田中一光

日本のグラフィック・デザイナー (1930-2002)

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田中 一光(たなか いっこう、本名:たなか かずあき、1930年1月13日 - 2002年1月10日)は、日本のグラフィックデザイナー[1]奈良県奈良市出身。

昭和期を代表するグラフィックデザイナーとして活躍した。グラフィックデザイン、広告の他、デザイナーとして日本のデザイン界、デザイナーたちに大きな影響を与えたと共に、自身の作風は琳派に大きな影響を受けており、間接的ながら琳派の作風を現代(1970年代以降2016年現在に至るまで)に広め紹介することとなった。

略歴

主な受賞歴

  • ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ 銀賞
  • 毎日デザイン賞
  • ニューヨークADC 金賞
  • 東京ADC 会員最高賞
  • 毎日芸術賞
  • TDC 会員金賞
  • 第一回亀倉賞
  • 講談社出版文化賞

主な仕事

 
西武百貨店の包み紙(2012年撮影)

著書

  • 『デザインの周辺』 白水社、ISBN 978-4560039427
  • 『デザインの仕事机から』 白水社、ISBN 978-4560039434
  • 『デザインの前後左右』 白水社、978-4560038611
  • 『田中一光自伝 われらデザインの時代』 白水社、ISBN 978-4560073704
  • 『デザインと行く』白水社、978-4560073391
  • 『伝統と今日のデザイン』トランスアート、ISBN 978-4924956889

脚注

  1. ^ 尾登誠一「1 色のセンスのよしあし」『色彩楽のすすめ』(第1刷)岩波書店〈岩波アクティブ新書〉、2004年1月7日、7ページ頁。ISBN 4-00-700101-4 
  2. ^ JDN /追悼特集 田中一光
  3. ^ 所蔵品の紹介 - 秩父宮記念スポーツ博物館・図書館

関連人物


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