人狼ジャッジメント

スマートフォン・タブレット用に配信されているスマホアプリ

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人狼 ジャッジメント(じんろうジャッジメント)は、そらいろ株式会社より配信されているスマートフォンタブレット向け対戦型オンラインの人狼ゲームである。2018年2月22日にサービス開始[1]基本プレイ無料アイテム課金制)。

人狼ジャッジメント
ジャンル 対戦型オンライン人狼ゲーム
対応機種 iOSApp Store
AndroidGoogle Play)
開発元 そらいろ株式会社
運営元 そらいろ株式会社
販売元 そらいろ株式会社
人数 4 - 20人
運営開始日 2018年2月22日(iOS, Android)
最新版 0.9.111/ 2022年4月17日
対象年齢 CEROB(12才以上対象)
ダウンロードコンテンツ アイテム課金
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大富豪や花札など、古典的なゲームのオンラインアプリをリリースしていたそらいろ株式会社が、トークゲームとして古い歴史を持つ人狼ゲームをオンライン上で遊べるようにしたアプリ。封建時代の西欧をイメージさせる世界観のゲームである。ブラウザで動作するWebアプリケーションでなく、スマートフォン向けインストールアプリとしてリリースされた。

ユーザー側でゲームの設定を大きく変えることが出来るのも特徴的であり、プレイ人数や登場する役職の設定はもちろんのこと、議論時間の長さや参加プレイヤー層の指標、市民の役職CO(いわゆる村騙り)の可否なども設定可能である。

特筆すべき点として、キャラクター群(ゲーム中に自分の分身となる存在)については、二次創作が活発に行われるなど大きな人気を得ており、リリースから一周年記念で行われたイベント[2]で販売されたキャラクターグッズが本来の販売開始時間前に全て売り切れるという出来事もあった。[3]キャラクターデザイナーおよび美術担当については公表されておらず、不明である。

沿革

  • 2018年2月22日 - iOS、Android向けにサービス開始
  • 2018年7月19日 - 新規キャラクターを7人追加
  • 2018年8月15日 - SPキャラクターバージョン1を発売開始
  • 2019年2月24日 - COFFICE門前仲町にて一周年記念イベントを実施
  • 2019年3月29日 - 新役職18種類を追加する大型アップデート
  • 2019年8月23日 - SPキャラクターバージョン2を発売開始
  • 2019年4月27日 - マーダーミステリーJノーマルバージョンを発売開始
  • 2022年2月14日 - 新UI事前ダウンロード開始
  • 2022年2月21日 - 大型バージョンアップ(新役職の開放)、SPキャラクターバージョン3、スペシャルスタンプを発売開始
  • 2023年3月31日 - マーダーミステリーJ SPバージョン1を発売開始
  • 2024年12月23日 - マーダーミステリーJ SPバージョン2を発売開始

ゲーム内容

基本的なルール

「昼間の話し合い」「夕方の投票」「夜の行動」「朝の出来事」の4パートで構成されており、その繰り返しでゲームを進めていく。基本的にゲームは「市民陣営と人狼陣営の戦い」であるが、設定により別陣営が登場することもある。ゲームの基本的な流れは以下の通り。

  • (初日の夜…必ずNPC(ノンプレイヤーキャラクター)である「モブ爺」が襲撃される。)
  • 昼の話し合い…各プレイヤーは自由に話し合い、処刑する人物について議論を行う。
  • 夕方の投票…各プレイヤーは自分が処刑したいプレイヤーに投票する。得票数の最も多かったプレイヤーが処刑される。
  • 夜の行動…人狼陣営のプレイヤーは襲撃するプレイヤーを選ぶ。また、その他の行動が可能なプレイヤーは各々の行動を行う。
  • 朝の出来事…人狼等の襲撃によって無残な姿になったプレイヤーが判明する。

上記をいずれかの陣営が勝利条件を満たすまで繰り返し行う。

ゲームモード

全国対戦
オンラインに接続し、入室する屋敷(ゲーム)を決めて不特定多数のメンバーと対戦するモード。ランキングシステムが存在し、勝敗によってランキングが上下する。
合言葉対戦
あらかじめホストが定めたキーワードを共有しておき、その合言葉を打ち込むとホストの屋敷へ接続出来るモード。
友達(フレンド)対戦
フレンド登録を行っているフレンドだけを招集して遊ぶモード。いわゆるプライベートマッチ。
対面対戦
その場で集まった仲間同士で遊ぶモード。一台のスマホを順番に回す流れで遊ぶ。このモードのみ、ライフを消費しない。

役職

ゲーム中には「対象が人狼かどうか判別出来る」や「人狼の襲撃から対象を守れる」といった能力を持つ「役職」が存在する。元々、リリース初期から約50種類もの役職を実装していたが、2019年3月29日の大型アップデートによって18種類の、更に2022年2月21日のアップデートで26種類の役職が追加で実装された。

多役職をウリにしている類似のWebアプリケーション(『月下人狼』など)は従来も存在していたが、それらの複製ではなく全く新しい能力を持った役職を実装するなど、ユニークな調整が図られている。

陣営と役職

以下に役職の一部を記載する。[4]

市民陣営
勝利条件…すべての「人狼」が死亡する
市民
特殊な能力を持たない普通の人間。
狼憑き
人狼の怨念に取り憑かれてしまった人間。特殊な能力を持たないが、占い師や子狐に占われると「人狼である」と結果が出てしまう。賢者や妖術師に占われた場合には「狼憑き」と結果が出る。
占い師
毎夜、指定した人物が「人狼」か「人狼でない」かを知ることができる。さらに、妖狐を占った場合は呪殺する。設定で初日の占い結果を「人狼で無いものからランダムで選出」か「自分で選択」かを変更可能。
偽占い師
自身を占い師だと思い込んでいる市民で、役職欄には「占い師」と表示される。占うことはできるが、誰を占っても必ず結果が「人狼でない」となる。妖狐の呪殺もできない。占い師と同様、設定で初日の占い結果を「人狼でないものからランダムで選出」か「自分で選択」かを変更可能。
賢者
毎夜、指定した人物を占って、その人物の役職を知ることができる。人狼か否かだけでなく、相手の役職も知ることができるため、占い師以上に言動には注意が求められる。占い師と同様、設定で初日の占い結果を「ランダム白(人狼でないものからランダムで選出)」か「自分で選択」かを変更可能。
狩人
毎夜、指定した人物を人狼や九尾の狐の襲撃から守ることができる。ただし、自分を守ることはできない。設定で同じ人物を連続で守れるか否かを変更可能。
狼憑きの狩人
人狼の怨念に取り憑かれてしまった狩人。占い師や子狐に占われると「人狼である」と結果が出てしまう。賢者や妖術師に占われた場合には「狼憑きの狩人」と結果が出る。狩人と同様、設定で同じ人物を連続で守れるか否かを変更可能。
饒舌な狩人
喋らずにはいられない困った狩人。毎日指定される「お題」のワードを投票時間までに発言しなければいけない。「お題」を投票時間までに言えなかった場合、その日の夜に死亡してしまう。饒舌な狩人を炙り出すために発言を平仮名縛りにすること、「お題」を言えなくさせるために時短をすることは禁止されている。
迷惑な狩人
人狼や九尾の狐に襲撃された場合、自身が守っていた相手を道連れにしてしまうはた迷惑な狩人。設定で同じ人物を連続で守れるか否かを変更可能である他、人狼や妖狐など人狼の襲撃では通常死亡しない役職を道連れできるか否かも変更可能。
二丁拳銃
毎夜、指定した人物を人狼や九尾の狐の襲撃から守ることができるのに加え、一度だけ二人の人物を指定して守ることができる。ただし、自分を守ることはできない。狩人と同様、設定で同じ人物を連続で守れるか否かを変更可能。
罠師
毎夜、指定した相手に罠を設置して守る。人狼や九尾の狐が罠を設置した相手を襲撃した場合、人狼や九尾の狐は死亡する。ただし狩人と守り先が被った場合、狩人が罠にかかって死亡してしまう。狩人と同様、設定で同じ人物を連続で守れるか否かを変更可能。
霊能者
毎夜、その日に処刑された人と突然死した人が「人狼である」「人狼でない」「大狼である」「子狐である」のいずれかであるかの判別ができる。
猫又
投票で処刑されるとランダムで一人を道連れにしてしまう。人狼に襲撃された場合は確実に人狼を一人道連れにする。
双子
二人一組の役職。お互いが市民陣営である事を知っている。設定で片方が死亡した際に相方が道連れになるか否かを変更可能。
ささやく双子
二人一組の役職。専用のチャットでやり取りすることができる双子。双子と同様、設定で片方が死亡した際に相方が道連れになるか否かを変更可能。怪盗に役職を盗まれると死亡する。
ギャンブラー
スリルを求めて賭けに興じるギャンブラー。誰が人狼かを知らない。投票時に投票するか票をためるか選択出来る。票をためた場合はその日の投票はできなくなるが票がストックされる(最大9票)。投票した場合はたまっている票が全てその日の投票に使われる。
長老
市民陣営の心の支えである存在。人狼や九尾の狐に襲撃されても、一度だけ耐えることができる。二度襲撃された場合は死亡する。長老が死亡した場合、心の支えを失った市民陣営の全ての役職者は能力を失う(夜の行動は行えなくなり、巫女や聖職者の聖なる護りは即座に消滅する)。ただし、襲撃以外による死亡では一度目でも死亡してしまう。
女王
死亡すると市民陣営が全滅してしまう。市民陣営からは誰が女王か分かる。プリンセスが生存している場合や生霊が女王に取り憑いていて役職をコピーした場合は、女王が死亡しても全滅を免れる。
プリンセス
女王がいる場合のみ選択可能な役職。女王からは誰がプリンセスか分かるが、プリンセス自身はプリンセスである事を知らず、役職欄には「市民」と表示される。女王が死亡すると即位して次の女王になる。
人狼陣営
勝利条件…「市民」の数を「人狼」の数以下にする
人狼
屋敷に集まった人々の中に潜む、恐怖の人狼。毎夜、指定した人物を襲撃することができる。一匹狼を除き、仲間の人狼とは専用の人狼チャットで常時やり取りすることができる。
強欲な人狼
欲深く攻撃的な人狼。一度だけ一晩で二名を襲撃できる。
賢狼
賢い人狼。襲撃に成功した相手の役職を知ることができる。
大狼
占われても人狼と出ない人狼。占い師や子狐に占われた場合には「人狼でない」、賢者や妖術師に占われた場合には「市民」と結果が出る。初日の占い結果の設定が「ランダム白(人狼でないものからランダムで選出)」の場合、賢者は大狼を占うことはないが、賢者以外は占う可能性がある。大狼が処刑された場合あるいは突然死した場合、霊能者の結果は「大狼である」と出る。
饒舌な人狼
喋らずにはいられない困った人狼。毎日指定される「お題」のワードを投票時間までに発言しなければいけない。「お題」を投票時間までに言えなかった場合、その日の夜に死亡してしまう。饒舌な人狼を炙り出すために発言を平仮名縛りにすること、「お題」を言えなくさせるために時短をすることは禁止されている。
呪狼
自分の身体に呪いをかけた人狼。呪狼が処刑されると呪いが発動し、その日の夜に限って市民陣営の役職者は能力が使用できなくなる(聖なる護りはその日だけ効力を失い、翌日に復活する)。呪狼が処刑されたことは、その日の夜のうちに全体に通知される。
能ある人狼
敢えて襲撃しないことができる人狼。能ある人狼が生存している間は、夜の行動で「襲撃しない」を選択できる。ただし、生存している人狼が全員「襲撃しない」を選択した場合のみ、効果が発動されるため、人狼同士の連携が必要。
蘇る人狼
一度死んで蘇る特殊な人狼。夜の行動で一度だけ「仮死」を選べる。「仮死」状態になると翌朝に無残な姿で発見されて、一旦死亡扱いとなる。その次の日の朝に自動的に蘇生する。人狼が蘇る人狼しか生存していない場合に、「仮死」を選んでしまうと、そのまま敗北となってしまう。仮死中は墓場の会話を見ることはできない。
一途な人狼
強い意志を隠し持つ人狼。夜の行動で「命がけの襲撃」を選択することで、通常殺せない相手(妖孤や長老、狩人や罠師に護衛されている相手等)でも殺すことができる。ただし、「命がけの襲撃」に成功した場合、一途な人狼も一緒に死亡してしまう。通常でも殺せる相手の場合、奴隷や赤鼻のトナカイ、純愛者などの身代わりが発生した場合は、一途な人狼は死亡しない。「命懸けの襲撃」でサイコを襲撃しても、サイコは殺すことが出来ず、人狼のうち一人が死亡する。「命がけの襲撃」で呪われし者を襲撃した場合、呪われし者と一途な人狼は死亡せず、呪われし者は人狼に変化する。「命がけの襲撃」の回数は設定で変更可能。
新種の人狼
独特の気配を漂わせる人狼。新種の人狼が生存している場合、毎朝その気配が全体に通知される。大狼と同様、占い師や子狐に占われた場合には「人狼でない」、賢者や妖術師に占われた場合には「市民」と結果が出る。初日の占い結果の設定が「ランダム白(人狼でないものからランダムで選出)」の場合、賢者は新種の人狼を占うことはないが、賢者以外は占う可能性がある。ただし、大狼と異なり、霊能者の結果は「人狼でない」と出る。
一匹狼
他の仲間と意思疎通が出来ない人狼。他の人狼たちは誰が一匹狼かを知らないが、自身は他の仲間が誰か認識できる。一匹狼が認識できる範囲を人狼チャットに参加できる役職のみか、人狼陣営全員にするかは設定で変更可能。
狂人
人狼に味方する危険な人間。ただし、誰が人狼かを知らない。人狼陣営ではあるが、人間としてカウントされる。
狂信者
人狼を崇拝する危険な人間。誰が人狼かを知っているが、人狼側は誰が狂信者かを知らない。
ささやく狂人
人狼に味方する危険で狡猾な狂人。人狼とは互いに存在を認識しており、人狼チャットに参加してやり取りすることができる。
妖術師
妖術を使って人狼に味方する人間。誰が人狼かを知らず、人狼側も誰が妖術師かを知らない。毎夜、妖術で一人を占い、その人物の役職を知ることができる。妖狐を呪殺することはできない。
爆弾狂
爆弾の魅力に憑りつかれた快楽殺人者。誰が人狼かを知らない。夜に一度だけ、一人を選んで爆弾を仕掛けることができる。その夜、爆弾狂が爆弾を仕掛けた人物に関わった人は死亡する。ただし、誰も関わらなかった場合は爆弾狂が死亡してしまう。自分に爆弾を仕掛けることもできる他、爆弾を仕掛けた人物を人狼が襲撃した場合は、人狼の中からランダムに一人が死亡する。なお、爆弾を仕掛けられた人は死亡しない。
サイコ
人狼に味方する超攻撃的な人間。誰が人狼かを知らない。超攻撃的な性格のため、夜の行動で自分に関わった人物を全員死亡させてしまう。ただし、怪盗に役職を盗まれた場合は、怪盗を殺せずに役職を奪われてしまう。
ギャンブル狂
スリルを求めて人間を裏切ったギャンブラー。誰が人狼かを知らない。投票時に投票するか票をためるか選択出来る。票をためた場合はその日の投票はできなくなるが票がストックされる(最大9票)。投票した場合はたまっている票が全てその日の投票に使われる。
反逆の狂人
独裁者の横暴に断固として抵抗する狂人。独裁者が「独裁者CO」した時に、反逆の狂人が生存していると、独裁者が投票した人ではなく、独裁者本人が処刑される。その時に誰が反逆の狂人かは分からない。必ず「独裁者」とセットで入る。
狼少年
嘘と人狼が大好きな人間の少年。誰が人狼かを知らない。毎夜、生存者から一人を選んで人狼に仕立てあげる。狼少年が選んだ相手を占い師や子狐が占った場合では「人狼である」、賢者や妖術師が占った場合では「人狼」という結果が出る。霊能者の結果は覆せない。設定によって、狼少女とセットで入れることはできない。
狼少女
嘘と人狼が大好きな人間の少女。誰が人狼かを知らない。毎夜、生存者から一人を選んで市民に仕立てあげる。狼少年が選んだ相手を占い師や子狐が占った場合では「人狼でない」、賢者や妖術師が占った場合では「市民」という結果が出る。霊能者の結果は覆せない。設定によって、狼少年とセットで入れることはできない。
黒猫
人狼に味方する不思議な能力を持つ猫。自分が処刑されると人狼以外からランダムで一人を道連れにする。処刑以外での死亡の道連れは発生しない。
闇の化身
闇にうごめく邪悪な化身。役職確認後、屋敷の設定で選ばれなかった人狼陣営の役職に変化する。屋敷に入れられる人狼の数の上限よりも人狼が少ない場合は、必ず人狼に変化するが、上限を超えることはない。屋敷に独裁者がいなければ、反逆の狂人に変化することはない。屋敷の設定で選ばれた役職と、闇の化身が変化した役職で人狼陣営の役職が全て揃った場合、残りの闇の化身は全て狂人に変化する。どの役職に変化したかを全体に知らせるかは屋敷の設定「闇の化身の変化表示」で変更できる(オンライン対戦のみ)。「闇の化身の変化表示」が「表示しない」の場合、変化後の役職をCOすることはできない。全ての役職を把握していなければならない、上級者向けの役職。
妖狐陣営
勝利条件…ゲーム終了時に「妖狐」、または「子狐」が生存している
妖狐
全てのものを煙に巻く、ずる賢い妖狐。特殊な妖術で人狼に襲撃されても死亡しないが、占い師や賢者に占われると呪殺されてしまう。人狼にも人間にもカウントされない。仲間の妖狐とは専用の妖狐チャットで常時やり取りすることができる。
九尾の狐
強力な力を持つ上位の妖狐。一度だけ夜に指定した人物を襲撃することができる。人狼による襲撃同様、狩人や罠師による護衛には防がれてしまうが、猫又の道連れは発動しない。
饒舌な妖狐
喋らずにはいられない困った妖狐。毎日指定される「お題」のワードを投票時間までに発言しなければいけない。「お題」を投票時間までに言えなかった場合、その日の夜に死亡してしまう。饒舌な妖狐を炙り出すために発言を平仮名縛りにすること、「お題」を言えなくさせるために時短をすることは禁止されている。
子狐
ちょっとやんちゃな妖狐の子ども。50%の確率で成功する占いができる。失敗した場合は「占い失敗」と表示される。また彼女の占いでは妖狐は呪殺できない。妖狐と違って、人狼に襲撃されると死亡してしまう代わりに、占い師や賢者に占われても呪殺されない。誰が妖狐かを知っているが、妖狐側からは誰が子狐かを知らない。
背徳者
妖狐に心酔した人間。妖狐陣営における「狂人」のような存在。背徳者は誰が妖狐かを知っているが、妖狐側は誰が背徳者かを知らない。妖狐・子狐が全滅すると後追いで死亡してしまう。
背信者
妖狐を崇拝する人間。妖狐陣営における「狂信者」のような存在。背徳者は誰が妖狐かを知っていて、妖狐側も誰が背信者かを知っている。妖狐・子狐が全滅すると後追いで死亡してしまう。
ささやく背教者
妖狐と契約して共に生きる人間。妖狐陣営における「ささやく狂人」のような存在。妖狐とは互いに存在を認識しており、妖狐チャットに参加してやり取りすることができる。妖狐・子狐が全滅すると後追いで死亡してしまう。
ゾンビ陣営
勝利条件…生存者が全員「感染者」になり、「ゾンビ」が生存している
ゾンビ
人知れず感染してしまったゾンビ。毎夜誰か一人を選んで噛みつき、その人を感染者にすることができる。感染者は自分が感染したことには気づかない。ゾンビ以外の生存者が全員感染者になり、ゾンビが生存していれば、ゾンビ陣営の即勝利となる。仲間のゾンビとは専用のチャットでやり取りできる。
ゾンビマニア
ゾンビに憧れる人間。ゾンビマニアはゾンビが誰かを知っているが、ゾンビ側はゾンビマニアが誰かを知らない。ゾンビが死亡すると後追いで死亡してしまう。ゾンビに噛みつかれて感染すると、ゾンビへと変化する。
囁くゾンビ博士
ゾンビの研究を極め、ゾンビウイルスを作り出した仕掛人。ゾンビが誰かを知っていて、ゾンビと専用のチャットでやり取りできる。ゾンビが人狼や九尾の狐に襲撃された場合は身代わりとなる。ゾンビが死亡すると後追いで死亡する。
恋人陣営
勝利条件…ゲーム終了時に恋人が2人とも生存している
恋人
あらゆる障壁を超えて恋に落ちた二人。通常の役職に追加されて、恋人となる。お互いが恋人であることを知っていて、片方が死んだらもう片方も後追いで死亡する。他の陣営が勝利した時、二人とも生存しているとその勝利を乗っ取って勝利陣営となる。恋人が複数ペアいた場合は、最後まで生存していたペアだけが勝利する。
キューピット
愛の求道者。初日の夜の行動で二人を選んで恋人にする。自分を選ぶこともできる。選ばれた恋人は誰がキューピットかを知らない。最後まで恋人の二人が生存していると勝利となる。恋人でなければ、自分の生死は問わないが恋人達が死亡した場合はキューピットも後追いする。
悪女
人々を誘惑する悪女。初日の夜の行動で「本命」と「手玉」を選ぶ。悪女本人と「本命」は恋人状態となるが、「手玉」は悪女の恋人であると思い込む。悪女と本命はそれぞれが死亡すると後追いで死亡するが、悪女と手玉はそれぞれが死亡しても後追いしない。手玉の所属陣営・勝利条件は変更されない。手玉の数は屋敷の設定の「悪女が選べる手玉の数」で変更できる。恋人や手玉による悪女の暴露は原則として禁止されている。
その他の役職
いずれの陣営にも属さない役職。ゲーム終了時に条件を満たしていると他陣営の勝敗とは別に追加で勝利となる。
サンタ
【勝利条件…勝利陣営に関係なく、プレゼントを配り終え屋敷を去ると追加勝利となる】
よい子の味方、ご存知サンタ。毎夜、一人にプレゼントを贈ることができる。一度プレゼントを贈った相手には贈ることはできない。自分以外の生存者全員にプレゼントを贈ると、翌朝、屋敷を去る。勝利陣営が決定すると、追加で勝利となる。処刑によって、残る生存者全員がプレゼントを受け取った状態になっても、次の朝にならなければ屋敷を去ることはできない。
赤鼻のトナカイ
【勝利条件…勝利陣営に関係なく、サンタがプレゼントを配り終え屋敷を去ると追加で勝利となる】
サンタに付き従う真っ赤なお鼻のトナカイ。誰がサンタかを知っているが、サンタは誰がトナカイかを知らない。サンタが人狼や九尾の狐に襲撃されると身代わりで死亡し、サンタが死亡すると後追いで死亡する。サンタがプレゼントを全員に渡して去るときに赤鼻のトナカイも生存していると一緒に去る。
殉教者
【勝利条件…勝利陣営に関係なく、自分が死亡していると追加で勝利となる(突然死を除く)】
自分が信じるもののため命を落としたい人間。どの陣営が勝利したかは関係なく、自分が死亡すると追加で勝利となる。ただし、突然死した場合は勝利にならない。
てるてる坊主
【勝利条件…勝利陣営に関係なく、自分が処刑されていると追加で勝利となる】
吊られることを願い続けるてるてる坊主。どの陣営が勝利したかは関係なく、自分が処刑されると勝利になる。襲撃や他の理由で死亡した場合は勝利にならない。
復讐者
【勝利条件…「仇敵」が死亡し、自分が生存していると追加で勝利となる】
密かに怒りの炎を燃やす復讐者。一度だけ夜の行動で生存者の中から一人を選んで仇敵にする。ゲーム終了時に仇敵が死亡していて、自分が生存していれば追加勝利となる。最後まで仇敵を選ばないと、敗北する。

ストーリー

吹雪の中で遭難した人々(プレイヤー)が屋敷に避難したところ、その中に恐ろしい人狼が潜んでおり、その脅威を排除するために議論を行い処刑者を決断していく、というあらすじが設定されている[5]。なお、全てのゲームでは必ず初日に「モブ爺」というNPCが人狼に襲撃され、死亡するところから始まる。

課金システム

ライフ
アカウント毎に「ライフ」を5つ持っており、一回のプレイで1つ消費する。これらのライフを回復するためには課金が必要である。しかしライフはタイトルに表示される動画広告を視聴、または時間経過で回復するので事実上は永続的に無料でプレイ可能である。ライフの上限は5個+94個で合計99個となっている。
SPキャラクター
登場キャラクターのアイコンを別のビジュアルに変更出来るようになるアイテム。いずれのバージョンも全キャラ分のセット販売であり、3800円で購入可能である。現時点で、SP1~SP3と、マダミスJノーマル、SP1、SP2バージョンが発売されている。
スタンプ
登場キャラクターのいろいろな表情があるスタンプを会話の中で利用することができる。

脚注

  1. ^ Inc, Aetas. “人狼アプリ「人狼 ジャッジメント」が配信。最大20人でプレイが可能で50以上の役職を用意”. www.4gamer.net. 2019年9月3日閲覧。
  2. ^ 人狼ジャッジメント 一周年記念祭”. jinro-j.sorairo.jp. 2019年9月3日閲覧。
  3. ^ tadanomyomyo1 (2019年2月24日). “人狼ジャッジメント一周年記念祭 公式イベントの様子などまとめ”. ただのみょみょぶろぐ. 2023年7月2日閲覧。
  4. ^ ヘルプ01”. help.sorairo.jp. 2020年2月29日閲覧。
  5. ^ 人狼 ジャッジメント|そらいろ株式会社”. www.sorairo.jp. 2019年9月3日閲覧。

関連項目