2015年ジュバ空港墜落事故

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2015年ジュバ空港墜落事故(2015ねんジュバくうこうついらくじこ)は2015年11月4日南スーダンにあるジュバ空港において発生した航空機墜落事故[4]。An-12がジュバ空港から離陸した直後に滑走路から800メートル地点で墜落した[4]

2015年ジュバ空港An12墜落事故
事故機の残骸
事故の概要
日付 2015年11月4日 (2015-11-04)
概要 調査中
現場 南スーダンの旗ジュバ空港付近の川
乗客数 12[1]
乗員数 6
死者数 37[2]
生存者数 2[3]
機種 An-12BK
運用者 アライド・サービス・リミテッド
機体記号 EY-406
出発地 南スーダンの旗 ジュバ空港
目的地 南スーダンの旗 パロイック空港
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この輸送機に乗っていたのは乗員6人と乗客12人の18人で、乗客は全員が南スーダン人、乗員は5人がアルメニア人、1人がロシア[5]。これまでに、地上にいた人も含め、少なくとも41人が死亡した[6]。搭乗者の生存者は乗客2人(うち1人は生後13か月の女児)[7]

事故機

 
2005年1月12日に撮影された事故機

事故機はO・K・アントーノウ記念航空科学技術複合体が開発したAn-12BKで、1971年に TAPOiCh で製造後、タジキスタンでEY-406として登録されており、製造番号は01347704であった。タジキスタンのアジア航空からのリース機であり、アライド・サービス・リミテッドが運航していた[8]

タイムライン

事故機のAn-12は貨物便として、ジュバ空港からパロイック空港までの飛行をする予定で、滑走路13から離陸しようとしていた。原因についてはオーバーロード(過積載)の可能性が指摘されている[9]

脚注

  1. ^ Hradecky, Simon. “Crash: Allied Services AN12 at Juba on Nov 4th 2015, impacted hill in initial climb”. The Aviation Herald. 2015年11月4日閲覧。
  2. ^ Baby ‘survived’ South Sudan plane crash in man's arms”. Eastern Mirror. 2015年11月8日閲覧。
  3. ^ Lone Adult Survivor of South Sudanese Plane Crash Recounts Story of How He Saved a Baby's Life”. The Blaze. 2015年11月8日閲覧。
  4. ^ a b “南スーダンでロシア人を乗せた輸送機墜落 死者も”. Sputnik 日本. 4 November 2015. 2015年11月4日閲覧.
  5. ^ 南スーダンの輸送機墜落、35人以上の遺体を収容 CNN 2015年11月5日
  6. ^ “南スーダンでロシア製輸送機が墜落、少なくとも41人が死亡”. ロイター. 4 November 2015. 2015年11月4日閲覧.
  7. ^ Lone Adult Survivor of South Sudanese Plane Crash Recounts Story of How He Saved a Baby’s Life The BLAZE 2015年11月7日
  8. ^ EY-406 accident summary”. Aviation Safety Network. 2015年11月4日閲覧。
  9. ^ Russian cargo-plane crashes in South Sudan; at least 15 dead”. USA Today. 2015年11月20日閲覧。