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片岡 麻実(かたおか あさみ、1976年 - )は、日本の日本文学研究者、キャリアコンサルタント、教育ICTジャーナリスト。 中世文学研究を中心に、教育・福祉・ICTに関する執筆・講演を行っている。

経歴

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1976年、東京都に生まれる。埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了。

日本文学協会、紫式部学会、解釈学会、和漢比較文学会に所属し、在野の立場から日本中世文学の研究を行っている。また、発達障害支援やキャリア形成支援にも関わっている。

2008年から2010年まで調布デイジーで読字障害の方をサポートするために、マルチメディアDAISY教材の製作・活用に従事。その際、厚生労働省『障害者自立支援調査研究プロジェクト(2009年度)』の委員を務めた。

2020年に『稚児いま参り研究』(ブイツーソリューション)を出版し、2024年に増補版を刊行。

2025年には、キャリアコンサルタント53名による共著『人生を変えるキャリアの軌跡 53人のキャリア支援者が語る成功と失敗の物語』に執筆者の一人として参加している。

学術的業績

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片岡は『稚児今参り』(奈良絵本『ちごいま』)の研究で知られ、学術論文や研究書を発表している。

- 2020年、単著『稚児いま参り研究』を出版(2024年に増補版)[1]

- 2022年、『解釈』第68巻に査読付き論文「奈良絵本『ちごいま』における古典受容」を発表[2]

2013年、ITmediaオルタナティブ・ブログに掲載された記事「“かけ算の順番問題はなぜ今、目立つのか”. (2013年1月28日). 」において、算数教育における「かけ算の順序問題」を取り上げた。 [3]

教育現場での指導の実態について取り上げ、話題となった。同記事は、後に日本語版Wikipediaの「かけ算の順序問題」項目にも参考資料として言及されている。

社会的活動

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- 2009年、「調布デイジー第一回講演会」で講師を務め、ディスレクシア支援について講演。NHK『首都圏ニュース845』で報道された。[4]

- 2010年、リクルート社「アントレnet」において、起業支援事例として紹介された。[5]

- 2012年、ITmedia「オルタナティブな生き方」に特集インタビュー掲載された。[6]

キャリア教育や発達障害支援に関する講演・執筆活動を行っている。

- 2025年、小学生を対象としたキャリア教育のピクチャーブック『はたらくってなんだろう ー 真夏のやきいもー』を刊行。同書では、働くことの意義やお金を得ることの大変さ・尊さについて、物語を通じて子どもたちに伝える内容となっている。

著書

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教育・キャリアをテーマとした書籍も手がけており、児童向けキャリア教育書なども刊行している。


  • 『はたらくってなんだろう -真夏のやきいも-』デザインエッグ社、2025年 ISBN 4815047553
  • 『人生を変えるキャリアの軌跡 53人のキャリア支援者が語る成功と失敗の物語』共著、2025年
  • 『稚児今参り研究』 ブイツーソリューション、2020年(2024年に増補版)。ISBN 9784864768412
  • 『18才のためのキャリア・デザイン準備』シリーズ(電子書籍・ブックレット版)デザインエッグ社 ほか。ISBN 4815047081

出典

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  1. ^ 『稚児今参り研究(増補版)』書誌情報(CiNii)
  2. ^ 『解釈』第68巻 論文情報(CiNii)
  3. ^ かけ算の順序問題はなぜ今、目立つのか
  4. ^ 調布デイジー主催講演会
  5. ^ アントレnet 片岡麻実さんインタビュー
  6. ^ ITmedia「オルタナティブな生き方」記事