小笠原種
小笠原種(おがさわらしゅ)は、日本で栽培されているバナナの品種である。一般的に島バナナとして流通している。
小笠原種 | |
---|---|
![]() 沖縄県で販売されている小笠原種 | |
属 | バショウ属 |
品種 | 小笠原種 |
商品名 | 島バナナ |
概要
小笠原諸島におけるバナナの歴史は天保元年(1830年)に無人島であった父島に欧米系の人々によって持ち込まれたのが最初である[1]。小笠原種は1888年に小笠原諸島から沖縄県に持ち込まれた[2]。
石垣島の国際農林水産業研究センターの研究員によるSSR解析によればラトゥンダンという品種に近縁である[2]。
特徴
皮も向いた際にメロンのような香りがする。味は上品な甘さで、リンゴのような爽やかな香りを感じ、食感はもっちりとしている[3]。栄養面ではビタミンAやカリウムを多く含んでいる[4]。
脚注
- ^ “小笠原のバナナ | 東京農業歴史めぐり | 東京の農業 | JA東京中央会”. www.tokyo-ja.or.jp. 2025年10月15日閲覧。
- ^ a b “「島バナナ」の定義について | 「島バナナ」とは | 島バナナ協会:沖縄産の「島バナナ」の栽培技術確立プロジェクトを支援し、島バナナを広める活動団体です。”. 島バナナ協会. 2025年10月15日閲覧。
- ^ “【公式】島バナナが1ページでわかる総まとめ | 「島バナナ」とは | 島バナナ協会:沖縄産の「島バナナ」の栽培技術確立プロジェクトを支援し、島バナナを広める活動団体です。”. 島バナナ協会. 2025年10月15日閲覧。
- ^ “島バナナ”. くゎっちーおきなわ!沖縄食材情報サイト. 2025年10月15日閲覧。
関連項目
- バナナの品種の一覧
- ドワーフ・キャベンディッシュ - 三尺バナナとして知られている。