作詞・作曲・編曲 - 北川勝利 / ストリングス編曲 - 長谷泰宏 / 歌 - 沢渡楓(竹達彩奈)
- 「夢の兆し」(第6話)
- 作詞 - 松浦有希 / 作曲 - hermin / 編曲 - 鈴木智文 / 歌 - 岡崎のりえ(井口裕香)、桜田麻音(儀武ゆう子)
- 「ずっと一緒 -うたとギター-」(第9話)
- 作詞 - 西直紀 / 作曲 - F.GIRAUD / 編曲 - 笹子重治 / 歌 - 保志まなみ(中島愛)
- 「ももねこ音頭」(第9話)
- 作詞 - 西直紀 / 作曲・編曲 - 中島ノブユキ / 歌 - 沢渡楓(竹達彩奈)、ももねこ様(福井裕佳梨)
- 「希望のカタチ」(第10話)
- 作詞 - micco / 作曲・編曲 - 菊池達也 / ストリングス編曲 - 杉本優 / 歌 - 塙かおる(阿澄佳奈)
- 挿入曲
-
- 「たまゆら〜メインテーマ」(第7話)
- 作曲 - 中島ノブユキ / 竹楽器演奏 - 竹夢楽団
各話リスト
- OVA
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | パッケージ版発売日 |
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ひとつめ | 大好きがいっぱいの町、なので | 佐藤順一 | 酒井和男 | 音地正行 | 2010年11月26日 | |
ふたつめ | 水色のちっさな切符、なので | 吉田玲子 | 佐藤順一 | 渡辺はじめ | ||
みっつめ | みんなで歩けばハッピー、なので | 中山敦史 | 阿部智之 | 2010年12月23日 | ||
よっつめ | それはあの日のこと、なので | 佐藤順一 | 酒井和男 | 渡辺はじめ |
パッケージ版の発売に先駆けて、AT-Xやアニメワンでも先行放送・配信されている。
なお、パッケージ版には先行放送にあった偶数話のオープニングとアバンタイトル、および奇数話のエンディングはなく、先行放送奇数話をAパート、同偶数話がBパートとして構成され、間にアイキャッチが挿入される。
- TV
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
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第1話 | わたしのはじまりの町、なので | 佐藤順一 | 名取孝浩 | 音地正行、橋本和紀 杉本功、羽生貴之 | |
第2話 | やさしい香りに包まれた日、なので | 吉田玲子 | 佐山聖子 | 安田賢司 | 伊藤郁子 |
第3話 | 出現! たたかう女の子、なので | 浦畑達彦 | 追崎史敏 | 滝吾郎 | |
第4話 | 潮待ち島に聞こえる音、なので | 吉田玲子 | 名取孝浩 | 谷口元浩、橋本和紀 | |
第5話 | ちひろちゃんがきてくれたよ! なので | 山田由香 | 安田賢司 | 藤本さとる | |
第6話 | それはいつかの日のこと、なので | 浦畑達彦 | 名取孝浩 | 中西伸彰 | 尾尻進矢、久保茉莉子 三宅雄一郎 |
そしてある日のこと、なので | |||||
第7話 | 竹灯りの約束、なので | 池田眞美子 | 佐藤順一 | 筑紫大介 | 谷口元浩、橋本和紀 勝谷遥、小野田将人 羽生貴之、小林明美 |
第8話 | かわらない人かわりゆく時、なので | 山田由香 | 安田賢司 | 伊藤郁子 | |
第9話 | ももねこさまの憂鬱、なので | 吉田玲子 | 追崎史敏 | 渋谷秀、追崎史敏 | |
失恋カメラ、なので | |||||
第10話 | 明日のわたしはどんなわたし、なので | 浦畑達彦 | 佐藤順一 | 名取孝浩 | 谷口元浩、橋本和紀 小松香苗、羽生貴之 |
AT-X、tvk及びTOKYO MX放送分のみ、提供読みは本作の主要キャラクターが担当している(麻音は口笛で表現)。[6]また、終了時の提供画面にはENDのテロップが入っており、事実上これがエンドカードとなっている。
放送局
※テレビアニメ版(〜hitotose〜)の放送情報。OVA版はAT-X、アニメワンおよび公式サイトなどで放送・配信実績あり。
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 |
---|---|---|---|---|
日本全域 | AT-X | 2011年10月3日 - | 月曜 9時00分 - 9時30分 (リピート放送あり) |
CS放送 |
広島県 | テレビ新広島 | 2011年10月4日 - | 火曜 25時45分 - 26時15分 | フジテレビ系列 |
神奈川県 | tvk | 独立UHF局 | ||
日本全域 | アニメワン | 火曜 25時45分更新 | インターネット配信 | |
福岡県 | TVQ九州放送 | 火曜 26時58分 - 27時28分 | テレビ東京系列 | |
兵庫県 | サンテレビ | 2011年10月5日 - | 水曜 24時35分 - 25時05分 | 独立UHF局 |
三重県 | 三重テレビ | 水曜 25時20分 - 25時50分 | ||
東京都 | TOKYO MX | 2011年10月7日 - | 金曜 23時00分 - 23時30分 |
WEBラジオ
たまゆらんど
『たまゆらじお』に先立ち、2010年(平成22年)4月1日よりWEBラジオ『たまゆらんど』(全1回)が配信された。
2011年(平成23年)5月5日から2011年6月30日まで『たけはらんどR』(全8回)が配信された。パーソナリティは儀武ゆう子(桜田麻音役)。
たまゆらじお
2010年(平成22年)7月30日から2010年(平成22年)12月31日まで、公式サイトにてWEBラジオ『たまゆらじお』が配信されていた。毎月最終金曜日更新、全7回。
パーソナリティは竹達彩奈(沢渡楓役)、阿澄佳奈(塙かおる役)、井口裕香(岡崎のりえ役)、儀武ゆう子(桜田麻音役)の4人が月替わりの当番制で担当する。
冒頭にその回の担当者によるラジオドラマ『ドラマinたまゆらじお』が流される。
回数 | 担当者 | 配信開始日 |
---|---|---|
1 | 竹達彩奈・阿澄佳奈 井口裕香・儀武ゆう子 |
2010年7月30日 |
2 | 2010年8月27日 | |
3 | 阿澄佳奈・儀武ゆう子 | 2010年10月1日 |
4 | 阿澄佳奈・井口裕香 | 2010年10月29日 |
5 | 竹達彩奈・井口裕香 | 2010年11月26日 |
6 | 井口裕香・儀武ゆう子 | 2010年12月10日 |
7 | 竹達彩奈・阿澄佳奈 井口裕香・儀武ゆう子 |
2010年12月31日 |
- 主なコーナー[7]
- たまゆら写真館
- サトジュミスだけど何か【たまゆらに関する】質問ある?
- サトジュミスだけど何か【プライベートな】質問ある?
- たけはら部
- ぽって語
- ポプリマイスター
- 口笛修行ちゅー
- とびきりおひさまムース
たまゆらじお〜hitotose〜
2011年(平成23年)7月14日より、公式サイトにて配信されている。毎月第2木曜日更新。
パーソナリティは竹達彩奈(沢渡楓役)、阿澄佳奈(塙かおる役)、井口裕香(岡崎のりえ役)、儀武ゆう子(桜田麻音役)の4人が月替わりの当番制で担当する。
回数 | 担当者 | 配信開始日 |
---|---|---|
1 | 竹達彩奈・阿澄佳奈 井口裕香・儀武ゆう子 |
2011年7月14日 |
2 | 竹達彩奈・阿澄佳奈 | 2011年8月11日 |
3 | 井口裕香・儀武ゆう子 | 2011年9月8日 |
4 | 竹達彩奈・井口裕香 | 2011年10月6日 |
5 | 阿澄佳奈・儀武ゆう子 | 2011年11月10日 |
番宣動画コンテンツ
たまチャレ!!
たまゆらに出演する声優がキャラクター作りのために様々なミッションにチャレンジする。公式サイト上で配信。
漫画
無料ウェブコミック誌『EDEN』(マッグガーデン)にて、2010年(平成22年)10月8日から2011年(平成23年)5月13日まで配信連載されていた。全6話。なお、10月5日よりたまゆら〜hitotose〜のタイトルで第1話~2話を配信中である。(第3話は12月5日より配信開始) 漫画:momo。コミックス第1巻は2011年(平成23年)5月14日に発売された。なお、1巻はOVAの1話~4話の話が中心である。ちなみに、コミック版ではOVAでは描かれていないシーンやそれぞれのキャラの台詞などが違う。
作中の舞台
本作の主要な舞台は広島県竹原市である。竹原は瀬戸内に面した港町で安芸の小京都と呼ばれる古い街並みを持つ。本作では竹原の風景を忠実に描いている[8]。そのため竹原市もアニメに関したイベント「たまゆらの日」の開催や舞台訪問コースを市の公式サイト内で紹介するなど[9]、アニメとのタイアップ企画を積極的に行っている。アニメ版では他に、呉市の呉駅前や大崎下島も作中の舞台として登場する。
また、主人公の沢渡楓が高校入学まで過ごした神奈川県横須賀市の汐入も「はじまりの街」として物語の序盤に登場する。そのため横須賀市でもTVアニメ化を記念したイベントやタイアップ企画が行われている[10]。
タイアップ
舞台となった竹原や横須賀などの地域では、自治体や関係企業等とのタイアップが積極的に行われている[11]。2011年8月からは、汐入駅近くのどぶ板通り周辺の飲食店および観音崎京急ホテルの計7店舗で、登場人物をイメージした海軍カレーやヨコスカネイビーバーガーを提供。全店舗を制覇すると賞品が当たるスタンプラリーが行われ、初日には1800人が詰めかけた[11]。レトルトカレーは、8月の販売開始から3ヶ月間で6000個を売り上げた[11]。9月17日には、沢渡楓役の竹達彩奈が京浜急行汐入駅の一日駅長に就任[12]。ヴェルニー公園でのトークショーが実施された10月9日には、記念乗車券の販売や竹達による駅アナウンスが実施された[13]。9月からはオタフクソースと提携し、東京・名古屋・大阪・広島などのお好み焼き店でポストカードの配布を実施。10月には、大阪府と京都府で店舗展開しているユニフォームショップたまゆらで、POP広告の掲示やももねこをかたどったヘルメットの販売が行われている[14]。11月からは、広島市に本社を置くコンビニエンスストアポプラにて、おにぎりやポテトチップス、チルド飲料などコラボレーション商品の販売、クリアファイルの配布が行われている[15]。11月29日よりポプラグループ店内にてオリジナルCM放送開始!!http://www.poplar-cvs.co.jp/campaign/1129_tamayura.html(ポプラ公式サイト)
キャッチコピー
- いつか想い出になっていく、だけど消えたりしないよ、ずっとね。(OVA)
- 待っていてくれるのは、暖かな笑顔と、おかえりなさい。(たまゆら~hitotose~)
脚注
- ^ かおるとは『hitotose』第6話の幼少時代に一度たまたま遭遇したことがあるが、お互いその事は覚えていない様子。
- ^ a b c アニメ版では楓とかおるが同じクラス、のりえと麻音は違うクラスであるが、コミック版では楓・かおる・のりえ・麻音の4人は同じクラスとなっている。
- ^ OVAでは楓が電車に忘れ物をした際、帰りに駅員に「小学生の姉妹が落とした」といわれ、『hitotose』では、楓がりほに送った手紙の返事で、楓の母親と香の写真に対し、「お母さんと妹さん」と書かれていた。なお、この手紙についてはコミカライズ版の『hitotose』第1話掲載の番外編4コマでも触れられており、楓曰く「年に4回は間違えられている」とのことだが、香は「気にしていない。」と言っている。
- ^ 漢字表記は不明。
- ^ OVAの際の担任教師は女性であった。
- ^ それ以外の各放送局(テレビ新広島・三重テレビ・サンテレビ・TVQ九州放送)の場合は各放送局アナによる通常の提供読みとなっている。
- ^ 毎回すべてのコーナーが放送されるわけではない。
- ^ “竹原舞台のアニメ制作着々”. 中国新聞. (2010年9月8日) 2010年10月11日閲覧。
- ^ アニメ「たまゆら」のまち 竹原 竹原市公式ページ 2011年9月7日閲覧
- ^ 「たまゆら」×「横須賀市」タイアップについて 横須賀市観光情報 2011年9月5日閲覧
- ^ a b c “【ルポ かながわ】アニメで売り込め”. 朝日新聞神奈川版. (2011年11月13日) 2011年11月20日閲覧。
- ^ “京急電鉄、TVアニメ「たまゆら」とタイアップし、記念きっぷを発売”. 財経新聞 (2011年9月27日). 2011年11月20日閲覧。
- ^ “「たまゆら」×「京急電鉄」タイアップ企画! たまゆら~hitotose~記念きっぷ発売”. 京浜急行電鉄ニュースリリース (2011年9月26日). 2011年10月4日閲覧。
- ^ “たまゆら×たまゆら”. 株式会社たまゆらニュースリリース (2011年10月21日). 2011年11月20日閲覧。
- ^ たまゆらフェア開催中(ポプラ公式サイト)
外部リンク
- 公式サイト
- たまチャレ!!(番宣動画コンテンツ)
- たまゆらの配信・動画情報【無料動画あり】|アニメワン
- たまゆら (@tamayura_tweet) - X
- 広報たけはら
- 広報たけはら平成22年10月号(2010年10月発行)(本作を表紙に使用し、紹介記事を掲載)