メガネカスベ属
メガネカスベ属(学名:Beringraja)は、ガンギエイ目の下位分類の一つ[1]。イボガンギエイ属に含まれていたが、2012年の研究で独立した[2]。
メガネカスベ属 | ||||||||||||||||||
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![]() ビッグスケイト Beringraja binoculata
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分類 | ||||||||||||||||||
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分類
本属の種はかつてイボガンギエイ属 (学名:Raja) に分類されていた。2012年の研究で、一つの卵殻から最大5尾の仔が生まれること、クラスパーがスプーンのような形になっていることから独立した属となった[2]。学名は2012年時点で本属に分類されていたビッグスケイトとメガネカスベの2種がベーリング海に分布することに由来する[2]。
種
2023年5月現在、6種が属する[1]。
脚注
- ^ a b “WoRMS - World Register of Marine Species - Beringraja Ishihara, Treloar, Bor, Senou & Jeong, 2012”. www.marinespecies.org. 2023年5月6日閲覧。
- ^ a b c 石原 元・Michelle Treloar・Peter H. F. Bor・瀬能 宏・鄭 忠勲 (2012). “ガンギエイ目エイ類の卵殻の比較形態学的研究”. 神奈川県立博物館研究報告. Bulletin of the Kanagawa Prefectrural Museum 41: 9-25.