それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島

2012年に公開された日本のアニメ映画

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えいが それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』(それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナじま)は、やなせたかしによるアニメ及び絵本映画『それいけ!アンパンマン』シリーズ通算第24作。同時上映は『リズムでてあそび アンパンマンとふしぎなパラソル』。

えいが それいけ!アンパンマン
よみがえれ バナナ島
監督 矢野博之
脚本 金春智子
原作 やなせたかし
出演者 戸田恵子
音楽 いずみたく
近藤浩章
製作会社 アンパンマン製作委員会
TMS
配給 東京テアトル
公開 日本の旗 2012年7月7日
上映時間 47分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 それいけ!アンパンマン すくえ! ココリンと奇跡の星
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概要

アンパンマンの映画作品第24作品目。2011年の東日本大震災を反映し「復興」をテーマとしており[1]、南の島のバナナ島を舞台に諦めずにがんばる姿が描かれる。監督は前作と同様に矢野博之。木村佳乃やバナナマンの設楽統と日村勇紀がゲスト出演しており[2]、スカイラブハリケーンは今作が声優初挑戦となる[3]。今作のパンフレットはスペシャル仕様で、本編の絵本を掲載しており、思い出つくりのためのメモリアルページも設けている。

キャッチコピーは「元気がみんなのチカラになるよ!」。

全国135スクリーンで公開され、2012年7月7日、8日の初日2日間で興収7,259万9,900円、動員6万1,707人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第4位となっている[4]。これは前作比で約150%となり、前売り券のセールスも好調で、東京テアトル配給となった11作目以降の映画シリーズ最高のオープニング興収となった。

あらすじ

登場キャラクター(キャスト)

詳細はアンパンマンの登場人物一覧を参照。

レギュラーキャラクター

アンパンマン
声 - 戸田恵子
ばいきんまん
声 - 中尾隆聖
ジャムおじさん
声 - 増岡弘
バタコさん
声 - 佐久間レイ
めいけんチーズ
声 - 山寺宏一
ドキンちゃん
声 - 鶴ひろみ
ホラーマン
声 - 肝付兼太
しょくぱんまん
声 - 島本須美
カレーパンマン
声 - 柳沢三千代
メロンパンナ
声 - かないみか
クリームパンダ
声 - 長沢美樹

ゲストキャラクター

バンナ
声 - 木村佳乃
バナナ島の女王。我が儘で意地っ張りだが、とても元気いっぱいの女の子。2人の大臣がアンパンマンたちに頼んだことが気に入らず、自分一人で解決しようとするが、たまたまばいきんまんたちと遭遇し、彼を利用してバナナ山まで辿りつこうとする。しかし、ばいきんまんとの交流や、アンパンマンとの出会いを経て、次第に島の大切さや、女王としての自覚に目覚めていく。
スッテン
声 - 設楽統バナナマン
バナナ島の大臣の一人で、バンナの教育係。コロリンと一緒にバンナの女王としての成長を見守っている。
コロリン
声 - 日村勇紀(バナナマン)
バナナ島の大臣の一人で、バンナの教育係。スッテンと一緒にバンナの女王としての成長を見守っている。
バナナマン
声 - スカイラブハリケーン宮川美保
顔がバナナになっているバナナ島の村人達。世界中の人に食べてもらうための美味しいバナナを育てている。
こおり鬼
声 - 鈴木琢磨
バナナ島にあるバナナ山の洞窟に封印された氷の怪物。口から吐き出す吹雪で何でも氷漬けにしてしまう。
TVアニメや絵本で登場する姿とは違い、それよりも大きくて筋肉のような氷を纏い、顔も凶暴、かつ口から光線状の吹雪を吹き付けたり、トリプルパンチを食らって粉々になってもすぐに再生したり、2本の氷の大剣を装備したりと、凶暴かつ強敵としての描写が為されている。最後はアンパンチでとどめをさせられ消滅した。

その他のキャラクター

みみ先生
声 - 滝沢ロコ
カバオくん
声 - 山寺宏一
ちびぞうくん
声 - 坂本千夏
ピョン吉
声 - 原えりこ
ウサ子
声 - 中村ひろみ
やなせうさぎ
声 - やなせたかし
前作『ココリンと奇跡の星』のラストシーンに引き続き、今作の冒頭部分のみ登場。
ブタお
ネコ美
モン吉
コン太
クマ太
どんぶりまんトリオ(てんどんまん、カツドンマン、かまめしどん)
オープニングの登場キャラ
とうだいまん
フランケンロボくん
イルカのベソ
サニー姫
うずまきまん
マイマイの子供たち
くじらのクータン
バナナ祭りの出席者
おむすびまん
こむすびまん
鉄火のマキちゃん
かつぶしまん
忍者のニャンジャ
あかちゃんまん
らーめんてんし
ハンバーガーキッド
ニガウリマン
ドリアン王女
だいこん役者
しろかぶくん
みるくぼうや
やかんまん
ナットーマン
うめぼしばあや
うめこちゃん
おくらちゃん
プリンちゃん
エクレアさん
ナキウサギの子
ナキウサギのお母さん
ショウ・ロン・ポー三兄弟
エンディングの登場キャラ
SLマン
キャベツマン
アスパラくん
りんごちゃん
ブロッコリィちゃん
トマトちゃん
シブガキじいさん
はくさいくん
ニンジンさん
ナスコさん
ポテトくん
しろかぶじいさん
ユッキー
アンコラ
コアンコラ
アリンコキッド
ゆず姫
ゆずじいや
ほたる王子
ピーター
かびるんるん

用語

バナナ島
バナナ山

乗り物とアイテム

帆船アンパンマン号
バナナロケット
ジャイアントバナナ

バイキンメカ

だだんだん
もぐりん

スタッフ

楽曲

オープニング「アンパンマンのマーチ
エンディング「勇気りんりん」
作詞:やなせたかし、作曲:三木たかし、歌:ドリーミング
テーマ曲「バナナダンス」
作詞:やなせたかし、作曲:いずみたく、編曲:近藤浩章、歌:いずみたくとそのファミリー

それいけ!アンパンマン リズムでてあそび アンパンマンとふしぎなパラソル

リズムでてあそび
アンパンマンとふしぎなパラソル
監督 篠原俊哉
脚本 米村正二
出演者 戸田恵子
音楽 いずみたく
近藤浩章
製作会社 アンパンマン製作委員会
配給 東京テアトル
公開   2012年7月7日
上映時間 21分
製作国   日本
言語 日本語
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『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』と同時上映の短編アニメ。前作『うたって てあそび!アンパンマンともりのたから』に引き続き、一緒にダンスや手遊びが楽しめる作品。

あらすじ

登場キャラクター

レギュラーキャラクター

アンパンマン
声 - 戸田恵子
ばいきんまん
声 - 中尾隆聖
ジャムおじさん
声 - 増岡弘
バタコさん
声 - 佐久間レイ
めいけんチーズ
声 - 山寺宏一
ドキンちゃん
声 - 鶴ひろみ
ホラーマン
声 - 肝付兼太
しょくぱんまん
声 - 島本須美
カレーパンマン
声 - 柳沢三千代
メロンパンナ
声 - かないみか
クリームパンダ
声 - 長沢美樹
コキンちゃん
声 - 平野綾
劇場版にはデビュー作『コキンちゃんとあおいなみだ』以来の登場。声優はTVシリーズに準じる。
カバオくん
声 - 山寺宏一
ちびぞうくん
声 - 坂本千夏
ウサ子
声 - 中村ひろみ

ゲストキャラクター

シドロ&モドロ
声 - ドリーミング寺田千代寺田嘉代
でんでん一座の公演を控えダンスの練習をする、双子のカバの女の子。ピンク色の服とリボンの子がシドロで、黄色い服とリボンの子がモドロ。いつもしどろもどろで、歌とダンスが上手くないが、パラソルパラコさんに教えてもらってから上手くなり、パラソルをもらった。
パラソルパラコさん
声 - 宮川美保
パラソルランドのダンサーの女性。シドロ&モドロ達にダンスを教える。心と体が軽くなるパラソルで空から降りる。

その他のキャラクター

パラソルこぞう
声 - 藤井恒久
かびるんるん
やみるんるん
ストローこうもり
かさおばけ
でんでん一座
だいこん役者
だいこん座長
ゆでたまごちゃん
しろかぶくん
さつまあげどん
ちくわん
こんぶくん
こんにゃくん
つみれくん

用語

パラソルランド

乗り物

熱気球アンパンマン号
しょくぱんまん熱気球
カレーパンマン熱気球
ブルー・ティアーズ号

スタッフ

  • 監督 - 篠原俊哉
  • 原作 - やなせたかし
  • 脚本 - 米村正二
  • 音楽 - いずみたく、近藤浩章

楽曲

テーマ曲「ドレミファアンパンマン」
作詞:やなせたかし、作曲:TUKASA、編曲:TUKASA&陶山準、歌:ドリーミング
エンディング「シドロ・アンド・モドロ」
作詞:やなせたかし、作曲:いずみたく、編曲:吉田さとる、歌:ドリーミング
挿入歌
「ジグザグ」
作詞:やなせたかし、作曲:いずみたく、編曲:後藤郁夫、歌:イッツフォーリーズ
「ハヒフヘばいきんまん」
作詞:やなせたかし&米村正二、作曲:近藤浩章、編曲:近藤浩章&佐藤由理、歌:中尾隆聖、鶴ひろみ、平野綾

脚注

外部リンク

それいけ!アンパンマン映画作品
それいけ!アンパンマンの映画
通番 題名 公開日 併映作 上映時間
第1作 キラキラ星の涙 1989年3月11日 おねがい!サミアどんロボタン 75分(本作品)
60分(同時上映)
第2作 ばいきんまんの逆襲 1990年7月14日 おむすびまん 70分(本作品)
27分(同時上映)
第3作 とべ! とべ! ちびごん 1991年7月20日 ドキンちゃんのドキドキカレンダー 40分(本作品)
50分(同時上映)
第4作 つみき城のひみつ 1992年3月14日 アンパンマンとゆかいな仲間たち 60分(本作品)
31分(同時上映)
第5作 恐竜ノッシーの大冒険 1993年7月17日 かいけつゾロリ(1993年版) 60分(本作品)
30分(同時上映)
第6作 リリカル☆マジカルまほうの学校 1994年7月16日 みんな集まれ! アンパンマンワールド 60分(本作品)
30分(同時上映)
第7作 ゆうれい船をやっつけろ!! 1995年7月29日 アンパンマンとハッピーおたんじょう日 56分(本作品)
30分(同時上映)
第8作 空とぶ絵本とガラスの靴 1996年7月13日 ばいきんまんと3ばいパンチ 60分(本作品)
30分(同時上映)
第9作 虹のピラミッド 1997年7月26日 ぼくらはヒーロー 56分(本作品)
25分(同時上映)
第10作 てのひらを太陽に 1998年7月25日 アンパンマンとおかしな仲間 55分(本作品)
25分(同時上映)
第11作 勇気の花がひらくとき 1999年7月24日 アンパンマンとたのしい仲間たち 55分(本作品)
25分(同時上映)
第12作 人魚姫のなみだ 2000年7月29日 やきそばパンマンとブラックサボテンマン 55分(本作品)
26分(同時上映)
第13作 ゴミラの星 2001年7月14日 怪傑ナガネギマンとやきそばパンマン 50分(本作品)
20分(同時上映)
第14作 ロールとローラ うきぐも城のひみつ 2002年7月13日 鉄火のマキちゃんと金のかまめしどん 50分(本作品)
20分(同時上映)
第15作 ルビーの願い
(この作品からはデジタル製作)
2003年7月12日 怪傑ナガネギマンとドレミ姫 50分(本作品)
20分(同時上映)
第16作 夢猫の国のニャニイ 2004年7月17日 つきことしらたま 〜ときめきダンシング〜 51分(本作品)
21分(同時上映)
第17作 ハピーの大冒険 2005年7月16日 くろゆき姫とモテモテばいきんまん 50分(本作品)
20分(同時上映)
第18作 いのちの星のドーリィ 2006年7月15日 コキンちゃんとあおいなみだ 50分(本作品)
20分(同時上映)
第19作 シャボン玉のプルン 2007年7月14日 ホラーマンとホラ・ホラコ 50分(本作品)
20分(同時上映)
第20作 妖精リンリンのひみつ 2008年7月12日 ヒヤヒヤヒヤリコとばぶ・ばぶばいきんまん 50分(本作品)
20分(同時上映)
第21作 だだんだんとふたごの星 2009年7月4日 ばいきんまん vs バイキンマン!? 50分(本作品)
20分(同時上映)
第22作 ブラックノーズと魔法の歌 2010年7月10日 はしれ! わくわくアンパンマングランプリ 50分(本作品)
20分(同時上映)
第23作 すくえ! ココリンと奇跡の星 2011年7月2日 うたって てあそび! アンパンマンともりのたから 45分(本作品)
20分(同時上映)
第24作 よみがえれ バナナ島 2012年7月7日 リズムでてあそび アンパンマンとふしぎなパラソル 47分(本作品)
21分(同時上映)
短編 アンパンマンが生まれた日 2012年12月1日 ハルのふえ、ロボくんとことり 10分(本作品)
58分(同時上映)
第25作 とばせ! 希望のハンカチ 2013年7月6日 みんなでてあそび アンパンマンといたずらオバケ 45分(本作品)
20分(同時上映)
第26作 りんごぼうやとみんなの願い 2014年7月5日 たのしくてあそび ママになったコキンちゃん!? 48分(本作品)
21分(同時上映)
第27作 ミージャと魔法のランプ 2015年7月4日 リズムでうたおう! アンパンマン夏まつり 46分(本作品)
21分(同時上映)
第28作 おもちゃの星のナンダとルンダ 2016年7月2日 (無し) 62分(本作品)
第29作 ブルブルの宝探し大冒険! 2017年7月1日 62分(本作品)
第30作 かがやけ!クルンといのちの星 2018年6月30日 60分(本作品)
第31作 きらめけ!アイスの国のバニラ姫 2019年6月28日 62分(本作品)
第32作 ふわふわフワリーと雲の国 2021年6月25日 63分(本作品)
第33作 ドロリンとバケ〜るカーニバル 2022年6月24日 62分(本作品)
第34作 ロボリィとぽかぽかプレゼント 2023年6月30日 64分(本作品)
第35作 ばいきんまんとえほんのルルン 2024年6月28日 64分(本作品)
第36作 チャポンのヒーロー! 2025年6月27日 59分(本作品)