世界最後の一覧
世界最後の一覧(せかいさいごのいちらん)は、世界で最後となった物事、もしくは人類として最後となった物事の一覧。
はじめに
編集絶滅した生物、各種社会制度の改廃により(ほぼ)確実に最後と言えるもののほか、今後も出現可能であるが数十年以上の長期間にわたって実例がなく、実際に発生する可能性が著しく低いような物事も含める。
単に「世界最後」と呼ばれているだけのものは除外している。また、次の出現が容易に予想できるものは除外する。例えば:
- 「最後に観測された皆既日食」は次が予想できているので除外
- 「最後に観測された肉眼で見える周期彗星」は次にいつ現れるか予想できないので出典付きならば記載してよい
社会
編集地球科学
編集生物
編集各節の中では原則として和名の五十音順
哺乳類
編集- アトラスヒグマUrsus arctos crowtheri - 1870年、モロッコ・リーフ山地で捕獲された個体[5]
- エゾオオカミ Canis lupus hattai - 1896年から1903年の間に絶滅[6]
- オーロックス Bos primigenius - 1627年、ポーランド・ヤクトルフで死亡したメスの個体[7]
- クアッガEquus quagga quagga - 1883年8月12日、アムステルダムで死亡した個体[8]
- ターパンEquus ferus ferus - 1887年、モスクワで死亡した個体(ただし交雑種)[9]
- ニホンオオカミ Canis lupus hodophilax - 1905年1月23日、奈良県吉野郡小川村鷲家口(現・東吉野村鷲家口)で捕獲された若いオスの個体[10]
- フクロオオカミThylacinus cynocephalus - 1936年9月7日、ホバートで死亡した個体[11]
鳥類
編集医学
編集長寿・生存
編集貨幣
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 『新訂版現代政治学事典』ブレーン出版、1998年2月10日、57頁。ISBN 4-89242-856-6。
- ^ 矢崎幸生「信託統治制度下におけるアメリカのミクロネシア統治(一)」『筑波法政』第25号、筑波大学社会科学系、1998年12月15日、198頁、ISSN 0388-6220。
- ^ 横山祐典「最終氷期のグローバルな氷床量変動と人類の移動」『地学雑誌』第111巻第6号、東京地学協会、2002年、883頁、doi:10.5026/jgeography.111.6_883、ISSN 1884-0884。
- ^ 立山晃 (2020年3月13日). “最後の生物大量絶滅の原因か?隕石衝突の痕跡を南鳥島沖で発見!”. jamstec.go.jp. 2022年8月21日閲覧。
- ^ 丸善出版 2021, p. 35.
- ^ 山田伸一「オオカミ・ヒグマ・カラス:明治期北海道における「有害鳥獣獲殺手当」をめぐって」『北海道開拓記念館調査報告』第41巻、北海道開拓記念館、2002年、86頁、ISSN 0915-5511、NCID AN00090951。
- ^ 丸善出版 2021, p. 15.
- ^ 丸善出版 2021, p. 39.
- ^ 丸善出版 2021, p. 41.
- ^ “最後のニホンオオカミ 福井市(6)”. 朝日新聞社 (2007年1月9日). 2007年10月6日閲覧。
- ^ 丸善出版 2021, p. 63.
- ^ 丸善出版 2021, p. 31.
- ^ 丸善出版 2021, p. 17.
- ^ 丸善出版 2021, p. 19.
参考文献
編集- Radek Malý 著、的場知之 訳『人類が滅ぼした動物の図鑑』長谷川政美(監修), Pavel Dvorský(イラスト), Jiří Grbavčič(イラスト)、丸善出版、2021年6月30日。ISBN 978-4-621-30629-1。