スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-

2006年に放送された日本のテレビアニメ

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スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-』(スーパーロボットたいせんオージー ディバイン・ウォーズ)は、ゲームソフト『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』をベースとしたアニメ作品。『OG1』のリュウセイ編を新解釈で進行する(この作品は、『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS』の販促を兼ねた作品という側面もあり、当初から2クールでの放送である)。2006年10月よりテレビ東京系にて放送。

スーパーロボット大戦OG
-ディバイン・ウォーズ-
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監督 角銅博之
製作 SRWOG PROJECT
放送局 放送局参照
放送期間 2006年10月 -
漫画
原作・原案など バンプレスト
作画 木村明広
出版社 メディアワークス
掲載誌 月刊コミック電撃大王
発表期間 2006年8月 -
テンプレート - ノート

注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


ストーリー

大人気シミュレーションゲーム「バーニングPT」全国大会の決勝で完膚なきまでに惨敗を喫したリュウセイは、突然謎のロボットの襲撃を受けてしまう。幼馴染みのクスハを守るために軍のトラックに積んであったロボットで戦うことを決意した。それが地球の命運をになう戦いの始まりだった。

ゲームからの主な変更点

原作ゲームからの変更点が多々あり、アニメだけのオリジナル展開もあるが、中には『OGS』へ反映されるものもあるようだ。

シナリオ

  • 冒頭でクォヴレーがディス・アストラナガンに、イングラムがアストラナガンに乗って対決するシーンがあった(クォヴレー、アストラナガン、ディス・アストラナガンはゲーム版『OG』には未登場)。これはアニメオリジナルと明言されている。
  • バーニングPT全国大会決勝で勝利したのはリュウセイではなくテンザン。また大会にリョウトも参加していた。
  • ゲームにおけるカチーナ小隊の名称はオクトパス小隊に変更。
  • ゼンガーが殿を務めた場所がニューヨークではなく宇宙。
  • ゼンガーの説得をビアン自らが行う場面がある。
  • ライの家族と戦う覚悟を訊ねるのがダイテツではなくイングラム。
  • クスハが看護兵として軍に入ったのはゲームとは違い、念動力の適正による強制ではなくあくまでクスハ自身の意思である事(軍にそう誘導されはしたが)をリュウセイに説明する場面が描かれ、リュウセイもゲームとは違い、それに反対しない。
  • ラ・ギアスについてはイングラムが深く詮索せず、ゲームとは違い推測もしていないため、マサキが何処から来たのかは全く説明されていない。また、ファミリアについてもマサキが「言ってもわからないだろう」と判断したため、やはり全く説明されていない。
  • ハガネとトロイエ隊が交戦した時、DCの増援として現われるのがヴァルシオンではなくグランゾン。
  • リオの素性はDC戦争の時点でリュウセイらに明かされている。
  • リオが一度出撃したものの、正式な戦闘訓練は伊豆に戻ってからという事でオペレーターを続けている。
  • リョウトの搭乗したリオンFには遠隔操作型の時限爆弾が仕込んであり、それを察知したイングラムがダイテツの鹵獲命令に意見したことでハガネの被害は防げたが、リオンの鹵獲に失敗している。
  • ガーネットがラトゥーニにゴスロリファッションをさせたのは仲間達と打ち解けさせるため。
  • ギリアムはゲームではヒリュウ改にいるが、アニメではオペレーション・ブレイクアウト参加をハガネに要請するためにハガネに合流。それに伴い、ハガネが宇宙へ上がった。
  • ヴィレッタはオペレーション・ブレイクアウトの時点でヒリュウ改に参加していない。
  • ゲームではアイドネウス島の決戦までハガネのトロニウムバスターキャノンは封印されていたが、アニメではオペレーション・ブレイクアウトにて出力を落とした状態で使用。
  • オペレーション・ブレイクアウトにてライとマイヤーの別れが描かれた。
  • オペレーション・ブレイクアウト第2段階でATXチーム、負傷したタスクを除くオクトパス小隊、ギリアムは航行に支障が出たヒリュウ改からハガネに移動した。
  • オペレーション・ブレイクアウト第2段階でゲームでは再会する事がなかったギリアムとテンペストが戦闘した。
  • トーマスはアイドネウス島防衛戦に参加。リョウトと交戦中にサイバスターを確認して撤退した。
  • オペレーション・ブレイクアウト終了直後にグランゾンが現れた。
  • オペレーション・ブレイクアウト終了後、ギリアムはヒリュウ改へ戻った(会話には出てきていないが、ヒリュウ改にギリアムが乗っている姿が17話の冒頭で確認できる)。ATXチームとオクトパス小隊はそのままハガネに残っている。
  • クロガネ探索(アニメではDC残党捜索)の偵察飛行を行っているのはゲームではリュウセイとリョウトだったが、アニメではリュウセイとラトゥーニ。また、その場面のリュウセイとリョウトの会話は別場面に移されているが、内容はゲームではアードラーやバーニングPT、連邦軍にいるスパイについてだったが、アニメではT-LINKシステムと念動力者の事を会話している。
  • ブリットがクスハを意識するようになったのが食事の介護からになった。
  • シャイン王女の遊行にラトゥーニの他SP3人とジャーダ、ガーネットが加わった。
  • ヒリュウ改はハガネがリクセント公国から伊豆へ帰還した際に同時に伊豆に到着していた(タスクは伊豆で部隊に合流、ギリアムはDC残党調査のため離脱)。
  • ネビーイーム出現の際、伊豆に停泊していたハガネとヒリュウ改が現地に向かっているが、その際リョウトは伊豆に残っている。
  • シャイン王女誘拐の際、執事はさらわれず伊豆基地に残る。
  • キョウスケとハンスの私怨関係が全てカット。そのためハンスの死に方もかなりあっさりしている。

機体

  • キョウスケとエクセレン、エルザムなど機体搭乗時ゲーム版やOVAでパイロットスーツを着ていなかったキャラがパイロットスーツを着用している(例外はマサキ、シュウ、ビアン)。また、テンザンやトーマスが着ているパイロットスーツがゲームと異なっている(このパイロットスーツは『LOE』にてトーマスの他にもラ・ギアス人であるファング・ザン・ビシアスが使用したものであるため、その矛盾を解消するためとも受け取れる)。
  • ヴァイスリッターが南極事件の時点で既にATXチームに配備されている。
  • タスクがヒリュウ改の整備兵ではなく最初からオクトパス小隊に属している(搭乗機はジガンスクードではなく制式カラーの量産型ゲシュペンストMk-II。ちなみにジガンスクードの登場は14話)。
  • カチーナ、ラッセル、ジャーダ、ガーネット、ラトゥーニの初期搭乗機はF-28メッサーではなく量産型ゲシュペンストMk-IIとなっている(そのため、カチーナ機とラッセル機はキョウスケやエクセレンが乗っていた機体ではないと思われる)。また、カチーナ機はゲーム同様専用カラー機だが、ラッセル機は制式カラー機となっている。
  • エルザムがゼンガーをコロニー統合軍に誘った際に搭乗していたのがガーリオン・トロンベでなくトロンベカラーのコスモリオン。また、ユーリアやレオナもゲームでは初期搭乗機はそれぞれガーリオンとリオンだったがアニメではコスモリオンに。
  • ヒュッケバイン009ではなくグルンガストがハガネに搬入されている。
  • リュウセイのゲシュペンストMk-II・TTが格納庫ごと破壊されず、ハガネ発進時にリュウセイが出撃できなかった理由はビルトラプターの調整だけに単純化された。その後、リュウセイ機のゲシュペンストMk-II・TTは15話からリョウトの機体となった。
  • ジガンスクードは複座式のコクピットを採用しているが、公式ブログによると砲台だった頃の名残である。また、ラーダがジガンの調整のために登場(シュッツバルトの2号機に搭乗してない)。
  • レオナがジュネーブ降下作戦にトロイエ隊で出撃している(そのためゲームと違いユーリアの最後を目撃する)。
  • 14話時点でブリットの機体はゲシュペンストMk-II・TTのまま。
  • テンペスト専用ガーリオン・カスタムの塗装はダークブルー(ゲームにはダークブルーのガーリオン・カスタムは登場しない)。17話で搭乗したのは通常カラーのガーリオン。
  • ギリアムの機体はDC戦争の時点でゲームではキョウスケ編のみの登場のゲシュペンストMk-I。
  • 下記の通りリオがオペレーションブレイクアウトに参加していないのでアヤが引き続きゲシュペンストMk-II・TTを運用している(ゲームでは量産型ゲシュペンストMk-IIで出撃している)。
  • テンザンがオペレーション・ブレイクアウト時に乗っていた機体がバレリオン・カスタムでなくガーリオン・カスタム(ゲームではバレリオン登場後は一貫してバレリオン(V→カスタム)に乗っていた)。17話で搭乗したのは通常カラーのバレリオン。
  • ゲーム版では所在不明だったグルンガスト2号機が登場。機体色はレッドで設定どおり獅子型の頭をしている。
  • ゲームでは登場していないヴァルシオーネのコックピット内部が登場した。
  • 劇中DC残党軍が使用したヴァルシオンの台数が3機から4機に変更。それに伴いシャイン搭乗機が1号機から4号機に変更されている(1号機はアードラーが逃走の際に使用)。

ゲストキャラクター

  • 第1話冒頭に『第3次α』の主人公であるクォヴレー・ゴードンが登場。
  • テンザンがリオンテストタイプを操縦していた部隊の隊長にスレイ、その隊員にアイビス、ナビゲーターにツグミ(スレイ、アイビス、ツグミは『OG2』からの登場)。
  • 南極事件のエアロゲイター(連邦側はそう思っているだけでOG2以降に登場したゾウォーク)側大使団にゲストのテイニクェット・ゼゼーナン(OGシリーズ未登場)。
  • DCの演説場面で『OG2』のバン・バ・チュン、『電撃スパロボ!』Vol.1の漫画の登場人物であるロレンツォ・ディ・モンテニャッコが登場。
  • DCの演説が流れている世界各地の様子の中でカーラが登場。
  • ライやエルザム、レオナの回想場面で何度かカトライア・フジワラ・ブランシュタインが登場。

配役

登場キャラクター

設定はバンプレストオリジナルのキャラクター一覧参照

SRXチーム

ATXチーム

ハガネ

ヒリュウ改

オクトパス小隊

連邦その他

DC

コロニー統合軍

ネビーイーム

その他

ゲストキャラクター

スタッフ

主題歌

オープニングテーマ
  • 「Break Out」(第1話 - 第17話)
  • 「RISING FORCE」(第18話 - )
    • 歌:JAM Project、作詞:奥井雅美、作曲:影山ヒロノブ、編曲:菊田大介
エンディングテーマ
イメージソング
  • 「Fight to the end~聖戦~」

放送局

放送対象地域 放送局 放送期間 放送曜日及び放送時間
関東広域圏 テレビ東京 2006年10月4日~ 水曜 25時30分~26時00分
愛知県 テレビ愛知 2006年10月5日~ 木曜 26時28分~26時58分
福岡県 TVQ九州放送 2006年10月10日~ 火曜 26時23分~26時53分
岡山県香川県 テレビせとうち 2006年10月11日~ 水曜 25時28分~25時58分
大阪府 テレビ大阪 水曜 26時05分~26時35分
北海道 テレビ北海道 2006年10月17日~ 火曜 26時00分~26時30分

コミック版

『スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-』
月刊コミック電撃大王2006年10月号(2006年8月発売)より連載中。作者は木村明広
『スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ- Record of ATX』
電撃ホビーマガジン2007年3月号(2007年1月発売)より連載中。『ディバイン・ウォーズ』におけるキョウスケ編を進行するサイドストーリー。作者は八房龍之介

インターネットラジオ

スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE
2007年1月9日配信開始。以降、毎週火曜日更新予定。
メインパーソナリティー:遠藤正明(歌手 JAM Project)/杉田智和(声優)
隔週出演:相沢舞(声優)/斉藤梨絵(声優)
スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE

関連項目

外部リンク

{{前後番組| 放送局=テレビ東京系| 放送枠=水曜25:30枠| 番組名=スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-| 前番組=.hack//Roots| 次番組=ながされて藍蘭島