利用者:偏微分演算子/sandbox

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テンソル解析において混合テンソル(こんごうテンソル : Mixed tensor)または、混テンソルもしくは混合形とは、テンソルの添字が全て上にある共変テンソルと、添え字が全て下にある反変テンソルと同じ様に、添え字が上にも下にもあるテンソルのことを言う。

定義

反変テンソルは、その行列の成分が座標変換によって次のような変換規則に従う を定義するが、共変テンソルも同様に、 であり、この二つの変換則が合わさったものも存在し、 これを混合テンソルという。そして、混合テンソルは反変テンソルと共変テンソルの組み合わせでも表せることができる。 [1]混合テンソルは、一般に、 と書く。そして一般に、  は区別する。[2]

計量テンソル

計量テンソルの混合成分は定義から、 であるが、双対基底の性質により、 であるから、常にクロネッカーのデルタと等しくなるので、 である。[3]

関連項目

出典

  1. ^ EMANの物理学”. 2025年9月9日閲覧。
  2. ^ ランダウ・リフシッツ 場の古典論. 東京図書株式会社. ISBN 978-4-489-01161-0 
  3. ^ 物理のかぎしっぽ”. 2025年9月15日閲覧。