ひぐらしのなく頃にの登場人物
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ひぐらしのなく頃にの登場人物では、同人サークルである07th Expansionによって製作された同人ゲーム『ひぐらしのなく頃に』及び、それを原作としたテレビアニメ・漫画・ドラマCD作品の登場人物について述べる。
以下の声優はドラマCD・アニメ・PS2版「祭」・ひぐらしデイブレイクにおいて共通である(ただし、アニメ及び「祭」は収録スケジュールの関係などから一部声優が異なるキャラクターがいる)。
部活メンバー
前原 圭一
(まえばら けいいち) 声:保志総一朗
出題編3作(鬼隠し編・綿流し編・祟殺し編)及びPS2版「祭」の主人公並びに解答編「罪滅し編」「皆殺し編」の中心人物その1。画家である父・伊知郎と母・藍子の3人家族。元々は東京で暮らしていたが、昭和58年5月に雛見沢へ引っ越してきた。4月生まれ。
直情的で熱血漢、好奇心旺盛であり、お調子者。無神経でデリカシーがなく、女心には相当鈍感。だが仲間を思う気持ちは誰よりも強く、時に熱い一面を見せる。
成績優秀で、頭の回転は早い。また口先も大変達者で、特に同性に対しての効果は絶大。まわりを扇動させる天性の才能を指して、梨花から「口先の魔術師」との二つ名が付けられるほどである。ただ詰めが甘いので、主に魅音や沙都子の手痛い被害に遭う事も。料理は苦手で、野菜炒めを作ろうとして家を焼きかけた事がある。
父親の影響からか「萌えの伝道師」を自認しているらしく、固有結界の持ち主。その思想を口先の魔術によって表現し、多くの人間を引き込み崇拝させているらしい。
Template:SpoilerH 彼の口癖の一つに「クールになれ、前原圭一!」というのがある。これは、彼が追い詰められた時に冷静になろうとした時に言うセリフだが、実際は余計に錯乱し、事態を悪化させてしまう事から彼の渾名の「K」と英語の「COOL」を組み合わせた「KOOL」という造語が生まれた(ただし、海外のオンラインゲームなどではCOOLの強調形として用いられる事がある)。これは当初圭一のあだ名だったが、解答編にて「クールになれ! 〇〇!」という発言をするキャラクターが度々現れ、彼らの言う「クールな行動(自称)」を指すようになった。
雛見沢に越してくる以前、俗に言う受験ストレスからモデルガンを小さな子供に乱射するという事件を起こした。そんな中1人の少女の目に弾を当ててしまったことで罪の意識から両親に自白、警察に出頭。多額の示談金を支払い、逃げるように引っ越してきた。
問題編では、デリカシーの無さや疑心暗鬼などから暴走や勘違い等を度々起こしたが、そういった未熟さを数多の世界で繰り返し、学んで行くことで最終的に村の悪弊を打ち破る「新しい風」へと成長していった。
古手梨花が事件解決の為の鍵と示した3人の人間の一人。 Template:SpoilerF
竜宮 レナ
(りゅうぐう レナ) 声:中原麻衣
圭一と同い年の7月生まれで、同級生の女の子。本作のメインヒロインで、特に「鬼隠し編」及び「罪滅し編」の中心人物。雛見沢出身。幼い頃に親の仕事の都合で茨城に引っ越していたが、昭和57年に雛見沢へ戻ってきた。現在は父親と生活している。本名は「礼奈(れいな)」だが、雛見沢に帰ってからは「レナ」と自称し、他人にもそう呼ばせている。
転校してきたばかりの圭一の面倒を見たりと、献身的な性格で無自覚な善意の塊。奥手な面もあり、圭一と魅音には格好のからかいの対象にされている。性格的に圭一とはいい意味で対称的。普段はぽけ~っとしているが、洞察力が鋭く、いざという時には並々ならぬ実力を見せる(部活の成績にもその傾向はよく現れており、好不調の波がメンバー中最も激しい)。「~かな? かな?」「~だよ? だよ?」など、語尾を繰り返す特徴的な話し方をする。~かな?かな?については、本タイトルのセミのひぐらしの鳴き声を模したとも考えられる。特技は料理でその腕前は逸品。圭一の事が好き。
「かぁいい」ものに目がなく見つけると「かぁいいモード」となり、暴走(超人化)し、大小関わらず手当たり次第に「お持ち帰り」してしまう悪癖がある。その対象は北条沙都子・梨花らクラスメイトに留まらず、果ては粗大ゴミまで多岐に渡る。それ故に、ダム工事現場跡地の粗大ゴミ置き場(不法投棄場所)が彼女の宝の山である。口癖は、「はう~」「かぁいいよ~」「お持ち帰り~」。ちなみに暴走中のレナは無敵の攻撃力を誇り、何者にも止めることができない。 モチーフとなったキャラクターは「ファイナルファンタジーV」のヒロイン・レナ(原作者・竜騎士07のペンネーム及びサークル名「07th Expansion」の由来にもなっている)。
Template:SpoilerH 過去に両親の離婚騒動を受けて荒れていた時期があり、その時にオヤシロさまの言葉を聴いて雛見沢の帰郷を決意。その時に自分の名前の「い」やな部分を除き、レナと名乗るようになった。 劇中ではおどけているが、その実非常に冷静で知的な思考を持つ、ある意味部活メンバーで一番現実的(リアル)な人物。 彼女の普段の状態はどちらかといえば演技というより「理想の自分」を体現しようと努力している状態と言える。
問題編ではその行動理由が謎につつまれていたが、連続怪死事件から仲間たちを救って幸せな生活を守ることに命を懸けていた事が、解答編において明らかとなった。その思いは必ずしも報われず過ちを犯すことすらあったが、梨花のいうある「奇跡」を起こし、圭一とともに外からの「新しい風」へと成長していく。 Template:SpoilerF
園崎 魅音
(そのざき みおん) 声:雪野五月
圭一やレナより1学年上級生であり、クラスでは委員長を務めるリーダー格。「綿流し編」のヒロイン。雛見沢村御三家の筆頭家である園崎家の次期頭首(作中用語。普通は「当主」と表記される)という顔を持ち、頭首としての修行により料理、合気道、裁縫、お華、お琴、銃器、無線機、ヘリコプターの操縦等数々の特技を持つ、と言われる。園崎家には頭首の名に「鬼」の1文字を加える習慣があり、これは「鬼を継ぐ者」を意味する。「魅音」の名前もそれに由来する。詩音の双子の姉。圭一の事が好き。
テンションが高くノリが良いアクティブな性格で、年齢・性別を問わず周囲を退屈させない快活なノリでクラスメイト達を引っ張っていく。時折おじさん臭くなる(一人称も「おじさん」になる)事があるが、女の子らしい一面も数多く持っている。自己のテンションの影響が2乗で効いてくるタイプで、ノったときは何者をも恐れない最強キャラとなる一方、落ち込むときは奈落の底まで落ち込む。
勉強は苦手なのか、下級生である圭一にレナと共に勉強を教えてもらっている光景がしばしば見られる。趣味はカードゲーム・ボードゲーム等の非電源系ゲームで、放課後に「部活」の名目の下、圭一達と様々な遊びで盛り上がる事を日課としている。部活創設当初は弱く、自分で定めた罰ゲームの常連であったらしいが、現在は1位を取る為ならば手段を選ばないプレイで、周囲を恐れさせるほどに上達した。
私服姿では常にモデルガンをホルスターに入れた状態で携帯している。
Template:SpoilerH 彼女の背中には頭首の証である鬼の刺青があるのだが、それを彫る日にたまたま姉妹が入れ替わっていた。つまり、彼女は本来の「園崎詩音」である。その事に関して、彼女は「姉から『頭首』の座を奪った」という負い目を感じている。Template:SpoilerF
北条 沙都子
(ほうじょう さとこ) 声:かないみか
圭一の下級生の女の子。「祟殺し編」のヒロイン。相手の動きを予測して巧みにトラップを仕掛けるという、とんでもない趣味を持ち、「トラップマスター」の二つ名で呼ばれる。その種類はイタズラから本格的なものまで様々で、到る所にトラップの散りばめられた裏山は彼女のテリトリーとなっている。
「~ですわ」などといったお嬢様口調で話すが、その文法は間違いが多く、喋っている本人は上品なつもりでも周囲には挑発的に聞こえる。その口調や特技とあいまって無茶苦茶な性格に見えるが、実際は仲間内で一番の常識人。生意気盛りなので、事あるごとに圭一に対抗意識を燃やしてちょっかいを出すが、まだ幼いせいで魅音や圭一にからかわれて泣いてしまう事も。負けず嫌いな上に懲りないので、決してめげる事はない。
外見に似合わず運動神経が大変良く、野球は大得意。家事はどちらかといえば苦手で、特に料理の腕はブロッコリーとカリフラワーの区別が付かないほど(それでも圭一よりはましな腕で、目下修行中)。ちなみに嫌いな野菜はカボチャを初めとしてかなり多い。
両親は共に他界しており、当初は叔父夫婦と兄・悟史と共に生活していたが、叔父夫婦と悟史がいなくなってからは梨花と共に生活している。
Template:SpoilerH いつも強がっているが、本編中でも一二を争う不幸の運命を背負ってきた、薄幸の少女と呼ぶべき存在。具体的な内容を挙げるなら両親の不仲、ダム賛同派の子供という村八分、両親死後に引き取られた叔父夫婦からの虐待、そして兄・悟史が突然の失踪と来ている。
実の親が結婚と離婚を繰り返し、そのストレスによってか雛見沢症候群に罹り、L5の末期感染者となる。本編においては大分落ち着いてきているが、毎日薬を投与しないと発症してしまう。ちなみに両親が死ぬきっかけとなったのは、錯乱状態の彼女が両親を突き飛ばしてしまった事に由来する。
どこか間違った口調やトラップを仕掛ける趣味は、不幸な生い立ちから誰かに構ってもらいたい気持ちと自立しようとする心の表れであり、普通の暮らしを送ってきたならばそんな特徴はなく、年相当の小生意気で甘えん坊な少女に成長する可能性が「賽殺し編」で示唆されている。 Template:SpoilerF
古手 梨花
(ふるで りか) 声:田村ゆかり
圭一の下級生で沙都子と同学年。「暇潰し編」のヒロインにして「皆殺し編」の中心人物その2。古手神社の一人娘で、雛見沢村御三家・古手家の最後の1人。毎年6月に行われる「綿流し」では巫女役を務める。年齢不相応な冷静さと神秘性を兼ね備えた少女で、村中の人間から可愛がられている。
子猫のような愛くるしさで周囲をいつも和ませているのだが、その振る舞いはなかなか狡猾で、猫というよりは狸。人の不幸や失敗が大好きで、そんな人を見つけては頭を撫でて慰めてあげる事に無上の喜びを感じている。一人称が「ボク」であり、口数は少ないが「~なのです」「みぃ」「にぱ~☆」「ファイト、お~」等の口癖を持ち、不思議な存在感をかもし出している。
両親は共に他界しており、神社の集会所の裏手にある倉庫小屋にて親友の沙都子と二人暮らしをしている。外出先でも沙都子と一緒にいる事が多い。年少ながら家事全般が得意で、特に料理のレパートリーは豊富。
Template:SpoilerH この物語の真の主人公であり、自らを評して曰く「100年の魔女」。どの可能性においても昭和58年6月に殺害される運命にあり、そこから抜け出す為に羽入と共に何度も「世界」を繰り返してきた。ちなみに、普段の可愛い性格の梨花は「その世界の古手梨花」としての人格であり、時折現れる大人びた性格が「100年の魔女」の人格である。その意味では、長い時間を経て精神だけの存在として「各世界の古手梨花」から独立化したと言っても過言ではない。
一応「祭囃し編」で死の運命から逃れられたものの、彼女から超越者としての自覚は完全には抜けていなかった。彼女が「普通の少女」として歩み始めるプロセスは「賽殺し編」にて語られる。 Template:SpoilerF
その他・事件に関わる者たち
園崎 詩音
(そのざき しおん) 声:雪野五月 ※二役
魅音の双子の妹。「目明し編」及び外伝作品「現壊し編」の主人公。髪型や服装は違うものの、それも入れ替えてしまえば外見は魅音に瓜二つで、基本的には両親ですら見分ける事が出来ない。その為魅音と一緒に暮らしていた頃は度々入れ替わるいたずらもしていたようである。イタズラ半分で葛西から吹き込まれた人肉缶詰の話により、缶詰が食べられない。
魅音が、一見ガサツだが歳相応の女の子らしさを持つことに比べ、詩音は、一見お嬢様風だがかなりしたたかなタイプで、度々現れては魅音や圭一達にちょっかいをかける。魅音より一枚上手なので彼女からはどことなく苦手に思われているが、姉妹仲は決して悪くない。
雛見沢の麓の街である興宮(おきのみや)に住んでおり、そこのファミレス「エンジェルモート」でウェイトレスのアルバイトをしている。入江が監督を務める草野球チーム「雛見沢ファイターズ」の幽霊マネージャー。
Template:SpoilerH 魅音の項で説明されたとおり、彼女が本来の「園崎魅音」である。「妹に『頭首』の重責を押し付けた」という魅音とは異なった負い目を感じている模様。ちなみにこの事件に関して姉妹は自分たちだけの秘密と思っているようだが、一部の親戚(恐らく両親も含む)は知っているが訂正できずにそのままにした模様。
ある時に出会った北条悟史に恋をし、昭和57年に彼が失踪した時に彼女の心は深く傷ついた。綿流し編及び目明し編では1年かけて癒えてきた心の傷が圭一を根源とする些細なきっかけで再び開き、結果として大惨劇を引き起こしてしまう。
沙都子の事は当初から「悟史くんの負担になるだけのクソガキ」扱いしていたが、上記の世界で最期まで強くなろうとする彼女を見てその気持ちを改め、以後の世界で積極的に彼女の世話をするようになる。しかし、今度は逆に沙都子を守る為に暴走しがちになってしまった。その経緯は「目明し」及び「皆殺し編」で語られる。 Template:SpoilerF
北条 悟史
(ほうじょう さとし) 声:斎賀みつき・小林ゆう(アニメ・祭)
沙都子の兄で魅音と同学年。魅音が立ち上げた当初の部活メンバーの一人。圭一が転校する1年前、綿流しの数日後に謎の失踪を遂げた。しかし、失踪後も様々な形で物語にかかわってくるキーパーソンである。優しく大人しい性格で、困ると「むぅ…」と口ごもったりと、どことなく頼りなさそうでおっとりとした雰囲気。人の頭をなでる癖がある。
沙都子とは逆に文系タイプで運動はしないが、入江の勧誘により雛見沢ファイターズには所属していた。チームにおいては3割という打率を誇っていたが、チャンスに弱い。沙都子同様、ブロッコリーとカリフラワーの区別が付かない。ちなみに部活のゲームスタイルは、特に深い読みもなく専ら運によるもので、よく魅音を憤慨させていたとの事。
Template:SpoilerH 実は失踪したのではなく、雛見沢症候群の末期レベルになってしまい、入江診療所の地下で治療を続けている。元々は沙都子を守る為に叔父夫婦の酷い虐待から庇い続けて来たせいで、発症寸前までストレスが溜まっていたが、昭和57年の綿流しの日に叔母を殺害、数日後にピークを迎えついに末期症状に至ってしまった。
現在も治療を施されているが、目の前の全てが敵に移るほどの被害妄想と極端な攻撃性のため、強制的に眠らされ昏睡状態。「祭囃し編」を経て後、沙都子には未だ知らされないものの、詩音に寄り添われながら目覚める日を待ちつつ治療を続けられている。Template:SpoilerF
大石 蔵人
(おおいし くらうど) 声:茶風林
XX県警興宮警察署に勤務する刑事。とある理由から毎年雛見沢で起こる連続怪死事件を、一つの意思(園崎家)に基づいた連続殺人事件と見ており、連続怪死事件の最初の被害者が親しい人物であったため、1年後に迫った定年退職までに事件を解決させようと執念を燃やす。
接触した人物が必ず鬼隠しに遭う為、村人からは「オヤシロ様の使い」と呼ばれている。
幾重もの経験に裏付けられた自信と知識、老獪さで立ち回る、徹底的な叩き上げのベテラン。しかしそれ故にその捜査手法はかなりアウトローなものであり、しつこく事件を調べる彼を疎ましく思う村人は多い。定年間近の年齢ではあるが、柔道で鍛えられた腕力や握力はかなりのもので、彼に一掴みされると大抵の者は身動きが出来なくなる。非常にもったいぶった話し方や、粘着質なしつこさは聞く者に不快感を与える。
同じく興宮署に勤務する老年の鑑識の男性職員(名前は不明)から「悪タレ時代を思い出してみろ」などと言われている事から、若い頃にはそれなりのやんちゃだった事が伺える。ヘビースモーカー。よく麻雀を仲間内でしており、腕はツバメ返しが出来るほどである。
Template:SpoilerH 実は本人が意図せずして接触した人物の疑心暗鬼を煽り、結果として事件を起こさせてしまう役回りを担っている。その点に置いては、「オヤシロ様の使い」という異名はあながち間違ってはいない。 Template:SpoilerF
赤坂 衛
「暇潰し編」の主人公で、警視庁公安部に所属する刑事。建設大臣の孫の誘拐事件の捜査の為雛見沢を訪れ、大石と梨花に出会う。
試験、警察学校では、抜群の成績で常に主席を争っていたエリート。雪絵という妻がいて、「暇潰し編」の時点(昭和53年)で彼女は出産を目前にしている。
学生時代は麻雀にはまっており、都内、特に高田馬場を中心に高レートの雀荘に出入りする、「馬場の衛」の異名で知られた雀士だった。しかしレートを上げすぎて各地で出入り禁止になった上、当時交際中だった雪絵にこってりしぼられた為、現在は足を洗っている。とはいえその実力は衰えておらず、今でもプロ級の実力を誇る。
Template:SpoilerH 古手梨花が事件解決の為の鍵と示した3人の人間の一人。 Template:SpoilerF
富竹 ジロウ
(とみたけ ジロウ) 声:大川透
ダム戦争の少し前から、季節毎に東京から雛見沢を訪れ、一週間ほど滞在するフリーのカメラマン。本人曰く、野鳥と風景の撮影を専門にしているらしい。雛見沢を訪れた数は既にかなりになる為、その顔と名前は村人に広く知られている。彼自身も村人とは面識があり、爽やかな性格ゆえ評判も悪くない。 「富竹ジロウ」はカメラマンとしてのペンネームで、本名は不明。国鉄総武線の沿線に住んでいると思われるが、それ以上の事は何も分かっていない。 Template:SpoilerH 古手梨花が事件解決の為の鍵と示した3人の人間の一人。組織「東京」の連絡員であり、階級は二尉。雛見沢に定期的に報告を聞きに来ている。元々自衛隊の射撃教官だったため、銃の扱いは非常に手馴れている。少なくとも鷹野に惹かれており、何かと孤独になりがちな彼女の力になりたいと考えている。
ちなみに、とある事情で入江先生から「リサさん」とあだ名を付けられるハメに…。毎回同じ死因で死んでしまうために、お疲れ様会にて「時報」という不名誉(?)なあだ名を頂戴する羽目になった。 Template:SpoilerF
鷹野 三四
(たかの みよ) 声:伊藤美紀
入江診療所に勤める看護婦。
普段は知的で物腰柔らかいが、時に他人を見下したような態度をとり、ヒステリックな面も垣間見せる。
筋金入りのオカルトマニアで、一部の者にだけ知られているが、雛見沢の暗黒史や残酷な儀式に興味を持ち、民俗学的見地からそれを研究する事をライフワークとしている。しかしその好奇心は、純粋な民俗学的見地からと言うよりは、猟奇趣味に基づくところが大きい。連続怪死事件についても様々な説を立てては、村の子供に聞かせている。
一方で野鳥観察、ぬいぐるみ集め等至って普通の趣味も持つ。季節毎に訪れる富竹と仲がいい事が知られており、富竹と一緒にいる時は、二人してカメラを持ち歩き、村の中をあちこち歩き回って撮影しているという。 Template:SpoilerH その実態は「東京」から派遣された三佐。雛見沢症候群の研究をしている入江機関の実質的な最高責任者。自分の直属の部下「山狗」をもっている。医師免許を持っているが、自分の趣味でナース服を着ているみたいである。
祭囃し編の主人公の1人であり、誰よりも強固たる意志を持つ本作における梨花達の最大の敵。本名は田無美代子(たなし みよこ)。小さい頃に両親が交通事故に遭って死亡し、施設に入れられるが、大人達の監視や暴力に耐えきれなくなり、脱走。父の知り合いである高野一二三(たかの ひふみ)に助けを求め、一緒に暮らすようになる。三四の名は一二三の後を受け継ぎ、さらにその先を行くという気持ちを込めてつけた。
一二三が行っていた、雛見沢症候群と寄生虫の研究を受け継ぎ、後世まで研究が語り継がれる=神になることで永遠の存在であろうとする。しかし、年を経るごとに研究促進に暗礁が出始めて混乱、そこを政治派閥関連の人物に付け込まれて終末作戦への途を突き進む事になる。 Template:SpoilerF
入江 京介
(いりえ きょうすけ) 声:関俊彦
雛見沢村唯一の医療施設・入江診療所の所長。村の草野球チーム「雛見沢ファイターズ」の監督をやっている事から、圭一達からは親しみを込めて「監督」と呼ばれている。他にも、綿流し実行委員会の役員など、村の行事にも積極的に関わっている。園崎本家の侍医でもある。悟史と沙都子の兄妹に特に優しい。
独身で、若そうに見えるが、実際はそこそこの年齢との事。その口調や仕種から落ち着いた大人の印象を与え、年代問わず村民の信頼は厚い。しかし、無類のメイド好きである事を所構わず公言している。「メイドインヘヴン」なる固有結界を持っているとの事であり、興奮すると時々暴走し、メイドの魅力を周りに伝導する。
Template:SpoilerH その実態は東京から派遣された二佐。雛見沢症候群の研究をしている入江機関の最高責任者なのだが、鷹野よりも立場は低い。
雛見沢症候群を研究する前は若くして精神外科医(当時からこの分野は医学界では異端的と見られていた)として名を知られていた模様。彼がその道を歩んだのは両親の晩年に関係がある。 Template:SpoilerF
前原 伊知郎
(まえばら いちろう) 声:松本保典
圭一の父親。職業は画家。金持ち(息子の圭一はあまり自覚が無い)の部類に入り、家はとても大きく、雛見沢に移ってきたばかりであるにも拘らずかなり大きな家を建てていた事から、「前原屋敷」と村中で噂になっていた。ただし圭一曰く大半が彼のアトリエで、出入りを禁止されており、生活範囲は普通の家と変わらないとの事。自宅に仕事の関係者を招いて大きなパーティを催すことがある。
至ってマイペースで、仕事に詰まると一時的に不機嫌になる事が多いムラ気な性格。頻繁に妻とともに上京している。ある理由から雛見沢への引越しを決めた。
Template:SpoilerH 実際は画家というよりも同人作家らしくペンネームは「前原画伯」。かなりの大手サークル「Front Field」の人気作家であって、豊かな生活はそこからの収入によるらしい。引越しの理由は圭一が過去に起こした事件と関連し、家族の再出発を願っての決断であった。 Template:SpoilerF
前原 藍子
(まえばら あいこ) 声:松井菜桜子
圭一の母親。律儀な性格で、物事全般にソツがない。料理上手で推理小説マニア。夫・伊知郎の創作活動のマネージャーでもあり、権利関係の調整や、税金の申告など裏方の仕事を手伝っている。
某有名女子大出身であり、圭一の教育にも熱心。それゆえ田舎の人間とはソリが合わないのか、村会には所属しているが村の会議には「婦人会」に一度出たきりで出席しておらず、村民とはあまり親しくないらしい。ただ、レナとは親交があり、一緒に買い物をしたり漬物をおすそ分けしてもらったりしている。
園崎 お魎
(そのざき おりょう)声:尾小平志津香
御三家の一つである園崎家の現頭首で、魅音の祖母に当たる。戦後の混乱期、夫・宗平の遺した財産を巧みに流用し雛見沢を復興、園崎家に絶大な繁栄をもたらした。その偉業から鬼ヶ淵死守同盟で中心に動き、雛見沢で一番の発言力をもっている。通称は「園崎天皇」もしくは「鬼婆」。魅音からは「ばっちゃ」と呼ばれる。興宮全域から鹿骨市政にいたるまでの絶大な政治的影響力を誇り、警察は連続怪死事件への関与を疑っているが市上層部からの政治的圧力によって捜査の実行はできない。
厳格かつ頑固、非常に気難しい性格で、一度機嫌を損ねると容易には直さない。しかし気に入った人間には助力を惜しまない一面も。
Template:SpoilerH ダム工事への賛否をめぐる対立から北条家への村ぐるみでの嫌がらせを開始し、北条家に続いた惨劇の原因をもたらした人物である。だが、後にはそれによって北条兄妹を苦しめていたことを後悔していたことも明らかになる(祭囃し編)。皆殺し編では圭一らの意気を評価し、鹿骨市長に会って沙都子を救う決定打としての働きもなしている。
圭一やレナといった「新しい風」による村の変革を願い、既に老いた自分に代わって魅音にそれを受け止める役割を期待している。 Template:SpoilerF
葛西 辰由
(かさい たつよし) 声:立木文彦
詩音・魅音の実父が組長を務め、鹿骨市一帯を勢力圏に置いている『園崎組』の幹部。「目明し編」にて初登場(綿流し編のTIPSでも登場しているが、立ち絵は実装されていない)。詩音の世話係兼ボディーガードの任を受けている。サングラスと派手なネクタイがトレードマーク。実に渋い人。
ちなみにかなりの酒豪であり、医者から止められているにも拘わらずやめようとしない。また、大の甘党でもある。
Template:SpoilerH 現在は物静かで思量深い性格だが、昔は「散弾銃の辰」と呼ばれ恐れられていた武闘派で、その通り名の示すようにショットガンやライフル等、あらゆる銃器の扱いに精通している。いくつもの抗争で組の為に活躍し、茜の過去の武勇伝にはほとんど葛西の名も登場する。茜からは心から信頼されており、常に側におかれていた。それゆえ大石は葛西の事を称して曰く、「園崎茜の懐刀」との事。現在は一線から身を引いて組の相談役に納まっているものの、未だ興宮の暗黒街の顔役として有名。 Template:SpoilerF
公由 喜一郎
(きみよし きいちろう)声:塚田正昭
雛見沢村御三家の一つ・公由家の現当主。雛見沢村の村長(首長ではなく自治会の区長と同義)で、暇潰し編では鬼ヶ淵死守同盟の会長を務めていた。所謂好々爺で人当たりがよい人物であるが、鬼ヶ淵死守同盟の頃は機動隊と衝突していた。村長であるが、御三家の力関係からお魎には頭が上がらない。
Template:SpoilerH 子供の頃詩音を最も可愛がっていた人物の一人でもある。北条家に対しては他の村人同様の敵意を持っていたが、皆殺し編では圭一らの説得に打たれて沙都子を救うために役所への陳情への先陣を切る姿も見せた。 Template:SpoilerF
その他・本編に登場する人物
- 知恵 留美子(ちえ るみこ) 声:折笠富美子
- 圭一達の学校のただ一人の教師。雛見沢ダム戦争当時、ダム推進派の方策により廃校の憂き目にあった雛見沢分校に教育委員会の指示を振り切って着任。ダム戦争終了後町会の働きかけで正式に分校教師に赴任した。子供達の事を第一に考える立派な先生で、村民からの信頼も厚い。
- 壮絶なまでのカレー狂。毎日三食カレーで、カレーの悪口を言う生徒は許さない。挙句の果てには校舎裏に「カレー菜園」なるものまで作っている。
- 月姫の知得留先生のパロディキャラクターである(ただし、TYPE-MOONからきちんと許可を得ている。カレー好きという設定も同様)。なお、声優も真月譚 月姫のシエルと同じである。元ネタの影響で人気投票の際は7位を狙って投票されるのが恒例になっており、公式サイトでの第1回・第2回人気投票、カップリング投票(カレーとカップリング)では実際に7位になっている。ちなみにスパゲッティーは見るのも嫌との事。
- 園崎 茜(そのざき あかね) 声:井上喜久子
- 魅音と詩音の実の母親。「目明し編」にて初登場。
- 魅音と詩音の実父が組長である『園崎組』の大幹部であり、建前上は組の持つ園崎興業株式会社の代表取締役社長。ゆえに大石からは皮肉を込めて「園崎社長」と呼ばれている。
- 本来は魅音でなく彼女が次期頭首なのだが、ある時家出をし結婚相手として現在の園崎組組長を連れ帰ったところ、勘当され次期頭首の資格を失った。彼女の名前「茜」は、園崎家の頭首の名に鬼の一文字を加えるという慣わしにより元は「蒐」と書いたが、本家からの勘当後は「茜」という字を使っている。
- その性格は結構ノリがよく「デイブレイク」では魅音と詩音を足したようだと葛西に言われた事もある。ちなみに本人はそろそろ上品なイメージを持ちたいと思っており、優雅な振る舞いを心掛けているが、側近達が彼女の目を盗んで昔の武勇伝を話して回っているので、なかなか思い通りにはなっていない。
- 赤坂 雪江(あかさか ゆきえ)声:神田理江・水野理紗(アニメ)
- 赤坂衛の妻。容姿端麗で育ちもよく、絵に描いたような深窓の令嬢だった。
- 先天性の持病を抱えているため身体が弱く、「出産に母体が耐えられる保証がない」と医師に宣告されているが、彼女は衛との子をもうけたいと強く願い、「暇潰し編」では二度目の出産に臨もうと入院している。
- 基本的に優しくお淑やかだがかなりのイタズラ好きで、二人きりになるとまるで小悪魔のように衛をおちょくるらしく、衛は彼女には頭が上がらない。「暇潰し編」のコミック版・アニメ版では、美雪(みゆき)という名前の女の子を出産している。
- 熊谷 勝也(くまがい かつや)声:川村拓央
- 興宮署に所属する刑事で、大石と組むことが多い相棒。通称「熊ちゃん」。
- 現場経験がまだ少なく、彼の多くの意見は大石に笑い捨てられているのだが、彼の柔軟な発想は彼をも時折驚かせるほどであり、大石は必ず耳を傾けている。大石は彼を「経験ではどうしても補えない才能に恵まれている」と評し、将来立派な刑事になることを期待している。
- 大石の刑事ぶりに心酔しており、彼を目標の刑事像にしている。フットワークが軽く、大石が苦手なフィールドワークを得意としている。どこへでも何時であろうとも飛び出していく、まさに「足が武器」を地で行く刑事。
- 大石の勧めにより、柔道部や麻雀研究会に強制入部させられ、日々小遣いを巻き上げられている。
- ちなみに彼の立ち絵はPS2版「祭」で初登場。
- 富田 大樹(とみた だいき)声:松元恵
- 圭一の後輩で、学校のクラスメイト。実家は豆腐屋。メガネをかけており、どことなく理屈っぽそうな印象を与えるが、屁理屈などとは無縁の存在。親友の岡村といつも一緒にいる。沙都子萌え。
- 結果の為には過程を問わないタイプだが、部活メンバーほど常識を逸脱している訳ではない。
- 岡村 傑(おかむら すぐる)声:瀧本富士子
- 圭一の後輩で、学校のクラスメイト。純粋でぽやんとした、ちょっと小太りの田舎少年。親友の富田といつも一緒にいる。梨花萌え。
- 過程を重んじる性格で、結果が良ければ過程は問わないという部活の掟とは相容れない。だが、圭一の部活での活躍を見ているうちに、次第にその考えに変化が現れていく。
iアプリ版のみに登場する人物
本編
以下はタイトーが配信しているiアプリ版の本編に追加された人物である。
- 牧野 沁子(まきの しみこ)
- セブンスマート店員。原作では「暇潰し編」の時点で、妙子と呼ばれる女性と共に園崎本家の家政婦をしていることがTIPSで述べられている。
- 公由 真由美(きみよし まゆみ)
- 村役場(実際は鹿骨市の支所ないし出張所であり、編入合併以前に役場であった施設を引き続き「役場」と通称していると思われる)の職員。
贄捜し編
以下はドワンゴ・携帯ゲーム百選でiアプリ向けに配信されている番外編「贄捜し編」(にえさがしへん)の登場人物である。キャラクターデザイン・坂井久太。
- 梶原 稔(かじわら さとし)
- 「贄捜し編」の主人公。元警察官の私立探偵。行方不明になった雑誌記者の消息を調べて欲しいと編集部から依頼され、単身雛見沢村へ向かう。
- 鈴山 恵子(すずやま けいこ)
- 若手の雑誌記者。昭和54年にダム工事現場で発生し、未解決となっているバラバラ殺人事件の真相を探るべく雛見沢村で取材を行っていたが、3週間前に消息を絶ってしまう。
- 川島 正則(かわしま まさのり)
- 雑誌編集長。雛見沢村へ取材に行ったきり行方不明になった恵子の捜索を梶原に依頼する。大柄な体格で強面だが、どこかオカマっぽい。
- 猪上 若葉(いのうえ わかば)
- 雛見沢村の地元住民である少女。ほとんど全ての村民が恵子の取材活動を警戒する中、一人だけ恵子と仲良くなるが3週間前に恵子が行方不明になってから元気がない。