小野裕史
小野 裕史(おの ひろふみ、1974年9月29日 - )は北海道札幌市出身[1] の投資家。インフィニティ・ベンチャーズLLP共同代表パートナー[2]。
サイバーエージェント子会社のシーエー・モバイルや、ソーシャルゲームサンシャイン牧場などを運営するRekoo Japan、グルーポン・ジャパンを立ち上げた起業家でもあり、北極、南極や砂漠等のマラソンを完走したウルトラマラソンランナーでもある[3]。
新聞・雑誌・テレビ等の紹介・出演歴多数。実業家としても、マラソンランナーとしても、今最も注目を集めている一人である。
人物
宇宙物理を学ぶべく東京大学へ入るも「手元にない」宇宙よりも「手元で実験ができる」生物学に興味を持ち生物学科へと転向し、大学院に進学後コンピューターとプログラミングに傾倒していく[1]。
1999年2月にNTTドコモより発売されたiモードに感銘を受け購入し、自らモバイルサイトを複数立ちあげたのを機会に、研究者から技術者への道へと移り、2000年4月日本IBM システムズ・エンジニアリング株式会社へ入社し[1]、5ヶ月後シーエー・モバイルへの第一号社員として転職[3]。
2008年1月に同社専務取締役を退任し、日本と中国にてベンチャーに投資をするベンチャーキャピタルインフィニティ・ベンチャーズLLPを立ちあげる[3]。
2009年8月より、35年間運動ゼロながら任天堂のゲーム機Wii Fitをきっかけにランニングを開始し、2011年に中国ゴビ砂漠、エジプトサハラ砂漠の250kmマラソンをそれぞれ完走し、2012年に北極点にてフルマラソンを完走し、南極アイスマラソン100kmの部にて2位。2013年にチリアタカマ砂漠の250kmマラソンにてチーム戦で1位[3]になる。
宇宙への夢を実現すべく、ヴァージン・ギャラクティック社の宇宙旅行に申込済みで、432番目のシートを持つ[3]。
経歴
- 1974年9月 - 北海道札幌市に生まれる
- 1993年3月 - 北海道札幌南高等学校
- 1998年3月 - 東京大学理学部卒業
- 2000年3月 - 東京大学大学院理学系研究科生物科学修士課程修了
- 2000年4月 - 日本アイ・ビー・エム システムエンジニアリング株式会社に入社
- 2000年9月 - 株式会社シーエー・モバイルに第一号正社員として入社
- 2008年1月 - インフィニティ・ベンチャーズLLPを設立
出演番組
出典
- ^ a b c 支えたのは、より高みを目指すという決意--本の虫が飛び込んだ「宇宙→生物→IT」の航海記(第4回:小野裕史) Cnet 2007年10月17日
- ^ 小野さんが私のパートナーです。 小林雅のBlog 2008年2月1日