NE-01
NE-01は、日産自動車の自動車の車名ロゴに用いられているアルファベットの書体である。

概要
日産自動車のブランド戦略の一環として制定され、2000年にブルーバードシルフィ (G10) に最初に採用された。以前はほぼ全ての日産車のロゴ書体として採用されていた。ただし、車種によってはアレンジが加えられているものもある。2022年ごろからこれに代わる新しい書体が使用されるようになり、フルモデルチェンジや車名変更のタイミングで新しい書体へ置き換えられている[1]。
現在、日産車のうちこのフォントを用いている車の車名はすべてアルファベットの大文字で表記されているが、NE-01は車名フォント以外でも用いられるため小文字も用意されている。また親会社でもあるルノーの社名ロゴもNE-01にアレンジが加えられたものを使用していた。
例外
- FAIRLADY Z - 「FAIRLADY」はNE-01を斜体にしており、「Z」のみ独自書体。2022年型(RZ34)は初代(S30)と同じ書体のエンブレムを装着する。
- GT-R
- cube
- SERENA(C28)
- ROOX(BA2)※
- ARIYA
- LEAF(ZE2)
- SAKURA※
- AD※ - 但しADエキスパートの「EXPERT」はNE-01を使用。(「NV150 AD」ではNE-01採用。)
- ATLAS(F26)※
- CLIPPERシリーズ
- CLIPPER VAN(DR17V)※
- CLIPPER EV※
- CLIPPER RIO(DR17W)※
- CLIPPER TRUCK(DR16T)※
なお、※印の車種は日本国内専売車である。
利用場所
車名ロゴのほかにも、シルフィのグレード名であるBroughamのエンブレムに用いられたり、エクストロニックCVT(XTRONIC CVT)やクリーンディーゼル(dCi)、ハイブリッド(HYBRID)、ピュアドライブ(PURE DRIVE)のエンブレムに用いられたりしていた。
脚注
- ^ “ブランドに魂を吹き込むデザイン”. 日産自動車 (2021年2月22日). 2025年10月13日閲覧。
関連項目
- SHIFT ワード - 日産のブランド戦略の一つ。