江畑佳代子

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江畑 佳代子(えばた かよこ、1976年1月7日 - )は、東京都出身の女子プロボクサーである。ワタナベボクシングジム所属。広告代理店に勤務の傍らアマチュアで活躍後プロとなった。

江畑 佳代子
基本情報
本名 江畑 佳代子
階級 ライトフライ級
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1976-01-07) 1976年1月7日(49歳)
出身地 東京都
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 14
勝ち 8
KO勝ち 4
敗け 6
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来歴

  • 東京都立大崎高等学校卒業。同期に後に江畑と同じワタナベジムに所属し、女子世界チャンピオンとなった富樫直美がいる。
  • 格闘技好きの兄に影響され、日本大学でキックボクシング部のマネージャーを務める一方、ワタナベジムでボクシングを始める。
  • アマチュアでリングに上がり、全日本大会では非公認時代の2000年から4連覇、2006・2007年はフライ級で連覇を果たした。
  • 2007年11月19日、タイバンコクでプロデビュー。かつて菊地奈々子と世界王座を争ったノンマイ・ソー・シリポーンに判定勝ちを収めWBCインターナショナルミニマム級王座を獲得。
  • 2008年4月26日、カンボジアプノンペンにてサムソン・ソー・シリポンが持つWBC女子世界ライトフライ級王座に挑むが判定負け。この試合が日本ボクシングコミッション(JBC)による女子認定後初の世界戦となった。
  • 2009年2月26日、キム・ジスクと対戦。10か月ぶりの試合であったが、3RKO勝ち。
  • 6月26日、元WBC女子世界王者菊地奈々子とOPBF東洋太平洋女子ライトフライ級初代王座を懸けてタイトルマッチに挑むが、敗退。またしても王座獲得ならず。
  • 2010年5月17日、さいたまスーパーアリーナにて天海ツナミが持つWBA女子世界スーパーフライ級王座に挑むも、3-0で判定負け[1]
  • 2011年5月8日、柴田直子と空位のOPBF東洋太平洋女子ライトフライ級王座を懸けて対戦するが、負傷判定でまたしても王座獲得ならず[2]
  • 2011年11月30日、マイムアン・シットクルシンと6回戦で対戦し、判定勝利[3]
  • 2012年12月8日、フィリピンマニラにてクリスティーン・ラトゥープに4回TKO勝利。1年以上のブランクで敵地にもかかわらず約3年ぶりのKOを挙げた。
  • 2013年3月3日、約1年3ヶ月ぶりとなる国内での試合でヨクファー・シットクルシンに5回TKO勝利。G Legendライトフライ級王座に認定された。
  • 2013年7月22日、前王者真道ゴーの世界王座奪取に伴い空位となったOPBF東洋太平洋女子フライ級王座決定戦として元WBAミニマム級王者孫抄弄と対戦[4][5]。3-0判定でタイトル獲得[6]
  • 2013年11月28日、ナンシー・フランコとのIBF女子世界ミニフライ級王座決定戦に挑むが、0-3判定で敗れ3度目の挑戦も実らず[7]
  • 2014年8月27日、新宿FACEにてペッチパヤ・モークルンテップトンブリ(タイ)相手に再起戦(ノンタイトル6回戦)を行い、3-0判定で勝利したものの、クリーンヒットが少なくクリンチの多い噛み合いの悪い試合展開だった[8][9]
  • 2015年5月6日、大田区総合体育館にてWBO女子ミニフライ級王者池原シーサー久美子に挑戦(WBAスーパーフェザー級の内山高志 vs ジョムトーン・チューワッタナ、WBAライトフライ級田口良一 vs クワンタイ・シスモーゼンとのトリプル世界戦[10]。しかし、7回負傷判定で敗れ4度目の挑戦も実らず、試合後に引退表明[11]

戦績

  • プロボクシング:14戦 8勝 4KO 6敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2007年11月19日 勝利 8R 判定3-0 ノンマイ・ソー・シリポーン   タイ プロデビュー戦
2 2008年4月26日 敗北 10R 判定0-2 サムソン・ソー・シリポーン   タイ WBC女子ライトフライ級タイトルマッチ
3 2009年2月26日 勝利 3R 1:10 TKO 金知淑   韓国
4 2009年6月26日 敗北 10R 判定0-3 菊地奈々子(白井・具志堅スポーツ)   日本 OPBF女子ライトフライ級王座決定戦
5 2009年12月28日 勝利 3R 0:23 TKO 林煕淳   韓国
6 2010年5月17日 敗北 10R 判定0-3 天海ツナミ(山木)   日本 WBA女子スーパーフライ級タイトルマッチ
7 2011年5月8日 敗北 9R 負傷判定 柴田直子(ワールドスポーツ)   日本 OPBF女子ライトフライ級王座決定戦
8 2011年11月30日 勝利 6R 判定3-0 マイムアン・シットクルシン   タイ
9 2012年12月8日 勝利 4R TKO クリスティーン・ラトゥープ   フィリピン
10 2013年3月3日 勝利 5R TKO 1:34 ヨクファー・シットクルシン   タイ
11 2013年7月22日 勝利 8R 判定3-0 孫抄弄   韓国 OPBF東洋太平洋女子フライ級王座決定戦
12 2013年11月28日 敗北 10R 判定0-3 ナンシー・フランコ   メキシコ IBF女子世界ミニフライ級王座決定戦
13 2014年8月27日 勝利 6R 判定3-0 ペッチパヤ・モークルンテップトンブリ   タイ
14 2015年5月6日 敗北 7R 負傷判定1-2 池原シーサー久美子(フュチュール)   日本 WBO女子世界ミニフライ級タイトルマッチ
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獲得タイトル

脚注

  1. ^ 内山高志 vs アンヘル・グラナドスのとダブル世界戦。
  2. ^ 女子トリプル世界戦のアンダーカード
  3. ^ G Legend 4
  4. ^ “ザ・カンムリワシ・ファイトvol.46 記者発表” (Press release). 19 June 2013. {{cite press release}}: 不明な引数|publishr=は無視されます。 (説明)
  5. ^ “山口直子がV3戦 7.22後楽園ホール”. ボクシングニュース「Box-on!」. 19 June 2013.
  6. ^ 江畑がOPBF王者に!山口は1RKO勝ち【試合結果】王者山口はノンタイトル戦に変更へ 江畑vsソン OBPFフライ級T!つのだのりこ引退セレモニー!7.22 ザ・カンムリワシ・ファイトvol.46”. Lady Go!. 2013年7月22日閲覧。
  7. ^ “宮尾が3度目の防衛に成功!江畑は判定負け!天海が3RTKO勝利!【試合結果】11.28 宮尾綾香3度目の防衛戦、江畑佳代子の世界戦が決定!天海ツナミ出場決定!第47回フェニックスバトル”. Lady Go!. 28 November 2013.
  8. ^ “セミでOPBF王者江畑が判定勝利!【試合結果】OPBF王者江畑佳代子出場!8.27 DANGAN112 新宿FACE大会!”. Lady Go!. 2014年8月28日閲覧.
  9. ^ “長井が中村に判定勝ち 女子の江畑は無冠戦に勝つ”. Boxing News(ボクシングニュース). 27 August 2014.
  10. ^ “WBA王者内山高志&田口良一が5・6防衛戦”. 日刊スポーツ. 20 March 2015. {{cite news}}: 名無し引数「urlhttp://www.nikkansports.com/battle/news/1449455.html」は無視されます。 (説明)
  11. ^ “39歳江畑 4度目世界挑戦実らず…引退表明”. スポーツニッポン. 7 May 2015.

関連項目

外部リンク

空位
前タイトル保持者
真道ゴー
第3代OPBF東洋太平洋女子フライ級王者

2013年7月22日 - 現在

次王者
N/A