電線管

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電線管(でんせんかん)とは、電気設備工事に使用される配管の事。

電線管の種類

  • 鋼製電線管金属管とも呼ばれる。材料に金属を用いており、屋外・屋内での工事に広く利用されている。可とう性がないため、曲げをつくるには配管用ベンダーを利用するなどして金属管そのものを曲げるか、あらかじめ曲げてある配管付属品を使用する。JISC8305で規格化されており、次の三種類がある。
  • 厚鋼電線管(あつこう-)
  • 薄鋼電線管(うすこう-)
  • ねじなし電線管


  • 可とう管(か-かん)…鋼製電線管とは違い可とう性があり、自由に曲げる事ができる。分電盤から機器の付近まで金属管を使用して配管し、機器に接続する際に可とう管を使用する。材質により次の二種類がある。
  • 合成樹脂製可とう電線管…「可とう管」とも呼ばれる。JISC8411で規格化されており、次の二種類がある。
  • PF管(ぴーえふかん)
  • CD管(しーでぃーかん)
  • 2種金属製可とう電線管JISC8309で規格化されている。
 
   2種金属製可とう電線管


  • 硬質ビニル電線管JISC8430で規格化されている。
  • ケーブル保護用合成樹脂被覆鋼管(-ほごようごうせいじゅしひふくこうかん)…JISC8380で規格化されている。
  • 波付硬質合成樹脂管(なみつきこうしつごうせいじゅしかん)…地中埋設用の配管。


関連項目


参考資料

  • 電気工事士手帳2006