利用者:ノボホショコロトソ/sandbox

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滝川市美術自然史館
Takikawa Museum of Art and Natural History
正面外観(2025年5月)
ノボホショコロトソ/sandboxの位置(北海道内)
ノボホショコロトソ/sandbox
滝川市美術自然史館の位置
施設情報
専門分野 岩橋英遠による絵画作品、古脊椎動物の化石
管理運営 滝川市
開館 1986年
所在地 073-0033
北海道滝川市新町2-5-30
位置 北緯43度33分7.24秒 東経141度54分52.73秒 / 北緯43.5520111度 東経141.9146472度 / 43.5520111; 141.9146472座標: 北緯43度33分7.24秒 東経141度54分52.73秒 / 北緯43.5520111度 東経141.9146472度 / 43.5520111; 141.9146472
外部リンク 美術自然史館について(滝川市)
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滝川市美術自然史館(たきかわしびじゅつしぜんしかん)は、北海道滝川市に位置する、自然史博物館美術館との機能を併せ持つ博物館[1]。現在の滝川市出身である20世紀画家岩橋英遠の作品や、市内の空知川河床で発見されたタキカワカイギュウの骨格や模型、その他の恐竜を含む脊椎動物化石が展示されている[1]。また3階には滝川市子ども科学館が併設されている[2][3]

歴史

滝川市美術自然史館開館に先駆けた1970年代は、岩橋英遠をはじめとする現在の滝川市にあたる地域の出身者である芸術家が多数活躍していた時期であった[4]。1977年に滝川市の歴史・民俗関連施設として滝川市郷土館が設立されたこともあり、当時の滝川市では郷土の芸術家を取り上げた美術館を設置する機運が高まっていた[4]

その後滝川市内では、1980年に空知川河床からカイギュウ1頭分の全身骨格が発見された[2][5]。本標本は1982年に学術界へ報告され、「タキカワカイギュウ」として広く知られるようになった[2]。調査研究が継続するうちにタキカワカイギュウは滝川市民の間で注目を浴び[2]、また文化財として指定され[4]古生物学以外の文脈でも価値を持つようになった[5]。こうした経緯を踏まえ、美術館は自然史博物館としての機能を兼ね備えた美術自然史館としての設置が計画された[4]


常設展

自然史部門
美術部門
子ども科学館

出典

  1. ^ a b 美術自然史館について”. 2025年5月6日閲覧。
  2. ^ a b c d 利光誠一、内田繁比郎「ユニークな地質系博物館 (18) 滝川市美術自然史館」『地質ニュース』、地質調査総合センター、1998年、59-61頁。 
  3. ^ 雪乃林太郎 (2024年4月16日). “第88回 滝川市美術自然史館 -古代の息づかいと美の遺産-”. リアルエコノミー. 2025年5月6日閲覧。
  4. ^ a b c d インタビュー 美術館・博物館から見る“空知” ~第4回 滝川市美術自然史館~”. そらち・デ・ビュー (2022年6月23日). 2025年5月6日閲覧。
  5. ^ a b 渡辺康人「タキカワカイギュウ(滝川市)」『朝日新聞DIGITAL』朝日新聞社。2025年5月6日閲覧。