広島駅

広島駅広島市南区にある西日本旅客鉄道の駅、広島電鉄の停留場

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広島駅(ひろしまえき)は、広島県広島市南区松原町にある西日本旅客鉄道(JR西日本)の広島電鉄電停名でもある。広島電鉄の駅番号はM1。

広島市の中心駅である。多くの路線が集まるターミナル駅であり、山陽新幹線の全列車が停車する。2007年には、在来線口に自動改札ICOCAが導入される予定。

南口の様子
ファイル:Hiroshimasta2.jpg
駅前は広島電鉄の路面電車が発着する
南口 2004年6月12日
新幹線口 2004年6月12日
広電広島駅 2005年1月2日
ファイル:Sanyou Hiroshima eki 1.jpg
広島駅在来線構内(2003年8月10日撮影)
原爆により壊れた内部 1945年10月上旬

利用可能な鉄道路線

JR広島駅

新幹線が島式2面4線、在来線が相対式・島式4面8線の地上ホームを持つ。一日の平均利用客数は約70,000人ほどである

駅構造

二つの出入口があり、北側が新幹線口、南側が南口と呼ばれる。(新幹線口は1975年の山陽新幹線開業までは北口と呼ばれていたため、今日でもなお、地元住民の会話や新聞の見出し、不動産広告などで、北口の名称が使われることもある。また、在来線の改札口の名称は「北口改札」である。)

広島市の都市整備の一環として1999年に南口駅舎を改装し、「ひろしま駅ビル」から「ASSE」に名前も変更した。但し岡山駅とは異なり根本的に改装したのではなく、駅ビルデパートとコンコース内の改装に留まっており、ホームは従来どおりとなっている。2006年12月にASSE内部を改装した。

駅舎概要

南口(在来線)
  • 地下1階・地上7階建て地上コンクリート駅舎
  • 1965年(昭和40年)12月落成、1999年(平成11年)4月全面改装
南口駅舎コンコース
  • 在来線改札口3箇所(南口改札)(2007年春に自動改札機導入)
  • 自動券売機・11台
  • みどりの窓口・みどりの券売機・5台
  • Tis(日本旅行(旧JR西日本旅行センター))
  • 薬ヒグチ
  • 洋菓子屋
  • デイリーイン(キオスクのコンビニ)
  • マクドナルド
  • お土産プラザ(南口側の総合お土産屋)
  • ASSE(駅ビルデパート・旧ひろしま駅ビル)(地下1階・1F東部分・2F~7F)
新幹線口
  • 地上3階建てコンクリート高架駅舎
  • 1975年(昭和50年)3月落成
新幹線口コンコース
  • みどりの窓口・みどりの券売機・4台(1F)
  • 新幹線自由席・在来線兼用券売機・8台(1F)
  • 在来線改札口(1F)(北口改札)(2007年春に自動改札機導入)
  • 広島駅弁のうどん(1F)
  • デイリーイン(1F)
  • 新幹線名店街(別名:広島名店街)(駅1F西端)
  • スポーツクラブ(駅1F東端)
  • おみやげ街道(新幹線口側の総合お土産屋)(2F)
  • 食堂(2F)
  • マクドナルド(2F)
  • 弁当屋(2F)
  • 電車模型(2F)
  • 入場券用券売機・3台(2F)
  • 新幹線改札口(2F)(自動改札機導入済)
  • 在来線との乗り換え用改札(2F)
のりば(ホーム)
のりば
1・2 山陽本線(下り) 宮島口・岩国・柳井・徳山方面
可部線 大町・緑井・可部方面(昼間時以外)
3・4 呉線 呉・広・安浦・竹原方面
可部線 大町・緑井・可部方面
山陽本線(下り) 宮島口・岩国・柳井・徳山方面(早朝のみ)
山陽本線(上り) 西条・三原・尾道・福山方面(朝と深夜のみ)
5・7 山陽本線(上り) 西条・三原・尾道・福山方面
呉線 呉・広・安浦・竹原方面
8・9 芸備線 志和口・三次・備後庄原・備後落合方面
11・12 山陽新幹線(下り) 新山口・博多方面
13・14 山陽新幹線(上り) 新大阪・名古屋・東京方面
  • 8番線は、9番線ホーム東端を切り欠いた頭端式ホームとなっている。また6番線はホームのない中線で、機関車の付替や列車の入換などのため稀に使用されることがある。
  • 乗り場は基本的に上記の通りだが、それぞれ山陽本線(岩国方面)は1番線、山陽本線(福山方面)は5番線、呉線は3・7番線、可部線は4番線、芸備線は9番線から発車する場合が多い(2番線は主に当駅終着後入庫する呉線列車の降車用に使われることが多い)。山陽本線寝台特急「はやぶさ・富士」は東京行きが4番線、熊本・大分行きが1番線から発車する。また、芸備線急行「みよし」は9番線から発車する。貨物列車は基本的に、上りが4番線または5番線、下りが2番線を通過する(寝台特急「なは・あかつき」など旅客列車の通過も同様である)。
  • 折り返し専用の発着信号機が山陽本線(岩国方面)と可部線は4番線、山陽本線(福山方面)と呉線は3番線にしかないため、到着後に広島運転所に引き上げずに同方面に折り返す列車は全てこれらの番線に発着する。
  • 芸備線の列車は現在は8・9番線のみを使用しているが、かつては急行列車客車列車を中心に7番線も使用していた。現在は、臨時列車や団体輸送などで、山陽本線(岩国方面)や可部線から芸備線への直通列車が運行される場合(逆に芸備線から山陽本線(岩国方面)や可部線への直通列車は信号設備の関係で設定できない)や、9番線でイベントなどでの車両の展示が行われる場合に限って7番線が使用される。
  • 旧0番線:1番線ホーム東寄りの向かい側を切り欠いた頭端式ホームで宇品線専用ホームとして使用されていたが、同線廃止に伴い廃止となった。現在は埋め立てられ駐車場になっている。しかしホームの白線が残されており、ここがホームであったことが現在でもわかる。
  • 旧10番線:荷物取扱専用で、カートレイン自動車積み降ろしなどが行われていたが、荷物列車の廃止と新幹線口駅舎の周辺整備に伴い撤去された。9番線ホームの北西側に位置し、小規模の待避線や引き込み線を有する扇型のホームで、当初より跨線橋や地下通路は接続されず、各種案内表示も取り付けられていなかった。このため駅改札口から入ることはできず、利用する場合は、広島駅西側高架道路下、新幹線駅舎と在来線線路の間にあった専用出入口を使用していた。
  • 在来線への自動改札機導入は、2007年3月供用開始の予定である。すでに新幹線改札口に自動改札が導入されているのを受け、広島都市圏の有人駅で発売する切符はすべて磁気の入ったものに変わった。2007年夏からはICOCAも供用開始される予定となっており、広島高速交通広島電鉄などとの共通利用も検討されている。
  • 列車接近時のメロディーは1・5番線[1]、2・7番線[2]、3・8番線[3]、4・9番線[4]で統一されている。

広島電鉄

停留場(電停)は南口広場にあり、乗車ホーム2面、降車ホーム3面を持つ。乗車ホームは5号線が使用する比治山線(皆実線)専用ホームと、中心部を経由する系統が使用するホームに分かれている。これは、中心部に、観光地として世界遺産の1つである原爆ドーム平和記念公園があることや、中四国エリアを管轄する支社、政府の出先機関などが多く、他県や海外から訪れる乗客の誤乗を防ぐためである。

乗車ホームにはカードリーダーが設置されており、広島地区共通カードや一日乗車券を通せば、普通の鉄道で言う「改札」をしたことになり、到着した目的地への電車にそのまま乗れる。また降車専用ホームの先端では、朝夕のラッシュ時を中心に、係員が可搬式の運賃箱を使い、運賃収受・集札業務を行う。これにより、1つの列車の片側全てのドアから、「入口」「出口」に関係なくスムースに降りることが出来る。

広島電鉄の各電停並びに各駅はバリアフリー化が進められており、ホーム屋根、路線案内図、時刻表及び電車接近表示器などが装備されている。

バス路線

高速バス

駅周辺

歴史

JR
  • 2007年(平成19年)春 - 広島駅在来線改札口に自動改札機が導入される予定。
    • 夏 - ICOCAが利用できるようになる予定。
広島電鉄

隣の駅

※在来線の場合、快速列車・普通列車の一部の列車は相互に乗り入れる事があるため、その種別で運行されるもののみを記す。

西日本旅客鉄道
山陽新幹線
東広島駅 - 広島駅 - 新岩国駅
山陽本線
快速「シティライナー」
瀬野駅 - 広島駅 - 横川駅
快速「通勤ライナー」(列車記事も参照。)
八本松駅海田市駅(2007年3月18日~朝夕2往復のみ) - 広島駅
広島駅 - 横川駅
普通
天神川駅 - 広島駅 - 横川駅
天神川駅と広島駅の間に貨物駅の広島貨物ターミナル駅がある
呉線
快速「安芸路ライナー」・普通
天神川駅 - 広島駅
快速「通勤ライナー」
矢野駅 - 広島駅
芸備線
快速「通勤ライナー」
下深川駅 - 広島駅
快速「みよしライナー」・普通
矢賀駅 - 広島駅
可部線
快速「通勤ライナー」・普通
広島駅 - 横川駅
広島電鉄
本線
1号線・2号線・5号線・6号線
広島駅電停 - 猿猴橋町電停

関連項目

外部リンク